2004年11月
前回に続き上顎洞の解説をその2、その3の2つに分け解説します。
左の図は歯がある状態で上顎洞までの距離があり、十分な骨の高さがある状態です。
右の図は歯周病等で骨が吸収してしまったために上顎洞までの距離がなくなり、 インプラントを行うのに十分な骨の高さがない。
上顎にインプラントを希望する患者さんの多くは(60%以上)このような状態である。
このように歯を抜いた場所は年々やせて、場合によっては1〜2mm程度の幅しかない方もいます。
インプラントの杉山歯科医院
左の図は歯がある状態で上顎洞までの距離があり、十分な骨の高さがある状態です。
右の図は歯周病等で骨が吸収してしまったために上顎洞までの距離がなくなり、 インプラントを行うのに十分な骨の高さがない。
上顎にインプラントを希望する患者さんの多くは(60%以上)このような状態である。
このように歯を抜いた場所は年々やせて、場合によっては1〜2mm程度の幅しかない方もいます。
インプラントの杉山歯科医院
今日は上顎に3本のインプラント埋入がありました。
インプラントを埋入するための骨がないためにソケットリフト法を行いました。
今日は前回の話しの続きで上顎洞についてその2、その3に分けて解説します。
暫く上顎洞についてとソケットリフト法について解説していくつもりです。
インプラントの杉山歯科医院
インプラントを埋入するための骨がないためにソケットリフト法を行いました。
今日は前回の話しの続きで上顎洞についてその2、その3に分けて解説します。
暫く上顎洞についてとソケットリフト法について解説していくつもりです。
インプラントの杉山歯科医院
今日のインプラントは上顎のソケットリフト法でした。
ソケットリフト法は上顎にインプラントを埋入するための骨の高さがない場合に行う治療法です。
GBR 法でも説明しましたが、インプラントを行うにあたりインプラントを植立するための骨幅や骨の高さがない場合、 そのままの状態でインプラントを行うと成功率は非常に低くなります。
実際には上顎においてはインプラントを行うための骨が不足していることの方が多く、 60〜70%の方は骨の増大なくしてインプラントを行うことは不可能です。
以下に上顎の骨の解剖学的な構造と特殊なインプラント治療についてお話します。
上顎洞とは?
上顎洞は上顎の奥歯の上に存在する骨の空洞になっている部分のことです。
この空洞は頬骨の奥に存在し、鼻腔へとつながっていて、 鼻柱骨により左右に分かれています。この上顎洞の働きは完全にはわかっていません。
多くの場合、歯が存在するとこの上顎洞と上顎の骨の距離は一定の幅がありますが、 歯周病等で骨が吸収してしまうと上顎と上顎洞との距離が薄くなってしまいます。
その結果インプラントを行えないことがあります。
次回ソケットリフト法の続きです。
インプラントの杉山歯科医院
ソケットリフト法は上顎にインプラントを埋入するための骨の高さがない場合に行う治療法です。
GBR 法でも説明しましたが、インプラントを行うにあたりインプラントを植立するための骨幅や骨の高さがない場合、 そのままの状態でインプラントを行うと成功率は非常に低くなります。
実際には上顎においてはインプラントを行うための骨が不足していることの方が多く、 60〜70%の方は骨の増大なくしてインプラントを行うことは不可能です。
以下に上顎の骨の解剖学的な構造と特殊なインプラント治療についてお話します。
上顎洞とは?
上顎洞は上顎の奥歯の上に存在する骨の空洞になっている部分のことです。
この空洞は頬骨の奥に存在し、鼻腔へとつながっていて、 鼻柱骨により左右に分かれています。この上顎洞の働きは完全にはわかっていません。
多くの場合、歯が存在するとこの上顎洞と上顎の骨の距離は一定の幅がありますが、 歯周病等で骨が吸収してしまうと上顎と上顎洞との距離が薄くなってしまいます。
その結果インプラントを行えないことがあります。
次回ソケットリフト法の続きです。
インプラントの杉山歯科医院
今日は上顎前歯部の抜歯即時インプラントです。
抜歯した直後にインプラントを埋入する方法です。
この治療法は診断が難しいところがありますが、非常に有効な方法です。
患者さんにとっては抜歯とインプラントが一度に行えるため麻酔の回数も1回ですみますし、治療自体も少なくなります。
また歯を支える骨にとっても有利にはたらきます。それは抜歯をすると歯を支えていた周囲の骨は吸収を始めます。この骨の外側の骨(頬側の骨のこと)は約1ヶ月で1/3程度吸収をしてしまうことがあります。骨が吸収してしまうとインプラントを埋入するための骨が吸収してしまうということなので、骨を再生させる治療法を行う可能性もでてきます。
抜歯即時埋入するとこの骨の吸収が起る前にできますので、有効な方法ということになります。
しかし、どんな場合にでもこの抜歯即時埋入が行えるということではありません。適応症があります。
インプラントの杉山歯科医院
抜歯した直後にインプラントを埋入する方法です。
この治療法は診断が難しいところがありますが、非常に有効な方法です。
患者さんにとっては抜歯とインプラントが一度に行えるため麻酔の回数も1回ですみますし、治療自体も少なくなります。
また歯を支える骨にとっても有利にはたらきます。それは抜歯をすると歯を支えていた周囲の骨は吸収を始めます。この骨の外側の骨(頬側の骨のこと)は約1ヶ月で1/3程度吸収をしてしまうことがあります。骨が吸収してしまうとインプラントを埋入するための骨が吸収してしまうということなので、骨を再生させる治療法を行う可能性もでてきます。
抜歯即時埋入するとこの骨の吸収が起る前にできますので、有効な方法ということになります。
しかし、どんな場合にでもこの抜歯即時埋入が行えるということではありません。適応症があります。
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