最新インプラント症例:日本歯周病学会歯周病専門医、国際インプラント学会認定医

インプラントなら横浜の大船駅北口歯科  神奈川県横浜市(JR大船駅北口から徒歩3分)にあります 国際インプラント学会認定医、日本歯周病学会専門医です。 インプラントのマニアックな情報を掲載しています。

2008年05月

インプラント治療後のケアー:その34

5/29(木曜日)です。


今日も前回の続きで、『インプラント治療後のケアー:その3』になります。

2回に分けてインプラント治療後のケアーとして、ブラッシングの重要性および洗口剤(クロルヘキシジン)の有効性について解説してきました。

次に大切なのは、定期検査を受ける時期や習慣です。

定期検査(メインテナンス)の適切な間隔は、患者様個々により違います。

歯周病の有無や、歯ブラシがどれだけできるか、リスク、歯石の付着の度合い等です。

1年に1回のメインテナンスでも大丈夫な方もいれば、毎月のように必要な方もいらっしゃいます。

平均的なことを言えば、歯周病がある方で、3〜4ヶ月に1回、
歯周病に問題がない方では6ヶ月〜1年に1回程度が良いでしょう。

また、定期検査(メインテナンス)を一定の間隔で、ずっと来院されることは大変なことです。

そのため、ある程度メインテナンス間隔が短い方は、次回の定期検査の予約を取っておくことが有効です。

当医院では、ご予約をとっていただいた場合には、予約日の1週間前になりましたら、ハガキにて予約日の連絡を致しております。

予約日を忘れないためにも、メインテナンスの予約は、歯科医院主導型が良いでしょう。

また、1年に1回等のメインテナンスで、予約等がない場合には、忘れずに注意することが必要です。

『メインテナンスを受ける方』と『メインテナンスを受けない方』では、予後はかなり違います。
これは、多くの論文でも報告されています。

アメリカの歯周病学会では、歯周病治療後のメインテナンスを
『歯周病の治療の延長であり、新しいあるいは再発する異常や疾患を早期に発見し、治療しようとすることである』としています。

『一度メインテナンスに行かなかったから行きづらい…』ということはありません。
どこの歯科医院(歯科医師)でも治療を行った部位が悪くなっていないか心配しています。

一度治療した部位が悪くならないためにも、是非メインテナンスを受けられて下さい。




次回のブログは6/2(月曜日)になります。

今週(5/27〜28)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。
それでは、今週のインプラント手術の中から上顎の奥歯にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

上顎の奥歯の場合、骨の吸収が起ると、インプラントの埋入が非常に困難になることが多いのです。

その理由として、上顎の奥歯の上方部には、大きな空洞があります。
この空洞を『上顎洞』と言います。
  *詳細は、 こちらをクリックして下さい。

この空洞(上顎洞)が存在するため、上顎の奥歯においては、インプラントの埋入が難しくなっているのです。

しかし、今回の患者様の場合、上顎洞までの距離が非常にある 稀なケースでした。

ラッキーな方です。

そのため、上顎の奥歯においては、12ミリという 長いインプラントを埋入することができました。

通常は、上顎の奥歯に ソケットリフト法 サイナスリフト法といった骨の高さを増大する治療を行わないで、12ミリの長さのインプラントを行うことは稀なことです。

しかし、骨の高さには、問題ありませんでしたが、幅には、若干の問題がありました。

骨幅が約4ミリだったのです。

適切な治療を行うためには、骨幅は約6ミリはほしいところです。

そのため、 『スプリッティング法』を行い、骨幅の増大を行いました。
この方法は、ドリルをさほど使用せず、骨の幅を押し広げながらインプラントを埋入するこの方法は骨にダメージが加わりにくく、術後の腫れが少ない治療法です。

手術時間は、約15分程度でした。

使用したインプラントは、 ストローマン・インプラント  ( I.T.Iインプラント) 直径4.1ミリ、長さ12ミリ が2本でした

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約3〜4ヶ月後に型を取り、
3. 型取りの後、 約10日で完成した被せ物を装着し、完了です。
意外に治療回数はかからないものなのです。

治療費
今回の手術を含め、治療費の合計は、
インプラントが1本21万円(税込)×2本、
最終的な被せ物は、
ハイブリッドセラミックで1歯105.000円(税込)×2歯分、
ですので、合計630.000円(税込)になります。
この中には、治療中のレントゲン撮影や薬代、型を取る費用、被せ物の費用、
今回のスプリットクレスト法の費用も全て含まれています。


医療情報コーナー

最近始めました新しいシリーズです。
なにかお役立ち情報がありましたら掲載する予定です。
今日は、糖尿病の食事療法についての話です。
糖尿病 と 歯科 は非常に大きな関係があります。
特に、歯周病とインプラントには、糖尿病は大きく係ってきます。
糖尿病患者様 が 血糖値を抑える効果的な方法に「食事療法」があります。
しかし、実際には、実行が難しいのも事実です。
簡単に楽しく続けられる 食事療法 とうのは難しいのですが、ちょっとした工夫と心掛けで、血糖値抑制 につながる 食事の取り方を紹介します。
白米 と 焼き肉 のどちらがより血糖値を上げるのかご存知ですか?
同量であれば、カロリーの高い焼き肉の方が上げそうですが、実際は違います。米国糖尿病学会(ADA)によると、炭水化物は15〜90分で摂取した100%が血糖に変化する。
一方、たんぱく質は50%が血糖になるのに約3時間かかり、
脂肪は半日で10%未満しか血糖にならないから、
白米の方が食後の血糖値を上げやすいというのです。
主食となる 米 や パン、いも類は、食後の血糖値を上げる炭水化物の割合が高い。
つまり、主食(炭水化物)よりも副食を摂取した方が良いという考えもあります。
ただし、主食を抜いても摂取カロリー全体が多ければ意味はありません。
標準的な総カロリーの中で、栄養素のバランスを考えることが大切です。
また、腎機能が落ちている場合は、たんぱく質の制限が必要なため、この食事は向きません。

また、良く言われるのが、食事の際に、野菜 等の繊維が多い食物を先に食べてから、
他の食べ物を摂取することが急激な血糖値の上昇を抑えます。

最近テレビコマーシャルで放映されている『健茶王』等はこうした効果(血糖値の急上昇を抑える)を期待している飲料ですね。

同じ食事内容でも、食べる順所を変えるだけでも効果はあるのです。

もちろん食べ過ぎては、意味がありませんが…



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インプラント治療後のケアー:その24

5/26(月曜日)です。

今日も前回の続きで、『インプラント治療後のケアー:その2』になります。

前回は、インプラント治療後のケアーとしてメインテナンスの重要性について解説しました。

今回は、洗口剤の話をしたいと思います。

洗口剤は、歯ブラシの補助的なことになります。

洗口剤(マウスウォッシュ)の使用です。

洗口剤には、リステリン等のアルコール成分を主体としてものから、抗菌性のある洗口剤もあります。

当医院では、手術前および、術後の管理に『クロルヘキシジン』という薬剤の使用を行っていただいております。
『クロルヘキシジン』の抗菌性は、非常に高いものです。

毎食後に使用する必要性はありませんが、外出された際等で、歯ブラシが十分できない場合や就寝前に使用するといいでしょう。

ただし、『クロルヘキシジン』を頻繁に使用していると歯に着色(黒っぽくなる)することがあります。
着色が気になる場合には、歯科医院にてクリーニングすることにより、すぐ落ちます。

『クロルヘキシジン』の洗口剤は、歯科医院にて購入できます。

こうした洗口剤の使用は、非常に効果的ですが、あくまでも歯ブラシの補助的なものと思って下さい。

歯ブラシがきちんとできない方が、『クロルヘキシジン』を使用しても効果はありません。

歯ブラシの効果を『10』とすると、
洗口剤『クロルヘキシジン』の効果は、『1』といったところです。
基本は歯ブラシです。



次回のブログは5/29(木曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『インプラント治療後のケアー:その3』です。


今週(5/23〜24)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。
それでは、今週のインプラント手術の中から上顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

上顎に2回目のインプラント手術を行った方です。

多くの歯がない場合、一度に全てのインプラントを埋入する場合と
何回かに分けてインプラントを埋入することがあります。

今回は追加埋入でした。

一度に多くの(全ての)インプラントを埋入する利点は、
1 1回の治療(手術)で終わる
2 腫れたりする機会が1回なので、
  お忙しい方の場合、何度も手術予定(仕事等を考慮して)を考えなくていい。
  (もちろん腫れるかどうかは骨の状況等により違います)
3 大変なことは早く終わらせたい。
4 何回かに分けると結果的に治療期間が長くなる

欠点として、
1 1回の治療時間が長くなる。
  (ある程度の時間、口を開けていなくてはいけない等)
2 腫れる確立が高くなる
  (例えば、1本の埋入より、5本埋入した方が腫れやすい)
3 顎関節症状等がある方で長時間口を開けていられない方は、
  何回かに分けた方が良い。が考えられます。

しかし、トータル的なことを考えれば、1回の治療で多く(全て)のインプラントを埋入した方が良いと思います。

また、一度にインプラントを埋入する場合には、 『静脈内鎮静法』 という麻酔方法が良いでしょう。
寝てる間に治療が完了するため、長時間の治療でも大変ということはありません。


今回は、追加埋入が1本のため、通常の麻酔です。

骨幅が少なかったため、インプラントを埋入すると同時に骨幅を増大させるGBR法を行いました。

手術時間は、約15分程度でした。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約3〜4ヶ月後に型を取ります。


医療情報コーナー
毎日新聞に以下のような記事がありましたので掲載します。

エイズ:感染者が過去最多--07年
 厚生労働省のエイズ動向委員会は20日、07年の新規エイズウイルス(HIV)感染者が1082人、新規エイズ患者が418人で、ともに年間過去最多を更新したと発表した。
感染者と患者の合計は1500人になり、前年比142人増。
2月発表の速報値(1448人)より52人増えた。
1日当たりの発生数は4・1人で、初めて4人台になった。

実感はないですが、増えてきているのですね。
歯科医院としては、感染予防に注意が必要なのは当たり前です。

器具の滅菌、術者のグローブの徹底はもちろんのこと、ディスポーザブルできるものは、できるかぎりする といった日々のことが感染を防止します。

当医院の感染予防関することは、以下をご覧下さい。

    ・院内感染の基本知識

    ・院内感染予防

    
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インプラント治療後のケアー:その14

5/22(木曜日)です。


今日から新しいテーマになります。『インプラント治療後のケアー:その1』になります。


今日からインプラント治療後のケアー(メインテナンス)について解説したいと思います。(歯周病治療後も同様です)

このブログでも何度もインプラント治療後のトラブル(インプラントがダメなる原因)について解説してきました。

今回からは、インプラントがダメにならないためのケアーについて解説したいと思います。

まず、歯ブラシの重要性についてです。

インプラントも天然歯と同様に歯周病のような状態になります。

インプラント治療後に歯ブラシが不十分になると汚れは歯肉とインプラントの境目から内部に侵入していきます。

この汚れは歯周病細菌と同様の細菌です。

そして初期の段階ではインプラント周囲の歯肉が腫れて行きます。

その後インプラントを支えている歯槽骨を吸収してしまいます。

最終的にはインプラントはダメになり、撤去することになります。

人工物であるインプラントには神経が通っていません。

そのため初期の段階では多くの場合、自覚症状がありません。

そのため、かなり状態が進行しなければ気付かないのが特徴です。

みなんさん徹底した歯ブラシが重要なことは、十分分かっていると思いますが、この歯ブラシがきちんとできているかが重要なことです。

簡単に言えば、『磨いている』のと『磨けている』ことの違いです。

歯ブラシの重要性を説明するのも大切ですが、今回のブログでは、具体的な予防方法について解説します。

ブラッシングにおいて一番問題となる場合は、歯周病で歯がダメになった方です。

歯周病で歯が抜けた方の多くは、歯ブラシが十分できていなかった方です。
そのため、インプラントを行ったとしてもその後の歯ブラシが十分できるか疑問は残ります。

歯周病で歯がダメになった方は、かなりの意識改革が必要です。

長年の歯ブラシの方法や時間等に問題があったため、歯周病になったのですから、インプラント治療後も自己判断で歯ブラシを行うのは危険です。

まず、歯科医院(歯科衛生士)での適切なブラッシング方法の指導を受けることが必要になります。

歯科衛生士は、『ブラッシング指導のプロ』ですから患者様それぞれに合わせた指導方法を教えてくれます。

また、指導により、一度身に付いたブラッシング方法であっても 時間が経つと だんだんとおろそかになっていきます。

そのため、定期的なチェックが必要です。

定期的に歯科医院に来院するからこそ、ブラッシングの意識を高く保つことができるのです。

糖尿病や高血圧での方で、食事制限や運動等の必要性がある方の場合、
病気直後は、ほとんどの方が、そうした制限をきちんと守るそうですが、
時間の経過とともに、食生活も乱れてくることがよくあります。

時々、病院で、検査や再指導を受けることにより、また新たな気持ちになります。

ブラッシングもそうですが、ご自身のみの高い意識で、ずーと維持できる方はそうはいません。




次回のブログは3/26(月曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『インプラント治療後のケアー:その2』です。


今週は、明日(5/23:金)の午後 と 5/25(日曜日)は、休診になります。


今週(3/20〜21)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。
それでは、今週のインプラント手術の中から下顎に『GBR法』 を行った1症例について解説します。

今回のケースは、下顎の奥歯が進行した歯周病でしたが、そのまま放置したために、
骨の吸収がどんどんと進行してしまったケースです。

実際に抜歯した後では、骨吸収が大きいため、すぐには、インプラントができない状態でした。

そのため、インプラント埋入前に、吸収した部位に骨を増大させる治療(『GBR法』 )を行いました。

今回のケースは、骨吸収が非常に進行していたため、 骨移植が必要なケースでした。

骨移植と言うとびっくりするかもしれませんが、さほど大変なことではありません。

上顎の奥歯の歯のない部分(親知らずの部分)を少し(5ミリ程度)切開し、大豆大 より少し大きい程度の骨を採取します。

骨の採取時間は、2〜3分程度ですので、さほど時間がかかるものではありません。

そして、下顎の骨が吸収している部位に、 人工骨(β―TCP)と混ぜ合わせ入れます(移植します)。

β―TCPは完全に人工に生成された骨です。

『β―TCP』は人工的に生成された骨なので、それ自体が完全に骨になったりする

ことはありませんが、ご自身の骨(今回採取した自家骨)や血液中の細胞が混ざることにより、骨に置換しやすいものです。

また、完全人工生成のため、非常に安全性が高いのも特徴です。

日本において 『β―TCP』は、歯科よりも整形外科等で、

複雑骨折の治療等で普及している材料です。

また、 GBR膜 として非吸収性『GBR膜』を使用しました。

Gore Tex 膜と言われる材料です。

GBR法(非吸収性)では、世界的に最も使用されている膜です。


手術時間は、約20分程度でした。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約3ヶ月後にインプラントを埋入予定です。

治療費
今回のGBR法の治療費の合計は、
52.500円(税込)になります。

この中には、今回の薬代、移植費用、人工骨料金、GBR膜料金も全て含まれています。
実際は、材料代の原価を全て合計すると5万円をはるかに超えてしまいますが、患者様は、他にもインプラントの費用がかかるため、今回の治療で足が出た分は、病院負担になります。

7万円で仕入れた物を5万円で売るようなものです。
治療すれば、するほど病院の経営は圧迫されます。

材料費は高いです! 
ガソリンが高い! なんていう以上にもっと大変です。


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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
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抜歯即時インプラントの現状:その2

5/19(月曜日)です。


今日も前回の続きで、『抜歯即時インプラントの現状:その2』になります。

前回は、歯を抜歯した直後にインプラントを埋入(抜歯と同時に)する『抜歯即時インプラント』の話をしました。

1日で抜歯とインプラント埋入までできるのですから治療期間も短縮でき、麻酔回数も少なくできます。

治療を受けられる患者様にとっては、いいことばかりですね。

このブログを見ていられる方の中には、すでにインプラント治療を受けられた経験がある人もいるかと思います。

抜歯と同時にインプラントができるであれば、そのように治療を受けたかった…
と思われているかもしれません。

『抜歯即時インプラント』は、どのようなケースでも対応できる治療方法ではありません。

しかし、『抜歯即時インプラント』の適応症が完全に確立していない段階でこの新しい治療法が流行りました(?)。
まだ、適応症が確立していないのにです。

そのため、当然のごとく問題点も出始めています。

多くの歯科医師がインプラントを手掛けるようになってきた現在ではこのような問題がでてきています。
自分の技量にあっていない治療を行うということです。

また、『抜歯即時インプラント』と同様に新しい技術にも同じことが言えます。

新しい治療法や材料が発表されると、すぐ飛びつく先生がいます。

新しいことに目を向けることは悪いことではありませんが、新しい治療法が本当に良いものなのかを見極めることが大切なのです。

治療が複雑になる分、私達の技術力や知識も高めることも大切で、当医院でも私を含め他の先生もみな日々努力をしています。

ただし、新しい治療法というのはなかなか難しいところです。
技術的に難しいということではなく、まだ長期的な結果がでていないため、治療法の信頼性という意味で難しいということです。

新しい治療法が発表されたらすぐ飛びつくのではなく、その治療法が本当に正しいのかということを見極めることが大切です。

また、ある程度新しい治療法の臨床結果がでてから行うということも大切なことです。

次回のブログは5/22(木曜日)になります。



今週(5/16〜18)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。

この3日間は、さほど難しくないケースが多かったですね。

上顎前歯部、上顎の小臼歯部、下顎の大臼歯部、下顎の小臼歯と大臼歯部のケースがありましたが、どの症例もある程度の骨幅がありました。

当医院で行うインプラント手術のうち、十分な骨幅がある症例は、半数以下です。

つまり、半分以上の症例は、インプラントを行うための骨幅が十分ないのです。

1日、2件のインプラント手術があった場合、1件は、骨幅が少ない症例ということになります。

それが、この数日間は、どのケースをとっても骨幅がある程度ありました。(多少は骨幅が少ないケースもありましたが…)

いつもこんな状況であればいいのですが…

骨が吸収してしまう原因の多くは、歯周病の放置と歯根破折の放置です。

歯周病があっても『まだ大丈夫だろう!』とか『もう少し保たしたい!』、
『自然に抜けるまでは、そのままにしたい!』というような思いから放置されることがあります。

しかし、放置するということは、病状はどんどんと進行するのです。

歯周病が進行すると歯を支えている骨は、吸収してしまいます。

歯が自然に抜ける状態にまで、骨吸収が進行してしまうと、その後の治療が非常に大変になります。

インプラントを行うためには、大幅な骨造成(GBR法) が必要になります。
(GBR法については、『こちら』 をクリックして下さい)

大幅な骨造成(GBR法) は、治療を受ける患者様にとっても大変な負担になります。

また、大変な思いをして、骨増大(GBR法) を行っても完全に元の状態に戻ることはありません。

元の状態にまで、骨を回復(骨再生)できないと、審美的にも問題が生じたりする場合もあります。
審美的問題が起ることについては、以下を参考にして下さい。
・『歯と歯の間に隙間ができる原因 !歯が長く見える原因!』

治療期間も長くなります。

今後の治療を考えた場合には、絶対的にダメな歯は、無理して残さず、早めの対応が必要です。

しかし、ある程度進行した歯周病でも徹底した治療を行えば、治すことも十分可能です。

歯周病でお悩みの方は、まず歯科医院(できれば、歯周病の専門医が良いでしょう)にご相談されて下さい。




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抜歯即時インプラントの現状:その14

5/15(木曜日)です。


今日から新しいテーマになります。
『抜歯即時インプラントの現状:その1』です。

今日から新しいテーマになります。

まず、『抜歯即時インプラントとは?』ということから解説したいと思います。

抜歯した部位にインプラントを行う場合、抜歯部が治癒するまで、2〜6ヶ月程度待ち、

その後インプラントを埋入するため、最終的に治療が終了するまで、

下顎で3〜9ヶ月、上顎で7〜11ヶ月程度の治療期間がかかります。

患者様にとっては、『できる限り早く治療を終了したい』と考えられるのは、当然のことです。

そうしたことから抜歯した直後(当日)にインプラントを埋入する

『抜歯即時インプラント』が開発されました。

この治療法は、患者様にも歯科医師にも有益な治療法であることから

非常に良く行われるようになりました。

しかし、時間(期間)の経過とともに問題点も出始めてきたのです。

今回のこのテーマは、抜歯即時インプラントの現状を解説するものです。

以下は、抜歯即時インプラントの写真です。

以下は、治療前の状態です。
歯が折れて抜歯しなければ、ならない状態でした。

bassi1
クリックすると拡大されます







下記は、抜歯した直後にインプラントを埋入しているところです。
抜歯した穴にインプラントを埋入するため、切開もいりません。
bassi2
クリックすると拡大されます








次回からさらに詳細を解説します。



次回のブログは5/19(曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『抜歯即時インプラントの現状:その2』です。





この前のブログで、日本で認可されていない海外で作製された義歯等に問題があった報告をしましたが、同じような記事(共同通信社)があったので、紹介します。

『100倍近くの血糖降下成分 中国製カプセル』

大阪市は5/7日、服用した男性が低血糖症状で一時入院した中国製カプセル「男根増長素」について、

血糖降下作用のある糖尿病治療薬成分が通常の国内医薬品の約50-100倍含まれていたと発表した。

1日の最高投与量の10倍以上に当たるという。

市によると、1カプセルから糖尿病治療薬成分「グリベンクラミド」122.7ミリグラムのほか、

性的不能治療薬バイアグラの主成分を検出した。

国に承認された医薬品に含まれるグリベンクラミドは通常1日分が1.25-2.5ミリグラムで、

1日の最高投与量は10ミリグラム。

男性はインターネットで購入して服用し、手足が冷たくなるなどの症状が出た。

同名製品をめぐっては、今年2月から3月にかけ広島、福島、埼玉の各県で同様の被害が起きている。




食の安全といい、さまざまなところで問題が出ていますね。

今週(5/13〜14)のインプラント手術報告

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上顎の前歯部は、骨の幅が多少少ない状態した。

骨幅は、約3ミリです。(6ミリ程度の骨幅が理想的です)

今回は、『骨幅が少ない』『前歯部である』 ということから アンキロス・インプラントを選択しました。(4本埋入)

また、インプラントの埋入と同時に骨を増大させる治療法『GBR法』 も併用しました。
手術時間は、約15分程度でした。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約3〜4ヶ月後に型を取ります。

治療費
今回の治療費は、
インプラントが1本21万円(税込)×4本
ですので、合計840.000円(税込)になります。

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『金具を使用しない審美性の高い義歯:ノン クラスプ デンチャー:その6』

5/12(月曜日)です。


今日も前回の続きで、『金具を使用しない審美性の高い義歯:ノン クラスプ デンチャー:その6』になります。


『ノン・クラスプ・デンチャー』症例
おさらいになりますが、
下写真が『通常の義歯』になります。
が『ノン・クラスプ・デンチャー』です。

nonnshoumenn
クリックすると拡大されます。






『レスト』付き『ノン・クラスプ・デンチャー』ですが、
『レスト』とは、義歯の沈下を防ぐための維持装置のことです。
義歯は、噛むと沈み込みます。

義歯が沈み込んでしまうと、義歯のプラスチック部分が歯肉にぶつかり、痛みが出てしまいます。

また、沈み込むことにより、義歯自体も安定しません。

特に『ノン・クラスプ・デンチャー』は、義歯を支える金具(クラスプ)がないため、ケースによっては、通常の義歯より安定が悪い場合があります。

そこで、義歯の沈下防止や安定のために、『レスト』が必要になってきます。

この『レスト』は金属でできています。
* 下の写真を参考にして下さい。

nonnkurasupu kougou
クリックすると拡大されます。






写真のように『レスト』は、歯の噛む部分に設定されます。

上顎の『ノン・クラスプ・デンチャー』では、『レスト』が付いていても見えることはありませんが、下顎の場合には、見えることがあるかもしれません。

* ただし『レスト』は、非常に小さいため、通常は目立ちません!

義歯の安定が良い場合には、『レスト』は必要ありませんが、義歯の安定が悪い場合には、『レスト』は必要です。



次回のブログは5/15(木曜日)になります。
次回から新しいテーマになります。

以下は、2008年5月1日の共同通信社に出ていた記事です。

糖尿病、約1870万人 成人5・6人に1人 予備軍含め、女性が急増 06年国民健康・栄養調査


『成人の糖尿病患者と予備軍の総人数は2006年時点で約1870万人に上ると推計されることが、厚生労働省の「06年国民健康・栄養調査」で分かった。
 男性が880万人、女性は990万人で、5.6人に1人となる計算。
02年の前回調査より250万人(15・4%)の増加で、このうち女性が200万人と大半を占めた。
 同省が糖尿病の患者数の調査を始めた1997年以降、増加の一途にあり、専門家からは「歯止めがかからず、ゆゆしき事態だ」との指摘が出ている。』

食生活の乱れは、万病の元です!





今週(5/9〜11)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

今週は、前歯部のインプラント手術が多数ありました。

その中でも骨幅が非常に少ない『難症例』がありましたので紹介します。

部位は、上顎前歯部です。

どのへんが『難症例』だったのかと言いますと、『骨幅 と 高さ が非常に少ない』ケースでした。

骨の幅は、約2ミリでした。

通常使用しているインプラントの直径は、4.1ミリです。

この直径4.1ミリのインプラントを埋入するためには、

約6ミリ程度の骨幅が存在することが必要です。

今回は、骨幅が約2ミリでしたので、まったく骨幅が足らないことになります。

そこで、通常よりも細いインプラントを使用しました。

インプラントの直径は、3.3ミリです。

この若干細い(直径3.3ミリ)インプラントは、直径4.1ミリのインプラントと比較して安定が若干おちます。

そのため、単独(1本)では、使用しないインプラントです。

細いインプラントを使用する場合は、複数のインプラントを埋入し、それぞれを連結する必要性があります。

また、通常よりインプラントの使用本数を増やすこともインプラントの安定にとって有効なことです。

今回のケースは、骨幅が約2ミリと非常に細いため、通常より細い直径3.3ミリのインプラントを使用し、さらにインプラントの埋入本数を増やすことで対応しました。

もちろん、2ミリの骨幅 を 6ミリ以上 に増やしてからインプラントを埋入する方法もあります。

確実性はありますが、骨をこれだけ増大(増やす)ことは、治療期間も非常に長くなり、骨増大治療自体も大変なものになります。

誰でも、苦痛は “ 嫌 ”なものですからね。

できるかぎり、大変さが少なく、同程度の効果が得られる治療法を選択することが大切であると考えています。

そこで、今回は、インプラントを埋入すると同時に骨幅を増やす 『GBR法』 と、
骨幅を広げる 『スプリッティング法』を併用しました。

『スプリッティング法』ドリルをさほど使用せず、骨の幅を押し広げながらインプラントを埋入するこの方法は骨にダメージが加わりにくく、術後の腫れが少ない治療法です。

さらに骨の増大を促進させるために、 『 P.R.P法 』も併用しました。

使用したインプラントは、 ストローマン・インプラント  ( I.T.Iインプラント)  SLAタイプ  直径3.3ミリ、長さ10ミリ が5本でした。

麻酔方法は、 静脈内鎮静法でした。

静脈内鎮静法は、寝ている間に治療を行うことができるため、治療に対する不安がありません。
治療が終了すれば、目がさめます。

手術時間は、 『静脈内鎮静法』を行ったため、 約90分程度でした。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約4ヶ月後に型を取ります。

治療費
インプラントが1本21万円(税込)×5本、
GBR法とPRP法に52.500円×5部位
になります。
合計1.312.500円(税込)になります。
*GBR法やPRP法の費用は、難所例の場合にかぎりかかります。

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金具を使用しない審美性の高い義歯:ノン クラスプ デンチャー:その54

5/8(木曜日)です。

普段は、木曜日は休診ですが、ゴールデンウィークだったため、診療です。

今日も前回の続きで、『金具を使用しない審美性の高い義歯:ノン クラスプ デンチャー:その5』になります。


歯科医師サイドの注意点
近年、『ノン・クラスプ・デンチャー』は、部分義歯の金具がないという理由から患者様にとって好評となっています。

しかし、全てのケースに適応されるものではありません。

きちんとした適応症を守らないと見た目だけの義歯になってしまい、噛むことに問題を起こす結果となってしまいます。

また、将来性を十分考慮していかなないと修理ができない場合には、患者様の生活に支障を及ぼすことになってしまいます。

以下は、2008/03/14にYAHOO JAPANニュースに出ていた記事です!

中国製の食品や玩具から毒性が検出されて内外で

問題となる中、米国歯科技工所協会(NADL)が

中国で製作された義歯修復物から

「危険なレベルの鉛が発見された」と報告している。

日本の歯科医療でも安価を売り物にした中国など

海外の技工物が広がる状況にあり、

歯科医に緊急アンケートを行った青森県保険医協会

歯科部は「海外技工物に関しては、法律上の制約

も行政上のチェックもないままに行われており、

安全性の面から大きな問題がある」

と警告している。

同協会などによると、中国製の義歯修復物に関しては、

米国オハイオ州の患者からNADLに連絡があり、

修復物を専門機関で分析したところ

「危険なレベルの鉛が材料に使用されている」

ことが分かった。

米国議会が中国製玩具の回収の目安とした90ppmを

上回る210ppmの検出もあったという。

さらに、ボストン大学歯学部が追加調査した結果、

鉛に加えて「放射性アイソトープ・トレース」が含ま

れていることも明らかになった。

米国歯科医師会(ADA)は「非常に深刻な事態」として

いる。


上記は、新聞に載っていた内容ですので、詳細は分か

りませんが、『ノン・クラスプ・デンチャー』には、

ケースにより、義歯の沈下を防ぐ、『レスト』という

金属製の装置が付くことがあります。

金属とは、こうした『レスト』のことでしょうか?

『レスト』については次回解説します。

次回は、『ノン・クラスプ・デンチャー』と通常の義歯を写真で解説したいと思います。

また、『レスト』についても説明します。



次回のブログは5/12(月曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『金具を使用しない審美性の高い義歯:ノン クラスプ デンチャー:その6』です。
このテーマの最終回になります。


今週(5/7)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。
それでは、今週のインプラント手術の中から下顎に2本のインプラント埋入を行った1症例について解説します。

今日は、特殊なケースではなく、骨幅が十分あった症例について報告します。
いつもは、骨幅が少なかったりするようなケースを報告していますが、今日は簡単なケースの報告です。

当医院で、最も使用している インプラントの直径(幅)は約4ミリあります。

幅が約4ミリのインプラントを埋入するためには、6ミリ程度の骨幅があれば最適です。

今回のケースでは、骨幅は約8ミリありました。
このように、十分な骨幅が存在するケースは あまりありません。

骨幅が十分だったために、直径が4.8ミリのインプラントを埋入しました。

通常より、太いインプラントです。

通常(約4ミリ)の太さのインプラントより、骨との安定がいいインプラントです。

この理由として、太いインプラントの方が骨との接触面積が大きいからです。

今回使用した ストローマン・インプラントでは、直径が4.8ミリのインプラントを『ワイドネック(ワイドボディ)・インプラント』と言います。

全てのケースで、このような骨幅があればいいのですが…

手術時間は、約15分程度でした。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約2〜3ヶ月後に型を取り、
3. 型取りの後、 約10日で完成した被せ物を装着し、完了です。
意外に治療回数はかからないものなのです。

治療費
インプラントが1本21万円(税込)×2本、
最終的な被せ物は、
ハイブリッドセラミックで1歯105.000円(税込)×2歯分
ですので、合計630.500円(税込)になります。


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金具を使用しない審美性の高い義歯:ノン クラスプ デンチャー:その4

5/5(月曜日)です。

病院も明後日(5/6:火曜日)まで休診です。

今日も前回の続きで、『金具を使用しない審美性の高い義歯:ノン クラスプ デンチャー:その4』になります。

まず、前回のブログに訂正があります。
前回『ヴァルプラスト』という種類のノン クラスプ デンチャーが日本の認可がないということを書きましたが、つい最近国内認可がおりたそうです。
前回のブログの段階では、分かっていなかったため、すみませんでした。


ノン・クラスプ・デンチャーの禁忌症

1 アンダーカットが少ない場合
* アンダーカットについては前回のブログを参考にして下さい。

2 欠損が多い場合(最低でも3〜4歯は、残存していないとできません)

3 片側のみの欠損で、奥歯がまったくない場合(前歯のみでは、義歯を維持させることができないため)

ノン・クラスプ・デンチャーの利点(適応患者様)

1 金属の金具が見えて気になる方

2 ブリッジのように健康な歯を削りたくない方

3 インプラントによる修復が困難な方
  (手術が怖い、十分な骨量が無い、金額的にもっと抑えたいなど)

4  金属アレルギーの方

ノン・クラスプ・デンチャーの欠点

1 保険適応でない

2 どんなケースでも作製できるわけではない
  
3 使用する素材(スーパーポリアミド樹脂製 )によっては、修理が困難。

nonnshoumenn



  


次回のブログは5/8(木曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『金具を使用しない審美性の高い義歯:ノン クラスプ デンチャー:その5』です。



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金具を使用しない審美性の高い義歯:ノン クラスプ デンチャー:その33

5/1(月曜日)です。

今年のゴールデンウィークは、とびとびの連休のため、仕事の人も多いかと思います。

当医院は、今日(5/1:木)と明日(5/2:金)は仕事ですが、5/3(土)〜5/6(火)まで休診です。


今日も前回の続きで、『金具を使用しない審美性の高い義歯:ノン クラスプ デンチャー:その3』になります。


現在、金具付きの義歯にご不満がある方は是非ご覧になって下さい。

今日は、ノン クラスプ デンチャーの具合的な商品名についてです。

なぜ、商品名を知る必要性があるのか? 

ということですが、実はこの商品名を知ることは非常に大切なことなのです。

その理由は、今回のテーマを全て読むと分かります。


ノン・クラスプ・デンチャー商品名

以下は、現在日本で使用されている代表的なノン・クラスプ・デンチャーです。

1 ヴァルプラスト
スーパーポリアミド樹脂製
・ アメリカでは、50年の歴史がある。FDA(食品医薬局)承認。
・ 非常に柔らかいが、傷がつきやすい
・ 基本的に病院内での修理ができない
・ 日本では、認可を受けていない。そのため、日本での製造はできない。
・ 日本で出回っている『ヴァルプラスト』のほとんどは中国製

2 フレキサイト義歯(ルシトーンFRS)
スーパーポリアミド樹脂製
・ デンツプライ社の製品で20年以上の臨床実績がある
・ 基本的に病院内での修理ができない
・ 日本では、認可を受けていない

3 スマイルデンチャー
スーパーポリアミド樹脂製
・ 非常に柔らかいが、傷がつきやすい
・ 基本的に病院内での修理ができない
・ 日本では、認可を受けていない。そのため、日本での製造はできない。

4 ジェットカーボ義歯
ポリカーボネイト樹脂製
・ スーパーポリアミド樹脂よりは硬い
・ 修理が可能
・ 日本国内認可あり

5 ナイスデンチャー(レイニング樹脂)
ポリカーボネイト樹脂製
・ スーパーポリアミド樹脂よりは硬い
・ 修理が可能
・ 日本国内認可あり

6 ピタットデンチャー(レイニング樹脂)
・ ポリカーボネイト樹脂製
・ スーパーポリアミド樹脂よりは硬い
・ 修理が可能
・ 日本国内認可あり
・ 当医院で使用している義歯です

*私個人の考えとしては、日本国内で認可を受ていない材料を使用しての義歯の作製には、問題があると思います。

その理由として、患者様に使用材料等のきちんとした説明とご理解が必要なこと。

国内認可がない義歯のほとんどは、中国製のため、作製日数に時間がかかり、
基本的に院内での修理ができないことがあり、ダメになったら義歯の新規作成が必要であり、結果的にランニングコストがかかります。

こうした点から きちんと国内認可があり、修理もできるノン・クラスプ・デンチャーが安心して使用できると考えています。

海外義歯の危険性について非常に興味のある記事を見つけました!
今回のテーマの最後のブログに記載しますので、是非御覧になって下さい。

nonnshoumenn
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次回のブログは5/5(月曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『金具を使用しない審美性の高い義歯:ノン クラスプ デンチャー:その4』です。


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Profile
     院長履歴

1993年 神奈川歯科大学卒業
1993年 同大学歯周病学講座
      入局
1999年 日本歯周病学会
      専門医取得
1999年 東京都にて杉山歯科
      医院開業
2003年 I.T.Iメンバー認定
2005年 国際口腔
      インプラント
      学会認定医取得
2006年 大船駅北口歯科
      インプラント
      センター開業

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休診日 :月曜日、木曜日、祝日
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     sugiyama-d.sakura.ne.jp
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