最新インプラント症例:日本歯周病学会歯周病専門医、国際インプラント学会認定医

インプラントなら横浜の大船駅北口歯科  神奈川県横浜市(JR大船駅北口から徒歩3分)にあります 国際インプラント学会認定医、日本歯周病学会専門医です。 インプラントのマニアックな情報を掲載しています。

2011年02月

最新インプラント症例:94回目

2/28(月曜日)です。
このインプラント症例ブログは毎週 月曜日木曜日にアップしていますが、暫くの間は 月曜日だけになります。(ちょっと忙しいので…すみません)
『94回目のインプラント症例』になります。

本日ご紹介する症例は、将来性の低い歯が存在する方に対してのインプラント治療です。
「将来性を考えたインプラント治療計画」
です。

インプラント治療をご希望されて来院される方は、
歯が欠損している
もしくは、
歯がグラグラしていたり、虫歯 等で抜歯が必要な方です。
歯がない部分に治療を行うのがインプラントですから…
ただし、単に歯が欠損している部位にインプラント治療を行えば良いということではありません。
残っている歯の状態や、噛み合わせ …等
口腔内全体のことを考えた上で治療計画を立てることが重要なのです。

本日ご紹介する患者様も 単に歯が欠損している部位にインプラント治療を行えば良いというような症例ではありませんでした。
残っている歯にもさまざまな問題を抱えていたのです。

それでは早速始めましょう!
以下は初診時のレントゲンです。
スライド01

下顎右側の奥歯が腫れて、噛めない
とのことで来院されました。
スライド02

この歯は歯根破折 していました。
スライド03

この歯は、抜歯になります。
神経のない歯についてはこのブログでもよく紹介してきました。
始めてこのブログを読まれる方のために
簡単に神経のない歯について解説します。

神経のない歯は もろく 通常の咬む力でも割れてしまうことがあります。
こうした状態を患者さんに説明する時に"木"に例えてお話しすることがあります。
生き生きとした木はたたいたり、蹴ったりしても折れたりすることはありませんが、
枯れた木は折れる可能性があります。
神経を取った歯も枯れた木と同じような状態になります。
神経のない歯は血液供給がなくなるためもろくなってしまうのです。
過去の神経がない歯の歯根破折症例は、以下をご覧になって下さい。

歯根破折 症例

歯根破折 症例:1
歯根破折 症例:2  
歯根破折 症例:3
歯根破折 症例:4
歯根破折 症例:5
歯根破折 症例:6
歯根破折 症例:7
歯根破折 症例:8
歯根破折 症例:9
歯根破折 症例:10
歯根破折 症例:11
歯根破折 症例:12

いつも解説することですが、歯がダメ(抜歯)になったということは、
ダメになった理由があるのです。
このダメになった原因をきちんと把握することが重要なのです。
スライド05

歯根破折の原因:1
         神経がない!
これは、先に説明したことです。
スライド06

今回歯根破折 した歯以外にも 神経がない歯があります。
こうしたことも考慮して治療計画を立てることが重要です。
スライド07

歯根破折の原因:2
        ブリッジの土台となっている
ブリッジは、欠損部の両側の歯を土台として
欠損部を補うように被せ物を装着する治療法です。
そのため、ブリッジの土台となる歯には欠損部の力が加わりますので、非常に負担になります。
ブリッジとインプラントの比較については以下を参考にして下さい。
     ブリッジ、義歯、インプラントの比較
この負担によりブリッジはダメになることがあります。
天然歯のブリッジの平均寿命約8年と言われています。
8年という寿命が
長いと思うか?
短いと思うか?
ですが、多くの方は
「8年しか保たないのか!」
と考えれるでしょう。
現実的にはこのような結果です。
もちろん、これは平均的なことであり、
10年も20年もブリッジが保っている症例もあります。
その反面 1年も もたずにブリッジがダメになっているケースもあります。
必ず何年 もつ
ということではありません。
ブリリッジの土台となっている歯が神経があるか? ないか?
歯周病になっていないか?
噛み合わせに問題はないか?
徹底した歯磨きが毎食後にできているのか?
等 さまざまなことが考えられます。
ブリッジの平均寿命約8年は それらを含めての平均です。
それぞれの治療の平均寿命については以下を参考にして下さい。
     ブリッジ、義歯、インプラントの平均寿命
話しは戻りますが、ブリッジの土台となる歯には負担が加わりやすいのは事実です。
スライド08

スライド09

これらをまとめると
今回歯根破折 した原因は、
歯が2歯分欠損しており、それを支える土台となる歯が神経がないために 神経がない歯に加重負担が加わり ダメになったのです。
これは当然の結果です。
ブリッジを行った始めの段階で このような結果はすでに分かっていたことなのです。
スライド10

患者様は 抜歯に同意し、抜歯後にはインプラント治療をご希望されました。
スライド11

もともと歯が2歯部欠損していたわけですから
今回の1歯を抜歯すると
合計3歯分が欠損になります。
3歯欠損の場合、
何本のインプラントが必要なのでしょうか?
スライド12

インプラント治療を考える上で重要なことは、
欠損部位だけではありません。
単に歯がないところだけを見ていると
正しい治療計画を立てることはできません。
残っている歯の状態、
噛み合わせ、
歯磨き習慣
等 さまざまなことを考慮して始めて治療計画がたつのです。
それでは、口腔内全体の歯周病の状態を見てみましょう!
まず骨吸収の状態です。
いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
スライド13

かなりの骨吸収が起こっているのが分かるかと思います。
さらに わかりやすくするために、
骨吸収部位を赤色で表示します。
スライド14

ここで注目したいのが奥歯です。
奥歯は骨吸収が非常に大きいのです。
奥歯は将来性が低いと言えます。
スライド15

このことを考えて治療計画を立てることが重要です。
特に側の奥歯は骨吸収が非常に大きいのです。
この歯は最も将来性が低いと言えます。
スライド16

もし、残っている歯の将来性を考えないで
下顎の欠損部にインプラント治療を行った場合には、どうなるのでしょうか?
スライド17

インプラント治療後に側の奥歯がダメ(抜歯)になった場合には…
先に埋め込んだ下顎のインプラントはどうなるのでしょうか?
スライド18

噛み合う上顎の歯がなくなるので、下顎の一番奥のインプラントは意味のない治療になってしまいます。
スライド19

そこで以下のような治療方法を考えました。
3歯欠損のうち 一番奥にはインプラントを埋入しない!
しかし、奥まで噛めるようにするため被せ物は3歯分作製する!
このブログでも時々紹介するカンチレバー という治療方法です。
スライド20

そして、将来的に上顎右側の一番奥の歯がダメになったら…
スライド21

下顎のインプラントのカンチレバー が必要ないと考えられた場合には、
奥の足してある1歯分を切断し、撤去します。
スライド22

最初に行った治療が最終的には以下のようになるかもしれません。
スライド23

以下は治療終了後です。
スライド24



治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  168.000円(消費税込)×2本
被せ物      1歯   58.800円(消費税込)×3歯分
合計 512.400円(消費税込)
になります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。

次回のブログは3/7(月曜日)になります。
次回もまだまだ続く『インプラント症例』です。
さまざまケースを紹介しますので、きっと あなたと同じような症例があるはずです。




 インプラントモニター募集(20%割引
現在、新規にインプラント症例集のページを作成しています。
さまざまなケースを見ていただくことにより、よりインプラント治療についてご理解していただきたいと思います。
そのため、症例を公開しても大丈夫という方(インプラントモニター)を募集しています。
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最近インプラント治療を行う際に静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) をご希望される方が非常に多くなってきています。
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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。

最新インプラント症例:93回目

2/21(月曜日)です。
このインプラント症例ブログは毎週 月曜日木曜日にアップしていますが、暫くの間は 月曜日だけになります。(ちょっと忙しいので…すみません)
『93回目のインプラント症例』になります。

今までの症例も見て下さいね!
歯が1歯だけ欠損している症例
全ての歯がない症例
噛み合わせに問題があった症例
重度歯周病の方に行った症例
骨吸収が非常に大きく 骨増大法を行った症例
骨吸収が大きい部位には無理にインプラントを埋入せずに工夫した症例
治療費を抑えるためにさまざまな方法を行った症例

さまざまな症例があります。
きっとこのブログを見ているあなたと同じようなケースもあるはずです。
是非過去のブログもご覧になって下さい。

さて、本日の症例を始めます。
本日のケースは、重度歯周病です。
重度です。
初診時には、歯周病により 骨吸収がひどく 起こっていました。
歯周病については、
歯周病専門サイト
歯周病ブログ
をご覧になっていただきたいのですが、
簡単に歯周病について解説します。
まず、歯周病は感染症 です。
感染が進むと歯を支えている骨が吸収(溶ける)するのです。
以下の図の左側は、正常な(健康な)状態の図です。
右側は歯周病が進行した状態です。
歯周病が進行すると骨吸収が起こるのです。
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下の写真は、骨吸収がまったくない健康な状態のレントゲン写真です。
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下の写真は、骨吸収が2/3以上ある重度歯周病のレントゲン写真です。
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歯周病になると骨吸収が大きくなってくるのが分かるかと思います。

このように歯周病になると骨吸収が進行するのです。

本日ご紹介する患者様は、初診時すでに歯が8歯欠損していました。
全て歯がある方は
上顎で14歯、
下顎で14歯
の合計28歯が存在します。
今回のケースでは、
上顎で9歯、
下顎で11歯
が残っている状態でした。
そして その残っている歯の骨吸収が非常に大きかったのです。
合計20歯のうち
50%以上の骨吸収があった歯が3歯、
60%以上の骨吸収があった歯が4歯、
70%以上の骨吸収があった歯が4歯、
95%以上の骨吸収があった歯が5歯
でした。
これだけ 聞いても かなりの骨吸収があったことが分かるかと思います。

前置きはこれくらいにして早速 初診時のレントゲンを見てみましょう。
以下が初診時です。
スライド01

多くの歯が グラグラ、
良く腫れ、
膿みが出て、
歯磨き を行うたびに 出血がある状態でした。
スライド02

また、歯が欠損しているために、
審美的にも問題があり、
噛むことができない状態でした。
スライド03

いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
かなりの骨吸収が起こっているのが分かるかと思います。
スライド04

さらに わかりやすくするために、
骨吸収部位を赤色で表示します。
スライド05

先に説明しましたように骨吸収の程度をみてみましょう!
まず、顎です。
残っている9歯のうち
60%以上の骨吸収のある歯が4歯、
70%以上の骨吸収のある歯が4歯、
95%以上の骨吸収のある歯が1歯
という状態です。
スライド06

次に、顎です。
残っている11歯のうち
30%以上の骨吸収のある歯が4歯、
50%以上の骨吸収のある歯が3歯、
95%以上の骨吸収のある歯が4歯
という状態です。
スライド07

どの歯をとっても良い状態とは言えません。
特に上顎は、歯科医院によっては全て抜歯と診断されることもあるかもしれません。
スライド08

なぜ このような状態になってしまったのでしょうか?
いつものように原因を考えることから始めましょう!
スライド09

     原因1
歯周病 です。
歯周病になったから 骨吸収があり、歯肉が腫れ、膿みがでているのです。
歯周病は早期の段階できちんと治療すれば、十分治る病気です。
また、今回の患者様のように骨吸収が起こるには、かなりの期間がかかっています。
おそらく、10年から15年以上は経っているでしょう。
づっと歯周病を放置していたのですから 当然このような結果になってしまったのです。
現在、
出血があったり、
歯肉が腫れたり、
歯がグラグラ
するような方は、早急に歯科医院を受診し、歯周病検査 を受けて下さい。
歯周病の検査は非常に簡単な検査です。
基本的にどこの歯科医院でも行えます。
今まで歯石を取ったことがある方は、必ず歯周病検査 を行っているはずです。
スライド10

     原因2
次に 奥歯が欠損したままで放置してしまったことです。
奥歯が欠損しているために、残っている前歯に負担が加わってしまったのです。
残っている前歯自体が骨吸収のため、噛む力に耐えきれない状態ですから さらに負担が強く加わってしまったのです。
現在、歯を欠損したままでいる人は、本当に要注意です。
大きな問題にならないうちに対応されることが重要です。
スライド11

結論として、
上顎左側の奥歯の1歯と
下顎前歯部の3歯、
下顎左側の奥歯の1歯
は抜歯と判断しました。
スライド12

ここで患者様のご希望を列挙します。
1.きちんと噛めるようになりたい!
  奥歯が欠損しているわけですから 食事は十分にできないはずです。
  食事が十分にできないことは、当然のことなら健康上よくありません。
  将来的なことを考えても なんとか 噛めるようになりたいものです。

2.時間はかかっても良いので 歯周病治療を含めて 徹底して治療を行いたい!
  この患者様の場合、歯周病治療 なくしては、将来はありません。
  このままでいると 今後は全ての歯がなくなるでしょう。
  ここまで骨吸収が進行しているため、今回が最後のチャンスといっても良いでしょう。
  なんとしてでも歯周病治療 を行うことが必要です。

3.欠損部は義歯でない治療を希望!
  義歯(入れ歯)は、違和感が強く、とても使用できないため、
  インプラント治療をご希望されていました。
  単に歯周病治療 のみを行っても奥歯をきちんとしないと
  結果的に噛む力に耐えきれずにダメになっていくことが考えられます。

4.治療費を最小限に抑えたい!
  これは、当然のとです。
  歯周病治療 等 保険が適応できる治療は当然のことながら保険診療で行います。
スライド13

以下のような治療計画を立てることになりました。
スライド14

ただし、患者様の治療費を最小限に抑えたい というご希望を考えてインプラント治療も最小限の範囲で行う計画を立てました。
スライド15

まず、抜歯から始めなければいけません。
この理由として、歯周病治療 を行っても感染原因を取除けない歯を放置しておくと、取残しとなった歯周病細菌は必ず他の歯に感染します。
つまり 他の歯もダメになってしまいますのでどうしても 始めに抜歯が必要なのです。
次に問題なのが、上顎の前歯部の欠損部と下顎の前歯部の欠損部です。
ここをどうするか? です。
スライド16

上顎前歯部と下顎前歯部は、ブリッジで対応することにしました。
このことには理由があります。
まず、早期にブリッジの仮歯を作製することにより欠損部をすぐに回復できることです。
下顎の前歯部に関しては、抜歯と同時にブリッジの仮歯を作製すれば、
歯がない期間は、1日もありません。
上顎前歯部については、すぐにでもブリッジの仮歯を作製可能です。
また、上顎の前歯部はグラグラの状態です。
このグラグラをどうにかしないと いけません。
そのため、グラグラしている歯と 比較的問題ない歯を連結させ 固定します。
この治療はもちろん保険が適応されます。
スライド17

次に奥歯の欠損部のインプラント治療です。
以下のようにインプラントを埋入します。
スライド18

最小限の範囲とするために
上下後の一番奥の欠損部にはインプラントを行わない計画にしました。
これは、患者様の
「治療費を最小限の範囲で抑えたい」
という範囲を考えてのことです。
スライド19

最終的な治療計画は、以下になりました。
スライド20

このような治療計画の元、治療開始です。
始めに抜歯と同時にブリッジの仮歯を作製します。
次に徹底した歯周病治療 を行います。
これにより口腔内の感染が減少した段階でインプラント治療になります。
以下は、インプラント埋入直後です。
スライド21

以下は治療終了後です。
スライド22

今回の治療により以下のことが達成できました。
1.歯周病が治った!
  歯肉の腫れも治り、出血もなくなりました。
  当然残っている歯の将来性が高まったのです。
スライド23

2.ブリッジにより、グラグラの歯が治まった!
スライド24

3.インプラント治療により奥歯で噛めるようになった!
  前歯の負担が少なくなり、将来性が高くなった!
スライド25


今回使用したインプラントは全てストローマンインプラント(ITIインプラント) です。

治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

また、インプラントの被せ物は全て金属製です。
これには2つの理由があります。
一つは治療費の削減です。
セラミックより金属製の被せ物の方が費用が抑えられます。
また、セラミックは将来的には破損する可能性が考えられる材質です。
論文からはインプラント治療後、セラミックが 10年で約10%程度が破損する というデータがあります。
保証期間以降に破損した場合には、再治療費がかかってしまいます。
これはどこの歯科医院でも同じことです。
将来的な治療費の負担を最小限にするためには、奥歯は金属製にした方がよりリスクが低いことになります。

治療費
インプラント   1本  168.000円(消費税込)×5本
被せ物( 金属製) 1歯   58.800円(消費税込)×5歯分
合計 1.134.000円(消費税込)
になります。


次回のブログは2/28(月曜日)になります。
次回もまだまだ続く『インプラント症例』です。
さまざまケースを紹介しますので、きっと あなたと同じような症例があるはずです。


当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。

 インプラントモニター募集(20%割引
現在、新規にインプラント症例集のページを作成しています。
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今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
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そのため、暫くの間 試験的に無料とさせていただくことにしました。
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HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。

最新インプラント症例:92回目

2/14(月曜日)です。
このインプラント症例ブログは毎週 月曜日木曜日にアップしていますが、暫くの間は 月曜日だけになります。(ちょっと忙しいので…すみません)

先週は休みが多く、ご迷惑をおかけした方もいらっしゃったかと思います。
すみませんでした。

本日は、『92回目のインプラント症例』になります。

今までのブログでも多くの症例を紹介してきました。
さまざまな症例があります。
きっとこのブログを見ているあなたと同じようなケースもあるはずです。
是非過去のブログもご覧になって下さい。


本日ご紹介する症例は、治療することが多く、
本当に大変なケースでした。
なにが大変であったかと言いますと
単に欠損部位が多いというだけでなく、
現在残っている歯の状態が悪かったのです。
初診時歯は16本残っていましたが、(全て残っている方は28歯です)
全て神経がない歯であり、
大きく虫歯 になっていたり、
歯根破折 していたり
噛み合わせが大きくズレていたり、
欠損部も骨吸収が非常に大きかったり、
全体的に問題が多くある患者様でした。

それでは早速みてみましょう!
かなり長い話しになりますが…
以下は初診時です。
スライド01

先にも説明しましたように さまざまな問題ありました。
スライド02

患者様の主訴としては、
上顎右側の歯に穴があいており、物が詰まり、腫れている状態でした。
下顎の左側の奥歯も歯肉が腫れており、歯自体がグラグラな状態でした。
スライド03


どのような治療でも同様なことを考えるのですが、
歯が悪くなった(ダメなった)ことには原因があります。
この原因を考えることが治療計画の第一歩なのです。
例えば、歯周病 で歯がグラグラしていれば、
単にグラグラの歯を抜歯するだけでなく、
残っている歯の歯周病の検査 を行い、
歯周病の治療 が必要になります。
今回の患者様はどのようなことが原因だったのでしょうか?
問題点を列挙します。
まず、第一に歯が多く欠損していることです。
左右の奥歯が欠損しているために 残っている歯に負担が加わり
問題が大きくなっているのです。
スライド04


次に全ての歯が神経がないことです。
今回の治療計画で最も問題が大きいところです。
神経がない歯の問題点については、
このブログでも良く解説することです。
何回かこのブログを見られている方にとっては、
神経のない歯は本当に問題が大きいことが分かるかと思います。
スライド05


神経のない歯についてはこのブログでもよく紹介してきました。
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枯れた木は折れる可能性があります。
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神経のない歯は血液供給がなくなるためもろくなってしまうのです。
過去の神経がない歯の歯根破折症例は、以下をご覧になって下さい。

歯根破折 症例

歯根破折 症例:1
歯根破折 症例:2  
歯根破折 症例:3
歯根破折 症例:4
歯根破折 症例:5
歯根破折 症例:6
歯根破折 症例:7
歯根破折 症例:8
歯根破折 症例:9
歯根破折 症例:10
歯根破折 症例:11
歯根破折 症例:12

また、単に神経がない歯が多いということだけではありません。
ほとんどの歯が虫歯になっているのです。
神経がないということは、虫歯になっても
熱い、冷たい
という症状がありませんので、知らないうちに 虫歯が進行していることが多いのです。
そして、被せ物が取れた時に始めて 虫歯が進行していることが分かるのです。
今回の患者様は、多くの歯が虫歯になっていましたが、
ほとんどの被せ物は連結(つながっている)ために、
被せ物自体が取れてこなかったのです。
患者様ご本人は そんなに虫歯が進行しているとは 思ってもいなかったのです。

次の問題点は、噛み合わせです。
長年にわたり、何度も治療を繰り返してきた結果、
噛み合わせが大きくズレていたのです。
以下の黄色線は、正しい(本来の)噛み合わせです。
スライド06

以下の緑線は、現在の噛み合わせです。
現在の噛み合わせは湾曲しており、問題が大きくあります。
また、基本的に長い年月の間には、噛み合わせは低下してきます。
この患者様も噛み合わせが大きく低下(低くなっている)していたのです。
高さを含め 正しい噛み合わせに修正することも今回の治療の大きな目的です。
スライド07


先にも説明しましたように現在の状況に戻りますが、
上顎の右側は、虫歯 歯根破折
下顎左側は歯根破折 を起こしていました。
この2歯は抜歯になります。
スライド08

それぞれの部位を拡大して見てみましょう!
まず、上顎右側です。
スライド09

黄色丸の部分を拡大したのが以下のレントゲンになります。
右側(レントゲン写真なので反転してあります。図で右と書いてある方です)は、歯根破折 しています。
しかし、他にも問題がありました。
右側から2番目と3番目は、虫歯が大きく進行している状態でした。
左側は根の先に膿みが溜まっている状態です。
スライド10

この患者様は本当にさまざまな問題を大きく抱えていたのです。
次に下顎左側です。
スライド11

この黄色丸部分を拡大してみましょう!
レントゲン上で黒っぽくなっている部分は、
歯根破折 により感染したことによって、
歯の周囲の骨が吸収(溶けてしまった)したのです。
スライド12

本当は、これほど骨吸収を起こす前に抜歯が必要なのです。
骨吸収を起こすと 抜歯した後の治療が大変になるのです。

今回 歯がダメ(抜歯)になった理由をまとめます。

1.神経がない歯があまりにも多いこと!
  これは、将来的に大きな問題を残します。

2.噛み合わせが低かったり、曲がっている!
  こうしたことは、さまざまな問題を引き起こします。
  ただし、現実問題として 噛み合わせを改善させることは
  難しいことがあります。
  基本的に噛み合わせは、口腔内全体の問題であるため、
  全ての被せ物を撤去したりすることが必要な場合があります。
  また、歯を削っていないような天然歯の場合には、
  矯正治療によって歯の移動を行うことが必要になる場合もあります。

3.左右の奥歯が欠損している!
  現在は、義歯(入れ歯)を使用していますが、
  このままでいると残っている歯に負担が加わり、
  さらに多くの歯を失うでしょう。
  現在義歯を使用している方で、
  残っている歯が神経がない歯がある場合には、
  注意が必要です。

ダメになったのは、当然の結果だったのです。
スライド15

神経がないことは、今後悔しても しかたがないことです。
もう一度神経が蘇るわけではありません。
それよりも 今後被害を拡大させないことです。
スライド16

治療計画は、患者様のご希望も含めて以下のようになりました。

1.×印の歯は抜歯!

2.欠損部は、インプラント治療を行う!

3.噛み合わせの治療と虫歯の治療のため、全ての被せ物を撤去し、
  新しく作成する。
スライド17

こうなるとかなり大掛かりな治療になります。
どこまで治療を行うかは、患者様のご希望をふまえ決定されますが、
もし、今回欠損部の治療のみを行った場合には、
近い将来にはさらに多くの歯を失うでしょう。

ここでようやくインプラント治療の話しになります。
インプラント治療を行うにあたり さらに大きな問題がありました。
まず、上顎右側です。
いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
下顎の 骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
スライド18

さらに わかりやすくするために、
骨吸収部位を赤色で表示します。
さらに骨吸収が大きいのが分かるかと思います。
スライド19

骨吸収以上に問題があったのが、上顎洞という存在です。
スライド20

上顎洞という空洞は、骨ではなく、穴が開いているのです。
いつもこのブログをご覧になっている方はもうすでにご存知のことと思います。
上顎洞の詳細は、以下を参考にして下さい。
        上顎洞
上顎洞という空洞をさらに分かりやすくするために緑色で塗りつぶしてみましょう!
スライド21

赤線緑色の間が骨の存在する部位です。
ほとんど骨が残っていません。
スライド22

この状態ではインプラントを埋め込むことはできません。
インプラント本体が上顎洞の中に突き抜けてしまいます。
スライド23

もし、上顎右側の奥歯にインプラントを埋入するためには、
この上顎洞の中に骨移植を行うことが必要です。
この治療法をサイナスリフト法(上顎洞底挙上術) と言います。
この治療はかなり大変です。
とくに今回の患者様の場合、移植する骨の量が非常に多く必要になりますので、負担もかなり大きい治療になります。
サイナスリフト法(上顎洞底挙上術) が必要になること や 治療の大変さ等の説明を患者様に致しました。
その結果、大変な治療は避けたいとのご希望もあり、以下のような治療計画になりました。
スライド25

骨吸収の大きい部位には、無理をしてインプラントを埋入することは止めました。
そのため、欠損部の手前に2本のインプラントをソケットリフト法 スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法) GBR法(骨増大法) を併用してインプラントを埋入する計画を立てました。
そして、その奥には、歯(セラミック)を1歯分延長させる形で被せ物を行いました。
つまり、2本のインプラントで3歯分を支えるのです。
こうした治療法をカンチレバー と言います。

次に下顎左側です。
ここも問題点が多かったのです。
本当に大変な症例でした。
先程と同じように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
下顎の 骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
スライド26

これも骨吸収部位を赤色で表示します。
スライド27

骨吸収が本当に大きいのが分かると思います。
この骨吸収が大きい部位は、抜歯後にインプラントを埋入しない計画にしました。
スライド28

つまり、下顎左側の5歯欠損については、
3本のインプラントを埋入し、5歯分の被せ物を作製する方法です。
スライド29

これもカンチレバー という方法ですね。
通常は、このような治療計画を立てます。
なぜかというと骨吸収が大きい部位にインプラント治療を行う場合、
やはり大変だからです。
また、骨吸収が大きい部位に無理にインプラントを行うと
治療後にもリスクを抱えることが多いのです。
そのため、私はいつも無理しないで、骨がある部位にインプラントを埋入するような治療計画を立てることが多いのです。
しかし、今回は違いました。
抜歯後に歯肉の退縮がかなり起こり、
もし、このままこの部分をカンチレバー にした場合、
審美的に問題が起こったり、
清掃が難しくなることが考えられたのです。
スライド30

そこで骨吸収の大きい部位にGBR法(骨増大法) を行うことにしました。
スライド31

最終的な下顎左側のインプラント治療計画は以下になりました。
スライド32


治療計画だけでも大変な状態の症例です。
最終的には、以下のようなプランになりました。
噛み合わせの改善と虫歯治療のため、全ての被せ物は撤去しました。
スライド33

話しが長くなってしまったので、ブログの文字数制限になってしまいましたので、次のレントゲンは治療終了後になります。
スライド34

これから重要なことは、神経がない歯をどれだけ管理できるかです。

治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

上顎右側
インプラント   1本  168.000円(消費税込)×2本
被せ物(白い歯) 1歯   84.000円(消費税込)×3歯分
合計 588.000円(消費税込)
になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、1歯 58.800円(消費税込)になります。

下顎左側
インプラント   1本  168.000円(消費税込)×3本
被せ物(白い歯) 1歯   84.000円(消費税込)×5歯分
合計 924.000円(消費税込)
になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、1歯 58.800円(消費税込)になります。


次回のブログは2/21(月曜日)になります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。

 

最新インプラント症例:91回目

2/7(月曜日)です。

このインプラント症例ブログは毎週 月曜日木曜日にアップしていますが、暫くの間は 月曜日だけになります。(ちょっと忙しいので…すみません)


始めに今週の休診日のお知らせです。
今週は、祝日や学会等があり 以下が休診になります。

2/ 7(月)定休日のため
2/10(木)定休日のため
2/11(金)祝日のため 学会
2/13(日)学会のため
2/14(月)定休日のため

それでは、『91回目のインプラント症例』を開始します。

今までの症例も見て下さいね!
歯が1歯だけ欠損している症例
全ての歯がない症例
噛み合わせに問題があった症例
重度歯周病の方に行った症例
骨吸収が非常に大きく 骨増大法を行った症例
骨吸収が大きい部位には無理にインプラントを埋入せずに工夫した症例
治療費を抑えるためにさまざまな方法を行った症例

さまざまな症例があります。
きっとこのブログを見ているあなたと同じようなケースもあるはずです。
是非過去のブログもご覧になって下さい。


本日ご紹介するケースは、歯根破折 により抜歯した症例です。

歯根破折 は本当に多いです。
歯根破折 は神経がない歯で起こります。
神経のない歯の将来性は非常に低いのが現状です。
神経をできるかぎり 取らないこと
これが 歯を長く維持するための大きなポイントです。

神経のない歯についてはこのブログでもよく紹介してきました。
始めてこのブログを読まれる方のために
簡単に神経のない歯について解説します。

神経のない歯は もろく 通常の咬む力でも割れてしまうことがあります。
こうした状態を患者さんに説明する時に"木"に例えてお話しすることがあります。
生き生きとした木はたたいたり、蹴ったりしても折れたりすることはありませんが、
枯れた木は折れる可能性があります。
神経を取った歯も枯れた木と同じような状態になります。
神経のない歯は血液供給がなくなるためもろくなってしまうのです。
過去の神経がない歯の歯根破折症例は、以下をご覧になって下さい。

歯根破折 症例

歯根破折 症例:1
歯根破折 症例:2  
歯根破折 症例:3
歯根破折 症例:4
歯根破折 症例:5
歯根破折 症例:6
歯根破折 症例:7
歯根破折 症例:8
歯根破折 症例:9
歯根破折 症例:10
歯根破折 症例:11
歯根破折 症例:12

前置きが長くなりましたが、本日の症例を早速見ましょう!
以下が初診時です。
スライド01

上顎右側の犬歯部が腫れているとのことで来院されました。
スライド02

診査の結果、歯根破折 していることが分かりました。
同歯は抜歯になります。
スライド04

どのような治療もそうですが、
歯がダメになった場合には、
「なぜその歯がダメになったのか?」
を考えることが重要です。
今回の場合は、なぜ歯根破折 したのでしょうか?
歯根破折 原因を考えていきましょう!

まず、先程も説明しましたように神経がないことです。
スライド06

この患者様は、神経がない歯が非常に多いのです。
以下の黄色丸印は、神経がない歯です。
スライド07

神経がない歯が多いということは、今後も心配なところです。

次にブリッジになっていることです。
スライド08

ブリッジは、欠損部を治療するために、欠損の両側の歯を削除し
欠損部を補填するように連結した被せ物を行う治療です。
そのため、ブリッジの土台となる歯には、どうしても負担が加わりやすい治療です。
スライド09

つまり 今回の症例は、
1.ブリッジとなったために、土台となる歯には2倍の噛む力の負担が加わっている!
2.神経がない歯のため、脆い!
という問題点があったのです。
スライド10


次に多くの歯が欠損していることです。
スライド11

奥歯が欠損しているために、奥歯では噛む力の負担を支えることができません。
そのため、どうしても残っている歯(前歯)に負担が加わりやすいのです。
スライド12


歯根破折 の原因をまとめると以下になります。
1.神経がない!
2.ブリッジになっている!
3.奥歯が欠損している!
スライド13

今回歯根破折 したのは、当然の結果だったのです。
スライド14

こうした症例は、非常に多いです。
特に上顎前歯部に差し歯(セラミック等の被せ物)をしている方で非常に多いです。
問題なのは、折れてしまった歯が何とかならないものだろうかと考え、
抜歯をためらい、時間が経過してしまうことです。
破折したままの状態でいると 破折した部分から感染が起こり、周囲骨の吸収が起こります。
骨の吸収が大きく起こるとその後にインプラントを埋入する場合に非常に不利な状態になります。
もし、歯根破折と診断された場合には早期に対処(抜歯となることが多い)する必要性があります。
骨吸収を起こした状態はなかなか想像できないと思いますので、
以下の模型で解説します。
以下の写真は、歯肉を除去した状態の模型です。
正常な状態では、歯の根というのは、骨の中に埋まっています。
そして 骨の上に歯肉があるのです。
歯肉を撤去すると以下のように見えるのです。
一番左側の歯と 左から3番目の歯は、正常な状態です。
それに対し、左から2番目と一番右側は、骨吸収を起こしている状態です。
スライド1

これが、骨吸収なのです。
先程の模型のように骨吸収を起こした状態で抜歯すると
その後のインプラント治療が難しくなるのです。
以下の模型は
骨吸収がまったくない状態でインプラントを埋入した場合と
骨吸収がある状態でインプラントを埋入した場合です。
もちろん右側の方が骨吸収がある状態です。
スライド1

こうした模型を見ると骨吸収が分かりやすいかと思います。

今回の症例でも 非常に大きな骨吸収が起こっていました。
一般的に歯肉が腫れるような状態の場合には、
骨吸収が起こっていると考えられます。
骨吸収が大きい場合、骨を増大(再生)する治療法が行われます。
GBR法(骨増大法) と言います。
このブログでも頻繁にでてくる治療法です。
しかし、このGBR法(骨増大法) は魔法の治療ではありません。
GBR法(骨再生治療)には限界 があるのです。
また、骨吸収が大きければ 大きいほど 治療も難しくなります。
そのため、今回のインプラント治療計画では、
骨吸収の大きい部位にはインプラントを埋入しない方法を行うことにしました。
カンチレバー という治療方法です。
スライド17

奥の2歯欠損部に2本のインプラントを埋入し、
手前の抜歯した部位にはインプラントを埋入せず、
被せ物を3歯分作製する方法です。

この部位のインプラント計画はこれでOKです。
しかし、他の欠損部はどうでしょうか?
理想的には、全ての欠損をインプラント治療を行った方が良いでしょう。
もちろん、欠損全てにインプラントを埋入すれば、しっかりと噛むことが可能になります。
スライド18

しかし、治療費が高額になってしまいます。
そのため、今回の治療計画では、抜歯した上顎右側の3歯欠損のみ インプラント治療を行い、
他の部位は義歯(入れ歯)で対応することにしました。
スライド19

以下が治療終了後です。
スライド20

使用したインプラントは、アンキロス インプラント です。

治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本:168.000円(消費税込) ×2本
被せ物(白い歯) 1歯: 84.000円(消費税込) ×3歯
合計 588.000円(消費税込)
になります。

今日も時間がなく、先週のインプラント手術報告ができませんでした。
また、時間がある時に紹介します。


当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。

次回のブログは2/14(月曜日)になります。
次回もまだまだ続く『インプラント症例』です。
さまざまケースを紹介しますので、きっと あなたと同じような症例があるはずです。



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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。
Profile
     院長履歴

1993年 神奈川歯科大学卒業
1993年 同大学歯周病学講座
      入局
1999年 日本歯周病学会
      専門医取得
1999年 東京都にて杉山歯科
      医院開業
2003年 I.T.Iメンバー認定
2005年 国際口腔
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