9/15(月曜日)です。


今日も前回の続きで、『患者様から受ける質問特集:その10』になります。

質問ジリーズも もう10回目です。

今回ご紹介する内容もメール等でよくある質問です。
他歯科医院で『骨が吸収しているため、インプラントができない』と言われた。
ということです。
義歯は嫌なので、どうにかならないのか?
ということです。
こういったご質問もよくありますね。

最初に答えを言いますと、
『骨が少なくてもインプラントはできます』
しかし、治療に伴う大変さはあります。

それでは、詳細について解説します。

質問15
 他歯科医院で上顎の奥歯に骨の吸収がかなりあるため、インプラントができないと言われたのですが、本当にできないのでしょうか?
骨の高さは、2ミリ程度だそうです。

回答15
 上顎の奥歯において、安定するインプラントを行うためには、骨の高さは、
10ミリ程度はあった方がいいです。
上顎の奥歯で骨の高さが2ミリとなると 現状では、厳しい状況です。
すぐにインプラントを行うことはできません。

ただし、多くの症例で、上顎の奥歯の場合、10ミリ以上の骨の高さが残っているということは ほとんどありません。

しかし、骨が吸収して少なくなっているといっても5〜6ミリ残っている場合と1〜3ミリ程度しか残っていない場合では、まったく違います。

上顎の奥歯において 1〜3ミリ程度しか骨の高さが残っていない場合には、
サイナスリフト法という治療法を行います。
これは、骨が吸収している部位に 骨移植を行う治療法です。
治療としてはかなり大変な治療になります。
治療後の腫れや苦痛を伴うこともあります。

私の個人的な考えとしては、上顎の奥歯において 残っている骨の高さが3ミリ以下の場合には、基本的にインプラント治療をお勧めしません。

しかし、現実的には、当医院には、上顎の奥歯において骨の高さが3ミリ以下という方は数多くいらしゃいます。
その際には、 サイナスリフト法を行う大変さ等をご説明させていただきます。
それでも年間10〜15人程度の方は、『どうしてもインプラントを行いたい』というご希望により、 サイナスリフト法を行い、インプラントを埋入しています。

話は、ご質問内容に戻りますが、上顎の奥歯において、骨の量がほとんど存在してなくても基本的にはインプラントができないということはありません。
骨を増大させれば可能です。

私が行うインプラント治療のうち約半数は、骨が吸収しており、骨の増大治療を併用します。

しかし、少しだけ骨が吸収しているのと
高度に骨吸収を起こし、ほとんど骨が存在しないのとでは、
治療の難易度はまったく違います。

特に上顎の奥歯において、骨の高さが3ミリ以下の場合には、治療が困難になります。

また、左右側ともに骨がほとんどない場合や、
全顎的に骨の吸収が起っている場合には、
移植する骨の量も多くなるため、できない場合があります。



次回のブログは9/18(木曜日)になります。
次回も好評につき、質問特集の続きになります。
『患者様から受ける質問特集:その11』です。

今朝はこれからインプラントセミナー(勉強会)に行ってきます。
朝から丸一日なので、ちょっとつらいですが…


今週(9/12〜14)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。
それでは、今週のインプラント手術の中から上顎に6本のインプラント埋入を行った1症例について解説します。

今回も骨の吸収が非常に進行したケースでした。
最近は、ものすごく、骨吸収のある症例が多いですね。
悪い状態を長期間放置しておく方が多いのです。
悪い状態とは、重度の 歯周病 歯根破折です。
こうした 抜歯しかないというようなケースでも『どうしても抜歯したくない』という方が増えてきたと思います。

今回のケースとは違いますが、今週いらした方でも、重度の進行した歯周病であったため、抜歯することを薦めました。
歯周病専門医であっても保存できない(治療できない)ケースはあります。
保存できない歯を無理にそのままにしておくと健康な歯にまで感染してしまいます。
無理に残したために、最終的には、多くの歯を失う結果になります。
逆効果ですね。

しかし、その患者様は、『自然に取れるまで、そのままにしたい』というご希望がありました。
自然に取れる頃には、さらに多くの歯に感染し、必ず被害は拡大してしまいます。

歯周病は『感染症』です。
感染源を絶たないと、被害は、どんどんと拡大してしまいます。

話は、今回のケースに戻ります。
今回行ったインプラント手術でも悪い状態を放置していたため、骨の吸収が非常に進行していました。

そのため、手術は非常に大変でした。

インプラント埋入と同時に骨の増大治療(GBR法)を埋入した6本全てにおいて行いました。
また、骨の幅を増大させる 『スプリッティング法』
奥歯においては、骨の高さが少ない部分に 『ソケットリフト法』も行っています。

使用したインプラントは、 アンキロス・インプラントです。

インプラント埋入と同時に骨の増大治療(GBR法)を行い、さらに骨の再生効果を高めるために、 P R P法も行いました。


麻酔は、 『静脈内鎮静法』 です。

手術時間は、約60分程度でした。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約3〜4ヶ月後に型を取ります。


治療費
インプラントが1本21万円(税込)×6本分
この中には、治療中のレントゲン撮影や薬代、 『スプリットクレスト法』『GBR法』 『ソケットリフト法』 P R P法の費用も全て含まれています。


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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
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