最新インプラント症例:日本歯周病学会歯周病専門医、国際インプラント学会認定医

インプラントなら横浜の大船駅北口歯科  神奈川県横浜市(JR大船駅北口から徒歩3分)にあります 国際インプラント学会認定医、日本歯周病学会専門医です。 インプラントのマニアックな情報を掲載しています。

2016年11月

ジルコアオールセラミックとインプラント治療

2016年11月24日(木曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科 インプラント症例専門サイト」です。

前回のブログでは、ジルコニアを使用したインプラント治療について解説しました。

ジルコニアオールセラミックは、現在の歯科医療の中では
かかせない素材となっています。

本日ご紹介する症例は、以前にもアップしたことがあるのですが、
ジルコニアがよく分かりやすいので
再度みていただきます。


上顎前歯部の1歯欠損に対して、
1本のインプラントを埋入し、ジルコアを使用した治療です。

上顎の前歯部 等の治療は、単に歯があれば良いということではありません。

審美的なことが重要になります。

本日の症例は、オールセラミッククラウン(ジルコニア)です。

詳しい内容は、実際の症例を見ながら解説します。

以下の写真は、治療前(初診)です。
前歯が欠損しています。
79-1 2


患者様は、欠損部の両側の歯を削るブリッジはどしても避けたいとの思いがあり、
インプラント治療をご希望されていました。

また、審美的に治療を行いたいとのご希望があり、
インプラント埋入後は、オールセラミックによる治療をご希望されました。

以下の写真は、インプラントを埋入した後の状態です。
79-1 3


金属色に見えるのは、インプラントの 『蓋』になります。

この『金属の蓋』は、普段見えるものではありません。

インプラント手術直後から『仮歯』が装着されますのでご心配はありません。

これは、インプラント手術後の状態が見えやすいように仮歯を取って写真撮影したものです。

仮歯にはいくつかの方法があり、
今回の症例では、欠損部の両側の歯に仮歯を接着剤で固定する方法を行いました。

機能的にも審美的にも大きな問題を起すことはありません。

インプラント埋入後、骨と結合するまで約3〜4ヶ月待ちます。

その後、先程の金属を蓋を取り、インプラントの土台を装着します。

インプラントの土台のことを『アバットメント』と言います。
アバットメント等のインプラントの構造については、以下を参考にして下さい。
   インプラントの構造(パーツ)

以前のインプラント治療では、
インプラントの土台は、金属製(チタン合金)がほとんどでした。

しかし、現在では前歯では、金属製の土台(チタンアバットメント)を使用する機会は
ほとんどなくなってきています。

その理由は審美的な問題です。

以下の写真は、以前使用することが多かった金属の土台(アバットメント)を装着した状態です。
79-2 3


もちろんこの金属のアバットメントが見えることはありません。

アバットメント(土台)の上にセラミック等の被せ物が装着されるためです。

しかし、審美性を考えれば土台(アバットメント)自体も金属を使用しない素材が良いのです。

上記の写真は、見本用として
金属製のアバットメントを装着した状態です。

金属をしない土台を ジルコニア アバットメント と言います。

以下の写真がジルコニア アバットメントを装着した状態です。
79-2 2


このジルコニア アバットメントが使用できるようになってから
審美性は今までと比較して格段に向上しました。


次に 土台(アバットメント)の上に装着される被せ物です。

いわゆる セラミックの歯です。

セラミックの素材を簡単に説明すると 瀬戸物です。
しかし、セラミックの被せ物(差し歯)と言っても 内面は金属でできています。

以下の写真は、セラミックの被せ物の内面(内側)から見たところです。
79-3 2

ちょっとわかりにくかもしれませんが、
セラミックの作成方法は、始めに金属のフレームを作成し、その上にセラミックを焼き付けて作成されます。

皆さんが知っているセラミックというのは、
表面はセラミックで内部には金属が使用されています。

従来型のセラミックは、
メタルボンド(陶材焼付鋳造冠
)と言います。

そのため、セラミックと言っても内部(内面)は金属なのです。

もし、内面が金属フレームでできていないと強度が弱く 割れたりしてしまうからです。

しかし、審美的に治療を行うためには、内面にもまったく金属を使用しない素材が適しています。
この被せ物を オールセラミック と言います。

以下の写真は、オールセラミック ジルコニア クラウン です。
79-3 3


金属をまったく使用しないということは、審美的な面だけではなく、金属アレルギー に対しても有効です。
以下が治療後です。

79-4 2

79-4 3




治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1歯分 100.000円(消費税別)〜 になります。

インプラントの土台(アバットメント)は、1装置50.000円(消費税別)になります。

インプラントモニターの詳細は、以下をご覧下さい。


インプラントモニターは期間限定で行なっている制度です。
モニター終了後は通常料金となりますので、
ご希望される方は、お早めに受けられて下さい。

治療費は現時点での費用であり、今後変更になる可能性があります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用が含まれています。



 インプラントモニター募集(インプラント手術費用20%割引
インプラントモニターの詳細については、下記をクリックして下さい。
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今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

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I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。

インプラント治療とオールセラミック(ジルコニア)

2016年11月17日(木曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科 インプラント症例専門サイト」です。

現在 毎週月曜日に書いている歯周病ブログ では、
オールセラミックについてアップしています。

オールセラミックは現在の臨床ではかかせない素材となっています。

以前の歯科治療は、金属製を使用することが非常に多かったです。

特に日本の保険医療では、多くの治療がパラジウムを使用した金属治療です。

日本では現在も金属治療が主流ですが…

まあ世界中みても金属だらけの口腔内なんて日本人だけでしょう。


以下は米国での口腔内に使用される被せ物の種類の主な内訳です。
スライド1


ちょっと前のデータにはなりますが、
非常に興味深い内容です。

始めに被せ物まず被せ物の種類を解説します。

メタルセラミックとは、
日本でいうセラミックのことです。
セラミックは、表面(見た目)は白いセラミックが見えますが、
内部には金属が使用されています。

こうしたセラミックのことを
メタルボンド といったり
日本語では 陶材焼付鋳造冠
 と言います。

簡単に言えば、セラミック単体では強度不足で割れてしまうため、
一度金属のフレームを作製します。

その金属フレームの上に陶材(セラミック)を焼き付けて作製されます。

金属の上でセラミックを焼き付けるため、
陶材焼付鋳造冠 というのです。

この素材は、相当昔からある治療法であり、
日本でも近年まで一般的に使用されてきた治療方法です。

比較的安定した素材であり、
利点もありますが、欠点も多くあります。

セラミック(陶材焼付鋳造冠)の大きな欠点として
審美性です。

セラミックの内部は、金属のため、暗く見えます。
また歯肉との境目が黒く見えることがあり、
歯肉が退縮するとさらにこの黒さが目立つことが多いです。

また、金属を使用しているため、金属アレルギーの問題もあります。

またこのセラミック(陶材焼付鋳造冠)を作製するのは、
歯科技工士ですが、
セラミック(陶材焼付鋳造冠)を作製するには、非常に高度な技術力が必要であり、
歯科技工士に技術レベルに大きく差がでてしまいます。


現在では、まったく金属を使用しない
オールセラミックが主流です。

このオールセラミックが2番目の素材です。


つぎに全部鋳造冠です。
これはいわゆる金属製の被せ物です。
全てが金属です。

日本人の口腔内に最も多い素材です。

さて話を米国のデータに戻します。

2007年の時点では、
65.3%が セラミック(陶材焼付鋳造冠)
23.9%が オールセラミック(金属を一切使用しない)
   8%が 全部鋳造冠 
でした。


これが2013年になると
16.9%が セラミック(陶材焼付鋳造冠)
80.2%が オールセラミック(金属を一切使用しない)
 2.2%が 全部鋳造冠 
となりました。

歯科治療で使用される被せ物の80%以上が
金属を一切使用しないオールセラミックなのです。

これは米国の2013年のデータです。

現在では、このオールセラミックの比率がさらに高くなっています。

またオールセラミックには、
ガラスセラミック と ジルコニアセラミック というのがあります。

現在では米国ではジルコニアセラミックがほとんどとなっています。

ジルコアについては、今後このブログでも詳細に解説する予定ですが、
本日はインプラントのケースにジルコニアを使用したケースを見てみましょう!

以下は初診のレントゲンです。
スライド3

上顎右側の奥歯が欠損しています。

以下はその時の口腔内写真です。
スライド4


上顎犬歯部から奥歯まで5歯分の欠損があることになります。

患者様は義歯(入れ歯)での治療をご希望されなかったため、
インプラント治療を選択されました。

本日はジルコニアと言う話ですので、
手術の詳細は省きますが
簡単に言えば、非常に難しいケースでした。

骨の吸収が非常に大きく、
通常の状態のインプラントはできませんした。

そのため、
ソケットリフト法、
BGR法、
インプラントの傾斜埋入
等を行い、インプラント手術となりました。

以下が手術後のレントゲンです。
スライド5


次の写真は、インプラントの被せ物です。
上のつながっているのがジルコニアのブリッジです。

その下にある4つの小さなパーツは、
アバットメントというインプラント と ジルコニアをつなぐパーツです。
これもジルコニアでできています。
スライド6


写真では少し色が茶色っぽく見えますが、
口腔内に入るとそうではありません。

色は、患者さんの好みでどのような色にもできます。

白い歯を希望されれば ご希望の色にすることも可能です。

被せ物が入った状態が以下です。
スライド7


以下はインプラント治療後のレントゲン写真です。
スライド8



本日はこれで終わりますが、
次回からもインプラントとオールセラミック、ジルコニアについて解説します。



治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1歯分 100.000円(消費税別)〜 になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、 1歯分 90.000円(消費税別)になります。
インプラントの土台(アバットメント)は、1装置54.000円(消費税別)になります。

インプラントモニターの詳細は、以下をご覧下さい。


インプラントモニターは期間限定で行なっている制度です。
モニター終了後は通常料金となりますので、
ご希望される方は、お早めに受けられて下さい。

治療費は現時点での費用であり、今後変更になる可能性があります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用が含まれています。



 インプラントモニター募集(インプラント手術費用20%割引
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今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
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さまざまなインプラント治療の進め方:患者様に合わせた治療方法

2016年11月 3日(木曜日)です。

久しぶりの休みで、ようやくゆっくりとブログを書くことができます。

今日のブログは治療計画の話です。

例えば、
欠損が多くあったり、
上下顎左右側にに問題があり、抜歯後にインプラント治療を計画している場合に
どこから治療を開始した方が良いのか?
悩むことがあります。

治療をどんどんと進めていき、早く噛めるようになるには
インプラント治療を同時進行で行うことが有効です。

インプラント治療を上下顎左右側を同時に行えば、
治療期間は最短で完了します。

しかし、さまざまなことでインプラント治療を一度に進めることが難しいことがあります。

その理由は様々です。

例えば
左右の奥歯に抜歯が必要な状態があったとします。
治療を最短で進めたい場合には、
左右側の奥歯を同時に抜歯し、
インプラントの手術自体も
左右側を同時
もしくは
片側づつ行ったとしてもできるかぎり早急に行うことで
治療期間を最短にすることができます。

しかし、左右同時に抜歯することで噛む場所を一気に失うことにもなります。

インプラント治療は1日で終わることはありません。
下顎であれば通常 インプラントを埋入してから
約2〜3ヶ月という期間で
インプラントと骨がくっつきます。

この期間は通常噛むことが難しくなります。

ただし、欠損部の状態によっては、
固定式の仮歯を作製したり、
義歯を使用することももちろん可能です。

固定式の仮歯であれば、
治療期間中も噛むことにさほど問題を感じることはありません。

しかし、義歯の場合、個人差はありますが、
義歯の使用が非常に難しい方がいらっしゃいます。

義歯自体に違和感があったりする場合には
治療期間中に噛めないということが現実問題としてあります。

このような場合、
左右同時に治療を進めることが難しいため、
まず片側(上下顎別々)で治療を進めることになります。

また治療費の問題で一度にインプラント治療を行えない場合もあります。

本当は欠損部を全てインプラント治療を行いたいが、
治療費の問題でまずは、片側のみとか
というケースも現実的には多いです。

左右奥歯が欠損している場合には
まず片側のみをインプラント治療を行って、
インプラントを行った部位でしっかり噛めるようにします。

そして、もう片側は、また時期をみて行うかどうかを判断します。

インプラント治療の進め方には、
さまざまなことが考えられますので、
患者様のご希望をふまえて治療計画を立てることが大切です。

前置きが長くなりましたので、臨床ケースを始めたいと思います。


始めの方は、上顎がブリッジで残っていますが、
そのブリッジがグラグラでまったく噛めない方です。
上顎は全てつながっていますが、指で触れると取れそうなくらいグラグラです。
抜歯以外方法はないと言えます。

また下顎右側(みなさんから見て左手側です)奥歯も
グラグラです。

以下が初診時のレントゲンです。
スライド01


歯自体はグラグラなので、
まず抜歯し、義歯を作製することになりました。

次のステップとして、インプラント治療の計画を立てます。

義歯の使用が困難であったり、
患者様が嫌であった場合には、インプラント治療となります。

ただし、インプラント治療には費用が高額になるため、
一度に行うことが難しいことがあります。

今回の患者様の場合、
まず下顎の右側(みなさん側からみて左手側)からインプラント治療を開始することになりました。

以下が下顎右側の奥歯に2本のインプラント手術が終わった直後です。
下顎右側奥歯(みなさん側からみて左手側)に2本のインプラントで3歯分の被せ物をする
インプラントブリッジとなります。
スライド02


まず下顎の片側にインプラントによって噛めることで
食事もできるようになります。
インプラントを行った反対側(右手側)の奥歯もグラグラしており、
噛みにくいということからも 下顎を先にインプラント治療を進めた一つの理由でもあります。

現在上顎のインプラント治療を進めているところです。


さて次のケースです。
上顎の左側(みなさんからみて右手側)の奥歯が欠損しています。
下顎の右側(みなさんからみて左手側)の奥歯も欠損しています。
ということは、左右両方で噛めないということになります。
スライド05


同時進行の治療が最も早く噛めることになりますが、
先ほどと同じように
患者様のご希望であったり、
ご都合もあり
上下顎別々に治療を進めることもあります。

まずは下顎右側(みなさんからみて左手側)のインプラント手術から始めました。
スライド06


下顎の右側(みなさんからみて左手側)が噛めるようになり、
上顎左側(みなさんからみて右手側)にインプラントを埋め込む手術を開始しました。
このケースでは、骨の高さが非常に少ないので
ソケットリフト法という治療を行い、インプラントを埋入しました。

以下が上顎側(みなさんからみて右手側)にインプラント手術を行った直後です。
スライド07


以下は、上顎左側(みなさんからみて右手側)の奥歯にインプラントの被せ物を装着した状態です。
スライド08




さて次の症例を見てみましょう!
下顎左側(みなさんからみて右手側)に2歯の欠損があります。
欠損部で噛めないとのことでしたので、
患者様のご希望によりインプラント治療を行うことになりました。
スライド09


ここで問題があるのは、この欠損部だけではありません。
実は上顎右側の奥歯も問題が非常に大きくあったのです。
上顎右側は、みなさんからみて左手側ということです。

上顎右側の奥歯はすでに2歯が欠損しており、
ブリッジで対応してありました。
ブリッジはどうしても欠損部に加わる力の負担を支えるため
土台となる歯に過大な力が加わりやすい治療法です。

ブリッジは義歯のように取り外し式ではありませんので
違和感は義歯よりはるかに少ないですが、
欠点も多い治療です。

今回のケースでは、下顎左側(みなさんからみて右手側)の奥歯が欠損したことで
右側でしかか噛めないようになったことも
上顎右側奥歯(みなさんからみて左手側)のブリッジに問題が起こった一つの原因にもなります。

上顎右側(みなさんからみて左手側)ブリッジの手前の歯は
根が折れている状態でした。
この歯は抜歯です。

しかし、上顎右側も抜歯してしまうと噛むところがなくなってしまいますので
まずは下顎左側(みなさんからみて右手側)にインプラント治療を先に行うことになりました。
以下が治療後です。
スライド10


下顎左側(みなさんからみて右手側)がしっかりと噛めるようになってから
上顎右側の奥歯(みなさんからみて左手側)にインプラント治療を開始することになりました。

以下が上顎右側の奥歯(みなさんからみて左手側)の手術直後のレントゲンです。
スライド11

このケースも先日手術が終わったばかりです。


さて次のケースを見てみましょう!
上顎左側(みなさんからみて右手側)の奥歯が欠損しています。
スライド13


本日はインプラントの手術方法の話ではないので
細かい手術方法については、説明致しませんが、
骨吸収が著しく、インプラントが埋め込めない状態の部位があります。

そのため、骨吸収の大きい部位は避けて、親知らず部位に
インプラントを斜めに埋め込む インプラント傾斜埋入という方法で対応しました。

以下が上顎左側(みなさんからみて右手側)にインプラント手術が終わり、
被せ物を装着した後のレントゲンです。
スライド14


これにより左側(みなさんからみて右手側)で噛めるようになりました。

実は、下顎右側奥歯(みなさんからみて左手側)にも大きな問題があったのです。
下顎右側奥歯(みなさんからみて左手側)は、歯根破折のため、抜歯が必要な状態でありました。

しかし、この歯根破折をしており、抜歯が必要ではありますが、
痛みはありません。

そのため、噛む場所をしっかりと確保することを目的として
先に上顎左側(みなさんからみて右手側)のインプラント治療を先行させました。

しっかりと噛める部位を確保してから治療を開始することは大切なことです。
現在の状態が以下です。
スライド12




本日紹介したケースは、
治療期間中を少しでも噛めるようにするために、
無理した治療計画ではなく、
治療を進めたり、
治療費の問題から まずは現状でできる部位から行うことで
噛むことを優先させたケースを紹介しました。

治療の進め方にはさまざまな方法があるのです。




治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1歯分 100.000円(消費税別)〜 になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、 1歯分 90.000円(消費税別)になります。
インプラントの土台(アバットメント)は、1装置54.000円(消費税別)になります。

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Profile

インプラント歯周病...

     院長履歴

1993年 神奈川歯科大学卒業
1993年 同大学歯周病学講座
      入局
1999年 日本歯周病学会
      専門医取得
1999年 東京都にて杉山歯科
      医院開業
2003年 I.T.Iメンバー認定
2005年 国際口腔
      インプラント
      学会認定医取得
2006年 大船駅北口歯科
      インプラント
      センター開業

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休診日 :月曜日、木曜日、祝日
電話  :045-891-3334
メール :info@
     sugiyama-d.sakura.ne.jp
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