最新インプラント症例:日本歯周病学会歯周病専門医、国際インプラント学会認定医

インプラントなら横浜の大船駅北口歯科  神奈川県横浜市(JR大船駅北口から徒歩3分)にあります 国際インプラント学会認定医、日本歯周病学会専門医です。 インプラントのマニアックな情報を掲載しています。

2008年11月

歯科治療と金属アレルギー:その35

11/27(木曜日)です。
今日も前回の続きで、『歯科治療と金属アレルギー:その3』になります。

3回目の今日は、
『日本の保険診療で使用されている金属』と
『アレルギーの少ない金属治療』について解説します。



日本の保険診療で使用されている金属

日本の歯科保険診療において認められている2種類の金属について解説します。

金銀パラジウム合金
        保険診療ではほとんどのケースで使用される金属です。
        しかし、世界的に見れば、歯科材料としては
        あまり使用されることが少ない金属です。
        その理由は、海外での歯科治療のほとんどが保険が効かない
       (いわゆる自費診療)ため、あえて金銀パラジウム合金を使用
        しなくても純度の高い『金』やプラチナ等の他の良い材質を
        選択できるためです。
        歯科においてパラジウム合金は、日本特有の
        金属と言ってもいいでしょう。

    金銀パラジウム合金の成分は以下のようなものです。
      金(12〜20%)、
      銀(47〜58%)、
      銅(10〜18%)、
      パラジウム(20%)、
      その他(亜鉛、イリジウム、インジウム、スズ、ガリウム)

     ただし、金属を販売しているメーカーにより含まれている金属や組成
     が大きく変わります。
     『インジウム』や『スズ』が含まれている製品もあれば、
     含有していない製品もあります。
    * イリジウム、インジウム、スズともにアレルギーが少ない金属です。

・ ニッケルクロム合金
        :一応保険診療の中に組み込まれていますが、使用されること
         は、ほとんどない金属です。
         アレルギー反応が出やすく、強度も弱く使用する理由があま
         りないのが現状です。
         誰も使用しないのに保険適応になっているのか不思議な金属
         です。
         唯一の利点は、安いこと!


保険診療以外で使用される主な金属

・ 金合金(18K、20K)
        :歯科において24Kは使用されません。
         この理由として、24Kでは軟らかすぎてしまい、噛む力に
         耐えきれないからです。
         18Kか20Kかは噛み合わせ等を考慮し、使用します。
         『金(合金)』は、歯科で使用する金属の中で最も適合性が
         良く、金属アレルギーも引き起こす可能性が低い金属です。

・ 白金加金(プラチナ)
        :金属アレルギーになりにくく、強度に優れた金属と言えます
         セラミック等に使用されます。


次回のブログは12/ 1(月曜日)になります。
次回のテーマは、『歯科治療と金属アレルギー:その4』で、『歯科治療と金属アレルギー』についてです。
日本の歯科治療も問題点等について解説します。

今週(11/25〜26)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

上顎の小臼歯部にインプラント埋入を行ったケースについて解説します。
このインプラント手術報告では、骨吸収があるケースについてよく解説します。
今回も骨の吸収がかなりあった症例です。

インプラントの直径(太さ)は、約4ミリ程度です。
この直径のインプラントを埋入するためには、骨幅は6ミリはないとできません。
しかし、多くのケースで6ミリ以上の骨幅が存在することは少ないのが現状です。

インプラント治療を希望される方は、なにかの理由で歯がなくなってしまったということになります。
抜歯する理由として、
歯根破折
歯周病
があります。
どちらも、悪い状態を放置したりすると骨の吸収が進行してしまいます。
実際に歯周病で歯がダメになった場合、その後のインプラント治療が難しくなることがほとんどです。
つまり、歯周病によって骨が吸収してしまった ということです。

今回行った症例でも、 歯周病の放置による骨吸収がかなり起っていました。

骨幅は、3〜4ミリ程度しか残っていませんでした。
そのため、インプラント埋入と同時に骨幅を増大させる治療(GBR法)を行いました。

GBR法を行えば、どのような状態でも大丈夫ということではありません。
GBR法には、限界があります。
     ・GBR法の限界

また、大幅な骨の増大を行うと時間もかかります。
今回の手術時間は、約20分程でした。
20分のうち10分以上は、GBR法にかかった時間です。
インプラントを埋め込む治療自体は、5分もかかりません。

GBR法はそれだけ大変だということです。

使用したインプラントは、 ストローマン・インプラント  ( I.T.Iインプラント)  SLAタイプ 直径4.1ミリ、長さ12ミリ が1本でした。

狭い骨幅を増大するために、 『スプリッティング法』 『GBR法』を併用しました。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約3〜4ヶ月後に型を取ります。


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歯科治療と金属アレルギー:その2

11/24(月曜日)です。
今日も前回の続きで、『歯科治療と金属アレルギー:その2』になります。

前回から始まった新しいテーマです。

まず、アレルギー反応について前回の解説の追加をしたいと思います。

アレルギーとは、『免疫疾患』です。
『免疫』を簡単に説明すると、
生体内に侵入した『ウィルス』等の敵からご自身の身体を守る『防御シムテム』のことです。

この『防御システム』について『金属アレルギー』を例にとって解説します。

まず、『金属イオン』が身体の中に入ってきます。
『金属イオン』が生体内のタンパク質と結合すると、
生体内が『異物侵入』と認識します。
このことを『感作』と言います。
生体が『金属イオン』のことを『悪い奴』と覚えるのですね。
この『感作』の状態で、また、同じ『金属イオン』が生体内に侵入(タンパク質をと結合)すると、生体内が『金属イオン』異物とみなし、戦いを始めます。
生体と『金属イオン』の戦闘開始です。

生体は『金属イオン』を攻撃するために、さまざまな武器(化学物質)をまき散らします。
しかし、戦いが激化すると、化学物質は健康な生体にも反応(攻撃)してしまいます。
その結果、皮膚や粘膜が炎症を起こすことになります。
これが『アレルギー症状』なのです。

2回目の今日は、『金属アレルギーを調べる方法』『アレルギーを起こしやすい金属』について解説します。


『金属アレルギー検査』
金属アレルギーを調べるには、主に以下のような検査があります。

1 『パッチテスト』
   これは、皮膚(上腕部や背中が多い)に各種金属粉末を貼付け、
   炎症反応をみるものです。
   2〜7日後に貼付けたものを除去し、皮膚が赤くなっていれば、
   陽性と判断します。
   健康保険が適応されます。

2 『リンパ球幼弱化テスト(リンパ球刺激試験)』
   採血した血液中のリンパ球に、金属を取り込ませることによって
   過敏性を示すかどうかを判定するものです。

3 『金属含有レベルテスト』
   血液中に存在する有害金属レベルを測定するものです。
   本来急性中毒などの測定に行われるものです。
   リンパ球幼弱化テストと同時に行われることがあります。

4 『毛髪ミネラル検査』
   髪の毛から体内に残量する有害金属を推測するものです。
   生活環境の改善等の指標になります。
   切る髪の毛の量は、非常に少量です。

1と2が一般的に行われます。
歯科治療において使用している金属(使用予定の金属)がご心配な場合には、
まず歯科医院にて口腔内で使用されている可能性が高い(使用予定の金属)金属を特定してもらい、
その金属(使用予定金属)のアレルギー検査を行い、
治療を進めることになります。
  *金属アレルギー検査は、皮膚科アレルギー外来 等でご相談下さい。



アレルギーを起こしやすい金属

アレルギーは全ての金属で起るわけではありません。
アレルギー反応が
起りやすい金属
起りにくい金属 があります。

以下では、歯科で使用されている金属について解説します。


  金属アレルギーを起こしやすいもの

・ 水銀:1970年頃までの歯科治療において頻繁に使用されていた
    『アマルガム』に含まれていました。
     近年では『コンポジットレジン』と言われる樹脂が普及し
     たため、ほとんど使用されなくなっています。
     ちなみに私は『アマルガム』を使用したことはありません。

・ ニッケル:アレルギーを起こしやすい金属です。
       あまり聞き慣れない金属かもしれませんが、日常触れ
       る機会の高い金属です。
       日本において現在発行されている50円硬貨や100円硬貨は
       銅とニッケルの合金です。
      
・クロム


  金属アレルギーを起こしにくいもの

・ 銀: アレルギー反応は非常に少ない金属です。
    歯科においては、軟らかいため、単独では使用されることは
    少ないのですが、他の金属と混ぜて合金として使用されてい
    ます。

・ 金:イオンが溶け出しにくいため、アレルギーができにくい金属
    です。
    しかし、粗悪なピアス等では他の金属も含まれている
    合金のため、アレルギーがでることがあります。
    歯科では、被せ物の適合性が非常に優れた素材として使用さ
    れています。

・ 白金:イオンが溶け出しにくいため、アレルギーができにく
     い金属です。
     硬さ等に優れ、セラミック冠等を作製する際に使用されます。

・ チタン: 私の知る限り、現在のところチタンと断定したアレル
      ギーの報告はないと思います。
      アレルギーに対して最も安心感のある金属です。
   *ただし、チタンが原因と可能性が考えられる報告はあります。


次回は『アレルギーを起こしやすい金属』の続きになります。

『日本の保険診療で使用されている金属』と『アレルギーの少ない金属治療』について解説します。
次回のブログは11/27(木曜日)になります。

今週(11/21〜22)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

それでは、今週のインプラント手術の中から上顎の奥歯にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

上顎の奥歯は、インプラントを行うのに難しい場所です。
その理由として、骨の高さが非常に少なくなっていることが多いからです。

上顎の奥歯には元々、『上顎洞』という空洞が存在します。
『上顎洞』とは、上顎の奥歯の上に存在する骨の空洞になっている部分のことです。
この空洞は頬骨の奥に存在し、鼻腔へとつながっていて、鼻柱骨により左右に分かれています。
この上顎洞の働きは完全にはわかっていません。
多くの場合、歯が存在するとこの上顎洞と上顎の骨の距離は一定の幅がありますが、
歯周病等で骨が吸収してしまうと上顎と上顎洞との距離が薄くなってしまいます。
その結果インプラントを行えないことがあります。

下図は、上顎洞の説明です。
jougakudou11
クリックすると拡大されます。



Aは、歯がある状態で上顎洞までの距離があり、十分な骨の高さがある。

Bは、歯を失った後でも上顎洞までの距離があり、十分な骨高さがある。
   インプラントを行うのに問題はない

Cは、歯周病等で骨が吸収してしまったために上顎洞までの距離がなくなり、
   インプラントを行うのに十分な骨の高さがない。
   上顎にインプラントを希望する患者さんの多くは(60%以上)このような
   状態です。
   このように歯を抜いた場所は年々やせて、
   場合によっては1〜2mm程度の幅しかない方もいます。

今回のケースにおいても骨の高さは、4〜5ミリ程度しかありませんでした。
そこで、『ソケットリフト法』という治療を行い、
長さ8ミリのインプラントを埋入しました。
それでも埋入できたインプラントの長さは、8ミリです。

これは、上顎のインプラントとしては短いものです。
そのため、今回埋入した手前にすでに埋入が済んでいるインプラントと連結固定を行い、
強度をはかります。
手前のインプラントは数ヶ月前に長さ12ミリを含め、
2本のインプラントがすでに埋入済みになっています。
今回は、それらのインプラントの追加として行ったものです。

手術時間は、約15分程度でした。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約4ヶ月後に型を取ります。


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歯科治療と金属アレルギー:その15

11/20(木曜日)です。

11/23(日曜日)は休診になりますので、本日は診療です。

今日から、『歯科治療と金属アレルギー:その1』になります。

歯科治療では、金属を使用することが多くあります。

虫歯治療のほとんどが金属を使用するといってもいいでしょう。

部分入れ歯でも固定するための金具(クラスプ)は金属製です。

しかし、金属に対してアレルギーをもっている方もいらっしゃいます。

また、『金属アレルギー』の方が年々増加しているのも事実です。

『金属アレルギー』の方の中には その原因が口腔内に使用されている金属であるとは気がついていない方もいらしゃいます。

また、虫歯治療でなくても以下のような不安(疑問)をお持ちの患者様もいらしゃいます。

『インプラント治療を考えているが、金属アレルギーが心配で…』

これは本当なのでしょうか?

インプラントに『金属アレルギー』はあるのでしょうか?

このテーマでは、金属アレルギー の 基礎 から 歯科治療との関係 まで以下のような項目に分けて解説します。

第一項:『金属アレルギーとは?』
第二項:『金属アレルギー検査:パッチテスト、リンパ球幼弱化テスト…etc』
第三項:『アレルギーを起こしやすい金属、安全性の高い金属』
第四項:『歯科治療と金属アレルギー』
第五項:『安全性の高い歯科治療は?』
第六項:『金属アレルギーの治療:EDTA点滴キレーション療法…etc』
第七項:『インプラントと金属アレルギー』

現在の日本人の口腔内には、多種多様の金属が使用されています。
その金属の中には、アレルギーを起こす確率が低い金属もありますが、
アレルギー反応を起こしやすい金属も存在します。

ただし、金属アレルギーは全ての人に起るわけではありません。
また、金属アレルギーの人でもアレルギー反応を起こさない金属もあります。

現実問題として金属をまったく使用しない歯科治療は難しいものです。
特に日本の保険診療の中では、金属をまったく使用しない歯科治療はできません。

また、使用できる金属も限られています。
(差し歯のような被せ物では、事実上1種類の金属しか使用できないと言ってもいいでしょう)
そのため、金属アレルギーが疑われる方は、どの金属に対してアレルギーが起っているのか?
(起る可能性があるのか?)を検査し、反応のあった金属は使用しない方が良いでしょう。

それでは、各論に入りたいと思います。

金属アレルギーとは?
金属アレルギーとは、ピアス等のアクセサリーを使用したり、
歯科治療で金属を使用した場合、
金属が 汗 や 体液、唾液 等により非常に微量ですが溶け出し、
イオン化した金属が体内に入り、
次に同じ金属が接触すると拒絶反応を起こし皮膚等が炎症を起こす現象です。

特にピアスは 皮膚を貫いて皮下組織に直接金属が接するため、 拒絶反応を起こしやすいのです。

金属アレルギーは、さまざまな原因により起ります。
個人差も大きく左右します。

汗をかきやすい人は金属アレルギーが起りやすいのです。
この理由として 汗 は 酸性です。
金属は、酸に弱いため、汗をかきやすい人は 金属が溶け出す確率が高くなるのです。
そのため、汗をかきやすい夏には、アクセサリー等による金属アレルギーが起りやすいのです。

アレルギー反応がすでに起っている人は、金属製の装飾品を使用しないことが最も重要なことですが、
予防策としては、

・ 成分がよくわからないような物は使用しない
・長時間つけない
・ 汗等をかいたらすぐ取り外したり、汗を拭く

等の対応も大切です。
これは、一度金属アレルギーにかかるとは、完治は難しいからです。

また、皮膚の違いによっても起りやすさが違います。
皮膚の角質層が厚い人は起りにくいのですが、
角質層が薄い人は金属アレルギー反応が強く出やすいのです。

また、使用する金属の種類により起りやすさが違います。
『アレルギー反応と金属の種類』については後日詳細を説明しますが、
『ニッケル』という金属は、最もアレルギー反応が出やすい金属であり、
『銅』も起りやすい金属です。

『金』は、金属アレルギーが出にくいですが、
アクセサリー等で使用される金属の多くは『純金』ではなく『合金』のため、
他の金属が含まれていることが多いのです。
もちろん『18金』は、純金ではありませんから、
場合により『ニッケル』等が含まれている可能性もあります。

最も金属アレルギー反応を起こすことが少ないのが『チタン』です。
こうした点については また後で詳しく解説します。

金属アレルギーによる反応では、さまざまなことが起ります。
皮膚の炎症、かゆみ、シミ、シワ、老化、頭痛、神経症状(水銀毒、重金属毒)……等です。

また、歯科においては『ガルバニー電流』が起ることがあります。
これは、口の中にさまざまな種類の金属を使用した場合、
唾液等が電解質となり電位差の発生により電流が流れることです。
電流が流れることにより、痛みや違和感が起ります。
分かりやすい例では、アルミホイルやスプーンを噛んだりした時に嫌な感じがすることです。


次回のブログは11/24(月曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『歯科治療と金属アレルギー:その2』です。

今週は、話が長くなりましたので『インプラント手術報告』は休ませていただきます。

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骨の再生はどこまで可能なのか?:(GBR法)の限界:その53

11/17(月曜日)です。

昨日の日曜日は、学会のため、休診でした。
11/23(日:勤労感謝の日)も休診になりますので、かわりに11/20(木)は診療致します。


今日も前回の続きで、『骨の再生はどこまで可能なのか?:(GBR法)の限界:その5』になります。

さて5回に分けて解説してきました このジリーズも今日で最終回です。
今までの内容については、過去のブログを参考にして下さい。

今日は、『GBR法の限界:その5』になります。
前回までは、骨が再生するためのスペースを確保することは、非常に困難であることを解説してきました。
今日は、その困難な理由についてさらに詳細に解説します。

実際の臨床では、歯肉の中に 人工骨等を入れたり、
支柱の変わりになるような材料(チタン等でできたピン)を入れることにより歯肉の間の隙間(スペース)を確保することを行いますが、100%元に戻させる(回復させる)ことは難しいのです。

以下のような問題も生じます。
例えば、歯が多数欠損していたとします。
骨吸収が大きく、そのままでは、インプラントができないため、GBR法を行う必要性があったとします。
治療期間は長いので、暫くの間は、義歯(入れ歯)がないと噛めません。
義歯を使用しながらGBR法を行うことになります。
そして、骨の高さを確保(再生、増骨)するためにGBR法を行います。
GBR法では、人工の骨を入れて高さを増したり、支柱のような材質(GBR膜 等)を歯肉の中に埋め込み歯肉をテント上に高くします。
しかし、骨ができるまでには、時間がかかります。
その間に義歯を使用すると義歯でGBR法を行った部位は圧迫されてしまいます。
義歯により、歯肉が圧迫されると 骨が再生(増骨)するための、スペースが確保できません。
こうした問題も起ります。

また、歯肉は、多少伸びますが、いくらでも高さを確保するために
歯肉が伸びるわけではありません。
限界があります。
歯肉はゴムのように伸び続けるものではないのです。
歯肉が伸びないと高さは確保できないのです。

まとめますと、骨吸収が“穴”のような状態であれば、歯肉の侵入を防ぐためのバリアー(GBR膜)を歯肉の間に入れることにより、ある程度骨の回復(増骨、再生)させることは可能ですが、
骨吸収が縦方向に起っている(骨吸収により高さが非常に少ない)場合には、
骨を100%元の状態に回復(再生、増骨)させることは困難になります。
これが、GBR法の限界なのです。



次回のブログは11/20(木曜日)になります。
次回から新しいテーマになります。『歯科治療と金属アレルギー』になります。
最近、急激に増えた感じがします。
特に80年代以前に歯科治療を受けたことがある方の口腔内では、
さまざまな金属が使用されている傾向が高く、審美的にも問題があります。
現在は、金属をまったく使用しない治療等が普及しています。

次回から始まる新テーマ『歯科治療と金属アレルギー』では、
『金属アレルギーとは?』
『アレルギーを起こしやすい金属』
『歯科治療と金属アレルギー』
『安全性の高い歯科治療は?』
『インプラントと金属アレルギー』
といったことについてシリーズで解説する予定です。


今週(11/14〜15)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

それでは、今週のインプラント手術の中から上顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

今回ご紹介する症例は、上顎の前歯部が1歯欠損している患者様です。
欠損の両側の歯はまったく問題ありません。
このようなケースはよくあります。
なぜ、欠損になってしまったのでしょうか?
その原因の一つとして 『神経がない歯』が考えられます。
神経のない歯は非常に脆くなります

歯の神経を取り除く時に、神経だけでなく、血管も取り除きます。
つまり、神経のない歯は、血液循環もないことになります。
例えて話しますと『枯れた木』です。
枯れた木のような『神経のない歯』は、特別な力が加わらなくても普通に生活している状態でも折れてしまうことがあります。
神経のない歯は非常にリスクが高いと思って下さい。

また、歯の根が折れてしまった場合には、痛みが生じないこともあるので、
折れたまま放置するケースがあります。
これが非常に危険なのです。
根の折れた部分から血液や細菌 等が入り込み、歯肉内部で感染を起こします。
感染を起こすと歯の根を支えている周囲の骨が吸収を起こします。

骨吸収が進行してしまった場合、その後でインプラント治療を選択する場合には
治療が難しくなってしまいます。

骨吸収が高度に起った状態でインプラントを行うことは、
治療自体が難しくなるだけではく、 治療後に審美的な問題を残すことがあります。

つまり、神経のない歯は、リスクが高いと思って下さい。
そのため、神経を取らないようにすることがまず大切なのです。

さて、今回の症例に戻ります。
骨吸収が認められたため、インプラントを埋入すると同時に 『スプリッティング法』 『GBR法』を行いました。
『GBR法』では、 人工骨(β―TCP)を使用しています。

『GBR法』は今日までのシリーズで解説したことです。

使用したインプラントは、 アンキロス・インプラントです。

手術時間は、 『GBR法』を併用したこともあり約20分程度でした。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約3〜4ヶ月後に型を取ります。

治療費
インプラントが1本21万円(税込)になります。
この中には、治療中のレントゲン撮影や薬代、スプリットクレスト法、GBR法の費用も全て含まれています。


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骨の再生はどこまで可能なのか?:(GBR法)の限界:その44

11/13(木曜日)です。

今週の日曜日(11/16)は、臨時休診ですので、本日は診療になります。
* 来週の木曜日(11/20)も診療致します。

今日も前回の続きで、『骨の再生はどこまで可能なのか?:(GBR法)の限界:その4』になります。

前回は、GBR法で骨が再生(増骨、増大)する原理について解説しました。

それでは、GBR法を行うと骨はどこまででも再生可能なのでしょうか?

答えは『NO』です。
骨の再生(増骨)には、限界があります。
骨の吸収状態により治療の難易度は変わります。
骨吸収が大きければ 大きい程 骨の再生(増骨)治療は困難を極めます。

骨のを増やすことはわりとしやすい(可能な)のですが、
骨の高さを増やすことは難しいのです。

一番簡単に骨が再生できる条件は、11/6の『…その2』で解説したように“穴”です。

抜歯でできた骨の“穴”の中に骨を再生させることはさほど難しいことではありません。
歯肉の間の『バリヤー』であるGBR膜を入れれば、膜(GBR膜)で塞がれた
“穴”の中は骨で再生(増骨)されます。

しかし、垂直的(高さが吸収)に骨が吸収された部位をもとの高さまで骨を再生させることを難しいのです。
つまり平になった状態を高くすることは難しいのです。

例えば、 歯周病等で、骨の高さが、5ミリ吸収したとします。
インプラントを行うために、この5ミリを増骨(再生)させようとします。
この場合の骨再生は、非常に難しいのです。
その理由を説明します。

まず、骨が吸収するとそれに伴い歯肉も吸収(下がります)します。
歯肉が下がってしまった状態で骨を回復させようとする場合、
歯肉を上方に引っ張り上げる必要性があります。
骨が増大(増骨)するための場所(スペース)を確保する必要性があります。

例えてお話すると 骨吸収により歯肉が下がった状態は、
『つぶれたテント』のようなものです。
『テント』の中に人や物が入る(入れる)ためには、『つぶれたテント』を立て直す必要性があります。
『つぶれたテント』を立て直すことにより、『テント』の中にスペース(隙間)を確保するのです。

『テント』であれば、支柱を立てれば良いのですが、歯肉はそのように うまくはいきません。
下がった(つぶれた)歯肉を上に引っ張り上げようと思っても 歯肉はそんなに伸びることはできませんし、歯肉がつぶれないように支柱を入れることも困難なのです。

GBRgenkai1
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次回のブログは11/17(月曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『骨の再生はどこまで可能なのか?:(GBR法)の限界:その5』です。
このシリーズの最終回です。

先にも書きましたように今日は診療ですので、ブログを書く時間がないので、これで終了です。
インプラント手術報告は休ませていただきます。

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骨の再生はどこまで可能なのか?:(GBR法)の限界:その33

11/10(月曜日)です。
今日も前回の続きで、『骨の再生はどこまで可能なのか?:(GBR法)の限界:その3』になります。

今日もGBR法の続きになります。

前回は、抜歯を例にして、抜歯した“穴”がどのように治るかを解説しました。
抜歯した“穴”が治るには、歯肉(歯肉の細胞)骨(骨の細胞)が関係していて、
歯肉(歯肉の細胞)は治るのが早い(再生スピード)のに比べて
(骨の細胞)の治るスピードは遅いために、抜歯した“穴”は歯肉で埋まってしまう傾向にあることを解説しました。
(*全てのケースにおいて当てはまるわけではありません)

今日は、そうしたことを防止し、骨の再生(増大、増骨)するための、GBR法の原理について解説します。

GBR法の原理は、単純なもので、この歯肉が“穴”の中に入り込むのを防ぐのです。
そこで登場するのが、GBR膜です。
GBR膜は、薄いシート状でできています。
紙のようなものです。
このシート状のGBR膜を抜歯でできた“穴”の上におきます。
そして歯肉を縫合します。
つまり、GBR膜は、歯肉の間に設置するということです。
GBR膜は、歯肉の下にあるため(歯肉と骨の間)、歯肉は、下方(GBR膜より下)に行けなくなったのです。
(歯肉が抜歯した“穴”に入り込まない)
つまり、GBR膜は、歯肉が“穴”に入り込まないようにするための『バリアー』なのです。
『バリアー』があるからこそはゆっくりと再生するのです。
下図を参考にして下さい。
GBRgennri
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次回は、さらに詳しく解説します。
『骨は、どこまで再生可能なのか?』についてです。


次回のブログは11/13(木曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『骨の再生はどこまで可能なのか?:(GBR法)の限界:その4』です。

そういえば、先日私の同級生(横浜市開業)から診療中に電話があり、
ドイツ人の方が急患で来院され、
『母国でインプラント治療を行った被せ物が土台から取れた』とのことでした。
その同級生の歯科医院では、取り扱っていないインプラントの種類(メーカー)だった
ため、当医院に連絡が来たのです。

そのドイツ人の患者様に使用されていたインプラントの種類は、 ストローマン・インプラント  ( I.T.Iインプラント)でした。

ストローマン・インプラント  ( I.T.Iインプラント)は、世界的にも多くの歯科医師に使用されているインプラントであり、日本でも最も使用頻度の高いインプラントの一つです。

もし、上記のドイツ人の患者様が日本ではほとんど使用していないインプラントであった場合には、対応が非常に困難だったでしょう。

また、あまりにもマイナーなインプラントメーカーの場合、製造メーカー自体がなくなってしまうこともあります。

最近は、アジアの中で非常に単価の安いインプラントメーカーが出回っています。
治療費のコストを抑えるために、日本の歯科医師が海外に出向き、購入してくるケースがあります。
そうしたインプラントメーカーの材料は、場合により日本では販売していないこともあります。

もちろん『安いから悪い』ということではありませんが、ある程度信頼できるインプラントメーカーを使用することも重要なことです。

話は戻りますが、急患で来院されたドイツの方は、インプラントの土台が緩んでしまったために 単にセメント(接着剤)で付ける ということはできなかったのです。
インプラントの土台は、ネジ式になっており、そのネジを締めつけるためには、専用の器具が必要なのです。
そのため、どこの歯科医院でも行えるということではありません。

ただし、 ストローマン・インプラント  ( I.T.Iインプラント)であれば、インプラント治療を行っている歯科医院の多くで取り扱っているため、すぐ近所ではなくても探すことは十分可能です。

また、以前にも同様な理由で来院された患者様もいらっしゃいました。
他歯科医院で行ったインプラント部位が良く取れてしまうとのことで当院に来院された方です。
インプラント治療を行った歯科医院は非常に遠いので、当院でどうにかならないかと来院されました。
レントゲン撮影を行い、さまざまな資料を駆使して調べた結果、インプラントのメーカーは分かったのですが、ほとんど聞いたことがないインプラントメーカーの物でした。

そのため、当医院では対応できないだけでなく、紹介する先も見当がつかない状態でした。

そのため、使用されていたインプラント製造メーカーに問い合わせ、患者様の自宅付近で納品している歯科医院を聞きました。
そこで聞いたのが、患者様がインプラント治療を行った歯科医院でした。
患者様の自宅から2時間以上はかかります。
患者様には、そこの歯科医院以外には、近所にはないことを伝えました。

インプラント治療を受ける場合には、単に費用といった点だけでなく、さまざまなことを知ることが必要です。

今週(11/7〜9)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。
それでは、今週のインプラント手術の中から上顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

上顎の前歯部をぶつけたため、 歯が折れ、抜歯となった患者様です。
インプラント治療を行うにあたり、骨吸収が大きかったため、インプラントの埋入と同時に骨増大法(GBR法)を行いました。
現在のブログのテーマですね。

使用したインプラントは、 アンキロス・インプラントが1本です。

手術時間は、約20分程度でした。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約3ヶ月後に型を取ります。

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骨の再生はどこまで可能なのか?:(GBR法)の限界:その2

11/6(木曜日)です。

今日から新しいテーマになります。
『骨の再生はどこまで可能なのか?:(GBR法)の限界:その2』になります。

次回のブログは11/6(木曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『骨の再生はどこまで可能なのか?:(GBR法)の限界:その2』です。

前回から始まったテーマです。
GBR法は、どのようなものかということが分かったことを前提として始めます。

今日は、『骨はなぜ再生(増骨)できるのか?(骨再生のメカニズム)』になります。

それでは、骨は本当に再生(増大)可能なのでしょうか?
可能です。
基本的に骨は再生(増大)可能なものです。
例えば、腕や足が骨折したとします。
ギブス等をし、安静にしていれば、骨はくっ付きますよね。
これは、骨折した部位に骨が再生しているからです。

が再生するためには、『骨の細胞』が必要です。
『骨の細胞』が増えることにより骨は再生するのです。
しかし、骨の再生スピードは非常に遅いのです。

それに対し、歯肉や皮膚等(『歯肉の細胞』)は、再生スピードが非常に早いのです。
骨折した部位がくっつくのに数ヶ月はかかりますが、
皮膚(指 等)の粘膜が切れても 傷口がくっつくのに数ヶ月かかるということはありませんよね。 数日あれば、十分傷口は治ります。

つまり、皮膚や歯肉等の粘膜の治りは非常に早いのですが、
骨は治るのに時間がかかるのです。
この骨と歯肉の再生するスピードの違いが、骨の増骨(再生)に違いを及ぼすのです。

再生スピードの違いの話を 抜歯 に例えて解説します。
抜歯をすると“穴”があきます。
歯の根が埋まっていた骨の中の“穴”です。
この“穴”は、いつまでも開いているわけではありません。
次第に埋まっていきます。

ここで登場するのが、先程の『骨の細胞』『歯肉の細胞』です。
『歯肉の細胞』は、治り(再生スピード)が早いため、抜歯でできた“穴”を急速に埋めてしまいます。
抜歯でできた“穴”に歯肉が入り込むということです。
この理由として、抜歯でできた“穴”がそのまま空いていたら大問題です。
“穴”の中には、食べ物は入ってしまいますし、
なにより“穴”の中は 骨 ですから感染してしまいます。
そのため、生体防御のために、歯肉(『歯肉の細胞』)は早く治り“穴”を塞ごうとするのです。
その結果、抜歯によりできた“穴”は、歯肉(『歯肉の細胞』)でいっぱいになってしまいます。

骨(『骨の細胞』)が再生(増骨)する場所がなくなってしまうのです。

GBR3
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今週のインプラント手術報告は、お休みさせていただきます。

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骨の再生はどこまで可能なのか?:(GBR法)の限界:その13

11/3(月曜日)です。

今日から新しいテーマになります。
『骨の再生はどこまで可能なのか?:(GBR法)の限界:その1』になります。

今回から始まるテーマは、GBR法でどこまで骨は再生(増骨)できるのか?
という話になります。
GBR法(骨増大法)については、このブログでも良く書くので、知っている方も多いかと思いますが、弟1回目の今日は、GBR法について再確認の意味も含め解説したいと思います。
その上で、次回以降は、
弟2話:骨はなぜ再生(増骨)できるのか?(骨再生のメカニズム)
第3話:GBR法の原理
第4話:GBR法の限界
について解説する予定です。

それでは、弟1回目の『GBR法についてからです。
インプラントを行うにあたり、インプラントを植立するための骨幅や骨の高さがない場合、そのままの状態でインプラントを行うと成功率は非常に低くなります。
適切な状態で植立してこそインプラントの長期安定が望めるのです。
GBR 法とはインプラントを行うにあたり、骨の幅や高さがない時に、骨を再生させる方法です。
術式としては2つの方法があります。
一つはインプラントを植立する前に骨の増大をはかる方法です。
これは『インプラントの前準備としてのGBR 法』です。
専門用語で、『ステージドアプローチ』と言います。
まず、歯肉の中に骨の再生を促す特殊な膜を入れます。(下図1参考)
状態によって異なりますが、4〜8ヶ月間骨が成熟するのを待ちます。
その後、膜を除去するとインプラントに適した骨が膜の下に再生しています。
そこで初めてインプラントの植立を行います。
この方法は治療期間が長くなりますが、もともと大きく骨の幅がない人などはこのGBR 法を行ってからインプラントを行う必要性があります。
無理な状態でインプラントを行ったとしても長期的な安定は期待できません。
今後のことを考えれば確実な選択といえます。
f31870c0.jpg
(画像とクリックすると拡大されます)











次に『インプラントと同時にGBR 法を行う方法』です。
専門用語で、『サイマルテイニアスアプローチ』と言います。
これはインプラントを行うには骨が少ないが(骨幅に問題があるが)、術前GBR 法(ステージドアプローチ)をしなくても大丈夫な場合に適応します。
インプラントを植立すると同時にGBR 膜を併用します。
3〜6ヶ月後に膜を除去し、後は上部構造を作製するだけです。(下図2参考)
GBR2
(画像とクリックすると拡大されます)










次回のブログは11/6(木曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『骨の再生はどこまで可能なのか?:(GBR法)の限界:その2』です。


今週(10/31〜11/2)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。
それでは、今週のインプラント手術の中から前歯部にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

本日ご紹介するケースは、上顎の前歯部のインプラント手術です。
上顎の前歯部は、審美性が非常に重要視される部位です。
単に噛めればいい ということではありません。
しかし、この審美性が非常にやっかいなのです。

どこまで審美的に治療が行えるかは、治療前の骨吸収状態に左右されます。
特に、1歯欠損(欠損の両側に歯が残っている)の場合には、難しいのです。

治療を受ける患者様にとっては、元々歯があった状態とまったく同じに治療が終了することをご希望されています。
しかし、術前に骨吸収が高度に起っている場合には、この希望を100%達成することは難しくなります。

骨の吸収が起ると、それに伴い歯肉も退縮します。
歯肉が退縮した状態でインプラントを埋入すると審美性も問題を生じる可能性もあります。

骨の吸収がある場合、骨を再生(増骨)するための治療が必要になってきます。
これが、今回からのテーマになっているGBR法です。
GBR法の難しさは、次回以降のブログで解説しますので、ご覧になって下さい。

さて、今回のケースでは、骨の吸収が高度に起っていたため(高さも、幅の吸収もなかりありました)、インプラントを埋入と同時に骨増大(GBR法)を行いました。

使用したインプラントは、 アンキロス・インプラントです。

手術時間は、約20分程度でした。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約3〜4ヶ月後に仮歯を作製し、型を取ります。


治療費
インプラントが1本21万円(税込)です。
最終的には、これに被せ物の費用(105.000円:税込)がかかります。
治療完了までの治療費の合計は、315.000円(税込)になります。
これには、手術費用、薬代、型を取る費用等、インプラント治療の全てが含まれます。


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Profile
     院長履歴

1993年 神奈川歯科大学卒業
1993年 同大学歯周病学講座
      入局
1999年 日本歯周病学会
      専門医取得
1999年 東京都にて杉山歯科
      医院開業
2003年 I.T.Iメンバー認定
2005年 国際口腔
      インプラント
      学会認定医取得
2006年 大船駅北口歯科
      インプラント
      センター開業

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