最新インプラント症例:日本歯周病学会歯周病専門医、国際インプラント学会認定医

インプラントなら横浜の大船駅北口歯科  神奈川県横浜市(JR大船駅北口から徒歩3分)にあります 国際インプラント学会認定医、日本歯周病学会専門医です。 インプラントのマニアックな情報を掲載しています。

2005年08月

今日のインプラント5

今日は午前1件、午後1件のインプラント手術があります。
午後は8本同時埋入です。
そのため患者さんにとっては時間もかかり、大変なこともあります。8本といっても単に埋入するだけであれば40分程度で終了しますが、骨が部分的に少なくなっていることが予想されるため骨の増大術(GBR法)も必要になってきます。
そのため場合によってはさらに時間がかかることが予想されます。
そうした場合にはさらに患者さんの負担がかかるため、静脈内鎮静法という麻酔を行います。
この麻酔方法を使用すると完全に無痛で治療が行えることができます。
また患者さんご自身はほとんど眠ったような状態になりますので、1時間や2時間の治療が数十分しかかっかっていないように感じられます。緊張感も痛みもなく非常に楽な方法です。

以下静脈内鎮静法の説明です。

静脈内鎮静法とは、点滴法により精神安定剤を静脈内に投与する方法です。
鎮静されている患者さんは安らかな気持ちになり、さらに処置時の痛みなど
の不快な記憶も和らげられ、ストレスを軽減した円滑な診療が受けられます。




インプラントの杉山歯科医院

今日のインプラント

今日は午後に2件のインプラント手術がありました。
1件は上顎に6本の同時埋入です。
6本というと患者さんにとっては大変な治療ですが、骨の幅、高さともに問題がなかったため、非常に簡単に短い時間でできました。麻酔の時間を除けば約30分程度です。
6本埋入で30分の手術時間はかなり短い方です。
これも骨の幅や高さがあったためです。
このような状態であればいつもいいのですが…



インプラントの杉山歯科医院

今日のインプラントとGBRについて2

前回の続きです。
GBR法(詳細はホームページ参照)には膜といわれる材料を使用します。膜は歯肉と骨の間に設置し、歯肉が落ち込まないようにします。(膜は骨と歯肉の間のテントのようなものと思って下さい)その膜の材料には自然に溶けてなくなる吸収性膜と溶けずにに後から取り出す。非吸収性膜があります。
それぞれ利点と欠点があります。明日はこの膜材料の違いについてお話します。
今日は1件のインプラント手術がありました。
インプラント手術件数は日々どんどんと増えてきています。
インプラントの認知度は高くなってきているのですね。

インプラントの杉山歯科医院

今日のインプラント 2005-08-20

今日は午前中に1件のインプラント手術、午後に骨の増大法(GBR法)があります。
GBR法の中でも事前に骨の増大のみを行い、骨が再生してからインプラントを行う方法です。
本日はこの治療法にについて説明します。

まずGBR法について昨日解説しましたのでステージドアプローチについて説明します。

       ステージドアプローチとは?

 今日の患者さんは初診時に重度歯周病のため(骨の吸収がかなり進行していました)抜歯した部位に対し、抜歯後に骨を増大させるためにGBR法を行います。これが昨日解説したGBR法です。

これから約3ヶ月間骨ができるのを待ちます。
3ヶ月後にレントゲン等の診査を行い、骨ができているのを確認後インプラントの埋入になります。

骨の幅や高さが十分ない場合、インプラントを埋入すると同時にGBR法を行う場合もありますが、骨の吸収量が多い場合にはあらかじめ骨を増大させておきます。
このように術前に骨を増大させる方法をGBR法の中でも『ステージドアプローチ』といいます。それに対しインプラント埋入と同時に行うGBR法を『サイマルテイニアスアプローチ』と言います。
骨がない場合には時間はかかりますが、『ステージドアプローチ』で骨を増大させた方が無難な治療法です。

骨がなくなるとインプラントを行うのに不利となりますので、早めの対応が重要です。



インプラントの杉山歯科医院

今日のインプラント5

今日は午前1件、午後1件のインプラント手術があります。
午前中は上顎の前歯部です。
歯がダメになった理由は歯の根が割れてしまったためです。
歯の根が割れると残すことはできません。
抜歯しか方法はないのです。しかし、痛みがなければ患者さんはなんとかその歯を抜歯しないで保存したいと思う方が多くいます。しかし、それは非常に危険なことです。
なぜかといいますと、割れた部分から血液等が入り込み、中で細菌が繁殖してしまいます。細菌が繁殖すると膿みとなり歯の根を支えている骨を吸収させてしまします。
骨が吸収すると抜歯後にインプラントをしようとしても骨がないためインプラントをすることが困難になります。
歯の根が折れたらそのままにしておかないことが大切です。
話しは本日の治療にもどりますが、今日の症例も歯根が破折したから時間がたってしまっていたため骨の吸収が始まっていました。ただし、さほど放置期間は長くなかったため骨の吸収がさほどではありませんでした。
そのためインプラントの埋入と同時に骨の再生療法(GBR法)を行いました。

今日は骨再生療法(GBR法)について説明します。
インプラントを行うにあたり、インプラントを植立するための骨幅や骨の高さがない場合、 そのままの状態でインプラントを行うと成功率は非常に低くなります。 適切な状態で植立してこそインプラントの長期安定が望めるのです。
GBR 法とはインプラントを行うにあたり、骨の幅や高さがない時に、骨を再生させる方法です。
術式としては2つの方法があります。一つはインプラントを植立する前に骨の増大をはかる方法です。 これはインプラントの前準備としてのGBR 法です。まず、歯肉の中に骨の再生を促す特殊な膜を入れます。 状態によって異なりますが、4〜8ヶ月間骨が成熟するのを待ちます。 その後、膜を除去するとインプラントに適した骨が膜の下に再生しています。 そこで初めてインプラントの植立を行います。この方法は治療期間が長くなりますが、もともと大きく骨の幅が ない人などはこのGBR 法を行ってからインプラントを行う必要性があります。無理な状態でインプラントを 行ったとしても長期的な安定は期待できません。今後のことを考えれば確実な選択といえます。
次にインプラントと同時にGBR 法を行う方法です。
これはインプラントを行うには骨が少ないが(骨幅に問題があるが)、術前GBR 法をしなくても大丈夫な場合に適応します。 インプラントを植立すると同時にGBR 膜を併用します。3〜6ヶ月後に膜を除去し、 後は上部構造を作製するだけです。
当医院ではこうしたGBR 法に対し2種類の膜を使用します。
一つは吸収する膜:Tiuuse GuideTM メンブレンで、もう一つは吸収しない膜:
GORE-TEXメンブレンです。
Tiuuse GuideTM メンブレンはコラーゲンからできており、吸収するため後から取り出す必要性がないので 治療の回数が少なくなります。しかし、この膜には適応症が限られており、 大幅に骨を再生させることはできません。
GORE-TEX メンブレンは吸収しないため後から取り出す必要性がありますが、GBR 法の多くはこの膜を使用します。 GORE-TEX メンブレンは1969年に開発されたもので、歯科領域以外でも、人工血管や人工硬膜、 縫合糸等で400万症例に使用されており、医療分野において非常に高い評価を得ている材料です。
どちらの膜を使用するかは適応症があり、その状態によって異なります。



インプラントの杉山歯科医院

歯周病とインプラント

 インプラントを希望される方の多くは歯周病でダメになった方です。今日はそうした方の話しをします。

歯周病が進行すると骨が吸収し、インプラントを埋入するための骨がなくなってしまいます。
歯周病であり、なおかつインプラントを希望される方の多くはこのように骨の吸収が進行しており、まったく問題なくインプラントができる方は少ないのが現状です。
また歯周病の検査を行った結果、重度歯周病と診断された歯を抜歯した方が良いのか?徹底して治療して保存した方が良いのか?という判断は難しいことです。
それは治療を行う私達側からみれば、治療を行っても保存することは難しいと判断しても、患者さんからみればなんとしてでも保存したいということがあります。
このような場合、無理に保存することにより骨の吸収は進行していくので、抜歯した方が良いことを強く勧めますが、患者さんによってはそれでも保存を希望することがあります。
歯周病は痛みを強く伴うことがないため自覚症状がないのが現状です。診査の結果ダメであれば無理矢理保存することは危険です。とくに将来的にインプラントを希望される場合には早期に抜歯が望ましいと思います。
歯肉から出血がある、歯がぐらぐらする、歯科医院にて歯周病と言われた等思い当たることがあれば早期に歯周病の精密検査をされた方が良いでしょう。



インプラントの杉山歯科医院

鎌倉市、藤沢市、戸塚からひと駅4

御盆休みも終わり今日から診療です。
非常に混んでいます。
午前中は1件のインプラント手術、午後は2件のインプラント手術です。
それ以外に歯周外科手術がありますので、今日は1日中手術の日です。

      お知らせ:インプラント専門医院

2006年4月に神奈川県の大船駅前でインプラント-歯周病専門の歯科医院を新たに開院します。
インプラント専門の個室(手術室)を2つそろえた医院です。
最新の医療器材を揃え、数名のインプラント専門医にて同時に手術が可能な施設です。
現在、インプラント専門スタッフの能力をアップすべく技術や知識を向上するためにがんばっているところです。
詳細は日記で随時報告します。

また現在の蒲田の医院インプラントも含め今までどうり継続します

病院の住所は横浜市ですが、鎌倉市、藤沢市、戸塚からひと駅 大船駅から徒歩3分のところにあります。
東海道線、横須賀線、京浜東北線がご利用できます。




インプラントの杉山歯科医院

夏期休診のお知らせと麻酔について 2005-08-105

8月11日(木曜日)から15日(月曜日)まで休診とさせていただきます。


今日は麻酔についての話しです。
 
 歯科治療の多くのケースにおいて麻酔はどうしても避けられないものです。しかし、この麻酔が嫌だという方がほとんどです。その理由はもちろん痛いからです。
現在歯科治療において痛みを完全になくすというのは難しいことですが、ほとんど感じさせずに治療を行うことは可能です。
まず麻酔を行う前は緊張をしていたりしますからこの緊張をとくことと痛みを感じにくくするために笑気麻酔というものを使用します。
この笑気麻酔は鼻から笑気というガスを吸うことにより行うものです。もちろん気体を鼻から吸うだけですので痛みはまったくありません。笑気麻酔を行ってから 5分程度すると頭がぼ−としてきます。そして痛みを感じることが通常よりもかなり減少します。この笑気麻酔は治療が終了つまり吸うのを中止するとすぐ麻酔効果がなくなります。このことにより治療が終了してもすぐ帰宅することができるため安全性の高い麻酔です。
またそうした麻酔でも恐いという方には静脈内鎮静法という麻酔を行います。
これは点滴で麻酔を行う方法です。ほとんど眠っている状態になりますので、治療中の痛み等はありません。



インプラントの杉山歯科医院

切開なしのインプラント治療

          切開しないインプラント治療

 インプラントをインターネットで検索していると『切開しないでインプラントが行えますので腫れません』と言うような宣伝がありますが、これは本当にできるのでしょうか?安全なのでしょうか?
答えはできます。
ただし、かなり症例は限定されますし、厳密な診査が必要です。
切開をしないということは患者さんにとっては非常に楽な治療です。
治療時間もかかりませんし、腫れもほとんどないと思います。
しかし、切開をしないと骨の状態を正確に把握することは困難です。
そのため切開しないで行う場合はCT撮影を行い、それをコンピューターで処理し骨の状態を正確に把握することが必要です。
そうしたことを行うためのコンピューターシステムは現在いくつかのメーカーから開発されています。
しかし、現実的には骨が十分あるような場所はそうしたコンピューターシステムを利用しなくても通常の歯科医院にあるレントゲン撮影で十分行えます。
特にCT撮影しなくても十分問題なくインプラント手術は行えます。
CT撮影を行う場合というのは通常の診査やレントゲン撮影で骨の高さや幅が厳しい(少ない)といった場合です。このような場合にはCT撮影をし、詳細なデータを集めます。場合によってはコンピューターでシュミレーションを行い、より正確なデータを集めます。当医院でも非常に厳しい状態ではこのようなことも行います。
結論として切開をしないでインプラントを行うことは可能ですが、症例はかなり限定されます。十分骨があり、審美的に問題のない下顎の奥歯であればできるかもしれません。しかし、上顎の前歯部のような審美性が求められる場所には危険であると考えられます。
私自身は切開をしないでインプラントを行うことは基本的にしません。それは骨の状態を完全に把握できない状態で行うことはリスクがあるからです。
ただし例外はあります。
抜歯即時インプラントです。上顎前歯部で抜歯後に骨が十分存在することがわかった場合(CT等の診査を行う必要性があります)です。
上顎前歯部の場合、抜歯をしてから時間が経つと骨の吸収が起り、審美性を損なう場合があります。そうした場合には抜歯即時インプラントを行うことになります。
治療方法としては抜歯を行い、その穴にインプラントを入れます。抜歯した穴とインプラントの直径が合えば縫合もしません。患者さんにとっては抜歯とインプラント手術が一度にでき、切開もせず、縫合もしないためもっとも楽な治療です。
しかし先程も書きましたように条件が完全に一致する症例は少ないのが現状です。また私自身は日々の臨床の中でインプラントの多くは骨の増大法(GBR法)を伴うことが多く、現実問題として切開しないで行うことは難しいであろうと感じています。
また切開しないで行えるような症例(骨の高さや幅が十分ある)であれば、例え切開したとしても切開の幅も小さくてすみますし、簡単に行えます。簡単に行えるということは腫れる可能性も非常に少ないということです。そうであればわざわざリスクをおかして切開なしで行う理由はないと思います。
これは私個人の意見で切開なしの治療を全て否定するわけではありませんが、おそらくインプラント治療の経験豊富な先生の多くは同じような意見をもっていると思います。



インプラントの杉山歯科医院

夏期休暇のお知らせ

8月11日(木曜日)から15日(月曜日)まで休診とさせていただきます。



インプラントの杉山歯科医院
Profile

インプラント歯周病...

     院長履歴

1993年 神奈川歯科大学卒業
1993年 同大学歯周病学講座
      入局
1999年 日本歯周病学会
      専門医取得
1999年 東京都にて杉山歯科
      医院開業
2003年 I.T.Iメンバー認定
2005年 国際口腔
      インプラント
      学会認定医取得
2006年 大船駅北口歯科
      インプラント
      センター開業

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     sugiyama-d.sakura.ne.jp
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