最新インプラント症例:日本歯周病学会歯周病専門医、国際インプラント学会認定医

インプラントなら横浜の大船駅北口歯科  神奈川県横浜市(JR大船駅北口から徒歩3分)にあります 国際インプラント学会認定医、日本歯周病学会専門医です。 インプラントのマニアックな情報を掲載しています。

2015年の当医院のできごと と 2016年に実施すること インプラント治療向上のために…

2015年12月24日(木曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科 インプラント症例専門サイト」です。


2015年 最後のブログです。


まず年末年始の休診案内です。

12月30日(水曜日)から
 1月 4日(月曜日)まで休診となります。

休診中の緊急連絡は、以下のよりメールでご連絡下さい。
休診中の緊急連絡メール




今年も 1週間あまりとなりました。
あっという間です。

今週の歯周病ブログにも同じような話を書いたのですが、
昨年から患者さんの ご予約が非常に混み合っており、
予約が取りにくい状態でしたので、
歯科医師の人数を増やし、
非常勤の先生も含めて 7名の歯科医師体制での診療となりました。

このことで だいぶ余裕をもって診療を行なうことができるようになりました。

また 来年の春からは、産休中であった歯科衛生士も戻ってきます。

彼女は、日本歯周病学会の認定歯科衛生士であり、
当院の勤務も15年を超えます。

歯周病の初期治療である ルートプレーニング などは 
私より慣れており
非常に信頼度の高い歯周病認定 歯科衛生士です。

中程度までの歯周病のケースは
彼女一人で治すことが十分可能です。

実際に歯周病が進行したケースでは、
初診時に 私を含めた 歯科医師が検査(歯周ポケット検査 、レントゲン検査 …等)をし、
検査データを元にして 私(院長)が治療計画を立てます。

治療計画書(30ページ程度のプリント)は、
患者様に説明させていただき、
その治療計画書は、患者様にお持ち帰りになっていただきます。

当然のことながら 治療計画自体は、歯科衛生士も内容を十分理解した上で
担当歯科医師と今後の治療の打ち合わせを行ないます。

歯科医師でしかできない治療も もちろんありますが、
歯周ポケット の深い部分を治す
ルートプレーニング という治療は、歯科衛生士の最も得意な治療分野です。

特に日本歯周病学会の 認定歯科衛生士は、
この分野の治療のプロフェッショナルと言ってもいいでしょう。

それだけ 日本歯周病学会の認定歯科衛生士
優れた存在であることは間違いないです。

しかし、この資格を取得している歯科衛生士の数は非常に少ないです。


厚生労働省によると
平成26年末の時点で 実際に働いている歯科衛生士の数は、
116.299人とのことです。

10万人以上の歯科衛生士が
歯科医院 等で勤務していることになります。

それでは、その中で 日本歯周病学会が認定している
歯科衛生士は何人くらいいるのでしょうか?

日本歯周病学会によると
平成25年6月30日までに865名が
試験に合格し、
認定衛生士として登録されています。

ということは、
歯科衛生士の中で
歯周病学会の試験に合格し、
歯周病 認定歯科衛生士として登録されているのは、
約0.74%ということになります。

データ人数の集計時期も若干違いますし、
認定歯科衛生士の資格を持っていても 働いていない人もいることでしょう。

そうしたことも含めても
歯周病学会の認定歯科衛生士は、
全体の1%以下ということです。

この日本歯周病学会が認定する 歯科衛生士は、
平成17年に発足しました。

厚生労働省によると成人の約8割が歯周病に罹患しているというデータがあります。

歯周病の中には、非常に難治性の病態もあります。
これらは侵襲性歯周炎(しんしゅうせい ししゅうえん)と言います。

悪性度の高い歯周病細菌に感染することで
歯周病が悪化していきます。

この話は、年末歯周病ブログで詳しく解説してきました。

現在は、遺伝子検査(DNA検査)が進歩しており、
口腔内細菌の遺伝子も高いレベルで検査することが可能になっており、
当院でも口腔内細菌を遺伝子レベルで解析することが可能です。

この検査は、リアルタイムPCR法と言います。

リアルタイムPCR法の詳細は、以下を参考にされて下さい。
  歯周病細菌遺伝子(DNA)検査 リアルタイムPCR法

この侵襲性歯周炎は、歯周病全体の約10〜15%に発症すると言われています。

別の言い方をすれば、
歯周病の方の90%近くは、難治性の歯周病(侵襲性歯周炎)ではないのです。

難治性ではない歯周病は、
慢性歯周炎という状態であり、
初期から中程度であれば、
通常の治療で 十分進行を抑えることが可能なのです。

通常の治療は、本来 一般の歯科医院でも十分対応可能な状態です。

しかし、難治性の歯周病(侵襲性歯周炎:しんしゅうせい ししゅうえん)は、
やはり 歯周病専門医でないと治療は難しいですが、
歯周病の方の80%以上は、
専門医でなくても本来治療は可能なはずです。

慢性歯周炎ですから…

しかし、先程の厚生労働省のデータでは
いまだに80%の方が歯周病に罹患しているのが現状です。

先程説明しましたように
慢性歯周炎は、通常の治療で十分治る可能性高いのです。

一般の歯科医院でも十分治る可能性が高いということです。

それなのに 実際には、日本人の80%が歯周病…
ということは どういったことなのでしょうか?

厚生労働省のこのデータが正しいとすると
歯周病治療が適切に行なわれていない可能性もありますし、
患者様自身が歯周病治療検査を受けていなかったり、
歯周病治療自体を希望されていないことも考えられます。

そのため、日本歯周病学会は、
歯周病への対応を的確かつ効率的に実施し、
長期間にわたり 国民の健康管理に貢献することが出来る
有能な歯科衛生士を認定して行くことを、大切な仕事としています。
(この部分は日本歯周病学会のHPから抜粋しています)

口腔内を長期的に維持するために
専門的な知識を持ち、
実際に歯周病の治療レベルをみていき、
試験に合格した者を日本歯周病学会の認定歯科衛生士としています。

当医院には、2名の日本歯周病学会認定歯科衛生士が在籍していますが、

まだこの資格を取得していない若い歯科衛生士も在籍しています。
受験資格は、歯周病学会が認定した教育施設で5年以上の研修が必要であり、
その間に 実務経験単位 と 教育研修単位 を取得することが義務です。

もちろん日本歯周病学会に加入して学会に参加していないとダメです。

これがクリアしてようやく受験することが可能となります。

受験は、書類審査がまず必要です。

実際に受験する歯科衛生士が治療(歯周病治療)を行なった
ケース(5症例)を提出します。

この症例がきちんと治っており、
認定歯科衛生士として、十分なレベルに達していると判断された場合には、
書類診査が合格です。

しかし これで終わったわけではありません。

2次試験があります。

今度は、歯周病学会の指導医数名の前で
症例を発表することが必要です。

人の前で症例を発表することは なれない人の場合、
結構大変です。

その症例発表とともに
歯周病に関する知識、症例の内容 等の口頭試問を受けます。

こうしたことをクリアして
ようやく合格者が日本歯周病学会の認定歯科衛生士となります。

しかし、一度資格を取得したからといって
一生 資格を持ち続けることはできません。

資格取得後も 学会にきちんと出席し、
毎回教育講演という勉強することを学び
つねに向上することが義務となっています。

そのため、5年おきに更新をすること必要です。

この更新時期に適切な更新単位がないと
認定歯科衛生士の資格は、失効してしまいます。

まだ受験資格のない若い歯科衛生士は、
現在毎日懸命に勉強しながら
認定歯科衛生士になるべく努力をしています。

一度 歯科衛生士の国家試験を取れば、
それで終わりではないのです。

日々努力していかないと
高いレベルでの診療はできません。

私自身 や 他の歯科医師も同様です。

学会 や 講演会、研修会 等に参加して
日々努力をしていくことが必要です。



また 来年からは、
CAD/CAMという
コンピューターを使用したオールセラミック治療を さらに向上させるべく、
私も含め、数名の歯科医師で
日本臨床CAD CAM学会 に参加し、
研修コースも受講することになっています。

CAD/CAMというのは、
コンピューター上で設計したセラミック等を
ミリングマシンという器械が
セラミックブロックを削り出して作製する治療法です。

従来セラミックの作製方法は、
歯科技工士が歯型模型から
一つ一つ手作業で作製していました。

非常に時間がかかることと
歯科技工士の技術が大きく問われる作業です。

そのため、セラミック治療というと
患者様には、非常に高額な治療費がかかっていました。

みなさんも そう感じているのではないでしょうか?

この歯科技工士が行なっていた作業の多くを
コンピュターが設計し、 
ミリングマシンという器械が行なうことで、
今までとは比べ物にならない短時間で
高精度のセラミックを作製することが可能になりました。

当然、時間の短縮 と 人件費の削減により
セラミックの単価も下がってきます。

当院では、このCAD/CAMシステムを 3年程前から院内に導入し、
全ての作業ステップを歯科医院内で完結できるようにしています。

2015年はそのシステムをさらにバージョンアップし、
大きなブリッジ や ジルコニアも対応が可能になりました。

このことにより、コストをかなり抑えることが可能となり、
オールセラミックに関しては、
今まで治療費の半額にまで下げることができました。

2016年は、このCAD/CAMをさらに進歩させるため、
さまざまなことを実施する予定でいます。

そのために 私を含め、他の歯科医師は、
勉強会 や 学術セミナーに参加するのです。

2016年は、さらなる技術向上したオールセラミック治療が提供できるようになります。



以下も先日の歯周病ブログでも書いたことの一つですが、
2015年はインプラント治療に関して
ガイデットインプラント(ガイデットサージェリー)という手術方法
を行なってきました。

ガイデットインプラント(ガイデットサージェリー)について簡単に説明します。

従来のインプラント手術は、
欠損部にインプラントを埋め込む際に、
埋め込む位置 や 角度は、歯科医師の技量に大きく左右されていました。

インプラント手術の際に 
インプラントを埋め込む 位置 や 角度 等は、
ある程度 歯科医師の経験に左右されます。

技術レベルの高い歯科医師であれば、
さまざまなことに対応できるのですが、
技術経験が少ない若い先生では、
インプラント手術の際にインプラントを埋め込む位置が若干ズレたり、
角度が若干曲がったりする可能性があります。


例えば、料理人であれば、
料理を習い始めた若い人と
さまざまな経験を積んだベテランの調理人では、
当然のことながら
料理の質は違います。

もちろん経験が長くでも
きちんとした技術がなかったり、
経験を学べるところで勤務しないと
美味しい料理は提供できません。

センスもありますが…

それは どのような職業でも同じです。

始めから高いレベルでの仕事はできませんよね。

高校を卒業したばかりの若い人が
ミシュランで星を獲得するような
料理はできませんよね。

難しい仕事であれば
それなりに経験が必要ですし、
努力、センスも必要です。

でも医療ということを考えると どうでしょう?

歯科大学を卒業したばかりの若い先生は
当たり前ですが、経験はまったくありません。

知識も乏しいです。

そうした歯科医師にインプラント治療を受けたいと思いますか?

治療を受ける患者様にとっては、
やはり不安があるものです。

しかし、現在インプラント治療で著名な歯科医師でも
当然のことかがら 経験の浅い 若い時期が必ずありました。

こうした経験の差を大きく埋めることができるのが
ガイデットインプラント(ガイデットサージェリー)の大きな特徴の一つです。

ガイデットインプラント(ガイデットサージェリー)は、
インプラント手術前に
特殊な装置を装着した状態でCT撮影を行い、
そのデータをインプラントシュミレーションソフトで解析を行ないます。

インプラントの埋入深さ、
インプラントの埋入位置、
インプラントの埋入角度
をコンピューター上で正確にシュミレーションします。

この治療前の状況から
インプラント手術時の状態を適切にシュミレーションできることが
非常に重要なのです。

もちろん骨吸収の状態も正確に把握できますので、
骨の再生治療(GBR法)等の治療のシュミレーションも行なえます。

このシュミレーションデータを正確に再製するための
装置を作製します。

これがガイデットインプラント(ガイデットサージェリー)なのです。

この装置を使用してインプラント手術を行なうことで
コンピューター上でシュミレーションした状態を
そのまま正確に行なうことが可能になります。

ガイデットインプラント(ガイデットサージェリー)を適切に行なうことができれば、
極端な話、
始めてインプラント手術を行なう若い歯科医師でも
正確な位置にインプラントを埋め込むことが可能です。

インプラント手術のテクニカルエラーが非常に少なくなります。

大雑把に言えば、
車のカーナビゲーションのようなものです。

始めて通る道は、分かりませんが、
カーナビゲーション システムを利用すると
始めての人でも 迷うことなく
進めますよね。

まあ このようなものです。

インプラントの手術方法をガイドしてくれるのです。

ただし、このガイデットインプラント(ガイデットサージェリー)は、
さまざまなメーカーが行なっているシステムですが、
その精度は全く違います。

ガイデットインプラント(ガイデットサージェリー)と言っても
精度が悪いメーカーもあります。

実際に私が見たことがある メーカーでは、
かなりアバウトな装置を使用しているところもありました。

これなら使用しない法が いいかな?
というようなかなり質の悪いメーカーもありました。

ガイデットインプラント(ガイデットサージェリー)といっても
名前だけであり、
これを使用しても あまり意味はないかな?

というような粗悪の装置も実際にありました。

このような粗悪なガイデットインプラント(ガイデットサージェリー)では
使用する意味はまったくありません。

当院で使用しているガイデットインプラント(ガイデットサージェリー)は、
ストローマンガイドのゴニックスという装置です。

現在 最も精度の高い
ガイデットインプラント(ガイデットサージェリー)と言われています。


ただし、このガイデットインプラント(ガイデットサージェリー)にも
大きな欠点があります。

それは、装置を作製するためには、
かなりコストがかかるのです。

通常は、外注でこのガイデットインプラント(ガイデットサージェリー)の装置を作製するのですが、
インプラント1本のガイデットインプラント(ガイデットサージェリー)を
作製するだけで、3〜5万のコストがかかります。

もちろんこれは、材料費のみの費用であり、
これに技術料等が換算されると
患者様のお支払いはさらに負担がかかります。

そのため、2015年 当院では、院内で全ての作業が行なえるように
ガイデットインプラント(ガイデットサージェリー)作製用装置(ストローマンガイド:ゴニックス)を購入し、
歯科技工士とともに作製するようになりました。

こうした情報も2016年にお伝えしたいと思います。



これで今年のブログは終了です。
また来年もご覧下さい。

ガイデットインプラント(ガイデットサージェリー)を含めて
新しい情報をアップしていきたいと思います。



当医院のインプラント治療費
以下は、インプラント治療をインプラントモニターで行なった場合です。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1歯分 100.000円(消費税別)〜 になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、 1歯分 90.000円(消費税別)になります。
インプラントの土台(アバットメント)は、1装置54.000円(消費税別)になります。

インプラントモニターの詳細は、以下をご覧下さい。


インプラントモニターは期間限定で行なっている制度です。
モニター終了後は通常料金となりますので、
ご希望される方は、お早めに受けられて下さい。

治療費は現時点での費用であり、今後変更になる可能性があります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用が含まれています。


このブログが始まって以来 毎週木曜日にアップしていましたが、
現在 毎週 大学病院で外来診療と講義を行うことになったため、
ブログの更新が不規則になると思います。
毎週ご覧になっていただいている方も多くいらっしゃるかと思いますが、ご理解いただければと思います。
できるかぎり毎週木曜日にアップしたいと考えております。


 インプラントモニター募集(インプラント手術費用20%割引
インプラントモニターの詳細については、下記をクリックして下さい。
      インプラントモニター(手術費用20%割引)
今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。

最近インプラント治療を行う際に静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) をご希望される方が非常に多くなってきています。
そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで4万円かかっていた費用を無料にしました。(インプラント2本以上同時に埋入の方のみ)
これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
そのため、暫くの間 試験的に無料とさせていただくことにしました。
ご希望の方は、ご利用下さい。
圧倒的に楽にインプラント治療が行えます。


      インプラント無料相談
現在インプラント無料相談を受け付けています。
詳細は以下をご覧になって下さい。
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 歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下
 さい。
 基本的に、当日に回答させていただきます。

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欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

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休診日でも24時間 オンラインで予約が行えます。




大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。

最新インプラント症例

2015年12月17日(木曜日)です。

まず年末年始の休診案内です。

12月30日(水曜日)から
 1月 4日(火曜日)まで休診となります。


このブログは「大船駅北口歯科 インプラント症例専門サイト」です。

本日はソケットリフト法の症例です。

まず先日被せ物をセットした患者様の
初心時のレントゲンから見ていきます。
スライド1


下顎右側奥歯の欠損と
上顎左側奥歯の欠損の治療を主訴として来院されました。

本日は上顎左側の奥歯を中心にみていきます。

上顎の左側の奥歯で骨吸収を高度に起こしたケースです。

上顎の奥歯は骨吸収が大きく起こりやすい部位であり、
上顎の奥歯が欠損している方にインプラント治療を行おうと思っても
十分な骨の高さがないことがほとんどであり、
難症例の部位となっています。

本日の症例も上顎の奥歯で骨吸収が起こっていたケースです。

本日の症例の話しを紹介する前に 
骨吸収 と 
上顎洞 
という話しからしたいと思います。

これが分からないと今回の症例をご理解するのは難しいのです。

まず骨吸収です。

骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。

青線が骨吸収を起こすの骨の位置です。

赤線は、現在の骨の位置です。

スライド2


かなりの骨吸収が起こっているのが分かるかと思います。

毎回このブログを見られている方は、かなり見慣れた線であるかと思います。


次に上顎洞です。

上顎の奥歯の上方には『上顎洞』という空洞があります。

上顎の奥歯の上に存在する骨の空洞になっている部分のことです。

多くの場合、歯が存在すると この上顎洞 と 上顎の骨の距離は一定の幅がありますが、
歯周病等で骨が吸収してしまうと 上顎 と 上顎洞との距離が薄くなってしまいます。

その結果インプラントを行えないことがあります。

以下は、上顎洞の図です。
p_img_01


A 歯がある状態で上顎洞までの距離があり、十分な骨の高さがある。

B 歯を失った後でも上顎洞までの距離があり、十分な骨高さがある。
  インプラントを行うのに問題はない。

C 歯周病等で骨が吸収してしまったために上顎洞までの距離がなくなり、
  インプラントを行うのに十分な骨の高さがない。
  上顎にインプラントを希望する患者さんの多くは(60%以上)このような状態である。
  このように歯を抜いた場所は年々やせて、場合によっては1〜2mm程度の幅しかない方も
 います。


本日はこのことが分からないと先に進めませんので、
まずこの点を図を参照にしながらご理解下さい。

以下が上顎洞の位置です。
スライド3


奥歯では骨の高さが非常に少ないのが分かるかと思います。

スライド4


このままでは非常に短いインプラントしか埋め込むことができません。

こんな感じになってしまいます。
スライド5



インプラント治療の成功には、
長いインプラントを埋め込むことが重要ポイントです。

このような短いインプラントではダメです。

確実にダメになってしまいます。

そこで以下のように長いインプラント(適切な長さのインプラント)が必要になります。
スライド6


そこで行う治療がソケットリフト法 です。

上顎洞は、硬い骨ではありません。

分かりやすく説明すると
少し硬い布が垂れ下がっている状態
と思って下さい。

しかし、この布は破れやすいのです。

それではソケットリフト法 の具体的な治療方法について解説します。

骨の高さが少ない状態で 無理に長いインプラントを埋入しようとすると
上顎洞を突き破ってしまいます。

そして、上顎洞の粘膜が破れてしまいます。

p_img_04

そこで、以下のように治療を行います。

図1:
上顎洞の手前 1ミリまで骨に穴を開けます。

この1ミリ手前までというのが重要なポイントです。


図2:
開けた穴に 人工骨 を入れます。

人工骨の種類については今回省略しますが、
当医院で使用しているのはβーTCPという完全な人工で精製された骨です。

安全性が非常に高い材質です。

この人工骨を穴に入れた状態で、下から(穴を開けた骨の入口から)
棒状のオステオトームと言われる器具でたたきます。

この時 患者様には、コンコン とたたかれている感じがあります。

人工骨(βーTCP)を入れてたたき、
上顎洞の中に人工骨(βーTCP)を入れていきます。

この作業を何回か繰り返します。

そうすると上顎洞の中に少しずつ人工骨(βーTCP)が入り込みます。


図3:
結果的にインプラントを埋入するための骨の高さが確保されます。
p_img_05

ここまでがソケットリフト法 の術式です。

以下は治療後です。
スライド1



このようにして骨吸収が少ない部分のインプラント治療を行なうのです。



治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1歯分 100.000円(消費税別)〜 になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、 1歯分 90.000円(消費税別)になります。
インプラントの土台(アバットメント)は、1装置54.000円(消費税別)になります。

インプラントモニターの詳細は、以下をご覧下さい。


インプラントモニターは期間限定で行なっている制度です。
モニター終了後は通常料金となりますので、
ご希望される方は、お早めに受けられて下さい。

治療費は現時点での費用であり、今後変更になる可能性があります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用が含まれています。


このブログが始まって以来 毎週木曜日にアップしていましたが、
現在 毎週 大学病院で外来診療と講義を行うことになったため、
ブログの更新が不規則になると思います。
毎週ご覧になっていただいている方も多くいらっしゃるかと思いますが、ご理解いただければと思います。
できるかぎり毎週木曜日にアップしたいと考えております。


 インプラントモニター募集(インプラント手術費用20%割引
インプラントモニターの詳細については、下記をクリックして下さい。
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今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。

最近インプラント治療を行う際に静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) をご希望される方が非常に多くなってきています。
そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで4万円かかっていた費用を無料にしました。(インプラント2本以上同時に埋入の方のみ)
これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
そのため、暫くの間 試験的に無料とさせていただくことにしました。
ご希望の方は、ご利用下さい。
圧倒的に楽にインプラント治療が行えます。


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インプラント症例

2015年12月10日(木曜日)です。

先週は学会等で休診日があり、
ご迷惑をおかけしました。

私は多くの学会に所属しており、
学会の度に休診となる場合があります。

私(院長)以外にも非常勤を含めて6名の歯科医師が在籍しているのですが、
院長をご希望されて来院される方が多くいらっしゃる関係もあり、
院長不在の場合には、他の先生だけでは対応が難しいこともあり、
休診となることが時々あります。

こうした場合には、患者様にご不自由をおかけしますが、
学会 や 講習会、勉強会に参加することは大切なことであり、
向上意識の高い先生と交流することでもさまざまな知識を得ることができます。

来年からは、できるかぎり学会等での休診日を最小限にすべく
予約の取り方を考えていき、
皆様にご迷惑をおかけしないようにしていきます。



このブログはインプラント症例を紹介するブログです。



本日ご紹介するケースは、歯根破折 により抜歯した症例です。

歯根破折 は本当に多いです。

このブログでも何度も取り扱っています。

歯根破折 は神経がない歯で起こります。

神経のない歯の将来性は非常に低いのが現状です。

神経をできるかぎり 取らないこと
これが 歯を長く維持するための大きなポイントです。

最近はだいぶ少なくなってきましたが、
私が小さい頃 や もっと以前では簡単に神経を取り除く治療が行われていました。

40歳代以上の方では、神経のない歯で金属製の被せ物を行っている方が本当に多いです。

もちろん、そうした方が治療を行われた際には
本当に神経を取り除かなければいけなかったケースもあったと思います。

しかし、ほとんど歯で神経を取ってある方もいらっしゃいます。
こうした状況をみると
本当にほとんど歯で 本当に神経まで達するような虫歯であったのか?
と疑問に感じてしまいます。

また、ほんとの歯で神経がない方であれば、
当然のことながら虫歯のリスクが高いわけですから
治療とともに 予防が重要となってくるわけです。

虫歯リスクが高い方に
単に治療だけ行っていても将来的なことを考えると
リスクは軽減できません。

例えば、
糖尿病の方がいらしゃったとします。

こうした方に血糖値を下げる薬を処方することは
当然のことながら必要です。

しかし、それとともに生活習慣を見直すことをしなければ
本当の意味での糖尿病治療にはなりません。

生活習慣の見直しとは、
食生活、運動、睡眠、喫煙……等
見直すことは多くあります。

いくら血糖値を下げる薬を服用しても
暴飲、暴食をしていては、糖尿病は治りません。

当然ですよね。

虫歯 や 歯周病も同じです。

進行している虫歯があった場合、
神経を取り除くことが必要となることがあります。

100%神経を取り除く治療が必要ないということはありません。

しかし、虫歯が深く、神経にかなり近接した状態であっても
多くのケースでは、神経を取り除かなくても大丈夫であることが多いです。

つまり、神経を取り除かなくても大丈夫であるということです。

ただし、このような進行した虫歯が多いということは、
口腔清掃管理を始め、虫歯のリスクが高いということです。

こうした場合には、先ほどの糖尿病治療と同じで、
予防を中心とした治療に切り替えることが重要です。

予防を行わないかぎり、
虫歯は繰り返されるのです。

こうしたことが実施されないからこそ
神経のない歯が多く、被せ物が多い方がいらっしゃるのです。

予防こそ重要です。

糖尿病になる前に
生活習慣を考えるのと同じです。

さて話はだいぶそれましたが、
本日の内容に戻ります。


神経のない歯についてはこのブログでもよく紹介してきました。

以下の話も良くするのですが、
始めてこのブログを読まれる方のために
簡単に神経のない歯について解説します。

神経のない歯は もろく 通常の咬む力でも割れてしまうことがあります。

こうした状態を患者さんに説明する時に"木"に例えてお話しすることがあります。

生き生きとした木はたたいたり、蹴ったりしても折れたりすることはありませんが、
枯れた木は折れる可能性があります。

神経を取った歯も枯れた木と同じような状態になります。

神経のない歯は血液供給がなくなるためもろくなってしまうのです。

結果的に神経のない歯が折れて(歯根破折)、
抜歯となることがあります。


本日の症例を早速見ましょう!

以下が初診時です。
スライド01


上顎右側の犬歯部が腫れているとのことで来院されました。
スライド02


診査の結果、歯根破折 していることが分かりました。

同歯は抜歯になります。
スライド04


どのような治療もそうですが、
歯がダメになった場合には、
「なぜその歯がダメになったのか?」
を考えることが重要です。

今回の場合は、なぜ歯根破折 したのでしょうか?

歯根破折 原因を考えていきましょう!

まず、先程も説明しましたように神経がないことです。
スライド06


この患者様は、神経がない歯が非常に多いのです。

本日の最初にも説明しましたように
虫歯のリスクが高い患者様である可能性があります。

以下の黄色丸印は、神経がない歯です。
スライド07


これだけ神経のない歯が多いということは、
非常に高リスクということです。

神経がない歯が多いということは、今後も心配なところです。

次の問題点として、ブリッジになっていることです。
スライド08


ブリッジは、欠損部を治療するために、欠損の両側の歯を削除し
欠損部を補填するように連結した被せ物を行う治療です。

一般的に欠損部を治す治療として行われます。

しかし、ブリッジは欠点が多いのも事実です。

ブリッジの土台となる歯には、どうしても負担が加わりやすい治療です。
スライド09


つまり 今回の症例は、
1.ブリッジとなったために、土台となる歯には2倍の噛む力の負担が加わっている!
2.神経がない歯のため、脆い!
という問題点があったのです。
スライド10


次に多くの歯が欠損していることです。
スライド11


奥歯が欠損しているために、奥歯では噛む力の負担を支えることができません。

そのため、どうしても残っている歯(前歯)に負担が加わりやすいのです。
スライド12


歯根破折 の原因をまとめると以下になります。
1.神経がない!
2.ブリッジになっている!
3.奥歯が欠損している!
スライド13

今回歯根破折 したのは、当然の結果だったのです。

スライド14


こうした症例は、非常に多いです。

特に上顎前歯部に差し歯(セラミック等の被せ物)をしている方で非常に多いです。

問題なのは、折れてしまった歯が何とかならないものだろうかと考え、
抜歯をためらい、時間が経過してしまうことです。

破折したままの状態でいると 破折した部分から感染が起こり、周囲骨の吸収が起こります。

骨の吸収が大きく起こるとその後にインプラントを埋入する場合に非常に不利な状態になります。

もし、歯根破折と診断された場合には早期に対処(抜歯となることが多い)する必要性があります。

骨吸収を起こした状態はなかなか想像できないと思いますので、
以下の模型で解説します。

以下の写真は、歯肉を除去した状態の模型です。

正常な状態では、歯の根というのは、骨の中に埋まっています。

そして 骨の上に歯肉があるのです。

歯肉を撤去すると以下のように見えるのです。

一番左側の歯と 左から3番目の歯は、正常な状態です。

それに対し、左から2番目と一番右側は、骨吸収を起こしている状態です。
スライド1


これが、骨吸収なのです。
先程の模型のように骨吸収を起こした状態で抜歯すると
その後のインプラント治療が難しくなるのです。

以下の模型は
骨吸収がまったくない状態でインプラントを埋入した場合と
骨吸収がある状態でインプラントを埋入した場合です。
もちろん右側の方が骨吸収がある状態です。
スライド1


こうした模型を見ると骨吸収が分かりやすいかと思います。

今回の症例でも 非常に大きな骨吸収が起こっていました。

一般的に歯肉が腫れるような状態の場合には、
骨吸収が起こっていると考えられます。

骨吸収が大きい場合、骨を増大(再生)する治療法が行われます。
GBR法(骨増大法) と言います。

このブログでも頻繁にでてくる治療法です。

しかし、このGBR法(骨増大法) は魔法の治療ではありません。

GBR法(骨再生治療)には限界 があるのです。

また、骨吸収が大きければ 大きいほど 治療も難しくなります。

そのため、今回のインプラント治療計画では、
骨吸収の大きい部位にはインプラントを埋入しない方法を行うことにしました。

カンチレバー という治療方法です。
スライド17


奥の2歯欠損部に2本のインプラントを埋入し、
手前の抜歯した部位にはインプラントを埋入せず、
被せ物を3歯分作製する方法です。

この部位のインプラント計画はこれでOKです。

しかし、他の欠損部はどうでしょうか?

理想的には、全ての欠損をインプラント治療を行った方が良いでしょう。

もちろん、欠損全てにインプラントを埋入すれば、しっかりと噛むことが可能になります。
スライド18


しかし、治療費が高額になってしまいます。

治療費は、非常に大きな問題です。

そのため、今回の治療計画では、抜歯した上顎右側の3歯欠損のみ インプラント治療を行い、
他の部位は義歯(入れ歯)で対応することにしました。

スライド19


以下が治療終了後です。
スライド20



歯科治療は、単に問題となっている部位に対して対応するだけでなく、
口腔内全体をみることと
将来性を考えて対応することが重要なのです。


ただし、この患者様の場合、
他の欠損部の治療をどうするかが大きなポイントになります。

当然のことながら
義歯(入れ歯)の部位より、
ご自身の歯がある部位 や インプラント部位 の方が噛みやすいのは当然です。

そのため、義歯をしていても欠損部が多い方の場合には、
インプラント部 や 残っている歯 への負担が強くなります。

結果的に残っている歯が負担荷重によりダメになっていくことが多いです。

こうしたことを考えると
他の欠損部もインプラント治療を行い、
きちんと噛めるようにすることが理想的です。

ただし、現実的な問題として、
全ての欠損部をインプラント治療を行うことは、
治療費が高額になることを考えても
実施できない場合が多くあります。

理想的な治療と現実的に実施できる内容には
違いがあるのも事実です。

そのため、どこまでどういった治療を行い、
理想的な治療が実施されない場合には、
将来的にどのようなことが起こるのかを事前に知っておくことが必要です。

インプラント治療は、単に欠損部にインプラントを埋め込むだけの治療ではありません。

インプラント治療を行うことで
他の歯を良好に維持させることが可能となる場合もあるのです。

また、単に欠損部位にインプラント治療を行っても
神経がない歯が多かったり、
さまざまな問題を抱えている場合には、
次々に問題が起こることがあります。

よくあることとして、
神経のない歯が非常に多い方の場合で
神経のない歯が折れて、抜歯となった時に
単にその部位だけインプラント治療を行っても
治療後に他の神経のない歯が同様に折れた(歯根破折)した場合には、
また、抜歯した部位にインプラント治療を行うのか?

ということになりがちです。

さらに神経のない歯が多いわけですから
神経のない歯が折れる(歯根破折)するたびに抜歯して、
インプラント治療を行うのか?
ということにもなります。

このような場合には、
将来的にどうなるのか?
ということを考えて治療計画を立てることが非常に重要です。

欠損部位があれば、インプラント治療ということではなく、
欠損部にインプラント治療を行うことで、
なにを改善できるのか
ということを考え、

将来的にどういったことが起こるのか?
ということも考えることが大切です。


実際の臨床では、100%理想的な治療ができることは少ないです。

それは、治療にかかる時間(期間)であったり、
治療の大変さであったり、
治療費であったり、
さまざまなことがあるからです。

そのため、当医院では
歯周病やインプラント治療前には
治療計画書を作製し、現在の状態や今後の治療方針について説明させていただきます。

そして、患者様のご希望をふまえた上で
最終的な治療計画が立てられます。


本日の話はだいぶ長くなりましたが
これで終了です。

次回もインプラント治療について症例を見ながら解説していきます。




治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1装置 100.000円(消費税別)〜
インプラントの土台(アバットメント) 1装置 54.000円(消費税別)
になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、1歯 90.000円(消費税別)になります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。




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何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。

最近インプラント治療を行う際に静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) をご希望される方が非常に多くなってきています。
そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで3万円かかっていた費用を無料にしました。
これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
そのため、暫くの間 試験的に無料とさせていただくことにしました。
ご希望の方は、ご利用下さい。
圧倒的に楽にインプラント治療が行えます。


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 歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下
 さい。
 基本的に、当日に回答させていただきます。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。

最新インプラント症例

2015年12月 3日(木曜日)です。

このブログはインプラント症例を紹介するブログです。

始めに休診案内です
12月5日(土曜日) 日本臨床歯科CAD/CAM学会
12月6日(日曜日) EBAC合同研修会(大阪ほんだ歯科口臭研修会)
のため休診となります。

このところ 学会 等で 休診の日が続き患者様にはご不自由をおかけします。

今年は、今回のCAD/CAM学会 と EBAC研修会 が最後となります。

学会等があるだびに
院長が不在となったり、
休診となるため、患者様にはご迷惑をおかけしますが、
当然のことながら 日々の勉強は、医療の向上になります。
質の高い治療を行うためには、こうした毎日の努力が必要なのです。




『245回目のインプラント症例』になります。


本日ご紹介する症例は、骨吸収が非常に大きかったケースです。

骨吸収を起こす原因は さまざまあります。

1.歯根破折
2.歯周病
3.歯がないまま長期間そのままになっている
等です。
インプラントは、骨の中にネジを埋め込む治療ですので、
この骨吸収は大きな問題になります。

最近 インプラント治療をご希望されて来院される患者様の多くは、
上記のような さまざまな 問題を抱えている方が本当に多いですね。

骨吸収が大きく起こるとインプラント治療を難しくします。

骨吸収があまりにも大きい場合には、
インプラント治療自体が不可能になってしまうケースも存在します。

骨が吸収してもさまざまな治療法により
骨を再生(回復)させることが可能であることは、
こうしたインプラント関連のブログや ホームページ等をご覧になることで
骨再生が可能であることをご存知の方も多いかと思います。

骨を増大させる代表的な治療が
GBR法(骨増大法) です。

しかし、GBR法(骨増大法) は、魔法の治療ではありません。

GBR法(骨再生治療)には限界 があるのです。

また、骨吸収が大きければ 大きい程 治療が大変になりますので、
手術自体が大変になり、
治療後の腫れ や 痛みが大きく起こる可能性が高くなります。

先ほども書きましたが、
GBR法は、魔法の治療ではありませんので、
そうしたことをしっかりと考えた上で事前対応を考えることが重要なのです。


骨吸収はさまざまな問題を起こしますので、
インプラント治療を考えられている方がいらっしゃいましたら
1日でも早く 対応された方が良いでしょう!

特に 抜歯しか方法がないような ダメな歯を無理矢理残すことは 非常に危険です。

最近は、抜歯の決断ができずに
いくつもの歯科医院を転々とする結果、
状況が悪化してしまう患者様が多いです。





それでは 本日の症例を始めます。

以下は初診時のレントゲン写真になります。
スライド01


上顎の前歯部が グラグラ です。

スライド02



なぜ ここまでグラグラになるまで放置してしまったのか?
と考えられるような状態です。

しかし、このような方は本当に多いです。
いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。

青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
スライド03


かなりの骨吸収が起こっているのが分かるかと思います。
さらに わかりやすくするために、
骨吸収部位を赤色で表示します。
スライド04


骨吸収が本当にすごいですね。

歯を支えている骨が吸収するため、歯がグラグラするのです。

このブログを見られている方の中で
「歯がグラグラする!」
という方は危険です。

早急に歯科医院を受診することが必要です。

診断としては、以下の×印の歯は、抜歯です。
スライド05


患者様は、抜歯後には義歯ではなく インプラント治療を希望されていましたので、
インプラント治療のプランを考えることにしました。

その前に重要なことがあります。

それは、歯がダメになった原因を考えることです。

それでは なぜ このような状態になってしまったのでしょうか?

スライド06


その主な原因を解説します。

まず、歯周病 です。

スライド07


次に 下顎の左右の奥歯が欠損していることです。

下顎の左右の奥歯が欠損しているために 噛む力が残っている前歯に加わります。

これが、前歯の過重負担となってしまったのです。

歯周病になっている前歯ですから、骨吸収がすでに起こっていたのです。

骨の支えの少ない 上顎の前歯に 噛む力の負担が加わったために
骨吸収は一気に進行してしまったのです。
スライド08



次に 神経のない歯が多いことです。

神経がない歯の問題点については、
このブログでも良く解説することです。

何回かこのブログを見られている方にとっては、
神経のない歯は本当に問題が大きいことが分かるかと思います。
スライド09


歯周病の放置!

下顎の奥歯を欠損のままにしていた!

等があったため、問題はさらに拡大してしまったのです。

もっと もっと 早く治療を開始ていれば…
と思われる症例です。


上記のことがあり、以下の×印は保存が厳しい と診断したのです。
スライド10



それでは、上記の×印の歯は絶対に抜歯しか方法はないのでしょうか?

上記で保存が厳しいと判断した7歯のうち
両側の2歯は 治療を行えば、なんとか保存は可能な状態です。

しかし、将来性は非常に低いのが現状です。
スライド11


そこで、上顎の7歯を全て抜歯した場合と
両側の2歯は、抜歯しないで 5歯分を抜歯した場合では 治療方法はどのように違うのでしょうか?

それぞれを シュミレーションしてみましょう!
まず、×印の7歯を全て抜歯した場合です。
スライド12


上顎の7歯を抜歯した場合には、以下のように
4本のインプラントを埋入し、7歯分を作製する
インプラント ブリッジとします。
スライド13



次に左右の奥の2歯分は抜歯しない場合(保存する場合)です。
スライド14


インプラントを行った場合には 以下のように
3本のインプラントを埋入し、5歯分を作製する
インプラントブリッジとします。
スライド15



どちらの治療方法を選択するかは、患者様のご希望にもよります。

しかし、後で 両側の2歯がダメ(抜歯)になった場合には…
スライド17


さらに追加のインプラントが必要になります。

スライド18


つまり、最終的な治療費が高額になってしまうのです。

また、追加のインプラント手術も必要になってきます。
スライド19


患者様には、口腔内のさまざまな状況を説明した上で
最終的な 上顎のインプラント治療計画は 以下のようになりました。

スライド20



次に問題となるのが、下顎の左右の欠損です。
スライド21


理想的には、下顎の左右に2本づつのインプラント(合計4本)を行うことが必要になります。
スライド22


しかし、全ての治療を理想的に行うと 治療費が高額になってしまいます。
スライド23


上顎の7歯欠損に対しては、欠損のままということは考えにくいことですし、
義歯(入れ歯)は嫌というご希望がありましたので、
上顎のインプラント治療計画はどうしても 行いたいところです。

そのため、下顎の左右の欠損については
1本づつのみ インプラントを行うことにしました。
スライド24


この下顎に1本づつではありますが、
インプラント治療を行うことにより 噛み合わせの安定が得られます。

噛み合わせの安定は非常に重要なことで
上顎前歯部の将来性も高くなります。
スライド25


噛み合わせの安定は、今後のことを考えれば、
非常に重要なポイントになります。
スライド26


もちろん 将来的に左右の奥歯にインプラントを追加することも可能です。

患者様は、この治療計画に同意していただけました。

そこで、上顎の×印を抜歯し、下顎にインプラントを埋入しました。
スライド27

上顎は抜歯前に義歯の型を取り、
抜歯と同時に義歯を装着しますので、
歯がないという期間は1日もありません。

審美的に問題となることはないのです。


次に問題となったのが、上顎の骨吸収です。
骨吸収があまりにも大きいので、すぐにインプラントを埋め込むことはできなかったのです。
スライド28


上のレントゲンでは分かりづらいのですが、
骨幅がほとんどない部位が多かったのです。
上顎は先にGBR法(骨増大法) のみを行いました。

スライド29


レントゲンで 白い小さく見える丸は、GBR法(骨増大法) で使用した材料(GBR膜を固定するピン)です。

スライド30


骨の増大(再生)が完了するまで約3ヶ月程度待ちます。

その後、インプラントを埋め込むのです。
スライド31


インプラントを埋め込む部位は、骨の再生程度によって再度検討します。


全ての治療が完了したのが 以下になります。
スライド32

最小限の範囲で 下顎にインプラントを行うことにより 噛み合わせの安定が得られました。

上顎も将来的に再治療を行うことを最小限に抑えたプランで
インプラント治療が行えました。

義歯(入れ歯)ではない状態になり、
患者様も満足していただけました。

いつもこのブログで説明することですが、
インプラント治療は、単に欠損部にインプラントを埋め込めば良いということではありません。

残っている歯の状態、
将来性
等を考慮してプランを考えることが重要なのです。

今回使用したインプラントは、全てストローマンインプラント(ITIインプラント) です。




治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1装置 100.000円(消費税別)〜
インプラントの土台(アバットメント) 1装置 54.000円(消費税別)
になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、1歯 90.000円(消費税別)になります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。




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何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。

最近インプラント治療を行う際に静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) をご希望される方が非常に多くなってきています。
そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで3万円かかっていた費用を無料にしました。
これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
そのため、暫くの間 試験的に無料とさせていただくことにしました。
ご希望の方は、ご利用下さい。
圧倒的に楽にインプラント治療が行えます。


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 基本的に、当日に回答させていただきます。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。

CAD/CAMの話

2015年11月19日(木曜日)です。

始めに休診案内です
12月5日(土曜日) CAD/CAM学会
12月6日(日曜日) EBAC合同研修会(ほんだ歯科口臭研修会)
のため休診となります。

このところ 学会 等で 休診の日が続き患者様にはご不自由をおかけします。

日々勉強が大切です。

先週のブログでも書きましたが、
CAD/CAMという分野は 特に進歩が早く、
半年新しい情報をみないとあっと言う間に置いていかれます。

CAD/CAMのような新しい分野は、まだ臨床経験が少ないため、
現時点で正しいと考えられていることでも
後に 変更になることも多々あります。

また、新たに追加されることも非常に多く、
こうしたことは、学会誌 や 情報誌、学会、学術講演、スタディーグループ 等で
学ぶことが必要です。

こうして得た情報を院内でも他の先生とともに
情報共有しています。

このようなため、時々休診させていただくことがあり、
患者様にはご迷惑をおかけしますが、
ご協力よろしくお願い致します。



このブログはインプラント症例を紹介するブログです。




さて今日のブログは、本日の最初にも話しましたCAD/CAMについて解説します。

このところ他のブログでもCAD/CAMについて書くことがありますが、
ここでももう少し進めていきます。

まず基本的なこととして
CAD/CAMとは?
どんな治療なのか?
という話から始めます。


他のブログでも書いたことがあるのですが、

CADとは、
Computer  Aided  Design
のことで、
コンピュータ支援設計と言われます。

セラミックの被せ物をコンピューターを使用して設計するということです。

従来セラミック 等の被せ物は、歯科技工士が全て手作業で作製されていました。

被せ物を作製するために削った歯を型を取り、
模型として再現します。

その模型上で、セラミック等の外形をワックスという材料で作製します。

このワックスを石膏の中に埋め込みます。

鋳型ですね。

ワックスは高い温度で溶けるので、
石膏の中に埋没されたワックスを高温で熱することで
ワックスだけ溶け出します。

ワックスが溶けると石膏の中に空洞ができます。

この空洞の中に高温で溶かされた金属を流し込みます。

金属が冷えたら、
石膏を壊して鋳型に流し込まれた金属の被せ物を取り出します。

この鋳型を良く研磨します。

金属の被せ物の場合、これで完成です。

しかし、従来のセラミックの場合には、
この金属の鋳型にセラミックを焼き付けて作製されます。

従来のセラミックは、
日本語では
陶材焼付鋳造冠(とうざいやきつけきんぞくかん)
と言います。

金属でできた鋳型に
セラミックを焼き付けるということです。

大変な時間がかかり、
技術力にも差がでる作業です。

職人技です。

しかし、CAD/CAMはまったく違います。

歯を削った状態をスキャナーで読み込み、
それをコンピューター上で設計する方法です。
p_img04


コンピューターで設計する作業は非常に簡単です。
先ほどの従来のセラミック作製作業とは大きく違い、
技術的な差が非常にでにくいです。

それは、歯の形等は、基本的にコンピューターにデータ化された情報を元にして
PCが勝手に歯の外形を作ってくれるのです。

わずか数十秒です。

完成されたセラミックのデザインの修正があれば、
パソコン上で修正作業をしますが、
ほぼ初心者でも十分できる作業です。

先ほど書きましたように
今までの手作業で作製されるセラミックは、
このデザインをを決めるまででも数時間かかることもあります。

このステップがわずか数秒で完了です。

これがCADです。


また、このCADで作製されたデータを
実際のセラミックにする行程が
CAMです。
Computer  Aided  Manufacturing
の略です。

日本語では、コンピュータ支援製造と言われます。

簡単に言えば、
CADで作成された形状データを
ミリングマシンという器械がセラミックのブロックを削り出して
作製する行程のことです。
p_img05


p_img06


近年では、3Dプリンター というものを聞いたことがあるかと思いますが、
それと似たものです。

セラミックのブロックを削り出すことで多くのメリットが生まれます。

今までのセラミックの作業は、
職人が瀬戸物の お皿 や 壷 等を作製することと似た作業で、
一つ一つ手作業で作製するため、
品質に多少の差がでます。

しかし、セラミックのブロックは品質のバラツキがほとんどないのが特徴です。

そのため、歯科技工士の技術レベルに差が生まれません。

人の手が必要な行程は、ミリングマシンというCAMが
削り出したオールセラミックをきれいに研磨するだけです。

本当に簡単にできるようになりました。

小さなセラミックですと
コンピューターの設計(CAD)から
ミリングマシンでのセラミックの削り出し(CAM)まで
15分程度です。

従来のセラミック作製では、
完成まで 
早くても1日から3〜4日はかかる作業が
わずかに15分です。

これが院内で完了するわけです。

また、ばらつきが少ないので
精度が非常に高いことも優れた点です。


こうしたCAD/CAMもさまざまな点で向上しています。

一つ目は、
歯の型を読み込むスキャナーですが、
この精度も年々向上しています。


コンピューターでセラミックを作製する作業も精度が上がっています。

もちろんミリングマシンという
セラミックブロックを削りだす器械の精度も向上し、サイズも小さくなっています。

もっとも進歩の大きいのが、
セラミックブロックです。

どんどんと新しいセラミックブロックが発表され
臨床にでてきます。

多くの先生が臨床応用することで
多くのセラミックブロックが生産され、
各メーカー競争も激しくなってきています。

当然のことながら需要が多くなるわけですから
セラミックブロックの価格も下がります。

特にジルコニアという素材は、
価格が下がってきていることもあり、
11月から当医院でも価格をかなり下げました。

CAD/CAMは、これからも歯科の中で日々発展していくことで
品質の向上 と 価格が下がることで
患者様に多くの利益を生む治療となるでしょう。

まあ時代的に
口腔内に金属の被せ物が “ キラット光る ”というのを避けるのは当然のことであると思います。

当医院でも従来の日本の健康保険で適応されてきた
金属の詰め物 や 被せ物を希望される方は
圧倒的に少なくなってきました。



本日はインプラントの症例ではなく、
CAD/CAMの話でした。




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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。

最新インプラント症例:244回目

2015年11月 5日(木曜日)です。

このブログはインプラント症例を紹介するブログです。


始めに休診案内です。

11月14日(土曜日)
11月15日(日曜日)
はCAD/CAM学術講演参加のため休診となります。




『244回目のインプラント症例』になります。

本日ご紹介する症例は、上顎の歯が1本もない方です。
(上顎総入れ歯の患者様)

もともと 他歯科医院に通院されていました。

上顎が総入れ歯であり、食事に不自由を感じていたため、
インプラント治療をご希望されていました。

しかし、上顎の骨吸収が非常に大きく、インプラント治療が困難のため、
通院されている歯科医院から紹介を受けて当医院を受診されました。

当医院には、こうした他の歯科医院からの紹介がよくあります。



以下が初診時のレントゲン写真です。
スライド01

上顎は、歯が1本もありません。

あとで詳細は解説しますが、骨吸収が非常に著しく起こっています。

下顎右側のインプラントは、紹介先の歯科医院ですでに行ってありました。
スライド02


いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。

青線が骨吸収を起こすの骨の位置です。

赤線は、現在の骨の位置です。

かなりの骨吸収が起こっているのが分かるかと思います。

毎回このブログを見られている方は、かなり見慣れた線であるかと思います。
スライド03


さらに わかりやすくするために、
骨吸収部位を赤色で表示します。

非常に骨吸収が大きいのが分かるかと思います。
スライド04


次のレントゲンは、上顎洞という空洞です。

骨ではなく、穴が開いているのです。

いつもこのブログをご覧になっている方はもうすでにご存知のことと思います。

現状のままでは、穴の中にインプラントを埋め込むことはできません。

上顎洞の詳細は、以下を参考にして下さい。
        上顎洞
スライド05

上顎洞緑色の領域であらわします。
奥歯では、この
上顎洞 の存在のために、骨の高さが少なくなっているのが分かるかと思います。

次は、鼻腔という鼻の穴です。

当然鼻の穴の中にインプラントを埋め込むことは不可能です。
スライド08

これらの情報をみると骨吸収
上顎洞の存在
鼻腔の存在から
インプラント治療が困難であることが分かるかと思います。

スライド09


奥歯においては、骨の高さが1〜3ミリ程度しかありません。

これでは、インプラント治療は難しい状態です。
スライド10


もし、このままの状態でインプラントを埋め込むと
以下のように非常に短いインプラントを埋め込むしか方法はありません。

実際には以下のような短いインプラントはありませんし、
短いインプラント埋め込んだとしても 将来性は非常に低いものとなります。
スライド11


もし、この奥歯にインプラントを行うとなると
上顎洞 内部に骨移植を行うことが必要になります。
スライド12


この骨移植をサイナスリフト法(上顎洞底挙上術) と言います。

スライド13

上顎の奥歯で骨吸収が大きい場合には、この治療法を行うことが最も確実になりますが、
治療の大変さがかなりあります。

治療後の腫れ 等がかなり起こるのです。

患者様にサイナスリフト法(上顎洞底挙上術) について説明をさせていただいとところ
「大変な治療は避けたい!」
というご希望もありましたので、
骨移植を伴うサイナスリフト法(上顎洞底挙上術) は行わないことにしました。

今回のケースでは、骨の高さが1〜3ミリ程度しか存在していなかったため、
非常に困難なケースと言えます。

本来 上顎の奥歯にインプラント治療を行う場合、
理想的には10ミリ以上の骨の高さが存在することが必要です。

しかし、10ミリ以上の骨の高さが存在するケースは、
少ないのが現状です。

それでも骨の高さが5ミリ程度存在すれば、
インプラント治療は可能となります。

上顎の奥歯において骨の高さが5ミリ程度存在する場合には、
ソケットリフト法 という治療法を併用することにより、
比較的簡単にインプラント治療が可能となります。

今回の症例とは違いますが、参考資料としてソケットリフト法 を解説します。

今回の症例とは違います。

先に説明しました上顎洞は、硬い骨ではありません。

分かりやすく説明すると
少し硬い布が垂れ下がっている状態
と思って下さい。

しかし、この布は破れやすいのです。

それではソケットリフト法 の具体的な治療方法について解説します。

骨の高さが少ない状態で 無理に長いインプラントを埋入しようとすると
上顎洞を突き破ってしまいます。

そして、上顎洞が破れてしまいます。
p_img_04


そこで、以下のように治療を行います。
図1:
上顎洞の手前 1ミリまで骨に穴を開けます。

この1ミリ手前までというのが重要なポイントです。

図2:
開けた穴に 人工骨 を入れます。

人工骨の種類については今回省略しますが、
当医院で使用しているのはβーTCPという完全な人工で精製された骨です。

安全性が非常に高い材質です。

この人工骨を穴に入れた状態で、下から(穴を開けた骨の入口から)
棒状のオステオトームと言われる器具でたたきます。

この時 患者様には、コンコン とたたかれている感じがあります。
人工骨(βーTCP)を入れてたたき、
上顎洞の中に人工骨(βーTCP)を入れていきます。

この作業を何回か繰り返します。

そうすると上顎洞の中に少しずつ人工骨(βーTCP)が入り込みます。

図3:
結果的にインプラントを埋入するための骨の高さが確保されます。
p_img_05

ここまでがソケットリフト法 の術式です。


次にソケットリフト法 の参考症例を見てみましょう!

先日紹介した症例から抜粋します。

上顎左側の奥歯が欠損しています。
スライド14

同部位では、骨の高さが4〜5ミリ程度しか存在しません。

スライド15

このままであると短いインプラントしか埋め込むことができません。

スライド16

そこでソケットリフト法 の治療計画を立てます。

スライド17

以下がソケットリフト法 でインプラントを埋入した直後です。

スライド18

ソケットリフト法 の状態を拡大して見てみましょう!

以下の丸で囲んだ部位を拡大します。
スライド19

拡大したところです。

スライド20

この写真に骨の状態上顎洞の線を書いたのが以下です。
スライド21

ソケットリフト法 により以下の青線まで上顎洞が押し上げられました。
スライド22


以下は治療後です。
スライド23


このようにして骨の高さが少ない場合でもインプラント治療は可能となるのです。

しかし、今回のケースでは骨吸収が大きいため、患者様のご希望もあり、
無理をせず、他の対処方法でインプラント治療を行いました。

それがカンチレバー という治療方法です。

以下のような方法です。
スライド24

上顎前歯部のインプラント埋入が可能な部位に6本のインプラントを埋入し、
奥歯の部分には、連結した被せ物を延長させる形でブリッジを行います。

こうしたことは全てのケースで適応される治療法ではありませんが、
噛み合わせ等を考慮して決定されます。
今回のメインとなる考慮した方法です。

ちなみに上顎前歯部も簡単な状態ではありませんでした。
骨吸収は非常に大きく かなり困難を極めました。
GBR法(骨増大法)
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
PRP法
等 さまざまなことを併用して始めてインプラント治療が可能となる症例でした。

以下は、インプラント埋入後です。
スライド25

治療期間中は、固定式の仮歯 を使用していただきます。

手術後の時点では、1本のインプラント(左から3番目)は骨との安定が悪いため、
インプラントの土台 は使用しない状態としました。

骨との安定(結合)を待ち型取りとなります。

それまでは、固定式の仮歯となりますので、噛めないということはありません。


以下は、治療終了後です。
スライド26

このようなケースは、治療後も綿密なケアーを行っていくことが重要です。

使用したインプラントは、アンキロス インプラント です。

前歯部に適したインプラント(プラットホーム・スイッチング) となっています。

今まで長い間義歯(総入れ歯)をされていた患者様にとっては、大変快適な状態となり、
喜んでいただきました。
「硬い物も食べられるようになり、本当に良かった!」
とおっしゃっていただきました。

患者様は、定期的に きちんとメインテナンス(定期検査) にいらしていただいております。

今後 現在の状態が長く続くように努力していくことが重要です。



治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1装置 100.000円(消費税別)〜
インプラントの土台(アバットメント) 1装置 54.000円(消費税別)
になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、1歯 90.000円(消費税別)になります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。




 インプラントモニター募集(インプラント手術費用20%割引
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最近インプラント治療を行う際に静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) をご希望される方が非常に多くなってきています。
そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで3万円かかっていた費用を無料にしました。
これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
そのため、暫くの間 試験的に無料とさせていただくことにしました。
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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
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最新インプラント症例:243回目

2015年10月22日(木曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科 インプラント症例専門サイト」です。

『243回目のインプラント症例』になります。

始めに休診案内です。

10月25日(日曜日)は休診となります。
私は学会の専門医の試験で
他の先生も学術講演参加のためです。
ご不自由をおかけしますが、よろしくお願い致します。

また、予約はインターネットでも可能ですので
以下からご予約下さい。
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さて本日の症例は、いろいろと考えさせられるケースです。

歯が欠損している場合、
欠損部にインプラント治療を行なった方が良いのか?

他の治療方法が良いのか?

また、なぜ歯がなくなったのか?

等を考えることが必要です。

歯がなくなった理由(抜歯した理由)が分からないと
適切な治療計画が立てられませんし、
抜歯した原因と同じことがインプラント治療にも起こってしまいます。

例えば、歯周病 が原因で歯を失った場合には、
インプラント治療前に確実に残っている歯の歯周病治療を完了させないといけません。

これは、インプラントも歯周病のような状態になるからです。

インプラント周囲炎(インプラントの歯周病) と言います。

また、噛み合わせが原因で歯がダメになった場合にも
インプラント治療時には、噛み合わせに対して対応しないといけません。

インプラント治療は、単に歯がない部分をみて判断するのではなく、
口腔内全体を見て 今後のインプラント治療について計画を立てることが重要なのです。


本日ご紹介するケースもさまざまな問題を抱えている症例です。

それではさっそくみて見ましょう!

以下は初診時です。

上顎右側の前歯が腫れるとのことで来院されました。
スライド01

この歯は、歯の根が折れていることが分かりました。

歯根破折 という状態です。
スライド02


このブログをよく見られている方は、
「また、歯根破折か!」
と思われるかと思います。

そうなんです。

歯根破折 は、本当に頻繁に起こることなのです。

始めてこのブログを見られる方に歯根破折 について簡単に説明します。
(知っている方は、飛ばして次のレントゲンからご覧になって下さい)

神経のない歯は もろく 通常の咬む力でも割れてしまうことがあります。

こうした状態を患者さんに説明する時に"木"に例えてお話しすることがあります。

生き生きとした木はたたいたり、蹴ったりしても折れたりすることはありませんが、
枯れた木は折れる可能性があります。

神経を取った歯も枯れた木と同じような状態になります。

神経のない歯は血液供給がなくなるためもろくなってしまうのです。

しかし、神経がないからといって 必ず歯根破折 するわけではありません。


今回の症例は、さまざまな問題が重なっていたのです。

歯根破折 の原因について考えましょう!

スライド03


まず 先ほど説明したように神経がない歯だからです。

もし、この歯が神経がある歯であれば、歯根破折 を起こすことがまずありません。

スライド04


ちなみに この患者様は、多くの歯が神経がありません。

リスクの高い口腔内と言えます。

スライド05




次に上顎前歯部がブリッジとなっているためです。
スライド06


ブリッジという治療は、歯が欠損している両側の歯を支えとして連続した被せ物を行なう治療です。

そのため、歯が欠損している部分に加わる力の負担を
残っている歯で支えないといけません。

そのため、ブリッジの土台となっている歯には、噛む力の負担が加わってしまうのです。

スライド07




次に奥歯が欠損しているため、
残っている歯に負担が加わりやすいためです。
スライド08


現在義歯を使用していますが、多くの歯が欠損しています。

以下の×印が欠損部位です。
スライド09




上顎は、6歯分欠損しています。

もともと上顎には、14歯分の歯が存在していますので、
半分以上の歯がないことになります。
スライド10


奥歯では、噛む力の負担を支えることができませんので、
どうしても前歯で噛む力の負担を支えることになります。

つまり、残っている歯には、通常の倍(2倍)程度の力の負担が加わっていたことになります。
スライド11



今回歯根破折 のは当然の結果と言えます。

神経のない歯であること!

ブリッジとなっていたこと!

奥歯が欠損していたこと!

こうした問題が重なって今回の歯根破折 となったのです。

スライド12


結果的に上顎前歯部の腫れている歯は、歯根破折のため抜歯となりました。
スライド13



以下は、抜歯後です。
スライド14


それでは、今後はどのような治療方法が考えられるのでしょうか?

どのような治療方法が良いのでしょうか?

今後、少しでもトラブルが起こらないようにするためには、どうしたら良いのでしょうか?

スライド15




まず、上顎前歯部の2歯欠損に対して、ブリッジを行なった場合を想定しましょう。

ブリッジは、欠損部の両側の歯を削り、連結した被せ物を装着する方法です。
スライド16


この治療方法は、お勧めできません。

その理由として、
神経がない歯でブリッジを行なうこと
奥歯が欠損した状態であること
こうしたことから ブリッジを選択すると
再度歯根破折 を起こす可能性が高いと言えます。
スライド17



次にブリッジの範囲をさらに広げる方法も考えられます。

さらに両側の歯を削り、ブリッジの土台とすることにより、
ブリッジの強度は増強されます。

また、神経のある歯を土台に加えることにより
歯根破折 のリスクも軽減できます。

先ほどのブリッジの計画よりは、リスクは低くなります。
スライド18



しかし、さらに健康な歯までも削ることが必要となってしまいます。

虫歯でもない歯を削りたくはないのですよね。

歯は、削ったことで必ずリスクが高くなります。
スライド19



患者様は、上顎前歯部が義歯(入れ歯)となることは、
審美的な面からも避けたいとの希望がありました。

そうですよね。
上顎前歯部が義歯となると
義歯を外した状態では、歯がないことが見えてしまいます。

やはり、固定式にしたいと考えられる方が圧倒的に多いのではないでしょうか。

また、患者様は、ブリッジについても希望されませんでしたので、
インプラント治療による治療となりました。
スライド20




それでは、上顎前歯部におけるインプラント治療には、
どのような方法が考えられますでしょうか?

まず、上顎前歯部の2歯欠損のみにインプラントを埋入する方法です。

最もスタンダードな方法と言えます。
スライド21



しかし、この方法には問題点もあります。
その理由として、インプラント治療を行なった部位の両側の歯は、神経がありません。

もし、インプラント治療後に 以下の ×印 の歯がダメになった場合には、
さらに追加のインプラントが必要となります。

神経のない歯は、脆いということを忘れてはいけません。
スライド22


もし、インプラントの治療方法:1のように
上顎前歯部の2歯欠損のみにインプラントを行なった場合で、
後からその両側の歯がダメになった場合には、以下のように追加のインプラントを埋入し、
結果的に上顎前歯部には、4本のインプラントを行なうことになります。
スライド23



それであれば、先に欠損部の両側の歯も抜歯して
4歯欠損として、今後のインプラント治療を考えることも一つの方法です。

こうした抜歯を戦略的抜歯と言います。
スライド24



4歯欠損とした場合には、2本のインプラントで4歯分を支える
インプラントブリッジとなります。
スライド25


しかし、必要なインプラントの本数は、
インプラントを埋め込む部位の骨吸収の程度や
噛み合わせ
等によって決定されます。

必ず、4歯欠損の場合には、2本のインプラントでブリッジということではありません。


どちらの治療方法を選択するかは、
それぞれの治療法の利点、欠点を十分にご理解された上で
患者様に選択していただきます。
スライド26



患者様は、プラン:1を選択されました。

以下は、インプラント手術直後です。
スライド27


ちなみにインプラント治療期間中は、歯がないということはありません。

上顎前歯部は、固定式の仮歯を使用しますし、
奥歯は今までと同様に義歯の使用が可能です。


以下は、インプラント治療が終了した状態です。
スライド28

インプラント治療以外の場所は、もちろんご希望により保険治療で行なえます。

インプラント治療を考える上で大切なことは、
単に欠損部にインプラントを埋め込めば良いということではありません。

歯がダメになった原因や
口腔内の状況、
歯周病のリスク(今回は歯周病の問題はありませんでした)、
等を考え
患者様のご希望をふまえて決定されます。

もちろん治療費用も重要なポイントになります。

ただし、理想的には、奥歯の欠損部もインプラント治療を行なえば
噛み合わせを考えても理想的ではあります。
スライド29



最近かなり忙しいので再アップケースが続きます。


治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1歯分 100.000円(消費税別)〜
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、 1歯分 90.000円(消費税別)になります。
インプラントの土台(アバットメント)は、1装置50.000円(消費税別)になります。

インプラントモニターの詳細は、以下をご覧下さい。


インプラントモニターは期間限定で行なっている制度です。
モニター終了後は通常料金となりますので、
ご希望される方は、お早めに受けられて下さい。

治療費は現時点での費用であり、今後変更になる可能性があります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用が含まれています。


このブログが始まって以来 毎週木曜日にアップしていましたが、
現在 毎週 大学病院で外来診療と講義を行うことになったため、
ブログの更新が不規則になると思います。
毎週ご覧になっていただいている方も多くいらっしゃるかと思いますが、ご理解いただければと思います。
できるかぎり毎週木曜日にアップしたいと考えております。


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そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで4万円かかっていた費用を無料にしました。(インプラント2本以上同時に埋入の方のみ)
これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
そのため、暫くの間 試験的に無料とさせていただくことにしました。
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最新インプラント症例:242回目

2015年10月15日(木曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科 インプラント症例専門サイト」です。

『242回目のインプラント症例』になります。


本日のケースは、治療としてはさほど難しい治療ではありませんでした。

患者様のご希望 や 治療期間の短縮のために 工夫を行ったケースです。

同じ症例であっても 治療方法というのは、さまざまなやり方があります。

患者様のご希望であったり、
治療費の問題であったり、
大変な治療を避けるためであったり、
治療期間の問題であったり、
治療期間中の仮歯の問題であったり
考えなければいけないことはいっぱいあります。


それでは早速 本日の症例を見てみましょう!

以下は、初診時のレントゲンです。
スライド01

下顎左側の奥歯が腫れるとのことで来院されました。

スライド02

歯根破折 です。

歯根破折 した部分を拡大して見てみましょう!

スライド04

歯根破折 しているのが分かると思います。

歯根破折 についてはこのブログでも頻繁に出てくるケースですので、
お分かりの方も多いかと思います。

始めてこのブログを読まれる方のために
簡単に神経のない歯について解説します。

神経のない歯は もろく 通常の咬む力でも割れてしまうことがあります。

こうした状態を患者さんに説明する時に"木"に例えてお話しすることがあります。

生き生きとした木はたたいたり、蹴ったりしても折れたりすることはありませんが、
枯れた木は折れる可能性があります。

神経を取った歯も枯れた木と同じような状態になります。

神経のない歯は血液供給がなくなるためもろくなってしまうのです。

今回の症例も神経がない歯が折れたのです。

スライド06

以下の赤丸は神経がない歯です。
スライド07


本当に神経がない歯は問題が多いです。
みなさんも神経を取らないように 虫歯には気をつけましょう!

歯根破折 していたので、抜歯と診断しました。

スライド08


以下は抜歯後です。
スライド09

さて抜歯後の治療方法には どのようなことが考えられるのでしょうか?

スライド10


まず、ブリッジです。

ブリッジは欠損部の両側(前後)の歯を削り、
連続した被せ物を装着する方法です。

今回の症例では、2歯欠損に対して4歯分を作製するブリッジになります。
スライド1


今回のケースでは、ブリッジとするために 手前の健康な歯を削ることが必要になります。

また、下顎左側の一番奥の歯(親知らず)は神経がない歯であり、
このままブリッジとしても将来性は非常に低い治療になります。

患者様はご希望されませんでした。
私としてもブリッジはお勧めはしない治療法です。



次の治療方法です。
義歯(入れ歯)です。
スライド12

取り外し式ということもあり、患者様はご希望されませんでした。



次にインプラント治療です。
スライド13

固定式である!
健康な歯を削らない!
将来性が高い!
という点からインプラント治療をご希望されました。
スライド14


しかし、抜歯後に問題がありました。

歯根破折 を起こすと 歯肉が腫れてきます。

腫れるということは、歯肉の中に膿みが溜まる ということです。

この膿みにより、歯を支えている骨が吸収するのです。

通常は、CT撮影でこうした骨吸収程度を見るのですが、
ブログではデータ処理等の問題から
通常のレントゲン写真の方がアップが楽なので
通常のレントゲン撮影データで解説しています。

この骨吸収が今後の治療を大変にするのです。
スライド15


抜歯した部位を拡大して見てみましょう!
スライド16

このレントゲン上で抜歯したを書いてみます。

スライド17

このようながあいているのです。

抜歯した穴を黄色領域であらわします。
スライド18

この抜歯した穴が完全に治るまでには長い年月がかかるのです。

スライド19


こうした場合、インプラントの治療方法には
以下の2つの治療法が考えられます。

1.骨が十分に回復してからインプラントを埋入する方法

2.抜歯した穴の回復を待たずに早期に埋入する方法

スライド20


それぞれの治療方法について 利点、欠点を含めて解説します。

まず、1番目の骨が十分に回復してからインプラントを埋入する方法です。

GBR法(骨増大法) を行い、
骨の回復を待ってからインプラントを埋入するため、
最も確実な治療法と言えます。
スライド21


しかし、治療期間は長くなります。

抜歯後約3〜4ヶ月待ちます。

その後GBR法(骨増大法) を行い、
さらに約3〜4ヶ月待ちインプラントの埋入です。

さらに 骨とインプラントが結合(くっつく)まで約2〜3ヶ月待ちます。
合計で8〜11ヶ月もかかってしまうのです。
スライド22


次に抜歯してすぐにインプラントを埋入する方法です。
スライド23


治療期間は約3ヶ月で終了しますので、治療期間は短くてすみます。
スライド24

こうした治療法を
抜歯即時(抜歯早期)インプラント と言います。
スライド25


しかし、こうした抜歯即時(抜歯早期)インプラント には問題点もあるのです。
スライド26


しかし、患者様のご希望等を考慮し、抜歯即時(抜歯早期)インプラント を選択しました。
スライド27

抜歯即時(抜歯早期)インプラント の問題点の一つには、
骨吸収が大きいため 埋め込んだインプラントが安定しにくい点があります。
スライド28


そこで、インプラントが安定するために 以下のポイントに注目しました。
抜歯した歯の中間部には骨の高まり(凸部)が残っているのです。
スライド29


この骨の骨の高まり(凸部)にインプラントを埋め込むのです。
そのためには、インプラントの埋め込む位置を若干ですが、奥側に移動させることが必要です。
スライド30


これでインプラントの安定が望めます。
スライド31


以下は最終的なインプラントの埋入位置とプランです。
スライド32


以下がインプラントを埋入した直後です。
スライド33


以下は、被せ物が装着され、インプラント治療が終了した直後です。
スライド35


インプラントを埋め込んだ位置が若干後ろ側になりますので、
被せ物の形態に若干の問題が残りますが 今回の症例は、
治療期間の短縮、
インプラントの安定、
大変な治療を少しでも避ける
といったことを考慮して行ったケースです。

時間をかけてGBR法(骨増大法) を行ってからインプラントを埋入した方が良いのか?
早期にインプラントを埋め込んだ方が良いのか?
は、
骨吸収の状態 等の口腔内だけでなく、
患者様のご希望であったり、
治療費の問題であったり、
大変な治療を避けるためであったり、
治療期間の問題であったり、
治療期間中の仮歯の問題であったり
等を考慮して決定されるのです。

使用したインプラントは
ストローマンインプラント(ITIインプラント) です。

治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1歯分 100.000円(消費税別)〜 になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、 1歯分 90.000円(消費税別)になります。
インプラントの土台(アバットメント)は、1装置54.000円(消費税別)になります。

インプラントモニターの詳細は、以下をご覧下さい。


インプラントモニターは期間限定で行なっている制度です。
モニター終了後は通常料金となりますので、
ご希望される方は、お早めに受けられて下さい。

治療費は現時点での費用であり、今後変更になる可能性があります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用が含まれています。


このブログが始まって以来 毎週木曜日にアップしていましたが、
現在 毎週 大学病院で外来診療と講義を行うことになったため、
ブログの更新が不規則になると思います。
毎週ご覧になっていただいている方も多くいらっしゃるかと思いますが、ご理解いただければと思います。
できるかぎり毎週木曜日にアップしたいと考えております。


 インプラントモニター募集(インプラント手術費用20%割引
インプラントモニターの詳細については、下記をクリックして下さい。
      インプラントモニター(手術費用20%割引)
今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。

最近インプラント治療を行う際に静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) をご希望される方が非常に多くなってきています。
そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで4万円かかっていた費用を無料にしました。(インプラント2本以上同時に埋入の方のみ)
これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
そのため、暫くの間 試験的に無料とさせていただくことにしました。
ご希望の方は、ご利用下さい。
圧倒的に楽にインプラント治療が行えます。


      インプラント無料相談
現在インプラント無料相談を受け付けています。
詳細は以下をご覧になって下さい。
      インプラント無料相談

  ・ メール無料相談は こちらをクリック
 歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下
 さい。
 基本的に、当日に回答させていただきます。

  ・ インプラントオンライン見積もりは こちらをクリック
欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

  ・インターネット・オンライン予約 はこちらをクリック
休診日でも24時間 オンラインで予約が行えます。




大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。

最新インプラント症例:241回目

2015年10月 8日(木曜日)です。

このブログはインプラント症例を紹介するブログです。


『241回目のインプラント症例』になります。


本日は再アップ症例になります。
多くの歯が歯根破折 していたケースです。
歯根破折 については、このブログで何回もご紹介してきました。
神経のない歯は 非常に脆いため、通常の噛む力でも折れてしまいます。
また、虫歯になっても冷たい、熱い等の症状がでないため、手遅れになりやすかったりします。

本当に神経がない歯ばかりでした。
初診時来院された時には、上顎の前歯部が折れて 歯がない状態でした。
上の前歯がないと審美的にも大きな問題となります。
審美的な問題点も早期に解決することが重要なケースです。
以下のレントゲンは、初診時になります。
スライド01

問題はいっぱいありました。
神経のない歯が歯根破折 していたり、
虫歯が深い(進行している)歯がいっぱいありました。
スライド02

なぜ このような状況になったのでしょうか?
その最大の理由は、神経がない歯が多いからです。
先にも解説したように神経のない歯は、非常に脆く
さまざまな問題が起こりやすいのです。
その神経のない歯をブリッジとしているのですから
さらに問題は大きくなっているのです。
可能であれば、神経のない歯はブリッジにしない方が良いのです。
ブリッジは、欠損している部位を 残っている歯で支える治療です。
つまり、残っている歯(土台)には 負担が加わりやすいのです。
その負担が加わりやすい歯を ブリッジの土台とするわけですから
いつ 問題が起こっても不思議ではないのです。
以下のレントゲンの●:赤丸は神経がない歯です。
スライド03

本当に神経のない歯が多いですね。
上顎では、3本の歯を除いて 全て神経がありません。
結論として、以下の×印の 
虫歯が深かったり、歯根破折 している歯は 抜歯と診断されました。
スライド1

抜歯後に歯がなくなる部位は、
上顎で8歯分、
下顎で3歯分(下顎右側の一番奥は始めから欠損しています)です。
大変な数の 歯がなくなることになります。
スライド05

患者様は、欠損部に対しては、義歯(入れ歯)を使用することは嫌なため、
固定式のインプラント治療をご希望されました。
しかし、最初に問題となるのは、抜歯後の 審美性 と 噛む ことです。
抜歯するということは、歯がなくなる ということです。
この問題を解決することが 一番最初に必要なことです。
そこで、抜歯に 型を取り
あらかじめ 固定式の仮歯 を作製しておきます。
そして、抜歯と同時に残っている歯で 固定式の仮歯を作製するのです。
以下のようなプランです。
スライド1

黄色丸の歯を土台として、固定式の仮歯を作製するのです。
これで、抜歯当日から 審美的にも問題なく、
食事にも問題がない状態になります。
この仮歯を使用したまま インプラント治療を続けるのです。
次に問題となったのが、骨吸収です。
いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
スライド06

さらに分かりやすくするために 骨吸収部位を赤色の領域で表しします。
スライド07

骨吸収が起こっているのが分かるかと思います。
さらに上顎の右側では、上顎洞 の存在が問題となっていました。
緑線は上顎洞という空洞です。
骨ではなく、穴が開いているのです。
いつもこのブログをご覧になっている方はもうすでにご存知のことと思います。
上顎洞の詳細は、以下を参考にして下さい。
        上顎洞
スライド08

これも さらに分かりやすくするために、上顎洞 緑色で表示します。
スライド09

骨吸収上顎洞 の存在により、上顎右側の奥歯では、インプラントを埋入するための骨の高さが十分に存在していません。
上顎は8歯欠損、
下顎は3歯欠損です。
全ての欠損部にインプラントを埋入すると 治療費が高額になってしまいます。
当然のことながら患者様は、最小限の治療費で抑えたい というご希望がありました。
どこに 何本のインプラントが必要なのでしょうか?
『最小限のインプラントの本数で、最大限の効果のある治療計画!』
『残っている歯も神経がない歯が多いので、将来性をふまえた治療計画!』
が重要なことになってきます。
以下が最終的なインプラントの治療計画になります。
スライド10

下顎の左側の奥歯には、インプラントは埋入しません。
この理由として、
1.下顎右側の奥歯にインプラントを埋入することで右側で噛むことが可能となる
2.下顎の左側は、奥から2番目まであるので、噛むことにはさほど大きな問題にならない
3.下顎左側は、神経がない歯でブリッジを行ってあるため、
  将来的には問題が起こりやすい!
  そのため、現時点で一番奥にインプラントを行っても
  今後その手前のブリッジに問題が起こった場合には、
  再度インプラントを埋入する必要性がある!
  そのため、現時点で下顎左側の一番奥にインプラントを埋入することは
  費用 対 効果 といった点では問題が残る!
スライド13

このことから
今回の治療計画のポイントは、
1.無理がない範囲でインプラントの本数を少なくすること!
2.そのために ブリッジ と カンチレバー で対応する!
ということにしました。
スライド11

また、上顎右側の奥歯の骨吸収部位に対しては、
骨の高さが少ないため、理想的には骨移植を伴うサイナスリフト法(上顎底挙上術) が必要なことをお話しましたが、
患者様は、
『大変な治療は避けたい!』
とのご希望があったため、
ソケットリフト法 で対応することにしました。
スライド12

以下が治療終了後です。
スライド14

本日のテーマは、
『神経がない歯は本当に将来性が低く、大変になることが多い!』
ということです。
今後 神経がない歯でブリッジを予定されている方は、
今後のことを考えて治療プランを立てた方が良いでしょう。
歯根破折 を起こした場合には、抜歯になってしまいます。

使用したインプラントは、ストローマンインプラント(ITIインプラント) です。



治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1歯  100.000円(消費税別)〜 になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、1歯 70.000円(消費税別)になります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。




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今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。

最近インプラント治療を行う際に静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) をご希望される方が非常に多くなってきています。
そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで3万円かかっていた費用を無料にしました。
これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
そのため、暫くの間 試験的に無料とさせていただくことにしました。
ご希望の方は、ご利用下さい。
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I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。

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2014年10月 8日(木曜日)です。

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『241回目のインプラント症例』になります。


本日は再アップ症例になります。
多くの歯が歯根破折 していたケースです。
歯根破折 については、このブログで何回もご紹介してきました。
神経のない歯は 非常に脆いため、通常の噛む力でも折れてしまいます。
また、虫歯になっても冷たい、熱い等の症状がでないため、手遅れになりやすかったりします。

本当に神経がない歯ばかりでした。
初診時来院された時には、上顎の前歯部が折れて 歯がない状態でした。
上の前歯がないと審美的にも大きな問題となります。
審美的な問題点も早期に解決することが重要なケースです。
以下のレントゲンは、初診時になります。
スライド01

問題はいっぱいありました。
神経のない歯が歯根破折 していたり、
虫歯が深い(進行している)歯がいっぱいありました。
スライド02

なぜ このような状況になったのでしょうか?
その最大の理由は、神経がない歯が多いからです。
先にも解説したように神経のない歯は、非常に脆く
さまざまな問題が起こりやすいのです。
その神経のない歯をブリッジとしているのですから
さらに問題は大きくなっているのです。
可能であれば、神経のない歯はブリッジにしない方が良いのです。
ブリッジは、欠損している部位を 残っている歯で支える治療です。
つまり、残っている歯(土台)には 負担が加わりやすいのです。
その負担が加わりやすい歯を ブリッジの土台とするわけですから
いつ 問題が起こっても不思議ではないのです。
以下のレントゲンの●:赤丸は神経がない歯です。
スライド03

本当に神経のない歯が多いですね。
上顎では、3本の歯を除いて 全て神経がありません。
結論として、以下の×印の 
虫歯が深かったり、歯根破折 している歯は 抜歯と診断されました。
スライド1

抜歯後に歯がなくなる部位は、
上顎で8歯分、
下顎で3歯分(下顎右側の一番奥は始めから欠損しています)です。
大変な数の 歯がなくなることになります。
スライド05

患者様は、欠損部に対しては、義歯(入れ歯)を使用することは嫌なため、
固定式のインプラント治療をご希望されました。
しかし、最初に問題となるのは、抜歯後の 審美性 と 噛む ことです。
抜歯するということは、歯がなくなる ということです。
この問題を解決することが 一番最初に必要なことです。
そこで、抜歯に 型を取り
あらかじめ 固定式の仮歯 を作製しておきます。
そして、抜歯と同時に残っている歯で 固定式の仮歯を作製するのです。
以下のようなプランです。
スライド1

黄色丸の歯を土台として、固定式の仮歯を作製するのです。
これで、抜歯当日から 審美的にも問題なく、
食事にも問題がない状態になります。
この仮歯を使用したまま インプラント治療を続けるのです。
次に問題となったのが、骨吸収です。
いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
スライド06

さらに分かりやすくするために 骨吸収部位を赤色の領域で表しします。
スライド07

骨吸収が起こっているのが分かるかと思います。
さらに上顎の右側では、上顎洞 の存在が問題となっていました。
緑線は上顎洞という空洞です。
骨ではなく、穴が開いているのです。
いつもこのブログをご覧になっている方はもうすでにご存知のことと思います。
上顎洞の詳細は、以下を参考にして下さい。
        上顎洞
スライド08

これも さらに分かりやすくするために、上顎洞 緑色で表示します。
スライド09

骨吸収上顎洞 の存在により、上顎右側の奥歯では、インプラントを埋入するための骨の高さが十分に存在していません。
上顎は8歯欠損、
下顎は3歯欠損です。
全ての欠損部にインプラントを埋入すると 治療費が高額になってしまいます。
当然のことながら患者様は、最小限の治療費で抑えたい というご希望がありました。
どこに 何本のインプラントが必要なのでしょうか?
『最小限のインプラントの本数で、最大限の効果のある治療計画!』
『残っている歯も神経がない歯が多いので、将来性をふまえた治療計画!』
が重要なことになってきます。
以下が最終的なインプラントの治療計画になります。
スライド10

下顎の左側の奥歯には、インプラントは埋入しません。
この理由として、
1.下顎右側の奥歯にインプラントを埋入することで右側で噛むことが可能となる
2.下顎の左側は、奥から2番目まであるので、噛むことにはさほど大きな問題にならない
3.下顎左側は、神経がない歯でブリッジを行ってあるため、
  将来的には問題が起こりやすい!
  そのため、現時点で一番奥にインプラントを行っても
  今後その手前のブリッジに問題が起こった場合には、
  再度インプラントを埋入する必要性がある!
  そのため、現時点で下顎左側の一番奥にインプラントを埋入することは
  費用 対 効果 といった点では問題が残る!
スライド13

このことから
今回の治療計画のポイントは、
1.無理がない範囲でインプラントの本数を少なくすること!
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ということにしました。
スライド11

また、上顎右側の奥歯の骨吸収部位に対しては、
骨の高さが少ないため、理想的には骨移植を伴うサイナスリフト法(上顎底挙上術) が必要なことをお話しましたが、
患者様は、
『大変な治療は避けたい!』
とのご希望があったため、
ソケットリフト法 で対応することにしました。
スライド12

以下が治療終了後です。
スライド14

本日のテーマは、
『神経がない歯は本当に将来性が低く、大変になることが多い!』
ということです。
今後 神経がない歯でブリッジを予定されている方は、
今後のことを考えて治療プランを立てた方が良いでしょう。
歯根破折 を起こした場合には、抜歯になってしまいます。

使用したインプラントは、ストローマンインプラント(ITIインプラント) です。



治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1歯  100.000円(消費税別)〜 になります。
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Profile
     院長履歴

1993年 神奈川歯科大学卒業
1993年 同大学歯周病学講座
      入局
1999年 日本歯周病学会
      専門医取得
1999年 東京都にて杉山歯科
      医院開業
2003年 I.T.Iメンバー認定
2005年 国際口腔
      インプラント
      学会認定医取得
2006年 大船駅北口歯科
      インプラント
      センター開業

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診療時間:9:30〜18:00
休診日 :月曜日、木曜日、祝日
電話  :045-891-3334
メール :info@
     sugiyama-d.sakura.ne.jp
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