最新インプラント症例:日本歯周病学会歯周病専門医、国際インプラント学会認定医

インプラントなら横浜の大船駅北口歯科  神奈川県横浜市(JR大船駅北口から徒歩3分)にあります 国際インプラント学会認定医、日本歯周病学会専門医です。 インプラントのマニアックな情報を掲載しています。

2005年06月

今日のインプラント

今日は夜に上顎前歯部のインプラント埋入があります。

    抜歯後早期にインプラント埋入

上顎の前歯部は審美的に非常に重要な部位なので、適応基準さえ問題なければ抜歯即時もしくは抜歯後早期にインプラントを行うことは非常に有効な治療です。
というのは抜歯を行うと時間の経過とともに、歯を支えていた骨は吸収を始めます。
2ヶ月程度すると頬側の骨は薄い場合には1/3程度吸収してしまいます。そのため抜歯後歯肉が安定してからインプラントを行おうとするとインプラントを埋入するための骨の幅や高さは減少してしまい、適切にインプラントが埋入できなくなる場合があります。

もし骨が減少した状態でインプラントを行う場合にはインプラントと同時に骨を増大する方法(GBR法:インプラントの特殊な治療を参考にして下さい)やあらかじめGBR法を行ってからインプラントを埋入することになります。
通常のインプラントを行うよりも若干大変な治療になりますし、あらかじめGBR法を行うことになれば治療の期間も長くかかります。
そのため条件さえ合えば、抜歯即時もしくは早期にインプラントを行えば、骨の吸収を起こす期間もなくなります。
大変有効な治療法です。
しかし、この治療を行うには事前の検査が重要です。適応症を間違えると上手くいきません。


インプラントの杉山歯科医院

インプラント埋入当日に仮歯は入る?:暑いですね。

猛暑でね。
こう暑いとキャンセルもだいぶ多くなってきています。

今日のテーマは『インプラント埋入当日に仮歯は入る?』です。

       インプラント当日に仮歯
 
 いろいろなホームページを見ていると『インプラント手術を行った当日に歯が入り、噛めます』といったことが書かれています。
これは本当なのでしょうか?
答えは可能です。
ただし、さまざまな条件があります。
1 骨の幅、高さがしっかりしている。
2 ある程度長いインプラントが埋入できる
3 強く噛合わない場所もしくは噛み合わせに悪い影響を及ぼさ
  ない場所
等です。
このような一定の基準が満たされればインプラント埋入当日に仮歯を行うことは可能です。

通常インプラントと骨が結合(くっつく)までには2ヶ月程度の治癒期間がかかります。
ただし、上記のような条件がそろえば、手術当日にインプラントから直接仮歯を着けることができるのです。

しかし、このような条件がなくても審美的に問題が生じないよいにできます。
例えば前歯のような場合、歯がないわけにはいきませんので、必ず仮の歯を作製します。
インプラントから直接仮歯が着けられなくても、両隣に接着剤のようなもので仮歯を固定したりして審美的に問題が生じないようにします。しかしこの場合には強くは噛めません。

条件さえそろえばインプラント埋入当日に噛むこともできます。


インプラントの杉山歯科医院

歯科医師へのお知らせ:明日は勉強会です。

明日(6/26)は私が主催する勉強会です。

ご希望がある方はご自由に参加して下さい。

場所 上大岡のウィリング横浜 12F  122号室
   午前9:00〜12:00ぐらい
   午前8:40から会場を開けます
   
演者

 1 武村幸彦先生で、義歯の印象法(論文の紹介)
 2 北浜先生 タイトル未定
3 杉山貴志『歯周病患者におけるインプラントの治療計画:
   (症例報告)』


インプラントの杉山歯科医院

今日のインプラント:午後2件

今日の午後は2件のインプラントです。
1件は上顎の臼歯に2本のインプラント埋入です。
上顎の骨の高さがないため、ソケットリフト法を併用してインプラントの埋入を行いました。

   上顎において骨の高さがない場合について

 インプラントを行うにあたりインプラントを植立するための骨幅や骨の高さがない場合、そのままの状態でインプラントを行うと成功率は非常に低くなります。
実際には上顎においてはインプラントを行うための骨が不足していることの方が多く、 60〜70%の方は骨の増大なくしてインプラントを行うことは不可能です。
以下に上顎の骨の解剖学的な構造について解説します。

          上顎洞とは?
  
 上顎の奥歯の上に存在する骨の空洞になっている部分のことです。
この空洞は頬骨の奥に存在し、鼻腔へとつながっていて、鼻柱骨により左右に分かれています。この上顎洞の働きは完全にはわかっていません。
多くの場合、歯が存在するとこの上顎洞と上顎の骨の距離は一定の幅がありますが、歯周病等で骨が吸収してしまうと上顎と上顎洞との距離が薄くなってしまいます。
その結果インプラントを行えないことがあります。


これから夜には上下顎同時に3本の埋入手術があります。
当医院では夜(19:00〜)でもインプラントの手術を行っています。
仕事をされている方はどうしても時間がなく、インプラントを行いたいと思っていても難しいことがあります。
ご希望の10:00〜20:00の間であればご希望の時間帯で行えます。




歯肉を治癒を促進したり、骨の増大を補助する新しい治療法:P.R.P法 2005-06-22
 歯肉を治癒を促進したり、骨の増大を補助する新しい治療法
今日はインプラント治療後の治癒促進をしたり、骨の再生を促進させるPRP法について説明します。

    PRP(Platelet Rich Plasma) : 多血小板血漿

 PRP とは血液中の血小板を濃縮した血漿のことであり、近年、PRP が歯肉の治療や骨の増殖を促進する物質であることが、多くの研究※により解明されてきています。
(※ Saltz ら1991、Anitua 1999、Kassolis 2000)
この治癒に必要な成分が凝縮されたPRP を歯周病やインプラント治療に応用することにより早期の回復が期待できます。また治癒が早いことにより治療後の不快感や疼痛を最小限に押さえることもできます。
今までの骨の増大をはかるような治療と最も異なることは患者さん個人の生体治癒能力を利用するため、治癒反応が非常によいということです。

治療方法は術前に簡単な採血を行うだけです。
採血した血液を遠心分離(Heraevs社製のLabofuga300を使用)することにより、骨の増大や歯肉の治癒を促進する物質(PRP) のみを抽出します。
その抽出した物質(PRP) をインプラントや歯周病の治療に応用します。



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歯肉を治癒を促進したり、骨の増大を補助する新しい治療法:P.R.P法

歯肉を治癒を促進したり、骨の増大を補助する新しい治療法
今日はインプラント治療後の治癒促進をしたり、骨の再生を促進させるPRP法について説明します。

    PRP(Platelet Rich Plasma) : 多血小板血漿

PRP とは血液中の血小板を濃縮した血漿のことであり、近年、PRP が歯肉の治療や骨の増殖を促進する物質であることが、多くの研究※により解明されてきています。
(※ Saltz ら1991、Anitua 1999、Kassolis 2000)
この治癒に必要な成分が凝縮されたPRP を歯周病やインプラント治療に応用することにより早期の回復が期待できます。また治癒が早いことにより治療後の不快感や疼痛を最小限に押さえることもできます。
今までの骨の増大をはかるような治療と最も異なることは患者さん個人の生体治癒能力を利用するため、治癒反応が非常によいということです。

治療方法は術前に簡単な採血を行うだけです。
採血した血液を遠心分離(Heraevs社製のLabofuga300を使用)することにより、骨の増大や歯肉の治癒を促進する物質(PRP) のみを抽出します。
その抽出した物質(PRP) をインプラントや歯周病の治療に応用します。

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学会の認定医の話し

昨日に続いて今日もインプラント手術がない日でした。
めずらしくこんな日もあります。

今日は学会認定医の話しをします。

学会にはいろいろな学会があり、ほとんどの学会で認定医があります。認定医というのはその所属している学会がある一定の基準を設けていてそれをクリヤーすると専門医としての称号がもらえます。
しかし、単に学会に入会しただけで認定医をもらえるところもありますし、何年か所属していれば自然にもらえるところもあります。
また一応試験はありますが、形式適度のものでだれでも受かるものもあります。
逆に非常に難しい認定医もあります。
私達の歯科、特に私がかかわっている日本歯周病学会や日本インプラント学会の認定医は受験資格があります。
学会所属5〜6年以上、学会が認める研修施設にての研修も同様の期間が必要、インプラント学会は専門の知識を得るためのトレーニングを行う施設にて100時間の講議と実習を受けること、学会発表を行うこと、インプラントの症例を発表することがあります。歯周病学会も30症例程度の発表と口頭試問があります。
それぞれクリヤーするにはそれなりの知識と技術が必要になってきます。
ですからこれらの資格をもっているということはある一定び基準には達しているということなので、歯科医院を選択される基準にはなるかと思います。


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今日はインプラントの手術はなしです。


今日はインプラント手術はありませんでした。
今月は非常に忙しく、今月始めは日本インプラント学会発表(共同研究ですが)のためのデータ整理があり、今月末には私が主催している勉強会の発表のため資料をまとめているところです。
また来月の頭には国際インプラント学会の認定医の試験があり、症例報告と筆記試験があるためがんばっているところです。
大変ですが、こうしたことがあるからこそ短期間でまとめができるのです。
今日も診療が終わったらがんばろう!





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今日のインプラント午前と午後の手術について

今日のインプラント手術は午前中に下顎に4本の埋入がありました。
骨も十分あったため、治療時間も短く、患者さんは思っていたより簡単に終わったと言っていました。
良かったです。

午後は上顎の前歯部に2本の抜歯即時インプラントがあります。

午前中の下顎のインプラントですが、左右ともにそれぞれ3歯欠損です。通常3歯欠損には2本のインプラントを埋入し、ブリッジとします。
先日ホームページでアップしたものにも記載しましたが、通常3〜4歯欠損は2本のインプラントでブリッジとしますが、短いインプラントしか埋入できない場合には3歯欠損であっても3本埋入することがあります。短いインプラントでは力学的に支えきれないからです。

また午後の抜歯即時インプラントですが、以前にも何度か解説していますが、非常に診断が難しい治療法です。
インプラントをきちんと埋入するためには、埋入したインプラントの周囲に骨がきちんと残っている(インプラントの周囲が骨で囲まれていることが必要)ことが重要です。
抜歯をした場合、抜歯した穴とインプラントの直径がぴったりと適合することはまずありえません。
通常は抜歯した穴よりもインプラントの直径の方が狭いためインプラントの周囲には隙間が若干あきます。
この隙間が小さければ小さい程良いということになります。
抜歯したこの隙間が小さく、周囲の骨の吸収がなければ抜歯即時インプラントは可能です。
しかし、抜歯した穴がインプラントの直径よりもあまりに大きかったり、周囲骨の吸収があまりにも大きい場合には抜歯即時 インプラントはできません。
無理をして行うと骨の裏打ちがないため歯肉た退縮し、審美性をうしなうばかりか、インプラント自体もダメ(脱落)になってしまいます。

また抜歯部周囲の骨が吸収してしまう原因としてし歯周病が進行していたり、歯の根が割れてしまい、その割れ目から血液や細菌が侵入し繁殖する結果、膿みとなり周囲骨の吸収を起こすことがあげられます。






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今日のインプラント:午前(インプラント埋入)と午後(GBR法)1件とインプラント1件


今日の午前中は下顎に2本のインプラント埋入がありました。
2本のうち1本は若干短いインプラントでした。
そのため最終的な被せ物は2本を連結する予定です。
このように短いインプラントしか埋入できない場合には以下のように考えます。
また午後は骨の増大治療であるGBR法とソケットリフト法があります。それ以外にも外科処置が2件と今日は一日中手術です。


     短いインプラントしか埋入できない場合

 インプラントを成功に導くためにはしっかりした骨の中にできる限り長く太いインプラントを埋入する必要性があります。 さまざまな項でも話していますが、骨の高さがなく、骨が薄い方が多いのが現状です。 それでは短く、細いインプラントしか埋入できない場合はどうすれば良いのでしょうか? 短いインプラントしか埋入できない場合には大きく分けて次の2つの治療法が考えられます。

1 噛み合わせが安定していて複数のインプラントが埋入できる場
 合にはインプラントの被せも物自体を連結することにより安定
 をはかります。
2 噛み合わせがあまりよくなく歯ぎしり等が強い方、 インプラ
 ントが1本のみしか行わない場合(複数のインプラントの場合
 も)は短いインプラントでは安定が得られないと診断し、 骨の
 高さや幅を増大させるような治療法( GBR法、 ソケットリフト
 法、 サイナスリフト法、リッジエクスパンジョン法等)を行い
 ます。

結局無理な治療を行っても将来的にダメになってしまってはいけませんので、確実な治療法を選択します。 ただし、患者さんにとっては治療回数、期間は少なく、 痛みもない方法で行いたいという希望は当然ありますので、 安全で苦痛がない方法を行うことを考えていきたいと思います。




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今日のインプラント:NHKでインプラント特集

今日の午前中は下顎に2本のインプラント埋入手術がありました。
午後は上顎にスプリットクレストという特殊な方法でインプラントを行う予定でしたが、患者さんが風邪のため中止となりました。
インプラント手術はやはり体調が良い時に行いたいものです。
無理をせず体調がすぐれない時には別の日に行うことが賢明です。

       スプリットクレスト法とは?

 スプリットクレスト法とはインプラントを埋入する際に骨の高さはあるが、 幅が少ない(薄い)場合に行う治療法です。
骨頂にノミのような器具を用いて溝を形成し、楔(くさび)効果によって骨を横に押し広げる方法です。
麻酔後、一番小さいノミを骨頂部に入れるところから始めます。
徐々にノミの厚みを大きくしていきます。
骨は横に押し広げられ、骨幅が広がります。(楔効果)若干の振動はありますが、痛みはありません。


            お知らせ

今日の午後8:30〜8:45にNHK教育テレビの『きょうの健康』でインプラントの特集があります。
御興味のある方は見られて下さい。
また本日見る時間がない方は再放送が翌週の午後1:05〜1:20にあります。
おそらく曜日は同じ水曜日だと思いますが、確認して下さい。
また明日の同じ時間には『40代からのデンタルケア』という特集があります。



インプラントの杉山歯科医院
Profile

インプラント歯周病...

     院長履歴

1993年 神奈川歯科大学卒業
1993年 同大学歯周病学講座
      入局
1999年 日本歯周病学会
      専門医取得
1999年 東京都にて杉山歯科
      医院開業
2003年 I.T.Iメンバー認定
2005年 国際口腔
      インプラント
      学会認定医取得
2006年 大船駅北口歯科
      インプラント
      センター開業

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