インプラント治療における滅菌:2

昨日は衛生管理がきちんとしている歯科医院が良いという話しをしました。
今日はインプラント治療を行うのにどこまで注意した方が良いのかというお話をしたいと思います。
まずインプラントを行う場所です。
もちろん専用の手術室を備えていることが良いですが、増えてはいるものの全ての歯科医院に手術室があるわけではありません。
手術室がない歯科医院の方が圧倒的に多いかと思います。
インプラントは外科処置ですので手術室で行う必要性がありますが、手術室がない歯科医院でもインプラントは可能であると考えています。
インプラントの中でも簡単な治療で20〜30分程度で終了するような手術であれば通常の歯科診療台でも問題ないかと思います。
しかしそれには条件があります。まずインプラントを行う前に徹底して診療台を滅菌薬等できれいにすること、またインプラントを行っている隣で歯を削っているような環境ではないこと、病院内が比較的ほこりのたたない空気のきれいな時間帯(朝一番とか)に行うこと等が一つの条件かと思います。
今まで通常に歯を削っていた場所で、滅菌管理もせず、隣では普通に診療しているような環境では良い治療はできません。
インプラント治療を受けられる際には専用手術室ではなくてもどのような環境で行う(治療の時間帯も…)のか聞いてみるとよいでしょう。
インプラント手術に際してどれだけ先生が注意をしているかということは大切ばことです。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター