4/5(月曜日)です。
今日も『インプラント症例(36回目)』になります。

今日このブログを始めて見られる方がいらっしゃいましたら 是非今までの症例もご覧になって下さい。
きっと患者様にあった症例もあるはずです。

それでは本日のブログを始めたいと思います。
いつもご紹介する症例は、骨吸収が起こっているケースばかりです。
骨吸収を起こす原因は以下のようなことです。
1.歯根破折
2.歯がないまま長期間そのままになっている
3.歯周病
しかし、今回ご紹介する患者様は、欠損数は多いですが、骨吸収がさほどないケースです。
そのため、インプラント治療自体はさほど難しいことではありませんでした。
約10年前に行った治療です。
10年以上前は、まだデジタルレントゲンではなかったため、フィルムの古いレントゲンです。
そのため、久しぶりにカルテから取り出したら、かなり劣化して見にくくなっていました。
カルテに入れたままにしておくのではなく、
もっときちんと管理していれば…と後悔しました。

以下が初診時のレントゲン写真です。
スライド01

ちょっと見にくいですが、骨吸収はさほどない状態でした。
患者様は、『入れ歯ではなく、固定式の歯で噛みたい!』という強いご希望を持っていました。
ここで問題なのは、歯がない部分に何本のインプラントが必要かということです。
現在 下顎の欠損数は9歯です。
スライド02

必要なインプラントの数というのは決まっているものではありません。
骨吸収が大きく、短いインプラントしか埋入できなかったり、
噛み合わせ(歯ぎしり等がある)が悪かったりした場合には、
インプラントの本数を多くして強度を増強することが必要です。
一般的には、欠損数の半分程度のインプラントが必要です。
今回下顎の欠損数は 9歯分ですので、
5本のインプラントを埋入することにしました。
また、上顎の左側の奥歯の2歯欠損にもインプラントを埋入する計画を立てました。
スライド03

インプラントにどうしても治療費がかかってしまいますので、他の部分は全て保険診療で行うことにしました。

患者様のご希望も含め、現在大切なことは欠損部をインプラント治療により噛めるようにすることです。
そのため、インプラント治療にかかる治療費を最優先させ、
他の天然歯の治療は保険で行うことです。
こうしたことで、患者様のご希望である 固定式で奥まできちんと噛める状態が達成できたのです。
以下がインプラント治療終了後 10年経過した状態です。
スライド04


さて、これで全てが終わったわけではありません。
インプラント治療の終了が治療のゴールではないのです。
インプラント治療部位も含め、他の天然歯の部分もダメにならないように管理することが大切なのです。
メインテナンス(定期検査) が重要なのです。

もともとこの患者様が歯がダメになった原因は、虫歯です。
患者様曰く、小さい頃から歯が悪く いつも歯科医院を受診していました。
しかし、ある時から虫歯治療を行った被せ物が脱離(取れてきた)し、
『虫歯が深いから抜歯です!』と歯科医院で言われ続けてきた結果、
多くの歯を失うことになってしまいました。

多くの歯を失うことになってからも
歯科医院の転院を繰り返して、最終的に当医院にたどり着いたのです。
虫歯治療を繰り返してダメになった大きな理由として
神経がない歯が多いからです。
神経のない歯は 非常に脆く 通常の噛む力でも割れることがかなりの確立であります。
また、神経がない歯が虫歯になっても 痛み等がありませんので、分からないうちに進行していることもあります。
神経がない歯は本当にリスクが高いのです。
ちなみに神経のない歯を赤丸:●で表示します。
スライド1

ほとんどの歯が神経がないのが分かるかと思います。
先程も書きましたが、患者様は当医院を受診するまでに 小さい頃からづーっと歯科医院に通院をし続けてきました。
しかし、通院していたにも関わらず どんどんと歯がダメ(抜歯)になっていったのです。
きちんとした治療がなされていなかったのもあるかと思いますが、
適切なメインテナンス(定期検査) をされていなかったのも事実です。

患者様は、当医院でのインプラント治療が終了後すでに10年という歳月が過ぎました。
しかし、その10年間は抜歯がないだけでなく、1回の再治療も行っていません。
治療後、づーっと問題なく維持されてきたのです。
これは、患者様の日々の適切な歯磨きができてこそです。
また、10年間つーっとメインテナンス(定期検査) に通院されています。
この継続的な努力も良好な結果をもたらしたのです。

現在は、まったく問題がないので、6ヶ月に1回のメインテナンス(定期検査) となっています。
このまま20年、30年…と問題なく維持していきたいものです。

本日の症例のテーマは、
今まで年々歯がダメ(抜歯)になっていた方でも きちんとした治療と その後の適切な維持管理ができれば、トラブルなく維持できるという症例のご紹介でした。


次回のブログは4/8(木曜日)になります。
今日も『インプラント症例』です。

今週(4/9〜11)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

それでは、今週のインプラント手術の中から下顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

昨日行ったインプラント手術の患者様は、インプラントモニター の患者様でした。
最近は、インプラントモニター(20%割引) をご希望される方の方が多いくらいです。

初診時は、以下のような状態で来院されました。
スライド05

下顎の左側の奥歯がかなり以前から欠損していました。
そのため、食事のほとんどを右側で食べることになっていました。
ところが、少し前から上顎の左側の奥歯で噛むことができなくなってきました。
上顎左側が歯根破折 していたのです。
歯根破折 についてはこのブログでも良く紹介する内容です。
スライド06

歯根破折 している場合、抜歯となることがほとんどです。
スライド07

この歯を抜歯すると奥歯では噛めなくなるとの思いから
当医院を受診された患者様です。

また 診査の結果、さまざまな問題が起こっていました。
その一つが、噛み合わせのズレです。
下顎の右側の奥歯が欠損した状態で長期間放置してしまったため、
噛み合う上顎の歯が挺出してきたのです。
以下のレントゲンは、噛み合わせのズレを表示したものです。
青線は、正常な状態を表した状態です。
スライド08

以下の赤線は、現在の患者様の状態です。
スライド09

上顎の歯が挺出し、噛み合わせが斜めになっているのが分かるかと思います。
青線赤線を合わせたのが以下の写真です。
スライド10

『奥まできちんと噛みたい!』という患者様のご希望もあり、
以下のような治療経過になりました。
上顎の埋入部位はまだ決まっていませんが、以下のようにインプラントを埋入できれば、
最も噛める状態になります。
スライド11

昨日は、下顎の左側に2本のインプラントを埋入しました。
スライド12

使用したインプラントは、ストローマンインプラント(ITIインプラント) を2本です。
麻酔は、静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) で行いました。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、2〜3ヶ月後に型を取ります。

治療費
治療費は、インプラントモニターですので、
1本168.000円(消費税込)になります。
この中には、治療中のレントゲン撮影や薬代、静脈内鎮静法の費用も全て含まれています。
当医院では最初の治療計画時の費用以外は、追加費用は一切ありません。



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現在、新規にインプラント症例集のページを作成しています。
さまざまなケースを見ていただくことにより、よりインプラント治療についてご理解していただきたいと思います。
そのため、症例を公開しても大丈夫という方(インプラントモニター)を募集しています。
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今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
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そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで3万円かかっていた費用を無料にしました。
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そのため、暫くの間 試験的に無料とさせていただくことにしました。
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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。