最新インプラント症例:日本歯周病学会歯周病専門医、国際インプラント学会認定医

インプラントなら横浜の大船駅北口歯科  神奈川県横浜市(JR大船駅北口から徒歩3分)にあります 国際インプラント学会認定医、日本歯周病学会専門医です。 インプラントのマニアックな情報を掲載しています。

2009年05月

先日の症例の訂正について

5/28(木)のブログで症例写真が間違って掲載されていました。
すみませんでした。

訂正致しました。

カンチレバーによる治療方法とは?:その15

5/28(木曜日)です。
今日は、『カンチレバーによる治療方法とは?:その1』になります。


カンチレバーとはなにか? という話の前に 天然歯での『ブリッジ』について解説します。
天然歯におけるブリッジとは、歯が欠損している部位に対して行う治療法です。

例えば、歯が1歯欠損しているとします。
この場合の治療方法として、
1. 義歯(入れ歯)
2. インプラント
3. ブリッジ
が考えられます。
ブリッジとは、欠損部の両側の歯を削除し、3歯分の連結した被せ物を行う治療法です。
以下の写真は、1歯欠損に対し、両側を削り ブリッジを行った症例です。
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このブリッジという方法は、インプラントに対しても行える治療法です。
それでは、インプラントブリッジの症例を見ながら解説していきたいと思います。
下の症例は、初診時の状態です。
今回は、右下奥に注目して下さい。
右下奥の歯を抜歯し、インプラントブリッジの計画を立てました。
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下の写真は、治療後になります。
999
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右下の奥歯の3歯欠損部に2本のインプラントを埋入し、ブリッジとしました。
ブリッジの場合、通常はこのように欠損部の両端にインプラントを埋入して行います。

しかし、両端にインプラントを埋入するためには、
埋入部位にしっかりとした骨が存在しないとできません。

例えば、下の写真5では 左下の奥に3歯分の欠損が存在します。
これを先ほどの 写真3と写真4のように両端にインプラントを埋入しようとすると 奥の部位には骨の吸収があり、確実にインプラントを埋入することができません。
写真6の点線が骨の吸収しているライン(外形)を表しています。
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この点線部に 骨の再生(GBR法)を行い、インプラントを行うことは可能ですし、そうした方が良いことになります。
しかし、骨を再生(GBR法)させることは時間、治療費もかかりますし、治療を受けられる患者さん本人の大変さもあります。
そうしたことを解決する治療法が「カンチレバー」という方法です。
この症例は、実際にカンチレバーにて治療を行っています。
治療後の状態が下の写真7です。
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これで、ブリッジとカンチレバーの違いが少し分かってきたかと思います。
次回のブログでは、さらにカンチレバーについて詳しく解説します。

次回のブログは6/1(月曜日)になります。


今週(5/26〜27)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

それでは、今週のインプラント手術の中から下顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

昨日のインプラント手術は、骨吸収が非常に大きかったケースでした。
骨吸収が起ってしまった原因は、 歯根破折です。
神経のない歯は非常に脆く、突然折れてしまうことがあります。

ここで問題なのが、折れてしまった歯が何とかならないものだろうかと考え、
抜歯をためらい、時間が経過してしまうことです。
破折したままの状態でいると破折した部分から感染が起こり、周囲骨の吸収が起こります。
骨の吸収が大きく起こるとその後にインプラントを埋入する場合に非常に不利な状態になります。
もし、歯根破折と診断された場合には早期に対処(抜歯となることが多い)する必要性があります。

今回の患者様の場合、歯根破折した状態で数ヶ月も経過してしまいました。
その結果、骨の吸収がかなり起ってしまいました。

骨吸収が起ると 単に治療が大変になるだけではありません。
骨を再生(回復)させる治療方法(GBR法)を行えば、100%元も状態に戻るわけではありません。
骨再生(GBR法)には限界があるのです。

このケースでは、骨吸収のため、大幅な歯肉の退縮も起ってしまいました。
退縮した歯肉は、完全にもとに戻ることはできませんので、両側の天然歯と比較すると
インプラントの被せ物は、かなり歯肉が退縮した状態になるでしょう。

審美的にも多少の問題が生じるかもしれません。

骨吸収する前に早めに対応することが重要なのです。

使用したインプラントは、 ストローマン・インプラント ( I.T.Iインプラント)  SLAタイプでした。



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インプラント手術報告:インプラントメーカーの使い分け5

5/25(月曜日)です。

毎年そうですが、大型連休(GW)を過ぎるとオペ(手術)の件数が非常に多くなります。
連休でお出かけされる場合、その前に腫れる可能性があるオペ(手術)は避けたいと考えている方が多いからでしょう。
そのため、この2日間をだけでも、6件のオペ(手術)がありました。

それでは、その中から上下顎同時にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

患者様は、静岡県から来院されています。
最近、なぜか 静岡県の方が多く来院されています。
なぜなのでしょうか?
たまたまなのかな?

遠方から来院される方の場合、通院回数をできるかぎり少なくすることは、重要なことです。

1回に行う治療内容を 最大限に多く行うことにより、患者様の通院による負担を軽減します。
1回の治療時間を2時間とか、3時間、半日…と状況に応じて行うことも可能です。

もちろんインプラント治療においても上下顎に行う予定があるのであれば、同時が良いでしょう。

私の基本的な考えとしては、遠方からの患者様でなくても上下顎や左右にインプラント埋入予定がある場合、
一度に行います。
そうした方が治療回数も少なくなりますし、
腫れたりすることが1回で終了できます。
そして、最大の利点として、
早く噛めるようになることです。

インプラント治療をご希望される方は、当然のことながら
歯が欠損しており、噛むこと、審美的なことの問題点があります。
そのため、できるかぎり早く回復することは、食生活だけでなく、
支障のない社会生活を過ごす上でも重要なことになります。

もちろん、治療期間中は、仮歯等を作製しますので、
欠損がそのままということはほとんどありませんが、
患者様にとっても
『早く治療を終了させたい!』
『早く噛めるようになりたい!』
『早く審美的に改善したい!』
というご希望があることは、当然のことです。

ただし、一度にまとめて行うかどうかは、患者様のご希望によります。
できるかぎり、回数を分けて、インプラント手術を行う方もいらしゃいます。

しかし、ほとんどの方は、『一度に まとめて行いたい!』というご希望があります。


さて今回の症例に戻ります。
下顎は奥歯、上顎は前歯部にインプラントの埋入を行いました。
最近は、部位によって 使用するインプラントの種類(メーカー)を使い分けることが多くなってきています。
今回も前歯部には、 アンキロス・インプラント
奥歯には、 ストローマン・インプラント   ( I.T.Iインプラント)を使用しました。

今回の症例の場合、それぞれの利点を最大限に活用させると上記のような2種類のインプラントを使い分けることにしました。

当医院では、上記以外にも2種類のインプラントを使用しており、骨(幅、高さ)の状況や、
歯肉の厚み 等を考慮し、使い分けています。

ただし、1回の手術で多くのインプラントを使い分けることが大変な面もあります。

インプラント手術に使用する器具(ドリル …等)は、使用するメーカーによりまったく違います。
そのため、2種類のインプラントを使用する場合には、2倍近い器具の準備が必要です。

また、1日に立て続けに何件ものインプラント手術がある時には、
器具の滅菌時間もかかりますので、
何セットもの器具をあらかじめ準備しておくことも必要になります。

手術に使用する器具は、メーカーによりほんの少しずつ違っています。
メーカーが違っても インプラントの術式は、同じですから
ほさど使用器具が違うわけではありません。
しかし、他のメーカーの器具は、使用できないのです。

また、インプラントに使用する器具は、
破損したり、落としたり…等した場合も考え、
ある程度の数の予備を準備(ストック)しておく必要性があります。

種類の違うインプラントメーカーとストックを合わせると、
かなりの量の機材が必要になります。
個人の歯科医院の場合、設備投資が大変なだけでなく、機材を置いておく場所も問題となります。
インプラントで使用する機材の多くは、滅菌管理ができる環境下で保管することが必要です。
ほとんどの器具は、個別に滅菌した後、専用のパックにいれ、『紫外線殺菌室』に入れて保管されます。
保管場所の準備も必要になってきます。

私も開業した当初は、上記のようなことも含め、さまざまな理由で、
1種類のインプラントメーカーのみを使用していましたが、
骨の状況や、部位 等を考慮すると
どうしても1つのインプラントメーカーのみで行うことの限界を感じてきました。

そのため、症例によってインプラントのメーカーを使い分けているのです。



次回のブログは5/28(木曜日)になります。

今週もほぼ毎日インプラント手術が入っています。
次回のブログでも その中で、トッピック的なことがありましたらご報告します。



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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

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無痛治療

5/21(木曜日)です。
今日は、『無痛治療』になります。


極力無痛で行うために!
 歯科治療において 嫌なこととして『痛み』があります。
誰しも 痛いことは嫌なもので、どうしても足を遠ざけてしまいます。
例えば 虫歯は そのまま削ると痛みがありますので、麻酔をします。
この麻酔が嫌なものです。
しかし、麻酔は その仕方により痛みをほとんど感じない状態で行うことができます。
以下では、痛みを軽減さるための、麻酔方法について
1. 麻酔による痛みの原因(痛みの部位)と表面麻酔
2. 電動麻酔器の使用
3. 笑気麻酔の使用
4. 完全無痛麻酔(静脈内鎮静法)
の4つの方法について解説します。



1.麻酔の痛みは 大きく分けて 2つあります!
 麻酔の痛みには、2つの痛みあります。
一つは、針を刺す時です。
『チック』とする痛みです。
この痛みに対しては 『表面麻酔』の使用が有効になります。
これは、麻酔をする前に 歯肉に麻酔薬が入った塗薬をつけます。
塗薬をつけ、30秒〜1分程度すると歯肉の表面が麻痺してきます。
この段階で麻酔を行うと 針の痛みはほとんどなくすことができます。
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次に 麻酔液を注入(入れる)時の痛みです。
これに対しては、麻酔を2回に分けて行うことにより軽減できます。
以下 麻酔液を注入する時に 実際に痛みをなくす麻酔方法について解説します。
痛みをなくす麻酔方法
歯肉には 痛みを感じる部分が大きく分けて2ケ所あります。
一つは ほっぺた に近い部分です。
歯の根の先にあたる部分で 歯肉の軟らかいところです。
専門用語で歯肉頬移行部(しにくきょういこうぶ)といいます。
この部分は粘膜が過敏な部分です。
針をチクッと刺すと非常に痛みを感じます。
しかし、麻酔液を入れる時にはあまり痛みを感じません。
そのため、先程説明したように まずこの部分に表面麻酔を行います(歯肉の表面が麻痺するため針の痛みはなくなります)。
しかし、この部分への麻酔だけではインプラントの治療はできません。
麻酔効果が低いからです。
そのため再度、他の部分への麻酔が必要になります。
これは 歯の周りの部分になります。
この項ではインプラントの話しですから、元々歯があった部分になります。(顎の一番高い土手の部分になります)
専門用語で歯槽頂部(しそうちょうぶ)と言います。
歯槽頂部の歯肉は、チクッと刺す痛みは 先程の歯肉頬移行部よりありませんが、麻酔液を入れる(注入する)痛みが強い場所です。
そのため 最初の麻酔(歯肉頬移行部への麻酔)でおおまかに麻酔を効かせ、1〜2分程度待ち、この部分(歯槽頂部)に麻酔を行います。
この部分は麻酔が非常に効く場所です。
このように 2段階で麻酔を行うと痛みも少なく、麻酔効果も得られます。



2.電動麻酔器を使用することにより痛みを軽減する!
 最近は 電動(自動)麻酔器というものが 多くの歯科医院にて使用されています。
この電動麻酔器は、麻酔液が体内に入る 速度 や 量 をゆっくりと一定にさせることができます。
今まで行ってきた 手で行う麻酔より 痛みを感じることが少なくなりました。
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3.笑気麻酔を使用することにより痛みを軽減する!
 また、こうした歯肉に直接麻酔を行う以外にも併用する麻酔があります。
その一つが『笑気麻酔』です。
笑気麻酔は、麻酔のガスを鼻から吸うものです。
ガスですから もちろん痛みはまったくありません。
笑気麻酔(無臭のガス)を吸ってから5〜10分程度すると頭が『ぼーと』してきます。
人によっては 眠たくなることもあります。
『ぼーと』してくると治療に対する緊張や不安が減少され、リラックスした状態で治療が受けられます。
ただし、この笑気麻酔のみでは歯肉への麻酔効果はないため、通常の歯肉への麻酔も追加します。
笑気麻酔の良い点は他にもあります。
笑気ガスを中断(終了)するとすぐ麻酔が醒めます。
そのため、麻酔後に効果が切れるまで病院で待たなくても良いことになります。
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4.完全無痛の麻酔方法!(静脈内鎮静法)
 こうした方法でも 御心配な方には もっと楽な麻酔方法があります。
『静脈内鎮静法』という方法です。
静脈内鎮静法を行うと 治療中のことはほとんど覚えていない状態になります。
眠っている間にインプラント治療が終了することになります。
治療に不安を持っている患者さんには最適な麻酔方法です。
方法としては、点滴をするように血管内(静脈内)に麻酔液を入れます(流します)。
麻酔が効くまで5〜10分程度です。
後はインプラント治療が終了するまで寝ている状態です。
欠点として、麻酔が終了しても完全に切れるまで時間がかかります。
通常、静脈内鎮静法による麻酔は麻酔を終了すると5分程度で麻酔はきれます。
麻酔により目覚めた後はぐっすり寝て起きた状態に似ています。
すっきりとした状態です。
患者様によっては『ひさしぶりにぐっすり眠った』という方もいらっしゃる程です。
しかし、麻酔が効きやすい方は その後にも若干“ぼーと”することがまれですが、あります。
患者様により麻酔終了後、
1時間程度効いている場合もあります。
そのため、静脈内鎮静法を行った時には 車やバイク、自転車での運転(帰宅)はできません。
できれば 付き添いの方がいらしていただいた方がよろしいかと思います。
一度静脈内鎮静法でインプラント手術を行った患者様は
次にインプラントを行う時には
ほとんどの方がまた静脈内鎮静法による麻酔をご希望されます。

それだけ楽だったということです。

通常は インプラントを行う部分のみに局所麻酔を行う(もしくは笑気麻酔を併用)ことが多いのですが、治療自体に御不安がある場合には 静脈内鎮静法は有効な麻酔です。
ちなみに インプラント治療の95%は局所麻酔(もしくは笑気麻酔を併用)のみで行っています。
また、インプラント以外の通常の診療でも笑気麻酔や静脈内鎮静法を行うことができます。


今日は、話が長くなってしまいましたので、これで終了です。

インプラントは本当に良いものなのか?3

5/18(月曜日)です。
今日は、『インプラントは本当に良いものなのか?』になります。

先週末は、岡山で日本歯周病学会があり、参加してきました。
最近の歯周病学会の特徴として、
全身疾患と歯周病との関係についての発表や講演が増えたことです。

私達の研究グループもこうしたことを重要視し、現在患者様のデータ集積を行っているところです。
データがまとまり次第歯周病学会で発表します。


それでは、本日の話になります。

毎日の診療のなかで インプラントについての質問を受けない日はないといっても過言ではありません。

インターネットにてインプラントを検索してみるとかなりの数が検索されます。
症例写真を多く掲載しているホームページもあれば、
その医院で使用しているインプラントの種類について詳しく書いてあるホームページ、
良いことばかり書いてるもの、
逆に悪いことばかり書いてあるもの等いろいろとあります。

では本当のところはどうなのでしょうか?

結論から言いますと ある一定の条件のもと きちんとした管理がなされれば
インプラントは、非常に良いものであることは間違いないと思います。

以下インプラント治療を行う際のポイントについて解説します。


インプラント治療を判断する条件:その1
 一定の条件とはまず、術者の知識 や 技術等の治療を行う歯科医師の問題です。
しかし、これを患者さん側から判断することは 非常に難しいと思います。
ではどのようなところから判断をするかというと、
まず その先生のインプラント経験も重要になってくるでしょう。
しかし、経験が豊富だからといって問題がないとはいえません。
どのようなスタンスで行ってきたかということも非常に重要です。

次に、インプラントの認定医というのがあります。
認定医を持っているからといって全ての人が技術を卓越していて、
認定医を持っていない人が問題あるということではありません。
しかし、認定医であれば一応最低の基準はもっていることになります。
一応参考までに考えても良いという程度でしょう。

また、説明の時に良いことばかり を言うような医師には 問題があると思います。
どんな治療であっても利点、欠点、トラブル、リスク、禁忌症は説明すべきであると 私は思っていますし、他の治療方法の選択も提示すべきです。


インプラント治療を判断する条件:その2
 次の一定の条件とは、どのようなインプラントを使用しているか?ということです。
この話は、前回までこのブログで解説していた内容です。
これは非常に重要になります。
現在 日本において30〜40種類程度のインプラントが使用されています。
最近はどのメーカーのインプラントも一定の基準には達するようになってきていますが、信頼(研究と臨床の使用期間からの実績)という面から考えればある程度のインプラントに限られてくると思います。

ブローネマルクインプラント、ITIインプラント(ストローマン インプラント) 等がそのインプラントの代表です。
その他のインプラントがダメということではありません。
私達 歯科医師自信も使用するインプラントを選択するためには 色々な条件のもとに選択をしていきます。

インプラント自体の料金もその選択肢にはいります。
安いインプラントであれば 治療費自体も安くできます。
(医療以外では当たり前ですが)
しかし、体(骨)の中に埋め込む 医療器具ですから 先程説明した信頼(研究と臨床の使用期間からの実績)がなにより重要になってきます。

その信頼を見極めるには、
『そのインプラントがどのような経緯で基礎研究がなされてきたのか?』 
『臨床において世界中でどの程度使用されているのか?』
『臨床使用年数はどれくらいで、問題は起きているのか?』 
『正確な判断ができる臨床機関での成功率はどれくらいであるのか?』
等から判断します。


インプラント治療を判断する条件:その3
次にインプラントを行う環境です。

インプラントは外科処置です。
成功のためには 衛生面は絶対にかかせないものです。
理想的には手術室が完備されていることが良いでしょう。

しかし、最低でも手術を行うための独立した部屋は必要であると思います。
隣で歯を削っているような環境で手術は衛生的にはできません。
インプラントを行うための衛生的な設備を備えてある医院は 少なくともそうしたことに非常に注意をはらっているということです。


インプラント治療を判断する条件:その4
 次に適応でない場合です。

これは患者さん自身に問題がある場合です。
歯周病であったり、
噛み合わせに問題があったり、
歯ブラシがきちんとできなかったり、
喫煙者 
であったりする場合です。
こうした問題を解決しないうちに インプラントを行うと やはり失敗に終わります。

また、インプラントを行うのに十分でない骨の状態です。
このような場合は、インプラント手術が確実にできる様に 以下のような 骨の増大手術を行います。
・ GBR法 
・ サイナスリフト 
・ ソケットリフト法 
・ スプリットクレスト法 

何よりも 患者さんにとって最も大切なのは、
インプラントを維持するための定期検査(メインテナンス)です。
この定期検査ができなければ インプラントの寿命も確実に短くなります。

適切な診断と治療、管理をすれば現在のインプラントは 
十分第3の歯として機能できると考えています。


次回のブログは5/21(木曜日)になります。


先週末は、歯周病学会のため、インプラント手術はありませんでした。
そのため、今週のインプラント手術報告は、ありません。
次回また、報告します。

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世界3大インプラント

5/14(木曜日)です。

今日も前回の続きで、『インプラントの種類;その3』になります。

前回は、アンキロス インプラント
前々回は、ストローマンインプラント(ITIインプラント) 
について解説しました。
もちろん上記以外でも優れたインプラントは、多くあります。
今日は、その中でも世界3大インプラントについて解説します。


どこのメーカーのインプラントが良いのか?-世界3大インプラント-


 世界中には、100種類以上のインプラントが存在していると言われています。
日本国内だけでも30〜40社程度のインプラントシステムが存在します。
世界中では、新しいインプラント・システムが どんどんと開発され、
市場にでてきますので、正確な数は分かりません。
しかし、どのインプラント・メーカーでも同じ ということではありません。
もちろん インプラントの品質が最も重要なことですが、
それ以外にもインプラントの シェアーが大きいということも 重要なことです。

例えとして、以下のような話があります。
ある A歯科医院にて、インプラントの治療を行いました。
治療後、引っ越したため、インプラント治療を行った A歯科医院に メインテナンスに通院することができなくなりました。
暫くして、インプラントの被せ物が取れたため、
インプラント治療で有名なB歯科医院に行きました。
そこで、患者様は、始めて知ったのですが、
A歯科医院で行ったインプラントは、
ほとんど聞かない マイナーなインプラントのメーカーでした。
しかも、そのインプラントメーカーは、すでに倒産しており、
交換する部品 や 型を取るための部品が手に入らなかったのです。

このような話は、現実的にある話です。

インプラントの成功率は、差し歯 や ブリッジのような 他の歯科治療と比較すると非常に高いものです。
インプラント自体は、チタン(ほとんどのインプラント)でできています。
チタンでできているインプラントは、腐食することはありませんし、
折れたりすることもまずないことです。
そのため、インプラント自体の寿命があるわけではありません。
10年でダメになるとか
20年でダメになるとか
決まった寿命があるわけではありません。
基本的に 歯周病 等の問題が起らなければ ずっと保つものです。
(10年後の成功率として、95%以上というデータが多い!)
実際の臨床では、30年、40年と 問題なく経過している症例も多く存在します。
しかし、インプラントの被せ物(上部構造)は、劣化します。
被せ物(上部構造)とは、セラミックや金属でできた 人工の歯のことです。
セラミック 等の被せ物は、その形態を一生保たせることは不可能です。
毎日噛むことにより 被せ物は必ず磨り減るのです。
もちろん噛む力には 個人差はありますし、『歯ぎしり』の有無や 程度によっても違いますが、必ず少しずつ磨り減ります。

靴に例えると 毎日使用していれば 靴底は磨り減ります。
磨り減り方には個人差があり、
踵の部分が磨り減ったり、内側のみ、外側のみ、
右側、左側と磨り減ったりします。

口腔内も同様に 右で良く噛む人は 右側が磨り減ったりします。
特に 『歯ぎしり』や『くいしばり』がある方は磨り減り方が大きいものです。
ですから被せ物は消耗品です。
20歳でセラミックをした人は、その形態が60年、70年と不変であることはありえません。

噛む力によっては、セラミックに日々負担がかかり、かけたりする場合もあります。
そのため、セラミック等の被せ物は、将来的に再製(作り替える)する可能性があります。
その際に、使用してあるインプラント・メーカーがなくなっていたり、
ほとんどの歯科医院で 使われていないようなインプラントであった場合には、
大変なことになってしまいます。

そのようなことからもインプラント治療を行う場合には、
治療を受ける歯科医院で、どのようなインプラントを使用しているかを確認することが必要性です。


世界3大インプラントとは?
 世界的に最も使用頻度が高いメーカーは、以下の3つになります。
世界3大インプラントと言われています。
・ I T Iインプラント(ストローマンインプラント):スイス製
・ ブロネマルク・インプラント:スウェーデン製
・ アストラ・インプラント:スウェーデン製

上記の3つのインプラントは、トップシェアーだけでなく、
臨床で使用されている歴史が非常に長く、
世界的に評価が非常に高いインプラントです。
多くの歯科医院でフォローが行える可能性が高いインプラントです。

ただし、世界3大インプラントだけが 良いインプラントではありません。
他にも良いインプラントは、多くあります。
他に私がお勧めするインプラントとしては、
・ アンキロス・インプラント:ドイツ製
・ リプレイスセレクト・インプラント:スウェーデン製
になります。

1種類のインプラントで全ての症例を行うことは、無理があります。
例えば、世界で最も歴史のあるブロネマルク・インプラントは、
骨幅や骨の高さがある程度存在する症例には、良いですが、
日本人のような顎の細い人種には、必ずしも適しているインプラントとは言えません。

また、I T Iインプラント(ストローマンインプラント)は、日本人のような細い顎の人種には、適しています。
そのため、日本では、トップシェアーとなっています。
しかし、前歯部等には、適していない場合もあります。

アンキロス・インプラントは、2009年現在では、世界3大インプラントと比較すれば、シェアーは小さいですが、世界1の歯科会社と提携を組んでいるため、安心できるインプラントです。
また、最も優れている点は、審美性です。
その信頼性から現在 日本では、急激にシェアーを伸ばしてきており、
将来的には、日本のトップシェアーに入ってくるインプラントになるでしょう。
当医院においても、現在 前歯部のインプラントの多くが このアンキロス・インプラントを使用しています。

最後になりますが、ここに記載したインプラントだけが 良いインプラント
ということではありません。
歯科医師によっては、また違う考えの方もいます。
しかし、単に『当医院のインプラントはこんなに安い!』と広告しているような歯科医院には、注意をした方が良いと思います。
私が見ても、『こんな費用では、とてもインプラント治療はできない!』
と思う歯科医院もあります。
『どこのインプラント・メーカーで、どんな材料を使用したら この治療費になるのか?』
と疑問をもつ歯科医院もあります。
インプラントは、物を買うこととは違います。
人間の生体内に埋込むものです。
慎重に考え、御決めになることが大切です。

今日は、話が長くなってしまったので、今週のインプラント手術報告は休ませていただきます。

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アンキロス インプラント4

5/11(月曜日)です。

今日も前回の続きで、『インプラントの種類;その2』になります。

今日は、アンキロス・インプラントについて解説します。

アンキロス インプラントは、1985年Prof.G.H.Nentwig(フランクフルト大学)とDr.W.Moser(工学博士・チューリッヒ大学)らにより、インプラント周囲の骨吸収を抑え、長期的な成功を収めることを目的に開発されたドイツ製のインプラントです。

そして、このインプラントシステムの最大の特徴が、後で解説する
『プラット ホーム スイッチング』です。

インプラントの歴史は、前回のブログで解説した『ストローマンインプラント』や 
世界最初のインプラントである『ブロネマルク インプラント』と比較すると浅く、
世界シェアーとしても、ストローマン インプラント と比較すると大きくはありませんが、
その信頼性の高さから そのシェアーは急速に拡大されてきています。


アンキロス インプラントの特徴

その1:審美性が高い プラット ホーム スイッチング
 これが、このインプラントの大きな特徴と言ってもいいでしょう。
今までのインプラントシステムの欠点を大きく改善させた新しいシステムです。
この詳細については、 こちら をご覧下さい。


その2:骨との結合期間が短い
 インプラントは、骨の中に“ ネジ ”を埋込む治療です。
そして、インプラントと骨が結合(くっつく)まで一定の期間 待たなければなりません。
インプラントが開発された1950年当時は、約6ヶ月間 じっと待つ必要性がありました。
その後、1999年に ストローマン インプラント(I T I インプラント)は、 SLAサーフェイスという特殊な表面性状をしたインプラントを開発しました。
これにより、インプラントの治癒期間は劇的に短縮されました。
最短で6週間と非常に短くなりました。
このことは、前回のブログで解説したことです。
現在世界で最も骨と結合する期間が短いインプラントと言えます。
アンキロス インプラントもそれと同程度の期間で骨と結合が可能になっています。


その3:使用材料
 アンキロス インプラントの材質は、全て純チタン(です。
チタンは、生体親和性を有し、生体組織内で合併症を起こさず、アレルギー反応も報告されていません。
チタンは、耐食性に優れ、工業界から医療材料まで幅広く使用されています。
医療業界においては、インプラント以外にも、骨折した際に骨と骨をつなぎとめる 
プレートやスクリューにも使用されています。
最も安全性の高い素材です。


その4:親会社が世界1の歯科会社!
 インプラントのメーカーを選択する上で、会社の大きさ(世界シェア)は大きな要因です。
つまり、インプラントの会社がつぶれてしまった場合、インプラント治療に必要な材料、器具の調達ができなくなってしまいます。
そのため、コスト(価格)が安いからといって、あまりにも聞いたことがない
マイナーな会社のインプラントを使用するのに躊躇します。
そのため、世界シェアの高い インプラントメーカーに人気が集中しています。
(もちろんインプラント製品の信頼性が一番ですが)
2009年現在、アンキロス インプラントは、世界シェアとしては、トップグループではありませんが、
バックとなるその親会社は、非常に大きなもので、歯科業界世界ナンバー1の会社です。
製品の質の高さも優れていますが、こうした点も信頼性を得た要因になっています。

次回のブログでは、このようなことについて解説したいと思います。

次回のブログは5/14(木曜日)になります。



今週(5/8〜10)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

それでは、今週のインプラント手術の中から下顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

ここ数日間は、わりと簡単なケースが多い日でした。
簡単というのは、インプラントを埋込むための骨幅が十分存在するということです。

その中でも昨日行った症例は、下顎の左右奥歯(左右とも4歯欠損)が全て欠損している患者様でした。
診査の結果、骨の高さ、幅ともに問題がなかったため、
左右ともに、2本づつのインプラントを埋入し、『インプラント ブリッジ』としました。

インプラントが長期的に安定(成功)するためには、
長いインプラントを埋入することが大きな要因になります。
また、骨幅が十分存在することも重要なことです。

今回は、骨幅や高さに大きな問題がなく(骨吸収が少ない)かったため、
4歯欠損でしたが、2本のインプラントでブリッジとすることができました。

もし、骨の高さが少なく、短いインプラントしか埋入できなかった場合には、
片側で3本、もしくは4本のインプラントが必要になることもあります。

インプラントの埋入本数が少ない ということは、もちろん治療費を抑えることになりますし、
治療自体も簡単に行えます。

今回は、骨の状態が良かったので、左右合計4本の埋入でも20分程度で終了しました。
ただ、患者様は、治療に際して、ご不安があったため、 静脈内鎮静法での麻酔を行いました。


今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約2ヶ月後に型を取り、
3. 型取りの後、 約20日で完成した被せ物を装着し、完了です。
以外に治療回数はかからないものなのです。



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I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
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ストローマン インプラント3

5/7(木曜日)です。

今日まで当医院は、休診になります。

さて今日のテーマは、インプラントの種類の話になります。
インプラントの種類は、日本で使用されているものでも30〜40種類あると言われています。
世界中で使用されているメーカーは、さらに多くの種類があります。

車で言えば、トヨタ、日産、ホンダ…等
多くの自動車メーカーがあるのと同じです。

そのインプラントの中でどれも同じなのでしょうか?

答えとしては、どれでも同じということではありません。

そこで今回は、数あるインプラントメーカーの中で 
最も信頼性の高い インプラントメーカーの一つである
『ストローマン インプラント( ITI)』について解説します。

I T I インプラント(ストローマン インプラント) 

はじめに 歴史から
 I T I インプラント(ストローマン インプラント)は、
現在、日本で最も使用されているインプラントの一つです。
世界的には、2番目に使用されているインプラントです。
I T I インプラント(ストローマン インプラント)は、スイスで開発されたインプラントであり、1974年から臨床に応用されています。

まず、このインプラントの名称ですが、
『 I T I インプラント? 』
『 ストローマン インプラント? 』
どちらが 正しい名前なのでしょか?
以前は、『 I T I インプラント システム』という名称でしたが、
現在は、『ストローマン インプラント システム』という名称に変更されています。
そのため、以下から『ストローマン インプラント』で統一させていただきます。

この 『ストローマン インプラント』は、
もともと I T I と ストローマン という まったく異なる2つのグループから構成されていました。
後で解説しますが、この まったく異なるグループであることが インプラント システムとして世界中に大きな信頼性を得ることになったのです。

まず、『 I T I 』は、International Team for Implantology の略で、
歯科学・口腔外科学・歯科補綴学・生物学・生化学・歯科技工学 など各分野の専門家で構成され、科学的理論に基づいた実験や臨床研究を行っている非営利の国際的な学術グループです。
簡単に言えば、利益を求めない研究者のグループです。
そして、ストローマン(Straumann)は、スイスにある 骨整形外科分野で40年余りの実績を持つ会社です。

高い研究レベルと知識、情報をもった研究グループ(ITI)と
医療開発において高い技術力と実勢をもつ会社 が提携することにより、
公平で、信頼性の高いインプラントが開発されたのです。

もし、一つの会社が研究から開発まで行うと さまざまな問題が生じることがあります。
例えば、研究開発費です。
歯科学・口腔外科学・歯科補綴学・生物学・生化学・歯科技工学 等の全てのスペシャリストを集めると、ものすごいコストがかかります。
コスト削除のために、研究者を少なくすれば、偏ったデータになったり、
信頼性に乏しいデータになったりする可能性があります。

また、研究者自身が会社の人間であった場合、会社に有利な方向へと動いてしまう可能性もあります。
私達 歯科医師が信頼できるデータは、偏った研究データではなく、
客観的で信頼性のあるデータです。

この 基礎研究から しっかりとしたデータのことを エビデンス と言います。
『ストローマン インプラント』は、エビデンスの高いデータをもとにして
開発されているからこそ、世界中の歯科医師から信頼を得ているのです。
その歴史は、1974年から今まで変わらず続いているのです。

もちろん 他のインプラントメーカーがダメということはありません。
優れたインプラントメーカーは、他にもいっぱいあります。
この詳細は、また後日このブログで解説します。
当医院においても『ストローマン インプラント』以外のインプラントも
使用しています。


ストローマン インプラントの特徴

その1:使用材料
 ストローマン インプラントの材質は、全て純チタン(グレード4:ISO規格5832/II)です。
チタンは、生体親和性を有し、生体組織内で合併症を起こさず、アレルギー反応も報告されていません。
チタンは、耐食性に優れ、工業界から医療材料まで幅広く使用されています。
医療業界においては、インプラント以外にも、骨折した際に骨と骨をつなぎとめる
プレートやスクリューにも使用されています。
最も安全性の高い素材です。

その2:表面性状
 ストローマン インプラントの骨内表面部は、「SLA」という ストローマン社が開発した独自のものです。
このSLA表面は、母体のチタンに マクロラフネス と マイクロラフネスを与えるもので、細胞活性が促進され、優れた骨性固定が得られます。
簡単に言えば、インプラント表面は、非常に細かい凸凹があり、
その凸凹に骨の細胞が入り込むように設計されています。
このSLA表面により、より確実に 骨とインプラント体のコンタクトが得られ、機能負荷の時期を早めることができます。
骨と結合(くっつきやすい)しやすい ことは、治療期間を短縮できるということです。
もともとインプラントが開発された時点では、
インプラントと骨が結合(くっつく)まで 約6ヶ月かかりました。
しかし、SLA表面の開発により 治療期間(治癒期間)が最短で6週間と非常に短くできます。
ただし、この期間は、骨の状態 等により大きく左右されます。
現在、世界で最も治療期間が短く、信頼性が高いインプラントと言えます。

その3:日本人に適している!
 インプラントは、顎の骨の中に“ ネジ ”のようなものを埋込むものです。
そのため、顎の骨がしっかりしていることが大切です。
一般的に、インプラントの太さ(直径)は、約4ミリあります。
直径4ミリのインプラントを埋込むためには、骨の幅は約6ミリは必要です。
つまり、インプラントよりも 骨の幅の方が太いことが重要なのです。
また、骨の高さについても十分存在することが重要です。
短い長さのインプラントよりも 長い長さのインプラントを埋込んだ方が
より安定が良いのです。

しかし、日本人の骨は、細く、高さも存在しないことが多いので、
海外で使用しているインプラントは、日本人には、適していない場合もあります。
ストローマン インプラントは、骨との結合力に優れており、短いインプラントでも強固な安定性を得られます。

その4:1回法である
 インプラントの手術方法には、 1回法と2回法があります。
簡単に言えば、1回法は、手術が1回で終了しますが、
2回法は、インプラント手術時 と インプラントと骨が結合した後の2回の手術が必要になります。
治療を受ける患者様にとっては、できるかぎり少ない手術回数で行えることは大きな利点になります。
ただし、ストローマン インプラントでも2回法として使用することもあります。

その5:ストローマン インプラントの欠点
 ストローマン インプラントにも欠点があります。
前歯部のような審美性が重要視される部位では、適さないこともあります。
これは、インプラントの形状によるものです。
もともと、ストローマン インプラントは、手術が1回で済むために開発された1回法インプラントであり、審美部位を重要視して開発されたインプラントではないからです。
もちろん、骨の幅 や 歯肉の厚み 等によっては、前歯部であっても
ストローマン インプラントが適している症例もあります。
ただし、2009年 ストローマン インプラントから
bone leve インプラント が日本でも発売されました。
bone leve インプラントは、そのような審美部位でも問題なく使用できるとして大きく期待されています。

        *上記の全てデータは、2009年時点での情報になります。



次回のブログは5/11(月曜日)になります。



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インプラント症例 ゴールデンウィークですね5

5/4(月曜日)です。
 昨日から当医院もゴールデンウィークです。
5/3(日)〜5/7(木)まで休診になります。

今日もインプラント症例の話のみになります。



今週(5/1〜2)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

この数日も非常に難症例が多かったのですが、
今回は、比較的簡単なケースについて解説したいと思います。

難症例というのは、『インプラントを埋込むための骨が少ない!』ということです。
骨が吸収してしまったのです。

骨が吸収してしまった原因については、このブログで良く書く内容です。
同じ内容になりますが、骨吸収が起る原因は、以下のようになります。

歯根破折
歯周病
欠損状態の放置
等です。

難症例になると、インプラント治療自体が大変になります。
手術自体が大変になりますので、治療後の腫れが大きくなり、
治療期間も長くなります。
また、骨吸収部位に対しては、骨の増大治療を行うのですが、骨の増大治療は魔法の治療ではありませんので、骨の再生(回復)程度には限界があります。
そのため、骨が吸収しないうちに対応することが最も重要なのです。

インプラント治療の失敗の多くは、難症例で起ります。


今回の話は、早期に対応ができたために、治療が比較的簡単に行えた症例をご紹介します。


それでは、今週のインプラント手術の中から上顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

上顎の奥から2番目の歯が 歯根破折したため、抜歯となった患者様です。
歯根破折した場合には、ほとんど抜歯となることが多いのです。
このブログでも 歯根破折による抜歯について よく書いています。

今回の患者様は、 歯根破折してから、抜歯までの期間が短かったため、骨吸収がさほど起っていませんでした。
歯根破折は、痛み等がないことが多く、被せ物等が取れて、来意されることが多いのです。
そして、検査の結果、 歯根破折が分かるのです。
歯根破折の場所にもよりますが、多くは抜歯になってしまいます。
しかし、患者様にとっては、抜歯はもちろん嫌なことです。
特に痛みや腫れの症状がない場合には、抜歯をためらうものです。
当然だとは思います。
ただし、 歯根破折した歯に再度 被せ物を行っても くっつかないのです。
そのため、脱離した被せ物を再度 接着剤で装着しても すぐ取れてしまいます。
そして、脱離した被せ物を再度付けるために来院されます。
このようなことを繰り返しているうちに、折れた部位から感染が起こり、
歯根周囲の骨吸収が起ります。
最終的に抜歯した時には、高度の骨吸収により難症例になってしまうのです。

話は、今回ご紹介する症例に戻ります。
歯根破折してから早く抜歯したため、骨吸収は最小限ですみました。
ただし、他の問題もかかえていました。
骨の高さがもともと少なかったのです。

上顎の奥歯の上方には、上顎洞という大きな空洞が存在します。
この空洞があるために、上顎の奥歯では、骨の高さに限りがあるのです。
今回のケースでは、骨の高さが6ミリ程度でした。
そのため、 『ソケットリフト法』という治療を併用し、インプラントを埋入しました。
このことで、長さ10ミリのインプラントを埋入することができました。

・ 使用したインプラントは、 ストローマン・インプラント ( I.T.Iインプラント)  SLAタイプ  直径4.8ミリ、長さ10ミリ が1本でした。

直径4.8ミリ というインプラントは、通常の太さより、太めのインプラントです。
インプラント治療を行う場合には、できるかぎり 長く、太い インプラントを埋込むことが
その後の将来性を大きく左右します。

今回の症例で、もし、もう少し 抜歯が遅れていた場合には、
直径4.8ミリ のインプラントは無理だったでしょう。
また、10ミリというインプラントも無理だったかもしれません。

無理ということは、インプラント治療ができない! もしくは、
骨移植等を伴う 上顎洞底挙上術(サイナスリフト法)を行う必要性があったかもしれません。
上顎洞底挙上術(サイナスリフト法)はかなり大変です。

通常1年以上の治療期間がかかり、
手術後の腫れ等も大きくなり、
骨移植等の治療費もかかります。

早く対応すれば、それだけ、簡単に済むだけでなく、
将来性も高くなります。

今回の症例の話は、歯根破折を早めに抜歯して良かったという内容でした。


今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約3〜4ヶ月後に型を取り、
3. 型取りの後、 約1週間で完成した被せ物を装着し、完了です。
以外に治療回数はかからないものなのです。

治療費
インプラントが1本21万円(税込)になります。
この中には、治療中のレントゲン撮影や薬代、ソケットリフト法の費用も全て含まれています。



次回のブログは5/7(木曜日)になります。

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Profile
     院長履歴

1993年 神奈川歯科大学卒業
1993年 同大学歯周病学講座
      入局
1999年 日本歯周病学会
      専門医取得
1999年 東京都にて杉山歯科
      医院開業
2003年 I.T.Iメンバー認定
2005年 国際口腔
      インプラント
      学会認定医取得
2006年 大船駅北口歯科
      インプラント
      センター開業

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     sugiyama-d.sakura.ne.jp
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