最新インプラント症例:日本歯周病学会歯周病専門医、国際インプラント学会認定医

インプラントなら横浜の大船駅北口歯科  神奈川県横浜市(JR大船駅北口から徒歩3分)にあります 国際インプラント学会認定医、日本歯周病学会専門医です。 インプラントのマニアックな情報を掲載しています。

2004年12月

今日のインプラント

今年も後数日となりました。
本年度はインプラントも約400本程度と昨年と比較してかなり増えました。
インプラントを希望される患者さんが多くいらしゃることを実感した1年でした。
インプラントの術式、材質もさらに改良されてきており、患者さんにとってより良い治療法となってきています。
あとは治療費の問題だけであるかと思います。インプラントの治療費はメーカーの器材の費用が安くならないので、現段階では難しいかと思いますが、将来的にはインプラントの価格も若干は安くなるかと思います。
私達、治療を行う側としては、より安全、正確に行うことが大切であり、日々進歩する歯科医学をいかに早く正確に取り入れ、患者さんにとって利益につながるように努力していきたいと思います。
最近、学会等の発表で忙しく、ホームページの更新を行っていませんでしたが、現在更新の作業をしていますのでお待ちになって下さい。
内容は『抜歯即時インプラント』と『インプラント失敗症例』です。得にインプラントの失敗症例についてはほとんどのホームページに記載していないものです。
実際にインプラントがダメになり、当医院に紹介で来院された症例を紹介します。どこが原因でダメになったのか?どのように治療すれば良かったのか?等 解説を加えながら原因を探っていきたいと思います。
この失敗症例は今後もそのような症例があれば追加していきます。
御興味のある方は是非御覧になって下さい。数日中にアップしたいと思います。
インプラントの杉山歯科医院

今日のインプラント

今日は下顎に2本のインプラント埋入がありました。
下顎の無歯顎です。
2本のインプラントを埋入し、義歯と固定するアタッチメントという金具を付け固定します。
これにより義歯とインプラントは強固に固定されますので、義歯が動くということはありません。また固定が強いため義歯を非常に小さくできるという利点があります。上の義歯であれば口蓋の部分を取除くことができ、通常の義歯とははるかに小さくできますので、違和感はかなりなくなります。


インプラントの杉山歯科医院


今日のインプラント

今日は午前1件、午後1件のインプラント手術がありました。
午後は今年の6月に骨が幅や高さがないため骨の増大法(GBR法)をすでに行っている状態です。
6ヶ月間骨の成熟を待ち、ようやくインプラントです。
場所は上顎の奥歯です。
元々骨の高さは2mm程度しかありませんでしたが、GBR法後、6ヶ月経過していましたので、部位により違いますが、4〜6mm程度高さの骨の増大がありました。
本日はさらに長いインプラントを埋入するためソケットリフト法を行いました。
結果、上顎右側に1本、上顎左側に2本のインプラントが埋入できました。
このように骨の高さや幅がない場合には色々な治療法を組み合わせて行うことがあります。長期的にインプラントが安定するためにはしっかりした骨、高さ、幅が必要なのです。

年末ですが、今週もインプラントの患者さんはまだまだいらっしゃいます。休みを利用してインプラントをしたいとういう方がいらしゃいます。


インプラントの杉山歯科医院


今日のインプラント

今日は上顎に3本のインプラントを埋入しました。
3本ともソケットリフト法を行いました。
ソケットリフト法(詳細はホームページを参考にして下さい)が一般的になってきてからまだ10年はたっていません。
しかし、その治療法の簡便さから急速に広まってきました。
今までは上顎にインプラントを埋入するための骨の高さが少ない場合、サイナスリフト法という治療を行わなければインプラントを埋入できませんでした。しかし、このサイナスリフト法は患者さんにとって大変な治療法であったため避けられる方向にありました。
ソケットリフト法は患者さんにとって今までの方法と比較してかなり負担が少ない治療法であるため、その術式を取り入れる先生も増えてきています。




インプラントの杉山歯科医院

今日のインプラント

今日は上顎の前歯部に3本のインプラントを埋入しました。
5歯欠損ですので、3本のインプラントでブリッジという方法をとります。
このように多数の欠損がある場合、全ての欠損部にインプラントを埋入するのではなく、何本かのインプラントを埋入し、ブリッジという方法をとります。
では多数の欠損に対しどれくらい(何本)のインプラントをいれれば良いのでしょう?
骨の幅や高さにより使用するインプラントの幅や長さは違ってくるので、正確な本数はレントゲン等の診査後でないとわかりませんが、基本的には欠損の数と同じかそれ以上のインプラントが必要になります。
例えば、3歯欠損であれば2本、4歯欠損でも2本、5歯欠損であれば3本、6歯欠損であれば3本以上ということになります。
できるかぎり埋入するインプラントが少ない方が患者さんの治療費の負担は少なくなります。しかし、インプラントを行うということは将来性を考え、長期的に安定することが最も重要になります。そのためには埋入本数が増える可能性もあります。
必要最小限で最大の効果がでるような計画が必要となってくるのです。


インプラントの杉山歯科医院

今日のインプラント

今日は上顎に8本のインプラント埋入がありました。
全ての場所で骨の高さや幅が不足しているケースです。

右側は5ヶ月前にインプラントを埋入するための骨の高さがなかったためサイナスリフト法をすでに行っている状態です。その部分に2本のインプラントを埋入しました。
左側は2本のインプラントをソケットリフト法という治療を行い、同時埋入しました。
前歯部は骨の幅が少なかったためリッジエクスパンジョン法という骨の幅を広げる方法を行い4本のインプラントを埋入しました。
このように骨の幅や高さに問題がある場合には色々な治療法を組み合わせて行うことが必要です。

得に今回は患者さんが海外からいらしている方なので、できる限り短期間で治療を行うことは大切なことです。

治療期間をできるかぎり短く、さらに安全に、確実に行うためには単にインプラントを埋入すれば良いということではなく、さまざまなテクニックが必要となります。

今回は8本同時埋入とさまざまな治療を組み合わせて行いましたので患者さんも大変疲れたかと思います。
お疲れさまでした。

今回行ったサイナスリフト、ソケットリフトについてはホームページを参考にして下さい。またリッジエクスパンジョン法については後日解説します。




インプラントの杉山歯科医院

今日のインプラント

今日は上顎に4本のインプラントです。
上顎右側は奥から4本が欠損であり、奥から5本目(犬歯)は虫歯が深く抜歯しなければならない状態であったため、抜歯即時インプラントを行いました。奥の4歯欠損部は2本のインプラントを埋入し、犬歯部分の抜歯即時インプラントと合わせてインプラントのブリッジという形態をとりました。
また上顎の左側にも1本のインプラントを行いました。

このように欠損がいくつかある場合でも骨の状態がよければ全ての欠損部位にインプラントを埋入する必要性はありません。
3歯欠損であれば2本、4歯欠損でも2本の埋入でブリッジは行えます。
できるだけ少ない本数であれば治療費もおさえられます。
ただし、ブリッジの正確な本数はレントゲン診査や噛み合わせの診査を行わないと正確なことはわかりません。

また治療期間は上顎、下顎で違います。一般的に以下のように治療は進みます。

1回目に診査、2回目にインプラント埋入、その1週後に抜糸、それから下顎は6〜8週間後に上顎は2〜3ヶ月後に型をとり、それぞれその1〜2週後に被せ物を装着して終了です。



インプラントの杉山歯科医院

今日のインプラント

先週から続いているソケットリフト法の最終日です。
今日はソケットリフトの成功率についてです。

 現在一般的に行われているソケットリフト法とはインプラントを埋入する骨の高さがない場合にオステオトームという円柱状のノミのような 器具を用いて上顎洞を挙上する方法です。 (治療方法については“ソケットリフト”を参照)
1994年にSummers RBらによって初めて発表された治療法です。
以下はオステオトームを使用したソケットリフト法の成功率についての報告です。

研究者(発表年度)   観察本数   観察期間   成功率(%)
Ioannidou E(2000)    79     8ヶ月     100
Horowitz RA(1997)   34     平均5.9年    97
Horowitz RA(1997)   143     平均18ヶ月   96
Tong DC(1998)      1092   最長60ヶ月  87〜98
       
結論
 オステオトームを使用したソケットリフト法はまだ臨床に応用されてから8年(2002年現在)程度のしかたっていないが、 通常のインプラント埋入と比較してもなんら劣ることはありません。 それどころか通常のインプラント治療と比較して患者さんへの負担が非常に少ないのもこの治療法の特徴です。
施術者にとってもこのテクニックは難しいものではなく、今後骨の高さがないケースにおいて一般的になっていく治療法であると考えられます。

来週からはインプラント手術報告と新しいテーマのお話をしたいと思います。



インプラントの杉山歯科医院

今日のインプラント

今日の午前中は上顎と下顎に同時にインプラントの埋入を行いました。
上下違う日にインプラントを行うと2回手術を行わなければなりませんが、上下同時であると1回ですみますので、患者さんの負担は少なくなります。
ここ数年は多くの場合、上下にインプラントを行う必要性がある場合には一度に行うことがほとんどであり、それ以外に左右にある場合も同様に一度に行うことがほとんどです。
できるかぎり少ない回数で治療することが、患者さんにとって負担が少ないことであると思います。
もちろんご希望があれば数回に分けて行うこともします。


お知らせ(歯科医師および歯科衛生士さんへ勉強会のお知らせ)

=再建治療研究所主催公開セミナー= のお知らせ

「歯科医師・歯科衛生士のチーム医療の観点から 
 歯周病のリスクファクターを考える」

 歯周病における歯周組織の破壊や疾患の進行において、様々なリスクファクターが関与すると考えられる。特に残存歯の状態や歯列不正に伴う咬合崩壊を呈した症例へ対応する場合、リスクファクターとしての要素が増大する傾向にある。これを解決するには、はじめに基本治療と併行しながら症例ごとのリスクファクターの分析と対応が必要となる。しかしながら、現状において診断や治療の両面から考えた場合、多くのリスクファクターが関与する上に症例ごとの個体差が大きいことなどから、明確な治療のためのガイドラインやエビデンスの確立は困難である。
そこで、本講演では歯周病のリスクファクターについてさまざまな方向から多角的に問題提起を行い、臨床における治療上の問題点を再度確認しながら、歯科医師・歯科衛生士を交えシンポジウム形式で検討を加える事とします。

多数のご参加をお待ちしております。

日時:2004年12月12日(日)午前9時〜午後4時30分
場所:ぱるるプラザCHIBA6F 千葉市中央区富士見町1‐3‐2
   JR千葉駅前 東口より徒歩3分(Tel 043−202−0800)

プログラム(講演予定者)
 ・ 全身疾患と歯周病の関連−歯周治療で考えるべき事、
   やるべき事     (横浜市開業 吉野敏明)
 
 ・ ハイリスク患者とは?抗菌療法は必要か?
             (千葉市開業 三辺正人)

 ・歯周病治療における咬合性外傷の考え方と対応
             (鹿児島市開業 児玉利朗)   
 
 ・歯周病患者に対するインプラント治療はリスクか?
             (東京都開業 杉山貴志)

後援・協賛 株式会社モリタ、テルモ株式会社、株式会社高研
      有限会社医学情報社  




インプラントの杉山歯科医院

今日のインプラント:GBR法とソケットリフトの2件です。

今日の午前中は上顎の前歯部にインプラントを埋入するための骨の幅(厚み)がなかったためGBR法(骨増大法)を行いました。
治療前に骨の幅(厚み)はわずかに1〜2mm程度でした。
インプラントの直径は約4mmなので、それ以上の骨幅がないとインプラントは行えません。
このように骨幅が少なくなってしまう原因は歯周病によるものや抜歯後時間が経過したために骨が吸収してしまうこと等です。
どちらにせよインプラントを行うのに骨幅がないことは非常にフ不利なことです。
骨の再生(増大)法を行うと治療の回数も時間もかかります。
今回行ったGBR法も骨が再生するまで3ヶ月以上はかかります。
それからインプラントになりますので、通常の骨幅がある場合に比較してか大変になります。

午後からはソケットリフト法で3本のインプラントがあります。




インプラントの杉山歯科医院
Profile

インプラント歯周病...

     院長履歴

1993年 神奈川歯科大学卒業
1993年 同大学歯周病学講座
      入局
1999年 日本歯周病学会
      専門医取得
1999年 東京都にて杉山歯科
      医院開業
2003年 I.T.Iメンバー認定
2005年 国際口腔
      インプラント
      学会認定医取得
2006年 大船駅北口歯科
      インプラント
      センター開業

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     sugiyama-d.sakura.ne.jp
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