cb834320.JPG今日は土曜日です。
1週間のうち最も忙しい日です。
手術は6件あります。
今日のドクターは4人いますが、ほとんどの手術は私(院長)が担当しますので、本日の手術6件中5件は私が行います。

大変は大変ですけれど歯科治療にはもっと大変な治療がいっぱいあります。

私が考える歯科治療で最も大変なとこは『根管治療』です。
『根管治療』?
歯の神経を取り除く治療のことです。
なぜ大変かと言いますと歯の神経は非常に細く、さらに何本もの神経があり、曲がっています。
また奥歯は見にくいので指先の感覚に頼って治療します。
経験もいる治療です。
本当に大変なのですよ。
でも非常に重要な治療です。
時間もかかります。
患者様は長い時間口を開けていなければならないため大変です。
術者も奥歯の見えにくい場所では手も入りにくいため指がつりそうになります。
しかし、この『根管治療を』重要視しない歯科医師がいることも事実です。
手を抜いているのか?
簡単に言えばそうです。
患者様の中には歯の神経を取り除く治療の後、膿みができたことがある方もいらしゃるかもしれません。
この原因として考えられるのは神経を取り除く治療の際に感染したり、神経が完全に取り除けなかったりした場合に起ることです。
他にも理由はありますし、徹底した治療を行っても膿みが溜まる可能性も考えられます。
しかし、多くの場合『根管治療』の不完全さが原因となっていることが多いと思われます。
なぜこのようなことが起きるのでしょう?
治療にかける時間がその一つです。
『根管治療』には非常に多くの時間がかかります。
例えば奥歯の神経の取り除く治療を行ったとすると状態にもよりますが、麻酔時間もいれると最低でも1時間はかかるでしょう。
もちろんこれは徹底して行った場合の時間です。
歯科医師自身の技量にもよります。
神経を取る歯の状態(複雑で難しい歯もあります)にもよります。
また治療の前後の説明を考えるとさらに時間がかかるこことになります。

明日はこの続きです。
日本の歯科医院における『根管治療』の裏事情です。
触れてはいけない話なのかもしれませんが…

話しましょう。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター


神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、GBR法、サイナスリフト、審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは治療費(費用)の説明やインプラント症例、無料相談コーナーもあります。