最新インプラント症例:日本歯周病学会歯周病専門医、国際インプラント学会認定医

インプラントなら横浜の大船駅北口歯科  神奈川県横浜市(JR大船駅北口から徒歩3分)にあります 国際インプラント学会認定医、日本歯周病学会専門医です。 インプラントのマニアックな情報を掲載しています。

2005年01月

今日のインプラント:午前中

今日の午前中は下顎に2本のインプラント埋入がありました。
骨の幅や高さには問題はなかったので簡単な手術でした。
このように骨の幅や高さ問題に問題がない方が少なく、多くの場合に骨の幅や高さには問題があります。
その原因のほとんどが歯周病等を放置していたため、骨が吸収してしまったことによります。
歯周病等がある場合にはきちんと治療をしないと骨はどんどんとなくなってしまいます。
また歯周病の治療をしても保存が厳しい歯はできる限り早めに抜歯しないと状態はどんどんと悪化してしまいます。
患者さんの多くは歯周病が進行した歯であってもできる限り抜歯したくないと思っています。しかし、歯周病の治療をするのであれば別ですが、歯周病の治療をしないでそのままにすることはもっとも危険なことです。最終的に歯を抜歯することになった時に次の治療の選択範囲が限られてしまうか、できない、または治療が困難になるといったことが起ります。
インプラントを選択する場合でも骨がないということは治療自体も困難になってしまうのです。
早めの診査と治療が大切です。

インプラントの杉山歯科医院



今日のインプラント:午後

今日の午後のインプラントは上顎に3本の埋入でした。
2本は長さ12mm、10mmと問題問題なく、埋入可能でしたが、奥歯の1本は骨の高さが4mm程度しかなかったためソケットリフト法を行いました。
ソケットリフト法についてはこの日記で何度か説明をしていますが、今回も再度説明します。

ソケットリフト法とは

上顎と上顎洞(上顎洞についてはこのあと説明します)との距離が狭く、そのままではインプラントは不可能であるが、 5mm以上の距離がある場合に行う方法です。
通常インプラントを行うのには最低10mm(予知性のある治療を行うのに必要な最低限の骨量と考えている) の骨の高さが必要であるが、 ソケットリフト法を応用すれば 5mmの骨の高さがあればインプラントを行うことができます。
治療自体はインプラントの穴を形成する器具を使用しないため 通常のインプラトを行う場合よりも痛みや腫れがない治療法です。


上顎洞とは?

上顎の奥歯の上に存在する骨の空洞になっている部分のことです。
この空洞は頬骨の奥に存在し、鼻腔へとつながっていて、 鼻柱骨により左右に分かれています。この上顎洞の働きは完全にはわかっていません。
多くの場合、歯が存在するとこの上顎洞と上顎の骨の距離は一定の幅がありますが、 歯周病等で骨が吸収してしまうと上顎と上顎洞との距離が薄くなってしまいます。
その結果インプラントを行えないことがあります。


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今日のインプラント

今日は上顎2本、下顎1本を同時に埋入しました。
上顎は術前にインプラント埋入するための骨がまったくなかったために約6ヶ月前に骨の高さを増大させる治療法であるサイナスリフト法を行いました。(詳細はホームページの特殊な治療法を参考にして下さい)
通常上顎にインプラントを行った場合には骨と結合するまで約3ヶ月待ちますが、サイナスリフト法を行った場合にはインプラントを埋入後もそれ以上待つことがあります。
やはり骨がなにもない状態のところに骨を作った場合にはできた(再生した)骨も若干安定しない(軟らかいといったほうがわかりやすいかもしれません)ような骨です。そのため安全をとって治癒(骨とくっつく期間)を通常よりも長くおくことがあります。今回もそのようなケースでした。

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今日のインプラント:午前中

今日の午前中は1件のインプラント手術がありました。
下顎です。
約1ヶ月程度前に抜歯した部位に埋入しました。抜歯してから1ヶ月ですとまだ抜歯したところには骨が完全には再生していません。完全な再生は4〜6ヶ月以上は待たないといけません。
6ヶ月以上待てば骨の再生はかなり起っているためインプラントをするには非常に良い状態です。しかし、実際には6ヶ月以上待つというのは患者さんにとって苦痛になります。そのため現実的には1〜2ヶ月程度は歯肉が治るのを待ち、インプラントを埋入していきます。
しかし、先程話しましたように1ヶ月ですと骨の再生は完全ではないので、埋入と同時に骨の再生治療(GBR法)を行います。
午後は1件のインプラント手術があります。

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今日のインプラント:午後 2005-01-24

今日の午後は1件のインプラント手術がありました。
得に難しい手術ではありません。
下顎に1歯の欠損です。

インプラントと骨とが結合するまでの間はそのままというわけにはいきませんので、仮歯を入れます。1歯ですと両隣りに人工の歯を接着する方法で行います。
多数歯ない場合には義歯になる場合もあります。



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上顎のインプラントの話:昨日の続き

今日は休診ですので、昨日のインプラント埋入時の骨質の話しの続きをします。
昨日は骨には軟らかい骨と硬い骨があり、下顎の多くは硬い骨であることをお話しました。
今日は上顎の骨質についてです。
インプラントを埋入する際にはインプラントの直径より若干狭い穴をあけます。
例えば私が使用しているI.T.Tインプラントでは一般的に直径4.1mmのものを使用します。そのためには3.5mmの穴を開けます。少し小さめの穴に埋入することにより、きつく固定されることになります。
これが緩くなるとインプラントは安定しないことになります。
この穴を開けるためには専用の規格されたドリルで行うのが通常の方法です。
しかし、上顎の骨は軟らかいためあまりドリルを使用しないことがあります。3.5mmより細いドリルまで使用し、それ以上はドリルを使用しないで、キリのような円柱状の器具を骨に開けた小さな穴に入れ、叩いて穴を押し広げるといった方法をします。
骨は削らないため、横に押し広げられます。そのため骨は圧迫され、密になります。
つまり骨は凝縮され、硬くなるということです。
この方法に使用する円柱状の道具を『オステオトーム』と言います。そしてこの方法は『オステオトームを使用して骨質を改善する』ということになります。
2回にわたりインプラントの骨質と埋入の方法について話をしてきました。
また詳細はホームページにアップしたいと思います。

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今日のインプラント:午後

今日の午後は1件のインプラント手術がありました。
下顎のインプラントでした。

今日はインプラントの骨質について話したいと思います。

インプラントを行う際には骨の硬さがインプラントの治癒を大きく左右します。
上顎の骨は多くの場合軟らかいことが多く、インプラントの安定には適しているとは言えません。しかし、軟らかい骨の方が血液の循環が良いことが多く、治りとしては良いこともあります。
下顎の骨質は硬く、インプラント埋入直後の安定は良いのですが、硬い骨は血液の循環が悪いことがあり、治癒としては良くない場合があります。
しかし、硬いといってもその差はあり、非常に硬い骨でなければ得に問題は起りません。
当医院でも昨年は400本程度のインプラントがありましたが、治癒がよくないであろうという非常に硬い骨は2〜3ケース程度です。このように血液循環が良くない(出血が少ないということ)場合には埋入時に出血を多くさせてインプラント周囲に血液が行き渡るようにします。
そうすることにより対応するのです。
上顎の軟らかい骨の対応についてはまた明日に解説します。


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今日のインプラント:午前中

今日の午前中は下顎に3本のインプラント埋入がありました。
上顎はすでに6本のインプラントが埋入してあります。
先に上顎を行ったのは上顎は骨とインプラントが結合するために3ヶ月(個人差はあります)の期間がかかります。
しかし、下顎は2ヶ月の期間で骨と結合します。
そのため上顎を先に行った方が全体的な治療期間が短くなります。
またそれ以外にも歯周病の治療や虫歯の治療、噛み合わせの治療等きちんとした治療計画がないと治療期間が長くなるだけでなく、治療自体もうまくいかなくなることがあります。
そのため当医院ではインプラント治療を始める前に治療の順序や方法等を決めた治療計画書をお渡ししています。
治療を計画書はなくてはならないものなのです。
午後もインプラント手術があります。


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今日のインプラントと吸収のお話し

今日は下顎の3歯欠損に対し2本のインプラントの埋入を行いました。
骨の吸収状態にもよりますが、通常欠損全てに(3本)インプラントを埋入する必要性はありません。骨の状態が良ければ2本のインプラントを埋入し、ブリッジという方法をとります。


今日は骨の吸収について話しをします。
不適切な義歯の使用や歯が抜けたままにしていると顎の骨は吸収してきます。
骨は機能圧(噛むカ)が加えられることによりその高さや幅は維持されます。
歯周病に問題がなく歯がきちんとあれば顎骨の吸収はほとんどありません。しかし、抜歯を行うと個人差はありますが、必ず顎骨は吸収していきます。
現在義歯をしている方はわかると思いますが、義歯を作成しても数年経つと顎骨が吸収するために合わなくなっていきます。数年おきに顎骨が吸収した分を裏打ちしたり、再製したりする必要性があります。
歯のない部分にインプラントを行うことによりインプラントから顎骨に機能圧(噛む力)が加えられるため顎骨が吸収するのを防止します。

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今日の午後のインプラント

午後の患者さんは初診時に重度歯周病のため(骨の吸収がかなり進行していました)抜歯した部位に対し、抜歯後に骨を増大させるためにGBR法を行いました。
それから約4ヶ月後の今日インプラントを埋入しました。
骨は非常に良く再生しており、インプラントを行うにはまったく問題がない状態まで回復していました。

骨の幅や高さが十分ない場合、インプラントを埋入すると同時にGBR法を行う場合もありますが、骨の吸収量が多い場合にはあらかじめ骨を増大させておきます。
このように術前に骨を増大させる方法をGBR法の中でも『ステージドアプローチ』といいます。それに対しインプラント埋入と同時に行うGBR法を『サイマルテイニアスアプローチ』と言います。
骨がない場合には時間はかかりますが、『ステージドアプローチ』で骨を増大させた方が無難な治療法です。




今日の午前中のインプラント 2005-01-19
今日の午前中は上顎に1本のインプラントがありました。
ソケットリフト法とGBR法を組み合わせた治療です。
午後はまた1件のインプラント手術があります。

ホームページの更新ですが、来月ある講演の発表をまとめており、遅れています。すみません。
早急にアップしますのでお待ち下さい。
更新内容は以下のとうりです。
1.インプラント失敗の原因と症例
2.インプラントの手術中のビデオ撮影の公開
  その他です。




昨日のインプラント 2005-01-19
昨日は抜歯即時インプラントでした。
前歯のような審美性が重要視される部位は非常に有効な方法です。
インプラントはどうしても骨と結合する期間がかかります(通常上顎は3ヶ月、下顎は2ヶ月程度)ので、前歯のような部位はできるかぎり早期に治療を終了できることは重要なことです。
そのためには抜歯して歯肉が治り、インプラントを行うよりも抜歯と同時に行うことの方が期間的には有利です。
詳細は抜歯即時インプラントを参考にして下さい。



インプラントの杉山歯科医院
Profile

インプラント歯周病...

     院長履歴

1993年 神奈川歯科大学卒業
1993年 同大学歯周病学講座
      入局
1999年 日本歯周病学会
      専門医取得
1999年 東京都にて杉山歯科
      医院開業
2003年 I.T.Iメンバー認定
2005年 国際口腔
      インプラント
      学会認定医取得
2006年 大船駅北口歯科
      インプラント
      センター開業

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