最新インプラント症例:日本歯周病学会歯周病専門医、国際インプラント学会認定医

インプラントなら横浜の大船駅北口歯科  神奈川県横浜市(JR大船駅北口から徒歩3分)にあります 国際インプラント学会認定医、日本歯周病学会専門医です。 インプラントのマニアックな情報を掲載しています。

2008年03月

インプラント治療後は腫れるのか?:その43

3/31(月曜日)です。

今日も前回の続きで、『インプラント治療後は腫れるのか?:その4』になります。


以下は前回までと多少重複しますが、インプラント治療後に腫れないための注意事項です。

インプラント治療後に腫れないためには以下のようなことが大切です。

1 口腔内をきれいにする。

   治療前の口腔内の消毒をきちんと行う。
    手術前には、歯科医院にて口腔内の消毒を行いますが、歯科医院にい
    らしていただく前に十分な歯ブラシが必要になります。
   治療後(手術後)に消毒をきちんと行う
    インプラント手術部位にはきちんと歯ブラシができないため、うがい
    薬が処方されます。
    通常、1日3回(毎食後)にされることをお勧めします。
    うがい薬を使用する期間は症状により違いますが、抜糸するまでは必
    要です。
    それ以降、うがい薬を使用するかどうかは、担当歯科医師と相談され
    て下さい。
   インプラント以外の歯をきちんと磨く
    インプラント以外の歯は、徹底して歯ブラシしていただきます。
    インプラント以外の歯が汚れていると、そのばい菌はインプラント手
    術部位にも感染します。
    そのため、徹底した歯ブラシが必要です。
   治療前に歯周病等も問題があれば、きちんと治す
    インプラント治療前に歯周病であったり、歯石が付着している場合に
    はきちんと治療をされた方が良いでしょう。
    
2  薬をきちんと服用する
    
    治療前や治療後に処方された薬は必ず服用して下さい。
    多くの場合、抗生剤が処方されます。
    ただし、薬を服用した後に気分が悪くなったり、発疹等が現れた場合
    にはすぐ担当医に相談して下さい。
    また、事前に合わない薬や以前問題が生じた薬があった場合には、あ
    らかじめ担当医に伝えておくことが大切です。
    また、現在服用している薬についても、事前に報告が必要です。

3  手術当日は、運動をしない、お風呂は入らない、お酒を飲まない

    手術当日に運動を行ったり、入浴すると腫れる確立が高くなります。
    お酒も控えた方が良いでしょう。
    通常は、1〜2日は控えた方が良いですが、手術状況等により違いま
    すので、担当医に聞いた方が良いでしょう。

4  すぐ横にならない

    手術後は安静にしていた方が良いのですが、すぐに横にはならない方
    が良い場合があります。
    これは、この後の就寝時の注意事項にも関係しますが、頭を低くする
    と血液が頭部(手術部位)に溜まりやすくなりますので、手術直後は
    できれば、すぐ横にならず、イス等に座っていただいた方が良いでし
    ょう。
    血液が溜まると腫れやすくなります。

5  手術当日は就寝時に枕を高くする
 
    先程と同様な理由で、枕を低くすると手術部(頭部)に溜まりやすい
    ので、枕を高くして就寝された方が良いでしょう。

6  顔を冷やす

    手術部位の顔面を冷やすと歯ににくくなります。
    アイスノンのようなもので、短時間冷やすことは腫れに対し効果的で
    す。
    しかし、あまり冷やしすぎ過ぎるのはいけません。
    冷やす時間は、10〜15分程度にし、
    一定時間をあけて再度冷やすようにして下さい。

今日でこのシリーズは終わりです。
次回から新しいテーマになります。
次回のブログは4/3(木曜日)になります。
次回は、『患者さんに優しいインプラント治療』です。


今週(3/28〜30)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。
それでは、今週のインプラント手術の中から上顎前歯部にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

上顎前歯部はインプラント治療において最も難しい場所です。(状況にもよりますが…)
その理由は審美性の問題が非常に大きいからです。
上顎の前歯部は、単に噛めれば良いという部位ではありません。

今回インプラントを行った部位は、歯根破折によって、保存が不可能と診断され、
抜歯に至った歯です。

なぜ、歯が割れてしまったのでしょう?
歯根破折の原因は、原因の多くは神経がない歯で起こります。
神経のない歯はもろく通常の咬む力でも割れてしまうことがあります。
こうした状態を患者さんに説明する時に"木"に例えてお話しすることがあります。生き生きとした木はたたいたり、蹴ったりしても折れたりすることはありませんが、枯れた木は折れる可能性があります。
神経を取った歯も枯れた木と同じような状態になります。
神経のない歯は血液供給がなくなるためもろくなってしまうのです。

歯の根が割れてしまった状態が続くと破折した部分から感染が起こり、周囲骨の吸収が起こります。
骨の吸収が大きく起こるとその後にインプラントを埋入する場合に非常に不利な状態になります。

今回のケースも歯根破折の状態が数ヶ月あったと思われたため、骨の吸収がかなり起っていました。

そのため、インプラントを埋入すると同時に骨を増大させる治療法が必要でした。

この治療を『GBR法』 と言います。

このブログをよくご覧になっていられる方はすでにご存知のことと思いますが…

さて、今回のケースでは、インプラントと同時に『GBR法』 を行いました。
『GBR法』 の中でもこうした方法を サイマルテイニアスアプローチと言います。

インプラント埋入と骨の増大が一度に行えるため、患者様にとっては治療回数が少なく、楽な方法です。

『骨って本当にできるの?』
『再生(増大)するの?』
と思われる方もいらっしゃるかと思います。

吸収状況 や 骨の再生量 にもよりますが、骨は再生可能です。

当医院でインプラント治療を行う方の約半数は、『GBR法』 を併用します。

もちろん、術前の骨の吸収量 や 再生させたい量 には差がありますが…

つまり、歯がないということは、それなりの理由があります。

以下のような理由です。

歯根破折
歯周病
歯を欠損のままにしていた

今回は、骨を再生させるために、人工の骨を併用しました。
使用した人工骨は、 β―TCPです。

世界的には他の動物(牛や豚)の骨を使用した人工骨(Bio-Oss®等)の使用が一般的ですが、こうした動物由来の人工骨は、日本においては、患者様が希望されることが少ないため、当医院では使用していません。
* しかし、世界的には骨の再生が良いことと、安全性が 多くの研究に
  より報告されています

『β―TCP』は人工的に生成された骨なので、それ自体が完全に骨になったりすることはありませんが、ご自身の骨や血液中の細胞が混ざることにより、骨に置換しやすいものです。
また、完全人工生成のため、非常に安全性が高いのも特徴です。
日本において 『β―TCP』は、歯科よりも整形外科等で、複雑骨折の治療等で普及している材料です。

使用したインプラントは、 アンキロス・インプラント です。
審美性を重要視する部位においては非常に有効なインプラントです。

手術時間は、約20分程度でした。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約3〜4ヶ月後に仮歯を作製します。
3. 仮歯にて問題がなければ型を取り
4. 型取りの後、 約20日で完成した被せ物を装着し、完了です。

治療費
インプラントが1本21万円(税込)×1本、
最終的な被せ物は、
ハイブリッドセラミックの場合、1歯105.000円(税込)
セラミックの場合、1歯157.500円(税込)
です。
この中には、治療中のレントゲン撮影や薬代、今回のGBR法の費用も全て含まれています。



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インプラント治療後は腫れるのか?:その35

3/27(木曜日)です。
今日も前回の続きで、『インプラント治療後は腫れるのか?:その3』になります。


6 手術前の抗生剤の服用による腫れの予防
  次に抗生剤の術前の服用です。
  いくら手術環境を整えても100%無菌であるとこは無理なことです。
  そのため抗生剤の服用は重要になってきます。
  一般的に抜歯を行うと治療後に抗生剤の処方があり、
  抜歯後に患者さんは 服用することになります。
  しかし、本来は抜歯後に服用するのは遅いことになります。
  抜歯後に抗生剤を服用して効果があるのは術後の感染予防です。
  抜歯時の感染予防にはなりません。
  抜歯前に抗生剤を服用する必要性があります。
  しかし、日本の保険制度では抜歯前の抗生剤投与は認められていません。
  そのため通常は抜歯後に処方されることになります。
  インプラントにおいては保険診療ではないため
  術前に処方することがほとんどです。
 (場合により治療後に服用することもあります)
  インプラント治療中の感染予防に対して効果がある抗生剤の処方方法は
  治療の1時間以上前です。
  そうするとインプラント治療中の感染予防対策になります。
  しかし、現実的には手術の1時間前にいらしていただくのは大変ですので、
  当医院では前日から服用していただいています。
  抗生剤の術前服用に対しては以下のようになっています。
  米国外科医協会の術後感染委員会(Olson 1984, Peterson 1990)によると
  口腔内の手術において手術前に抗生剤を服用することは、
  70%以上の術後感染減少率になるとしています。
  また、手術前に抗生剤を服用するとその量も少なくすることができます。

7 歯周病による感染の結果の腫れ
  この後の術後感染に関係していますが、もともと歯周病であった場合、
  インプラント治療前に歯周病の治療を行っていないと口腔内に存在する歯
  周病細菌がインプラントにも感染してしまいます。
  感染すると歯肉は腫れ、痛みが起ります。
  そのため、インプラント治療前には歯周病の検査はかかせません。
  そして、もし歯周病が存在していれば、インプラント治療前に歯周病治療
  が必要になります。
  インプラントが歯周病のような状態を インプラント周囲炎と言います。

8 術後感染が原因による腫れ
  インプラント手術後に口腔内を不衛生にしていると手術部位に感染を起こ
  すことがあります。
  感染を起こすと腫れる可能性があります。
  しかし、通常このようなことは起りません。
  インプラント手術には口腔内を清潔にすることが大切です。
手術部以外をしっかりとブラッシングする
口洗液でうがいをする(クロルヘキシジン溶液等)
義歯を使用している場合には食後義歯をきれいに洗う
手術部に触れない



次回のブログは3/31(月曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『インプラント治療後は腫れるのか?:その4』です。


今週(3/28〜30)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。

今週は、インプラント手術自体ではなく、インプラントの被せ物について解説したいと思います。
(インプラント手術自体のみであると同じような話になってしまうもので…)

インプラントと骨が結合した後、(骨と結合するまで、平均的に上顎で3〜4ヶ月、下顎で2〜3ヶ月の期間がかかります)型を取るのですが、
『型を取ったらどれくらいの期間で被せ物が完成するか?』
という話をしたいと思います。

作製する材質や方法にもよりますが、
1〜3歯程度の噛み合わせに大きく問題がない場合には、1〜2週間で完成します。

しかし、前歯部の場合には、被せ物の歯の形を完成前に見ていただくことが必要な場合があります。
その場合には、型を取った後(1〜2週間)に歯の形の確認をしていただき、
その後さらに1〜2週間して完成です。

インプラントの数(欠損の数)が多い場合にはさらに完成までには時間がかかります。
これは、単に作製する数が多いからその分 作製時間がかかるということではありません。

例えば、下顎に1本も歯がなかったとします(無歯顎)。
完全固定式にするためには、通常、6〜8本程度のインプラントを埋入します。
そして、インプラント同士の ブリッジとします。
無歯顎ですので、14歯分(場合により12歯分)の連結した歯を作製します。

こうした場合、単に型を取れば、次回完成ではありません。
かなりの『作製ステップ』が必要です。

通常、型を取った後(1週間程度)、『噛み合わせ』を行います。

その後、『金属のフレーム』が完成します。
セラミック等の被せ物は、歯全てがセラミックではありません(オールセラミックという金属をまったく使用しないものもあります)。
通常、セラミックの内部は金属でできています。
補強の目的です。
特に ブリッジの場合、補強が必要になります。
この『金属のフレーム』を作製するのが大変なのです。

先程の『無歯顎』の場合、『金属のフレーム』最終的には全て連結されるわけですが、
全ての金属フレームを一度に完成させることは無理なのです。

この理由として、『金属のフレーム』の作製行程にあります。
歯科で作製する被せ物の金属部分は、『鋳造』と言って、
1000℃以上の高温で溶かした金属を
個人に合わせたブリッジの型に流し込んで作製します。

高温で溶かした金属は、この過程で、若干の変形を起こします。
得に大きなブリッジの場合には、大量の金属を使用しますので、
その変形率は高いものになります。

そのため、通常は、一度に14歯程度のブリッジを一気に完成させるのではなく、
1歯、1歯もしくは、数歯程度に分けて『金属のフレーム』を作製します。

つまり、最初の段階で完成した『金属のフレーム』はブリッジ状態ではなく、
細かく分割された状態なのです。

そして、口腔内で、その分割された『金属のフレーム』を『試適』します。
この段階で、『金属のフレーム』がきちんと変形なく、適合しているか確認します。

適合状態に問題なければ、分割された『金属のフレーム』を連結する作業にかかります。

次の段階(試適後、1〜2週後)では、この連結された『金属のフレーム』を再度
口腔内にて変形がないか?
適合は問題ないか?
等を確認します。

これで、『ブリッジの金属のフレーム』が完成です。

ここまでに、型を取ってから1〜1ヶ月半程度はかかります。

ここからの作製行程は話が長くなってしまうため、省略しますが、
(金属のフレームにセラミックを焼き付けるのです)

ここまでの期間と同程度の期間がかかってしまいます。

つまり、無歯顎の方に数本のインプラントを埋入し、ブリッジとする場合、
型を取ってから被せ物が完成するまでに、約2ヶ月以上はかかってしまうのです。

今回の話は少し分かりずらかったと思います。
今度写真付きで、順番に解説していく企画を考えます。

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インプラント治療後は腫れるのか?:その24

3/24(月曜日)です。


今日も前回の続きで、『インプラント治療後は腫れるのか?:その2』になります。



3 内出血による腫れ
  治療後に腫れる原因として、多いのが内出血です。
  分かりやすく例えると、手や足をぶつけた時に腫れることと同じです。
  手や足等をぶつけると皮膚下の血管が損傷し、破れます。
  その結果、皮膚内部で出血を起こすのです。
  これが腫れです。
  インプラント手術を行うと、必ず出血は起ります。
  出血が多い場合には腫れる確立は高くなります。
  手術範囲が大きかったり、インプラントの本数が多かったり、
   手術時間が長くかかった場合等です。
  このような内出血を抑える方法としては、
  可能なかぎり、手術範囲を小さく行う
  うがいをし過ぎない
  治療後の注意事項を厳守する
  インプラント治療後の注意事項として、
手術当日はお風呂を避ける
運動等を避ける
すぐに横にならない。また、就寝時は枕を高くして寝る
(頭を下げた状態にすると血液が手術部位に溜まりやすいため、すぐ横になる
 よりは、起きてイスに座ったりした方が良い)
手術部位を間欠的に冷やす
  アイスノン等で手術部を10〜20分程度冷やす。
  ただし、連続して冷やし過ぎると血液循環が悪くなるため、逆に良くありま
  せん。

4 手術前の衛生管理が不十分なことによる腫れ
  次に手術直前の口腔内の消毒不足です。
  手術直前には口腔内を消毒する必要性があります。
  口腔内は唾棄もあり、完全に滅菌することは無理ですが、
  術前に極力清掃することは非常に大切なことです。
  当医院ではインプラント手術当日はまず抗菌作用のある薬
  (クロルヘキシジンジェル)を歯ブラシにつけご自身でブラッシングして 
  いただいてから治療室に入っていただきます。
  そして、手術室ではクロルヘキシジン洗口剤で口をゆすいでもらいます。
  さらに麻酔の際にクロルヘキシジンの綿にて粘膜や歯を拭い、
  消毒を行います。

  次に、手術場所や、手術器具、治療者の衛生管理です。
  手術室でない場所で行ったり、不衛生な場所だったりした場合、
  感染する感染する可能性があります。
  インプラント手術を行う場所は衛生管理された手術室が良いでしょう。
  手術器具が汚染されていたりした場合です。
  しかし、この可能性はほとんどないと思って下さい。
  インプラント手術を行っている歯科医院では、
  使用する器具が汚染されているということはまずないと思われます。
 (もちろん、いろいろな歯科医院がありますので、
  絶対ということはありませんが…)。
  術者の衛生面も非常に大切です。
  術者の手術着やマスク、防止、手術用グローブ等です。
  髪の毛や顔に付着した汚れも注意が必要です。
  患者様の口腔内に術者の顔を近づけて手術を行うわけですから…

こうした衛生管理が不十分であると感染し、腫れる原因になります。

5 手術中による感染が原因による腫れ
  手術中に唾液が手術部位に触れたり
  インプラント本体に唾液が触れた場合、汚染されます。
  また、口腔粘膜に触れても問題が起ります。
  これは、他の感染リスクより起る確立が高いものです。
  防止策として、アシスタントの能力があります。
  手術する歯科医師は手術に集中していますので、
  アシスタントが唾液の排除を行うことになります。
  また、手術自体を手早く行うことです。
  これは無理して早く行うということではなく、
  きちんとしたトレーニング (切開の確実性や縫合の素早さ等)と
  術前のデータをきちんと頭にいれ、 
  治療前にイメージトレーニングをすることが有効です。
  的確に手術を早く行うことは感染のリスクを減らすだけでなく、
  術後の腫れも少なくします。

次回のブログは3/27(木曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『インプラント治療後は腫れるのか?:その3』です。

今週(3/21〜23)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。
それでは、今週のインプラント手術の中から下顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

本日紹介するケースは、全顎的に重度の歯周病であり、
欠損数も多く、上顎で8歯、下顎で4歯、の欠損でした。
このように重度歯周病の場合、欠損歯数も多いことがあり、
残っている歯の将来性も考えなければなりません。

例えば、連続した3歯の欠損があるとします。
この場合、通常は、2本のインプラントを埋入し、ブリッジとします。
しかし、3歯欠損の手前の歯が重度の歯周病であり、歯周病の治療を行ったとしても
近い将来にはダメになる可能性が非常に高いとします。
その場合、無理に残すより、抜歯することも考えられます。
抜歯の結果、4歯欠損になります。
4歯欠損の場合も 骨等の状況が良ければ、
2本のインプラントを埋入し、ブリッジとします。
先程の3歯欠損と同様に2本のインプラント埋入で大丈夫なのです。

しかし、将来的にあやうい歯(保存が難しい歯)を無理に残した場合、
3歯欠損ですので、
2本のインプラントを埋入し、ブリッジとします。
その後、あやうい歯(保存が難しい歯)がダメになった場合、
さらにその部分に1本のインプラントを追加埋入します。
この追加埋入により最終的には3本のインプラントを行ったことになります。

始めから、このようなことが分かっていれば、
あやうい歯(保存が難しい歯)は、無理に残さず、抜歯していた方が良かったかもしれません。

治療費の削減になります。

どちらの方法をとるかは、将来性を考え患者様とお話をして決定されます。

このように重度の歯周病患者様の場合、将来性を考えた治療計画が必要なのです。

さらに、欠損数が多い場合、全てのインプラント治療を一度に行うと
治療費の問題があります。

そのような場合には、段階的にインプラントの埋入を行います。

例えば、左右の奥歯が欠損していれば、
とりあえず、右側のみにインプラントの埋入を行い、噛む場所の確保をします。

重度の歯周病の場合、噛み合わせの安定は非常に大切なことです。

もちろん左右全てにインプラント治療が行えれば、さらに良いのですが、治療費を抑えるということを考えるとこうしたプランもあります。

さて、前置きはこれくらいにし、今回の症例に戻ります。

今回の患者様も、欠損数は多いので、一度の治療で全てを行うのではなく、
第一段階として、噛む場所の確保と
審美性確保のための前歯部のインプラント埋入をすでに行っていた患者様です。

今回は、残っていた下顎の奥歯にインプラントの埋入を行ったケースでした。

治療自体はさほど難しいケースではありませんでした。

使用したインプラントは、
ストローマン・インプラント  ( I.T.Iインプラント)  SLAタイプ 直径4.1ミリ、長さ10ミリ が2本でした。

手術時間は、約15分程度でした。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約2〜3ヶ月後に型を取り
3. 約2週間後に被せ物を装着して完成です。

治療費
インプラントが1本21万円(税込)×2本、
最終的な被せ物は、
ハイブリッドセラミックで1歯105.000円(税込)×2歯分
ですので、合計630.000円(税込)になります。

この中には、治療中のレントゲン撮影や薬代、型を取る費用、被せ物の費用等が全て含まれています。




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インプラント治療後は腫れるのか?:その14

3/20(木曜日:春分の日)です。


今回から新しいテーマになります。
『インプラント治療後は腫れるのか?:その1』です。

これから、インプラント治療を始めようと思っていられる方は、治療後の腫れと痛みに対する不安があるかと思います。
今回は、『インプラント治療後は腫れるのか?』ということについて解説したいと思います。

骨の高さや幅に問題がなく、1〜3本程度の少ない埋入本数であれば腫れる可能性は低いかと思います。
しかし、同じ治療を行っても個人差があり、腫れる方もいれば腫れない方もいるのが現状です。

しかし、骨の吸収が大きく、インプラントを埋入するために、どうしても骨の増大治療を行う必要性がある場合には、腫れる確立は高くなります。

骨の増大治療とは、
1  『GBR法』
2   サイナスリフト法
等です。

以下はこの前ブログでも書きましたが、重要なことなので、書きたいと思います。

骨が吸収する原因として、歯周病があります。 歯周病とは、
歯周病細菌の感染により歯を支えている骨が吸収することです。
歯周病を放置すると骨はどんどんと吸収してしまい、
最終的には“歯がグラグラ”してきます。
この段階では、骨の吸収が大きく、単純にインプラントを行うことができ
ない可能性が高くなります。

他には、歯根破折があります。
歯根破折の原因の多くは神経がない歯で起こります。
神経のない歯はもろく通常の咬む力でも割れてしまうことがあります。
こうした状態を患者さんに説明する時に "木" に例えてお話しすることがあります。
生き生きとした木はたたいたり、蹴ったりしても折れたりすることはありませんが、枯れた木は折れる可能性があります。
神経を取った歯も枯れた木と同じような状態になります。
神経のない歯は血液供給がなくなるため、脆くなってしまうのです。
歯の根が破折してしまった場合、折れている場所にもよりますが、ほとんどの場合抜歯となります。
ここで問題なのが、折れてしまった歯が何とかならないものだろうかと考え、抜歯をためらい、時間が経過してしまうことです。
破折したままの状態でいると破折した部分から感染が起こり、周囲骨の吸収が起こります。
骨の吸収が大きく起こるとその後にインプラントを埋入する場合に非常に
不利な状態になります。
もし、歯根破折と診断された場合には早期に対処(抜歯となることが多い)
する必要性があります。


次に、歯がないまま(欠損のまま)にすると骨が吸収します。

不適切な義歯の使用や歯が抜けたままにしていると顎の骨は吸収してきます。
骨は機能圧(噛むカ)が加えられることによりその高さや幅は維持されます。
歯周病に問題がなく歯がきちんとあれば顎骨の吸収はほとんどありません。
しかし、抜歯を行うと個人差はありますが、必ず顎骨は吸収していきます。
特に、上顎の奥歯においては、骨が吸収するとインプラントが非常に困難になります。

さて、話は戻りますが、骨の吸収している場合、骨の増大治療を行う必要性があるため、インプラント治療後に腫れる確立が高くなります。

以下、インプラント治療後に腫れる原因を列挙します。


 インプラントの埋入や骨の増大治療を行うためには、骨自体に触れること
  になります。
  骨は外部(外気)に触れるとそれ自体が腫れの原因になります。
  特に外気(部屋の空気)が汚れていると手術時にホコリが手術部位に触れ
  ますので、腫れる可能性が高くなります。
  もちろん手術器具自体が汚染されていると腫れの原因になります。
  手術室の完備や滅菌が大切になります。

 インプラント埋入に使用する『ドリル』が原因の場合
  骨内にインプラントを埋入する場合、専用の『ドリル』を使用します。
  つまり、埋入するインプラントの直径と同等の大きさまで、
  骨にドリルで穴を開けます。
  骨に触れること自体が腫れを引き起こす原因になります。
  回避することとして、
  できるかぎり、『ドリル』を使用しない手術を行うことがあります。
   『スプリッティング法』と言われる方法です。
  しかし、この方法は骨が柔らかい上顎で応用することが多い治療法です。

  また、『ドリル』の劣化も原因になります。
  『切れ味の悪いドリル』を使用すると骨へのダメージが大きくなりますので
  使用器具の品質管理も重要です。
  『ドリルの使用回数(使用限度)』は、
  骨の状態(硬い骨 か 柔らかい骨かの違い)によって違いますが、
  5〜10回が限界です。
  それ以上の劣化した状態での使用は、骨へのダメージがあるため、
  きちんとした管理が必要です。

  また、『ドリルの使用方法』です。
  骨の硬さにもより違いますが、『回転速度』も大切です。
  ドリルの使用 回転 速度が速いと、骨へのダメージは大きくなります。
  簡単に言えば、ドリルの使用 回転 速度が速くなると『発熱』が大きくな
  ります。
  骨へ加わる『熱』は非常に悪影響です。
  骨が『オーバーヒート:火傷(やけど)』状態になります。
  ドリルの使用 回転 速度が遅いと、なかなか削れませんが、
  速すぎても、骨へダメージが加わってしまいます。
  ドリルによる骨へのオーバーヒート を防止する対策としては、
  適切な形成速度を守ることと
  ドリルで骨を形成する際に冷却した水で十分に冷やしながら行うことが
  必要です。

  また、当然のことですが、『ドリルの衛生管理』は非常に大切です。
  インプラント治療における滅菌については以下を参考にされて下さい。
  ・インプラント治療における滅菌

この続きは次回にします。
次回のブログは3/24(月曜日)になります。
今日の続きで、『インプラント治療後に腫れる原因:その2』です。


今日は、話が長くなってしまたため、『今週のインプラント手術報告』は休ませていただきます。


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神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
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どのような状態が難症例か?:その9(最終回)4

3/17(月曜日)です。

今日も前回の続きで、どのような状態が難症例か?:その9:全身疾患による難症例とは?『放射線治療の既往および血友病等の血液疾患は難症例か?』になります。

この内容も以前書いたものですが、重要な話なので、書きたいと思います。

今日で、『どのような状態が難症例か?』のシリーズは終了です。

放射線治療の既往がある患者様はインプラント治療が可能か?

ガン(癌)の治療で現在放射線治療を行っている方は基本的にインプラント治療ができません。
特に顎骨に放射線を受けている場合には外科処置は禁忌です。
また麻酔を行うことも危険です。
歯科麻酔により骨髄炎を起こす可能性があります。
そのため、インプラント以外の通常の歯科治療においても注意が必要です。
特に口腔領域の悪性腫瘍に対する放射線治療後は口腔内の炎症が起ったり、骨髄炎を併発していることが認められます。

また、放射線治療後には唾液の分泌量の減少が認められることがあります。
唾液の分泌が少なくなると、虫歯や歯周病が起る確立が高くなります。
そのため、放射線治療後には口腔内の管理をきちんとしておかないと虫歯や歯周病になった場合でも治療が難しいことがあるため、注意が必要です。
ただし、放射線治療後に一定の期間が経っている場合には医科担当医(放射線科医)との相談によってインプラント治療が行える場合もあります。
放射線治療後にインプラントをご希望の場合にはまず、担当歯科医師に今までの治療経過の詳細を伝えて下さい。


血友病等の血液疾患は難症例か?

血友病とは?(簡単なミニ知識)

血漿(けっしよう)の中には12種類の血液凝固因子があり、血小板と協力して止血のはたらきをしています。
凝固因子が先天的に欠乏しているために、出血しやすく、血が止まりにくい病気が血友病です。

血友病の方はインプラント治療が可能か?

ご自身が血友病等の血液疾患であることが分かっている方は外科処置が禁忌であることをご理解していらっしゃるかと思いますが、そうした既往がなくても普段ケガをした時に血が止まりにくいことを経験された場合には一度 血液検査をされることが大切です。
また、インプラント治療を受ける際にもそうしたことを自覚されている場合には担当歯科医師に必ず伝えて下さい。


今日で、『どのような状態が難症例か?』のシリーズは終了です。
次回から新しいテーマになります。

『インプラント治療後 なぜ腫れるのか?』です。
もちろん必ず腫れるわけではありませんが、腫れることもあります。
どのような時に腫れて、それはその程度続くのか?
等を解説したいと思います。

次回のブログは3/20(木曜日)になります。



今週(3/15〜17)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。
それでは、今週のインプラント手術の中から上顎に5本のインプラント埋入を行った1症例について解説します。

患者様は、初診時に上下顎に数本しか歯が残っていなかった方です。
そして、残っている数本の歯自体も 歯周病や虫歯で抜歯しなければならない状態でした。

そのため、全ての歯を抜歯し、下顎に6本、上顎に8本のインプラントを埋入し、インプラント・ブリッジ とする計画を立てました。

しかし、上顎の奥歯については、骨の吸収が非常に高度にあったために、すぐインプラントの埋入ができない状態でした。

このように骨が吸収してしまった原因は、 歯周病です。
歯周病の状態を放置すると歯を支えている骨が吸収してしまうため、奥歯においては、高度の骨吸収が起っていました。

歯周病による骨吸収の結果、骨の高さは1〜2ミリしか存在しない状態でした。

そのため、奥歯においては、骨を増大させる治療法を行いました。

サイナスリフト法です。

サイナスリフト法を行うと骨ができるまでに時間(期間)がかかります。

状態や個人差はありますが、6〜10ヶ月程度(骨が再生する期間のみ)です。

かなりの時間がかかります。

そのため、骨の高さや幅が ある程度存在する 上顎の前歯部分には、先にインプラントの埋入を行いました。

そして、先に埋入したインプラントで仮歯を作製します。

この仮歯は奥歯の治療が終了するまで、使用していただきます。

このように骨の状態が悪く、多数のインプラントを埋入する場合、治療計画をきちんと立てていないと、治療が終了するまで、患者様は噛むことに不自由になってしまいます。

さて今回は、上顎に前歯部には すでにインプラントが埋入してあり、今回は奥歯にインプラントを 追加埋入したケースです。


インプラントの埋入本数が多かったため、麻酔は、 静脈内鎮静法にて行いました。

手術時間は、 『GBR法』 『スプリッティング法』を併用したため、約60分かかりました。

埋入本数が多く、治療が複雑な場合、このような 静脈内鎮静法による麻酔、寝ている間に治療が完了するため、患者様には楽な麻酔です。

使用したインプラントは、
ストローマン・インプラント ・ ( I.T.Iインプラント)
SLAタイプ 直径4.1ミリ、長さ10ミリ が5本でした。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約3〜4ヶ月後に型を取ります。

治療費
今回の手術を含め、上顎の治療費の合計は、
インプラントが1本21万円(税込)×8本、
最終的な被せ物は、
手前がハイブリッドセラミックで1歯105.000円(税込)×12歯分、
ですので、合計2.940.000円(税込)になります。
多数歯欠損であり、埋入本数も多く、インプラント治療では、最も費用がかかる治療方法です。

多数歯欠損がある場合で、治療費を抑えたい方は以下を参考にして下さい。
  ・ 治療費を抑えるインプラント治療(アタッチメント義歯)


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どのような状態が難症例か?:その84

3/13(木曜日)です。


今日も前回の続きで、どのような状態が難症例か?:その8:全身疾患による難症例とは?『心筋梗塞、脳梗塞、脳卒中を起こしてから6ヶ月以内』になります。

この内容も以前書いたものですが、重要な話なので、書きたいと思います。

病気を起こした時期と現在の状況を伝えることが大切!

心筋梗塞、脳梗塞、脳卒中を起こしてから6ヶ月以内は基本的にインプラントは禁忌です。
また、6ヶ月以上経過していても、以下の薬を服用している方は注意が必要です。
ただし、以下の薬を服用しているからと言ってインプラントができないということではありません。
例えば血管内で血液が固まるのを防ぐ薬を服用している場合、インプラント手術前後の1週間中断していただくことで可能となることがあります。
その場合は医科の主治医と連携し、状況に応じて相談しながら進めていきます。当院においてインプラントを行う方で以下の薬を服用している方は時々いらっしゃいます。
しかし、多くの場合、薬の服用期間を変更することにより、手術を行っています。

抗血小板薬 
  アスピリン(バイアスピリン、バファリン81mg)、パナルジン、プラビックス、プレタール etc…

抗凝血薬
  ワーファリン  etc…

* 歯科治療(特にインプラントのような外科処置)を行う際には必ず服用している薬を申告して下さい。
また、通院している科があれば全て申告して下さい。
それと、通院していなくても過去の病気や入院歴も必ず申告する必要性がありあます。
また、今まで通院暦がなくても現在病気である可能性もあります。
体調の変化等があれば、それも申告されて下さい。
インプラントという治療自体は特別な治療法を除いてさほど心配されるものではありませんが、万全な体制でのぞみたいものです。
また、服用している薬について分からない場合にはその薬を直接お持ちになっていただければ、歯科医院で分かります。


次回のブログは3/17(月曜日)になります。
次回は、全身疾患による難症例の最終回になります。
テーマは、『放射線治療の既往および血友病等の血液疾患』です。

今週の手術報告はお休みさせていただきます。

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どのような状態が難症例か?:その7

3/10(月曜日)です。


今日も前回の続きで、どのような状態が難症例か?:その7:全身疾患による難症例とは?『腎臓病は難症例?』になります。

この内容も以前書いたものですが、重要な話なので、書きたいと思います。

腎臓病とは?(簡単なミニ知識)

 腎臓は尿をつくる器官で、腰の少し上の背中側に背骨をはさんで左右に1つずつ(2つ)あります。
人は毎日さまざまなものを食べたり、飲んだりしています。摂取した食物は栄養分を吸収したあとで尿や便として排泄されます。
以下は腎臓の働きの簡単な解説です。

1 尿をつくる(老廃物の排泄)
  老廃物の混ざった血液を濾過して尿中に排出し、きれいになった血液を全
  身に戻します。濾過装置のような役目です。

2 体内のバランスを保つ
  尿細管はナトリウム、カリウム、カルシウム、リン、重炭酸イオンなどの
  うち体に必要なものを取り込み、また、不要なものを尿中へ分泌して排泄
  しています。
  これにより、体内のイオンバランスを一定に保ち、血液を弱アルカリ性に
  保っています。

3 血圧の調整
  腎臓では血流の流れが悪くなるとそれを感知し、酵素が分泌されます。

4 血液をつくる働きを助ける
  腎臓から分泌されるホルモンにより赤血球の数を調整しています。
  腎臓の機能が低下すると赤血球も減少するため、貧血症状があらわれます。

5 ビタミンDの活性化 
ビタミンDは腎臓で活性型ビタミンDとなり、小腸からのカルシウムの吸収を促進します。腎臓の機能が低下するとカルシウムの吸収が悪くなり、インプラントにも関係する骨軟化症、骨粗鬆症の原因にもなります。

腎臓病の方はインプラント治療が可能か?

腎臓病には軽いものから重いものまであり、その原因も治療法(食事制限や薬の服用、透析、移植等)もさまざまです。
そのため、腎臓病の方は全てインプラント治療ができないということではありません。
ただし、腎臓病の方は免疫力が低下しているため傷が治りにくく、骨との結合も難しくなります。
また、インプラント治療の際に服用する抗生剤や鎮痛薬等の使用制限もあります。
人工透析を受けている方では、血液の循環をよくする薬を服用するため、外科的処置をした時に止血しない場合があります。
そのため、人工透析を受けられている方はインプラント治療の際には注意が必要です。
病状にもよりますが、基本的に腎臓病の方はすぐインプラント治療が可能ということにはなりません。
担当医師との連携により相談しながら可能かどうか判断していきます。
インプラント治療をご希望の場合には必ず担当歯科医師に伝える必要性がある疾患です。


次回のブログは3/13(木曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『難症例8:心筋梗塞、脳梗塞、脳卒中を起こしてから6ヶ月以内』です。



今週(3/14〜16)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。
それでは、今週のインプラント手術の中から骨吸収が著しく起っている上顎にインプラントを5本埋入した1症例について解説します。


患者様は、現在上顎(前歯部)に3本の歯だけが残っています。

この残っている歯はすべて抜歯しなければ、ならないような状態です。

3歯を抜歯すれば、もちろん総義歯になります。

通常、このように抜歯しなければならない歯が存在する場合、先に抜歯を行い、歯肉が治癒後にインプラントの埋入を行います。

そのため、抜歯すると歯がなくなってしまいます。

通常は、抜歯後には、義歯(総義歯)となります。
この義歯は、インプラントと骨が結合するまでの間、使用していただきます。

しかし、今回治療を行った患者様は、義歯を使用するのがどうしても 嫌 ということがあり、
今回は、抜歯予定の3歯にてブリッジの仮歯を作製することになりました。
固定式の仮歯です。

上顎は3歯しか残っていないため、仮歯であれ、ブリッジとすることは困難なことですが、義歯をどうしても使用したくないという希望の中で、
選択肢はあまりない状態でした。

残っている3歯で仮歯のブリッジをする以外の方法としては、
即時加重(負荷)・インプラント という方法があります。

この治療法は、インプラントを埋入した当日にインプラントの土台にした仮歯を作製する治療法です。
しかし、この方法を行うためには、埋入したインプラントがしかかりとしていないといけません。(埋入したインプラントが動かない等…)

今回のケースは、骨が吸収しており、骨幅が非常に少ないため、埋入したインプラントの安定性は悪いことが事前に分かっていますので、
即時加重(負荷)・インプラント はできない状態でした。

そのため、抜歯予定の3歯は、とりあえずそのままとし、インプラントと骨が安定するまで、残しておくことにしました。

インプラントと骨がくっつく(結合)するのは、埋入後 約3〜4ヶ月です。

それまで、天然歯同士のブリッジの仮歯は使用します。

このように 治療方法は一つしかないということではなく、患者様の生活習慣や、ご希望等により、さまざまなバリエーションがあります。

今回は上顎に残っている3歯は、抜歯予定ですが、インプラント治療がある程度進行する期間中は、仮歯の土台として利用することにしました。

今日のインプラント手術報告は、インプラント治療の進め方を中心に解説しました。

手術は、 『静脈内鎮静法』 にて、行ったため、
手術時間は、約90分程度でした。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 インプラントと骨が結合するまで、
   約3〜4ヶ月お待ちいただきます。
3. インプラントと骨が結合後、天然歯を抜歯します。
   そして、インプラント同士のブリッジの仮歯にします。
4. 今度はこのインプラントを土台にした仮歯で約2ヶ月待っていただきます。
抜歯部が治癒するまでの間です。
5. 抜歯部が治癒したら、いよいよインプラントの型取りです。
6. 型取り後、被せ物が完成したら口腔内に装着して完了です。

今回は、治療期間中の義歯を避けるため、抜歯予定の天然歯を暫く使用していました。
インプラントと天然歯が結合するまでです。
そのため、治療期間は長くなってしまいましたが、治療期間中、義歯を使用したくない方には最適な治療方法と言えます。 


治療費
インプラントが1本 21万円(税込)×5本、
被せものが、1歯 105.000円(税込)×10歯、
ですので、合計2.100.000円(税込)になります。
費用はかかりますが、総義歯ではなく、
固定式になります。

この中には、治療中のレントゲン撮影や薬代、今回のスプリットクレスト法の費用も全て含まれています。




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どのような状態が難症例か?:その64

3/6(木曜日)です。


今日も前回の続きで、『どのような状態が難症例か?:その6:全身疾患による難症例とは?』になります。

この話は、以前ブログで書きましたが、重要な話なので、再度紹介したいと思います。

重度の糖尿病や、心筋梗塞、脳梗塞、脳卒中を起こしてから6ヶ月以内、ガン(癌)の治療で現在放射線治療を行っている方は基本的にインプラントは禁忌です。

今日は、その中でも『糖尿病』『高血圧』について解説します。

     糖尿病はインプラント治療において難症例か?

 糖尿病が進行すると抵抗力や免疫力が低下し、歯周病を引き起こしやすくなります。
また、インプラント埋入後に骨とインプラントが接合しないで失敗に終わるケースもあります。
しかし、全ての糖尿病患者様がインプラントが禁忌ということではありません。
血糖値のコントロールがうまくできていれば、インプラント治療も十分可能になります。

絶対的な基準というのはありませんが、
1 空腹時血糖値が150以下(状況により200以下であれば可能)
2 HbA1-cが7%以下(状態により8%以下であれば可能な場合があります) 
3 尿ケトン体(―) 
4 重篤な合併症がない
であれば、ほぼ問題はないといえます。
しかし、このような数値でも通常の方よりは感染のリスクは高いため、十分な注意が必要です。
また、現在糖尿病で通院されている場合には必ず内科主治医との連絡をとって行えるかどうか決める必要性があります。
*HbA1-c(過去1ヵ月の平均的な血糖値)

インスリン注射や血糖降下剤を服用されている方の注意事項

インプラント治療の難易度や埋入本数により、治療後に食事の制限がある場合があります。
そのような場合、インプラント手術当日の血糖降下剤の服用やインスリンの自己注射に問題を生じることがあります。
つまり、手術後に腫れ等で食事が十分取れなかった場合、いつも通りに決まった時間に血糖降下剤の服用やインスリン注射を行ってしましますと、血糖値が下がりすぎてしまい低血糖症となってしまいます。          
そのため、インスリン注射や血糖降下剤を服用されている方は、インプラント相談の段階で必ず担当歯科医師に申告されることが必要です。
そして、
インプラント治療後に腫れがあるのか?
食事制限があるのか?
等の検討をし、
もし、そうしたことが考えられれば、
事前に内科担当医師との打ち合わせが必要になる場合もあります。


   高血圧症をはじめとする循環器系疾患は難症例か?

まず始めに、高血圧ってどれくらいなの? 
ということから話したいと思います。

高血圧の定義は難しく、年々変化しています。
なぜ変化するのか? 
それは最新の予後調査の結果を取り入れるからです。

予後調査結果とは?

例えば収縮期血圧が150mmHgの人がいたとします。
その人が10年後に脳卒中になる確率が 120mmHgの人より2倍高いという研究調査結果が出たとします。
そうすると 脳卒中を防ぐためにもっと血圧を下げた方が 良いということになります。
つまり、上記のように新たな調査データが出れば、高血圧の定義もどんどん変化するわけです。

また、ご自身が血圧が高いと思っていても 実際に血圧を下げるために治療を受けている人はかなり少ないと言われています。

日本では、高血圧の人は約2600万人いるとされていますが、実際に治療を受けているのは2000万人以下と言われています。
つまり、実際の血圧を正確に把握している方は非常に少ないのです。

また、血圧は1日の中でも変動が非常に大きいものです。
緊張等によってもかなり変化します。
そのため、たまたま1回血圧を計った時に低かったとしても それは たまたま だったのかもしれません。
再度計測したら 高かったということもあります。
そのため、当医院においても 患者様ご自身の自己申告の血圧は 正確なものとは思っていません。

一応参考として一般的に使われるのは、WHO(1993)の定義です。
『正常血圧』 は収縮期140未満 かつ拡張期90未満、
いわゆる 上が140未満、下が90未満 ということです。
『境界域高血圧』 は収縮期140以上160未満 拡張期90以上95未満
それ以上を 高血圧としています。
ただし、これは参考値として考えています。
それは『境界域高血圧』 だったとしても非常に緊張が強い方は治療に際し、簡単に20〜30程度血圧が上昇することがあります。
治療前に安全と思われても いざ治療を開始すると高血圧になることもあるのです。
血圧が高い場合には、その他の病気等の兼ね合いを考えていく必要性があります。
『単に血圧がちょっと高いだけだから大丈夫だろう』というわけにはいきません。
外科処置には総合的な判断が必要なのです。

  血圧が高いとインプラント治療はできないのか?

血圧が非常に高い場合、インプラント治療は難しい場合があります。
ただし、血圧が高くても内科で治療を受けていて血圧の症状がきちんとコントロールされており、麻酔が出来る状態であればインプラント治療は受けられます。
血圧が高い場合には、糖尿病とは違い治療後の治癒が悪いということではありません。
問題なのは手術中です。
インプラントは手術を伴うものです。
今まで、行ったことがない治療であったり、手術と聞くと 誰でも緊張するものです。
この緊張が血圧の上昇を起こす原因になります。
緊張で血圧が上昇するケースがありますから、高血圧症であることが事前にわかっていれば、 『静脈内鎮静法』 を行ってインプラント治療を行います。

静脈内鎮静法を行うと 治療中のことはほとんど覚えていない状態になります。
眠っている間にインプラント治療が終了することになります。
『静脈内鎮静法』 は、治療に不安を持っている患者さんには最適な麻酔方法です。
方法としては点滴をするように血管内(静脈内)に麻酔液を入れます(流します)。
麻酔が効くまで5〜10分程度です。
後はインプラント治療が終了するまで寝ている状態です。
『静脈内鎮静法』 は、治療中ほとんど寝ている状態で処置が行えますので、緊張等による血圧上昇を抑える効果的な麻酔方法です。
高血圧だからインプラントができないということではなく、安定していれば、それが上昇しないように手術を行うことが大切です。

  現在治療を受けていないが、以前血圧が高かったという人が一番危険!

上記のような方は事前に血圧測定を行い、その際に問題があると思われた場合には内科を受診していただきます。
歯科医院で行う血圧測定は 単に現在の血圧の状態をみているだけで、その原因がわかるわけではありません。
高血圧症の方は他の病気も併発している可能性もあります。
現在の状態がまったく分からないという方が 治療を行うにあたり 一番リスクです。
安全な治療を行うためには 的確な検査が大切です。
また、現在高血圧で通院されている場合には、医科担当医との連携により治療を進めることが大切です。


今日は、話が長くなってしまったので、『今週のインプラント手術報告』は休ませていただきます。
これから、仕事で千葉まで行かなければなりませんので…

次回のブログは3/10(月曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『腎臓病は難症例?』です。



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どのような状態が難症例か?:その54

3/3(月曜日)です。

今日も前回の続きで、『どのような状態が難症例か?:その5:歯周病による難症例とは?』になります。


歯周病が存在する方はインプラントの難症例です。

インプラントは絶対に虫歯にはなりません。
しかし、歯周病のような状態になります。
インプラントが歯周病のような状態になったことを インプラント周囲炎と言います。

インプラント治療後に歯ブラシが不十分になると汚れは歯肉とインプラントの境目から内部に侵入していきます。
この汚れは歯周病細菌と同様の細菌です。
インプラント周囲炎になると初期の段階では歯肉が腫れて行きます。
その後インプラントを支えている歯槽骨が吸収してしまいます。
最終的にはインプラントはダメになり、撤去することになります。
人工物であるインプラントには神経が通っていません。
そのため初期の段階では多くの場合、自覚症状がありません。
そのため、かなり状態が進行しなければ気付かないのが特徴です。

インプラント治療前には必ず歯周病の検査を行うことが必要です。
もし、歯周病と診断された場合には、インプラント治療前に徹底した歯周病治療が必要になります。
歯周病の状態のままインプラントを行うとインプラントがダメになるリスクが高くなります。

また、歯周病は再発率が高い疾患です。
治療後に徹底した歯ブラシができないと歯周病が再発してしまいます。
歯周病が再発するとインプラントにも歯周病細菌が感染しますので、
徹底した管理が必要になります。
当医院では、インプラント治療を希望される方で、歯周病であった場合、
歯周病治療を希望されない場合には、インプラントは行いません。
また、あまりにも歯ブラシができない方はインプラントをお勧めしません。

しかし、現在歯周病であったとしても、インプラント治療前に徹底して歯周病治療を行い、治せば、大丈夫です。

ただし、その後の メインテナンスがきちんとできないと再発する可能性がありますので注意が必要です。

歯周病のある方は難症例と言ってもいいでしょう。


次回のブログは3/3(月 木曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『どのような状態が難症例か?:その6:全身疾患による難症例とは?』です。


今週(2/29〜3/2)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。
それでは、今週のインプラント手術の中から上顎の前歯部にインプラント埋入を行った1症例について解説します。


上顎の前歯部は、インプラント治療にとって 最も難しいケースです。
その理由はいくつかあります。

まず、審美性です。

インプラントを行う場合、当然ですが、歯がない部位に行います。

歯がダメになるということは、それなりの理由があります。

歯周病であったり、
歯根破折
等です。

こうした状態を長期間放置すると、
歯を支えている骨が吸収してしまいます。
骨が吸収すると歯肉が退縮します。

これが大きな問題なのです。

歯肉が退縮してしまった状態で、インプラントを行うと
完成したセラミック等の被せ物の被せ物は、
歯が長くなったり(長く見えたり)します。

この詳細は以下を参考にして下さい。
   ・ 歯と歯の間に隙間ができる原因 !歯が長く見える原因!

インプラントを希望される方の多くは、骨の吸収が起っていることが多く、
前歯部においては難症例になります。

今回治療したケースでも骨の吸収がかなり起っていたため、難しいケースでした。

それでは、今回紹介するケースの詳細を説明します。

骨の幅は約3ミリでした。
通常、最適な骨の幅は、6ミリは必要です。
今回は3ミリですので、かなり骨幅が少ないことがわかります。

また、骨吸収により、骨の高さも2ミリ退縮していました。

幅が半分、高さも2ミリ吸収ですから、かなりの難症例です。

こうした場合には、骨の増大治療( 『GBR法』)が必要になります。

この 『GBR法』には、
あらかじめ、骨を増大(増やす)させてから、インプラントを埋入する方法( ステージド・アプローチ
インプラント埋入と同時に骨を増大する方法( サイマルテイニアス・アプローチがあります。

簡単に言えば、
ステージド・アプローチは2回の手術(骨増大とインプラント埋入)が必要であり、
サイマルテイニアス・アプローチは1回(インプラント埋入と同時の骨増大)の手術で、治療を行うことになります。

もちろん、治療を受ける患者様にとっては、手術回数の少ない、1回の手術が良いということになりますが、全てのケースで、同時(サイマルテイニアス・アプローチ)が適応されるわけではありません。

しかし、私自身は、できるかぎり、少ない手術回数で治療を行うことは非常に大切なことと考えています。

今回は、 インプラント同時GBR法(サイマルテイニアス・アプローチ)にて手術を行いました。

また、通常は“ ドリル ”で骨にインプラントを埋入するための“ 穴 ”をあけるのですが、今回は、“ ドリル ”をほとんど使用しない、
『スプリッティング法』を行いました。

“ ドリル ”で骨を削除しないため、少ない骨を温存できる利点があります。

今回のような骨幅が少ないケースでは、できるかぎり骨を削らないことが大切です。

さて、 『スプリッティング法』にて少しずつ、骨幅を拡大させ、
元々3ミリ程度であった骨幅は、6ミリ近くまで拡大されました。

この時点で、骨の増大をさほどしなくても大丈夫な状態にまでできました。

この点が大切なのです!

そして、さらに骨の幅を増大させるために、 『GBR法』も行いました。

『骨幅が6ミリあれば、十分なのでは?』

と思われるかもしれません。

しかし、実際には6ミリでは骨幅は十分ではないのです。

その理由として、インプラント手術後には骨が多少は吸収してしまうのです。

インプラント手術を行う際には、最適な(目標の)骨幅の20〜30%増で骨幅の増大を行うことが大切です。

この点も大切なことです!

今回は、 『GBR法』を行う際に、 人工骨(β―TCP)を使用しました。

人工骨の利点はいっぱいあります。

今回はブログですので、ポイントのみ簡単に説明します。

まず、 人工骨ですので、 自家骨のようにご自身の骨を削って採取する必要がありません。

つぎに、 人工骨は、吸収しにくいという利点があります。

ご自身の骨( 自家骨)のみを移植するとかなりの割合で吸収し、なくなってしまいます。

先程『20〜30%増で、骨幅を増やす』
と書きましたが、 自家骨では、かなりの割合で吸収してしまうため、効果が半減してしまいます。

その点、 人工骨(β―TCP)は吸収スピードが少ないため、使用しやすい材料です。

今日はだいぶ話しが長くなってしまいましたので、これで終わりにしたいと思います。

こうした、話はさまざまなテーマをホームページ上からみつける場合には、
ホームページの右上にあるサイト内検索のバー部分に
知りたい文字や文章を入力(書いて)すれば、簡単に検索できます。
このブログはちょっと難しい内容がありますので、調べたことがありましたら、どうぞご利用下さい。



手術時間は、GBR法も行いましたので、約20分程度でした。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約3〜4ヶ月後に仮歯の作製
3. その後、型を取り、
型取りの後、 約20日で完成した被せ物を装着し、完了です。

治療費
インプラントが1本21万円(税込)、
最終的な被せ物は、
ハイブリッドセラミックで105.000円(税込)
の合計315.000円(税込)です。

この中には、治療中のレントゲン撮影や薬代、今回のスプリットクレスト法の費用も全て含まれています。



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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。


Profile
     院長履歴

1993年 神奈川歯科大学卒業
1993年 同大学歯周病学講座
      入局
1999年 日本歯周病学会
      専門医取得
1999年 東京都にて杉山歯科
      医院開業
2003年 I.T.Iメンバー認定
2005年 国際口腔
      インプラント
      学会認定医取得
2006年 大船駅北口歯科
      インプラント
      センター開業

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