最新インプラント症例:日本歯周病学会歯周病専門医、国際インプラント学会認定医

インプラントなら横浜の大船駅北口歯科  神奈川県横浜市(JR大船駅北口から徒歩3分)にあります 国際インプラント学会認定医、日本歯周病学会専門医です。 インプラントのマニアックな情報を掲載しています。

インプラント

インプラントモニター症例:その2

11/30(月曜日)です。
今日も前回の続きで、『インプラントモニター症例:その2』になります。

今までにインプラントモニターで治療された方は、多くいらしゃいます。

本日もインプラントモニターで治療された方の症例を見ていただきます。

患者様は、8年前に私がインプラント治療を行った方です。
患者様は、初診時に 上顎が無歯顎(歯が1本もない)状態でした。

だいぶ前から 上顎は、総義歯(総入れ歯)を使用していましたが、
どうしても合わないため、インプラント治療をご希望されて来院されました。

初診のレントゲン検査の結果、上顎の奥歯の骨は、高度に吸収していました。
特に左の奥歯は、骨吸収がひどく、骨の高さは、少ない部位で約1〜2ミリ程度でした。

上顎に適切なインプラントを埋入するためには、必要な骨の高さは10ミリ以上です。

骨の高さが1〜2ミリでは、とてもインプラントを埋め込むことはできません。

そのため、患者様には、奥歯に骨の増大治療が必要なことをお話しました。
サイナスリフト法(上顎底挙上術) です。

サイナスリフト法(上顎底挙上術) は、インプラント治療の中では、かなり大変な治療であり、
術後の腫れ 等を考えると 患者様は、ご希望されませんでした。

そこで、骨吸収の少ない前方部に ある程度の数のインプラントを埋め込み、
奥歯には、埋め込まない方法を行うことになりました。

こうした方法は、カンチレバー といわれる治療方法です。

インプラントのカンチレバーは、全ての方に対応できる方法ではありませんが、
噛み合わせが安定している、
奥歯に負担が少ない噛み合わせをしている
等のいくつかの条件さえ合えば、十分可能な治療方法です。

今回の患者様は、下顎の右側奥歯が義歯(入れ歯)のため、インプラントのカンチレバー 部分に負担がかかりにくい状態であることと、歯ぎしり や くいしばり がなかったため、カンチレバー を行うことになりました。

この方法により患者様は、骨移植を伴うサイナスリフト法(上顎底挙上術) を避けることが可能になりました。

また、複雑な治療を行わなかったため、治療期間も短縮可能です。

今回の症例は、治療期間は約5ヶ月です。

以下は、治療後(8年後)の状態です。
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クリックすると拡大されます。






現在、新規にインプラント症例集のページを作成しています。
さまざまなケースを見ていただくことにより、よりインプラント治療についてご理解していただきたいと思います。
そのため、症例を公開しても大丈夫という方(インプラントモニター)を募集しています。

インプラントモニターの詳細については、下記をクリックして下さい。
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今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。





今週(11/27〜29)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

それでは、今週のインプラント手術の中から上顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

昨日治療を行った患者様は、長い間上顎の右側の奥歯が欠損のままになっていました。
右側で食事ができないため、いつも左側だけで噛んでいました。
食事も不自由になってきたため、インプラント治療をご希望されて当医院を受診されました。

欠損は、上顎の右側が3歯分ない状態でした。
欠損部の手前の部分は、骨の高さは、十分残っていましたが、
その奥2歯分は、骨吸収が非常に進行していました。

具体的には、骨の高さが、2〜4ミリ程度です。

本日のインプラントモニター症例でもお話したように 
通常、上顎の奥歯にインプラントを埋入するためには、
骨の高さが10ミリ以上存在すると安定したインプラントが行えます。

骨の高さが、2〜4ミリ程度しか存在しない場合、
適切な長さのインプラントを埋入するためには、サイナスリフト法(上顎底挙上術) という骨移植を行うことが多いのですが、この治療法は、骨を増大するには確実な方法ですが、
治療後の腫れ 等が大きく起こるため、全ての患者様に適応できる治療法ではありません。

私自身は、サイナスリフト法(上顎底挙上術) を行いますが、可能なかぎり患者様に負担の少ない治療法を行いたいと考えています。

『骨の少ない部位があれば、無理せず 骨が存在する部位にインプラントを行う!』という考え方です。

今回も骨吸収している部位には 無理してインプラントを行わず、
その奥の部分に存在する親知らずにあたる部分にインプラントを斜めに埋入する方法を行いました。

この方法はインプラントの傾斜埋入と言われる方法です。
具体的には、以下の図のように行う方法です。
(下図は、実際の症例ではなく、同様のレントゲンに分かりやすいようにインプラントのシュミレーションを行った参考図です)
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クリックすると拡大されます。





使用したインプラントは、ストローマンインプラント(ITIインプラント)  長さ12ミリを2本です。

麻酔は、静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) で行いました。

約4ヶ月後に型を取ります。


このように親知らずに長いインプラントが斜めに埋入することが可能な場合には、
インプラントの傾斜埋入は、非常に有効な方法です。
具体的な症例(傾斜埋入症例)は、次回のブログ(12/3:木)でご紹介します。
本日の最初でもお話しましたように暫くの間は、インプラントモニター症例報告を行う予定です。

インプラントモニター症例が集まりましたら、症例集を公開したいと思います。
さまざまなタイプの症例をご報告できればと思います。



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 歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下
 さい。
 基本的に、当日に回答させていただきます。

  ・ インプラントオンライン見積もりは こちらをクリック
欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

  ・インターネット・オンライン予約 はこちらをクリック
休診日でも24時間 オンラインで予約が行えます。




大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。

インプラントモニター:本年度最後の募集

11/26(木曜日)です。
今日は、『インプラントモニター:本年度最後の募集』になります。

インプラントモニターの詳細については、下記をクリックして下さい。
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このブログでは、『今週のインプラント症例報告』を毎回ご紹介していますが、
こうした症例は、患者様の個人情報ですので、レントゲン写真等をお見せすることはできないのですが、
インプラントモニターとして登録されている方は、
事前に 口腔内写真 と レントゲン写真 のみを公開することを承諾していただいているので
本日は、そうしたインプラントモニターの症例をご紹介させていただきます。


それでは、現在治療中の方の症例をご紹介します。
まず、初診時のレントゲン写真です。
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初診時 上顎には、2歯のみが残っていました。
しかし、この2歯ともに歯根破折
していました。
また、CT検査 の結果、骨の高さはある程度残っていましたが、骨のが非常に少なくなっていることも分かりました。

欠損も多く、骨幅も吸収しているため、比較的難症例になります。


患者様は、インプラント治療に対して以下のご希望を強く望んでいました。

1. 治療期間中も食事が不自由がないようにしたい!
2. 骨吸収はあるが、骨移植 等の大変な治療はできるかぎり避けたい!
3. 腫れることはできるかぎり避けたい!
4. 治療回数をできるかぎり少なくしたい!

以上のようなことをふまえ、骨の吸収が大きい部位には、無理にインプラントを行わず、GBR法等の骨の増大治療も可能なかぎり避け、骨幅や高さが比較的存在する部位にインプラントを埋入する計画を立てました。
また、治療回数を少なくするために、インプラント埋入と抜歯も同日に行う計画にしました。
最大の問題点となる 『治療期間中も食事が不自由にならないようにしたい!』というご希望があったため、
インプラント即時加重•負荷(インプラント手術当日に固定式の仮歯まで行う) を行いました。

骨が比較的残っている部位にインプラントを埋入するため、
インプラントの傾斜埋入
カンチレバー
で対応しました。

以下のレントゲン写真は、上顎にインプラントを埋入後、約4ヶ月後のレントゲン写真です。
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クリックすると拡大されます





患者様は、下顎もインプラント治療を希望していましたが、
『治療による負担を最小限にしたい!』というご希望があったため、
まず、上顎のみインプラントを行い、
『きちんと噛める状態になったら、下顎も開始したい!』
とのご希望があったため、上顎完了後、下顎のインプラント手術になりました。

そして、先日下顎のインプラントを埋入しました。
そのレントゲン写真が以下になります。
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クリックすると拡大されます





今後は、約2ヶ月後に下顎の型を取り、治療は終了します。


治療方法は、患者様の生活スタイルやご希望によっても変わってきます。
インプラントの埋入位置を最優先させ、
GBR法
ソケットリフト法
サイナスリフト法(上顎底挙上術)
といった骨の増大法を積極的に行うこともありますし、
今回の患者様のご希望の範囲でできるかぎり無理のない治療計画を立てることもあります。


インプラント治療を始めて行う場合、さまざまな不安やご希望があるかと思います。
そうしたことは、治療開始前にきちんち主治医に伝えることが重要です。




現在、今年最後のインプラントモニターを募集しています。

インプラントモニターをご希望の患者様は
下記をクリックして下さい 
      •オンライン見積もり
そして 欠損部にチェックをし、通信欄に『インプラントモニター希望』と書いて送信して下さい。

前回インプラントモニターを募集したところ 多数の申し込みがありました。
電話での対応が困難になる可能性がありますので、お手数ですが、インプラントモニターご希望の場合には 必ずオンライン見積もり でお願い致します。
募集条件に合えば、できるかぎり多くの患者様に対し、対応させていただきたいと思います。

欠損状態等を考慮の上、折り返し、ご連絡させていただきます。

もちろんインプラントモニター以外の患者様も 
オンライン見積もり がご利用になれます。
是非ご利用下さい。




次回のブログは11/30(月曜日)になります。


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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

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インプラントの失敗原因:その2  全身疾患

11/23(月曜日)です。

先日お知らせしたように、現在当医院のでネット環境トラブルがあり、インターネットがまったく使用できなくなっています。

そのため、メールご相談も不可能になっています。
大変申し訳ありませんが、復旧には1週間程度かかる予定です。

ちなみに このブログは、病院近くのインターネットカフェから書いています。
何年も前にインターネットカフェに1回 行ったことはありますが、
だいぶ久しぶりに来ましたが、最近はすごくきれいになってますね。

若い女性の方も1人で来られているようですし、意外にもくつろげる場所です。
私もこのような トラブルがなければ、来ることはなかった場所です。

初めての体験もあり、おもしろく過ごしています。
私が来ているネットカフェでは、夜間から朝まで 8時間で1250円です。
普通こんなものなのでしょうか?
安さにびっくりです。

ソファーでくつろぎながらこうして、仕事もできますし、
カフェラテ 等のドリンクも全て飲み放題ですし、
私は、利用しませんが、
シャワーもあり、
マンガ本も何千冊とありますし、
今週発売の雑誌もありますし、
ビデオやDVDもあります。
コピーも取れますので、仕事に来ている人もいるようです。

さらにびっくりしたことに食事もできるのですね。
インターネットカフェと同じビル内にある居酒屋さんから出前ができます。
ビールと裂き鳥、さしみまで、居酒屋と同じメニューが ここにいながら注文できるのには本当にびっくりです。

便利なこともあり、人はいっぱいです。

でもネット環境が復活したら、来ることはないでしょう。

いくら便利でも家の方がはるかに快適ですから!

さて、前置きはこれくらいにして2時間の予定で帰らなければいけませんので、急ぎたいと思います。

それでは、本日の本題に入ります。
今日も前回の続きで、『インプラントの失敗原因:その2  全身疾患』になります。

全身疾患の中でも本日は、『インプラントと糖尿病』について解説します。

日本での糖尿病の患者数は、約 740万人と推計されています。

さらに、糖尿病の可能性のある、糖尿病予備軍の方の数を入れると、約 1620万人というすごい数になります。

そして、糖尿病は年をとるにしたがって発症しやすくなる病気なのですが、調査によると、40歳以上の約10%、つまり 10人に 1人が糖尿病であるという結果もあります。


歯科と糖尿病の関係で言えば、
糖尿病が進行すると抵抗力や免疫力が低下し、歯周病を引き起こしやすくなります。

また、インプラント埋入後に骨とインプラントが接合しないで失敗に終わるケースもあります。

私の臨床の中でも 糖尿病が原因でダメになったと考えられる患者様を経験したことがあります。

インプラント治療前の問診では、全身的なご病気はないということでした。

しかし、これは病気がないのではなく、患者様ご自身がまったく 気がついていいないのでした。

後からわかったのですが、この患者様は、健康診断を以前はづっと受けていたが、
ここ数年は、受けていなかったとのことでした。

健康診断を受けていた時には、検査にひっかかることもなく、体調も良好でした。
現在も特に体調が悪いと自覚されてはいませんでした。

歯周病 や 噛み合わせにも問題なく、お忙しい方ということもあり、治療計画のご説明後、インプラントを埋め込みました。

その後、抜糸まで行いましたが、消毒や経過観察には、まったく来られないようになってしまいました。

インプラント手術後半年以上経ち、ご予約がありました。

「その後はどうですか?」とお話をしたところ
「糖尿病で暫く入院していた!」とのことでした。

現在は、体調もだいぶ良くなってきたとのことでした。

しかし、手術を行ったインプラント部分を拝見したところ
インプラントがグラグラとしていました。

歯周病の問題は、もともとなく、
歯磨きの状態も悪くはありませんでした。
処方した抗菌性の強い、うがい薬も使用していたとのことでした。

100%原因をつきとめることは難しいのですが、おそらく全身的な問題と考えられます。

この患者様は、たいぶ前に他の部位にインプラント治療をすでに行っており、その部分はまったく問題ありませんでしたが、今回新たに手術を行った部位がグラグラしていたのです。

入院したのは、抜糸の後すぐのようです。
ふらふらとし、病院に行ったら糖尿病と診断されたようです。


しかし、全ての糖尿病患者様がインプラントが禁忌ということではありません。
血糖値のコントロールがうまくできていれば、インプラント治療も十分可能になります。
絶対的な基準というのはありませんが、

1 空腹時血糖値が150以下(状況により200以下であれば可能)

2 HbA1-cが7%以下(状態により8%以下であれば可能な場合があります) 
   *HbA1-c(過去1ヵ月の平均的な血糖値)

3 尿ケトン体(―) 

4 重篤な合併症がない

であれば、ほぼ問題はないといえます。

しかし、このような数値でも 通常の方よりは感染のリスクは高いため、
十分な注意が必要です。

また、現在糖尿病で通院されている場合には
必ず内科主治医との連絡をとって行えるかどうか決める必要性があります。

また、インスリン注射や血糖降下剤を服用されている方はインプラント手術の際には問題なとる場合があります。
以下のようなことです。

インプラント治療の難易度や埋入本数により、治療後に食事の制限がある場合があります。
これは、非常に骨吸収があった場合に骨の増大治療を行った場合などです。

このような場合、インプラント手術当日の血糖降下剤の服用やインスリンの自己注射に問題を生じることがあります。

つまり、手術後に腫れ等で食事が十分取れなかった場合、いつも通りに決まった時間に血糖降下剤の服用やインスリン注射を行ってしましますと、血糖値が下がりすぎてしまい低血糖症となってしまいます。 
         
そのため、インスリン注射や血糖降下剤を服用されている方はインプラント相談の段階で必ず担当歯科医師に申告されることが必要です。

そして、インプラント治療後に腫れがあるのか?
食事制限があるのか?等の検討をし、
もし、そうしたことが考えられれば、事前に内科担当医師との打ち合わせが必要になる場合もあります。

糖尿病だからといってインプラントができないということではありません。
重要なのは、担当歯科医師に現在のご病気や体調等を事前にきちんとお話することが必要なのです。



今週のインプラント手術報告

昨日のインプラント手術についてお話します。
昨日のインプラントは、上顎の左右奥歯に4本のインプラントを埋入しました。

2本のインプラントは、骨吸収もさほどなく、特に問題はありませんでした。
しかし、他の2本は、骨の高さ、幅ともに骨吸収が起こっていたため、
多少の問題がありました。

特に骨の高さが少ない状態でした。
上顎にインプラントを埋入する場合、でいるかぎり長いインプラントを埋入した方が長期的な安定性は高いと言えます。

そのため、今回はソケットリフト法 を行い、長いインプラントを埋入しました。
また、骨幅を増大させるGBR法 と骨増大をさらに促進するために、PRP法 も併用しました。

使用したインプラントは、ストローマンインプラント(ITIインプラント) で、長さ12ミリが4本です。
これだけ長いインプラントが埋入できれば、安心です。

麻酔は、静脈内鎮静法(眠っている間に治療が終了) です。


今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約3〜4ヶ月後に型を取ります。

治療費
インプラントが1本21万円(税込)です。
この中には、治療中のレントゲン撮影や薬代、今回のソケットリフト法 GBR法 PRP法 の費用も含まれています。


次回のブログは11/26(木曜日)になります。
次回のブログもネットカフェで書いているでしょう。
早く直らないかな?

メールもづっと見ていないので



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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

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』になります。

インプラントの失敗原因:喫煙3

11/19(木曜日)です。
今日は、『インプラントの失敗原因:喫煙』になります。

歯が欠損している場合の治療方法には、
 天然歯を削除して行うブリッジ、
 歯を削らずに行うインプラント、
等が考えられます。

天然歯を削除する治療よりは、インプラント治療の方が 
一般的に 長期的な安定性が高いことが多くの論文で報告されています。

インプラントの10年後の予後(成功率)は、95〜99%程度という報告が多くみうけられます。
しかし、この成功率は、上顎や下顎、インプラントを埋め込んだ長さ、噛み合わせ、歯周病の程度…
等さまざまな要因によって変わってきます。

治療前にリスクが高いことを排除するれば、より予知性は高くなります。

例えば、歯周病の問題がある方は、インプラント治療前にきちんと歯周病の治療を完了させることです。
インプラントも歯周病になってしまいますから…

リスクを排除するということで言えば、喫煙は、非常に大きなポイントです。
喫煙をされている方は、インプラントがダメになる確率が非常に高いと思って下さい。

喫煙といっても 喫煙本数 や 喫煙期間 にもよっても違います。
(もちろん喫煙本数が多ければリスクは高くなります)

また、喫煙以外のリスクがあれば、さらにダメになる確率が高くなります。
例えば、
喫煙者 で 歯ぎしりが強いとか、
喫煙者 で 糖尿病とか、
喫煙者 で 歯周病であるとか、
インプラントがダメになるリスクはどんどんと高くなります。

インプラント治療(歯周病治療にはもっと関係してきます…)を行う際には、絶対に禁煙していただきたいのですが、これがなかなかうまくいきません。

治療前に『インプラントと喫煙のリスク』をご説明し、
『これを機会にタバコを止める!』といっていた方でも
結局、吸っている方も多くいらっしゃいます。

こればかりは、患者様の努力必要になってきますから…

しかし、インプラント治療と喫煙を考える上でもっとも重要なポイントになる時期があります。
手術直後です。

インプラント手術は、当然のことながら歯肉を切開します。
切開し、縫合した歯肉が治癒する段階で、喫煙すると 傷口の治りは非常に悪くなります。
喫煙した煙が直接傷口に触れるからです。

私が手術した患者様の中でも明らかに喫煙による失敗を経験したことがあります。

また、インプラントと骨は、一定の期間(2〜4ヶ月程度)をかけて骨と結合します。
特に最初の1ヶ月程度は、非常に重要な時期です。

この時期に喫煙をされると インプラントと骨が結合するのを阻害してしまいます。
特に上顎の奥歯にインプラントを行った場合には、問題が起こる確率が高くなります。

上顎の奥歯は、骨の吸収が多い場所であり、
適切なインプラントを行うために、
ソケットリフト法 サイナスリフト法(上顎底挙上術) という治療を行うことがあります。

このような場合には、手術後 暫くは、喫煙は禁忌です。

ソケットリフト法 サイナスリフト法(上顎底挙上術) は、上顎の奥歯に存在する空洞(上顎洞)に骨の移植を行います。

この空洞(上顎洞)は、副鼻腔とも言います。
つまり、鼻とつながっているのです。
そのため、喫煙による煙の影響は、非常に大きなものです。

絶対に禁煙しなければなりません。

また、同様の処置として、骨の増大治療を行った場合です。
具体的には、GBR法を行った場合です。

GBR法は、骨を増大させるために、歯肉の中に 人工骨やGBR膜といった材料を埋め込みます。
こうした材料は、本来生体(身体)のものではありませんので、
GBR法を行った後には、異物反応や炎症が起こります。

骨吸収もなにもなく、単にインプラントを埋め込んだ場合と比較して、
歯肉の治りにより繊細な状況になるのです。
こうした場合に、喫煙をされていると 失敗につながります。

もちろん、ソケットリフト法 サイナスリフト法(上顎底挙上術) GBR法以外は喫煙しても大丈夫ということではありません。
しかし、上記のような骨増大を行った場合には、絶対に禁煙をしなければなりません。

このようなお話をしても喫煙される方がいらっしゃるもの事実です。
幸い、問題が起こらなかった方もいますが、
インプラントが骨とくっつかず(結合)せず、グラグラとしてくる方もいらっしゃいます。

インプラントがダメになった場合には、再度治療はやり直しです。

時間(期間)もかかり大変です。

きちんとしたインプラント治療を行っている歯科医院の中には、
喫煙者はお断りするところもあります。
また、喫煙者は保証の対象外になっている歯科医院もあります。

それだけ、リスクが高いということなのです。



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欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

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OAM(大口式)インプラント方法:その2

11/12(木曜日)です。

先日、年末になると忙しくなることをお話しました。
やはり、今年も年末が近づくにつれ、忙しくなってきました。

病院は、不況に大きく左右されないと言われますが、そのようなことはなく、
経営が厳しい歯科医院も増えてきていると言います。

実際に、東京都内の歯科医院では、年間 300件程度が倒産もしくは、廃業しているようです。
どの業種も同じように厳しい状況です。

当医院でも 今年の初め頃は、インプラント治療を希望される患者様も減少傾向にありましたが、政権交代もあったせいか 年末になるとだいぶ変わってきました。

年内になんとかしたいと 考えられている方が多いからでしょうか?
インプラント治療を希望されて受診される方が多くなってきています。

昨晩も診療終了後、初診の患者様にお渡しする『 治療計画書』を朝方まで作っていました。
この治療計画書が結構大変なんです。

簡単な症例ですと、10〜20分程度で完成しますが、
大変な症例ですと、1症例で 2時間以上もかかることがあります。

お渡しする治療計画書は、治療内容等により変わりますが、
簡単なケースでは、A4用紙で 5〜10ページ程度、
難しいケースですと A4用紙で 30ページ程度の量があります。
簡単な本のようです。

新規の患者様が多いと この治療計画書を作成するだけでも 毎日大変なのです。
昨晩も6名の治療計画書を作成していましたので、朝4:00までかかってしまいました。

インプラント治療は 単に欠損部の問題を解決するだけではありません。
噛み合わせをきちんとすることは、口腔内全体にとって重要なことです。

現在欠損部がある方で、インプラント治療を考えてはいるが、
どうするか迷っている方もいらっしゃるかと思います。
このような場合には、インプラントを行わなくても欠損部を放置しないことが大切です。
仮歯を利用したり、仮の義歯を使用したりすることが重要です。
欠損部をそのままにするこは、結果的にさらに多くの問題を生じてしまいます。

また、欠損があるということは、 歯周病等も問題が起きている可能性も高いのです。

歯周病は、放置するとどんどんと状態は悪くなり、さらに多くの歯を失うことになります。
早期に対応することが最も重要なのです。




それでは、本日の本題に入ります。
今日も前回の続きで、『OAM(大口式)インプラント:その2』になります。

OAM(大口式)インプラントは、インプラント治療で一般的に使用される
骨に穴を開けるための『ドリル』を ほとんど使用しないで治療を行います。

OAM(大口式)インプラントの最大の利点は、骨を押し広げるように行いますので、骨幅が少ない症例でも骨幅を広げることが可能になります。
(ドリルで骨を削らないことが最大の利点です)

その結果、骨を増大させるようなGBR法を最小限にすることが可能になります。
実際に 私自身も 『スプリッティング法』を行うようになってから GBR法を行う頻度がだいぶ少なくなってきました。

骨吸収が大きい場合には、GBR法を行うことがあっても 簡単な処置のみで終了させることができるため、患者様の負担もずいぶんと少なくなってきています。

GBR法は、骨吸収の程度にもよりますが、それなりに大変な治療です。

手術時間が かかれば かかるほど 術後の腫れ 等も大きくなります。

私もインプラント治療を始めた頃から もっと患者様に負担の少ない治療法はないのかと考えていました。
以前のインプラント治療は、骨の吸収がある場合には、骨の移植を積極的に行い、インプラントを埋め込むといった方法が主体であり、治療優先の考えがありました。

もちろん骨吸収がある部位には、インプラントは適切に行えませんので、骨を増大させることは重要なことです。
しかし、骨を増大させることと同程度で患者様の負担を軽減することも重要です。
もちろんOAM(大口式)インプラントで全ての問題が解決できるわけではありませんが、多くの症例で手術にかかわる負担を軽減させるこが可能になります。

今後は、さらに負担の少ない治療が開発されることと思います。



次回のブログは11/16(月曜日)になります。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

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ワンピースインプラント:その5

11/5(木曜日)です。

今日は、木曜日ですが、一昨日が祝日だったため、診療します。

ブログの前に今週のお知らせです。
今度の日曜日(11/8)は、院長は インプラントの勉強会のため、不在です。
他にも北浜先生も学会のため 不在ですので、日曜日は、山科先生と真鍋先生の2人での診療になります。


今日も前回の続きで、『ワンピースインプラント:その5』になります。

このシリーズも今日で最終回です。

まずは、 今までの おさらいをしたいと思います。
同じような話にはなってしまいますが、分かりづらい話でしたので…

最初に インプラントの基本構造のおさらいです。
通常 使用されているインプラントのほとんどが、ツーピースタイプのインプラント です。

以下は、ツーピースタイプのインプラントのの写真です。
3つのパーツでできています。
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クリックすると拡大されます。






1. 上記写真の 最もの部分は、 インプラント本体: 『フィクスチャー』と
  言います。

2. 上記写真の 間の部分は、 アバットメント: 被せ物の歯を付ける『土台』
  のことです。

3. 上記写真の 最もの部分は、 上鵜構造『補綴物(ほてつぶつ)』とも
言います。:被せ物のことです。

上記のように インプラントの構造は大きく分けて この3つから成り立っています。

一般的な手術方法は、第一段階として『フィクスチャー』と言われる ネジ の部分のみを 骨の中に埋め込みます。(インプラントの手術時です)
そして、骨とインプラントが結合(くっつく)まで 約2〜4ヶ月程度待ちます。
その後、『フィクスチャー』の上に 『アバットメント』を接合します。
そして、型を取るのです。
この3つのパーツは、全て別々である ということです。

しかし、ワンピースインプラントは、始めから 『フィクスチャー』と『アバットメント』が一体型になっています。

インプラント と アバットメント が結合する部分は、緩んだり 取れたりすると問題になってしまいますので、非常に精密な構造になっています。

コストの面からすると このアバットメントの価格は、インプラント本体(フィクスチャー)とさほど変わらないのです。
そのため、インプラント と アバットメント が一体型になっている ワンピースインプラントは、コストが安くできるのです。

もう少し 違いについてのおさらいは続きます。

インプラント手術後には、インプラントと骨が結合するまで、安静にすることが重要です。
具体的には、インプラントに外力が加わらないようにすることが重要なのです。

ツーピースタイプのインプラント は、インプラントを埋入する手術直後には、インプラント自体は、歯肉の中に埋め込まれることになります。
(インプラントの種類 等によっては、インプラントの蓋のみが歯肉の上に見える  1回法 の場合もあります)

これは、インプラント自体に外力が加わらないようにするためです。
しかし、ワンピースインプラントは、インプラント本体(フィククチャー)と土台(アバットメント)が一体型になっているため、手術直後から棒状のアバットメントが見えるのです。
そのため、舌に触れたり …等外力が加わりやすいのです。

また、インプラント手術を行う際には、インプラントを埋め込むための骨の状態が大きく関係してきます。
骨の幅や高さが十分に存在することが重要です。
しかし、現実的には、骨の吸収が起こっていることが多いのです。

骨の吸収が起こっている場合には、 骨増大治療(GBR法) を行います。
この場合には、インプラント本体(フィクスチャー)を歯肉の中に埋め込むことが基本になります。

そのため、骨吸収が起こっているケースでは、ワンピースインプラントは一般的には、使用されないことが多いのです。

また、インプラントの土台(アバットメント)についても解説しました。
ツーピースタイプのインプラント の場合、このアバットメントを選択することが可能です。
アバットメントの高さ や 角度を自由に選択できるのです。
これは、大きな利点になります。

次に、セラミック等のインプラントの被せ物です。
インプラントの被せ物には、
セメント(接着剤)で固定する『セメント固定式』と
ネジで固定する『スクリュー固定式』があることも解説してきました。
症例によっては、後で取り外しが可能な『スクリュー固定式』の方が有利なことが多いのです。
『スクリュー固定式』は、ツーピースタイプのインプラント でしか行えません。

それでは、『ワンピースインプラントは良くないのか?』
ということですが、
そうではありません。
確かに ツーピースタイプのインプラント と比較すると 治療の選択範囲は遥かに少ないですが、利点もあります。

ワンピースインプラントの最大の利点は、コストです。
治療費は、 ツーピースタイプのインプラント に比べ、圧倒的に安くなります。

インプラント治療は どうしても治療費が大きな問題になりますので、安く行えるワンピースインプラントは、大きなポイントになります。

現在、世界的にみて ほとんどのインプラントは、ツーピースタイプのインプラント です。

ツーピースタイプのインプラント の方が圧倒的に利点が多いからです。

しかし、きちんとした適応症さえ守れば、ワンピースインプラントも十分可能であると考えられます。


本日は、診療中で 朝途中まで書いていたブログを 現在 お昼休み中に書き終えました。

もうすぐ午後の診療ですので、本日のブログはこれで終了です。
午後は、インプラントの手術から診療開始です。
骨吸収が進行した上顎に5本のインプラントを埋入します。


次回のブログは11/9(月曜日)になります。


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ワンピースインプラント:その4

11/2(月曜日)です。
今日も前回の続きで、『ワンピースインプラント:その4』になります。

当医院は、2日(月)と3日(水)は休診です。
そのかわり、通常は、休診の木曜日(11/5)は、診療致します。
11/5(木)のご予約は、オンライン予約は行えませんので、電話でご予約お願い致します。

また、救急の場合には、メール(info@sugiyama-d.sakura.ne.jp)でご連絡下さい。



さて、今日もツーピース インプラントの利点についてです。

前回から解説しているように世界中のインプラントのほとんどがツーピース インプラントです。
その理由として、ワンピースインプラントと比較して 圧倒的に多くの利点があるからです。

本日は、その中でも 前回予告した セメント固定式 と スクリュー固定式について解説します。

スクリュー固定式は、具体的に言うと、型を取ってできた被せ物を接着剤で付けるのではなく、『ネジ』で固定する方法です。

完成した被せ物の噛む面や 被せ物の横の部分に メガネで使用するような『小さなネジ』が付いています。
インプラントとは この『ネジ』で固定されることになります。

インプラントに被せ物を取り付ける際に、ドライバーのネジのようなもので、
締め付けて固定します。

『スクリュー固定』の最大の特徴として『取り外し』ができることです。
この『取り外し』ができることは 将来性を考えた場合、非常に利点となります。

被せものが セラミック や ハイブリッドセラミックのような白い材質の場合、 歯ぎしり や くいしばりの程度等によりますが、磨り減ったり、欠けたりする可能性があります。

もし、欠けたりした場合、『取り外し』ができれば、一度取り外して修理できます。
長期間の間に磨り減った場合でも取り外し、修理が可能になります。
また、万が一、インプラント自体に問題があった場合、取り外しができた方が
その後の治療を行いやすいという利点があります。

この取り外し式ができるスクリュー固定式は、非常に利点が多いのです。

たたし、欠点として、小さな歯(セラミック等)の内部にネジが入ってるため、構造が非常に複雑になります。
そのため、作成するコストは、セメント固定式と比較すると圧倒的に高くなります。


次にセメント固定式ですが、これは、通常の天然歯の被せ物と同様に 接着剤でセラミック等をくっつけることになります。
非常にシンプルな術式で治療が行えます。
治療に対するエラーが少ない方法とも言えます。

また、治療に関わる材料費等のコストを抑えることができます。

しかし、セメント固定式は、審美性を重視した前歯部では、問題が生じることがあります。

前歯部の場合等、インプラントを審美的に行う場合、インプラントと上部構造(被せ物)の境目が見えないように この境目の部分を歯肉の内部に設置します。

なんのことだかわからない方のために、天然歯において被せ物を行う際の治療方法について解説します。
通常、天然歯を削って、被せ物を行う時には、削る境目をどこに設定するかは、前歯、奥歯等により異なります。
奥歯は、削る境目を 歯肉と同じ位置もしくは 若干歯肉より少し上に設定します。
つまり、被せ物と削った境目が歯肉の上になり、直接見える状態にします。
こうすることにより、境目に直接歯ブラシを当てることが可能となります。
また、被せ物は接着剤でつけますので、つける際にできる余分な接着材を取り除くことが確実に行えます。

しかし、削った境目が歯肉の上に直接見えるということは 前歯では審美的に問題を生じることがあります。
そのため、前歯等の審美性を重視する場合にはこの境目を歯肉の中(約1〜1.5ミリ)に設置します。
境目は、歯肉の内部にあるため、審美的には優れていますが、問題点もでてきます。
一つは 型を取ることが困難なため、エラー(再度型を取ったり、完成した被せ物がぴったりと合わない等)がでてきます。
次に先程あった、境目にある余剰な接着剤を正確に取り除くことが難しいのです。
これは 余剰な接着剤がきちんと取り除けたか確認することが困難であることとつながります。
もし、余剰な接着材が歯肉内部に残ると それが、原因で炎症が起ります。

話は長くなりましたが、審美性を重視する部位にインプラントを行う場合、
インプラントと被せ物の境目を歯肉の内部(歯肉縁下1〜1.5ミリ)に設定しますので、接着剤を取り残す可能性があります。
審美性重視するために、歯肉縁下にインプラントを埋入した場合には『スクリュー固定』の方が優れていると言えます。


本日の内容は、なかり難しい話になりました。

前回のブログにも書きましたようにインターネット等で良く広告されている 格安インプラント の多くは、
ワンピースインプラントです。
インプラントの土台(アバットメント)が一体型になっているタイプです。

全てが一体型になっているため、非常に安価でできます。

骨吸収がなく、埋入部位 や 欠損数…等さまざまな条件さえあえば、ワンピースインプラントでも 十分対応ができると考えられます。

しかし、現実的には、土台(アバットメント)の長さ や 角度 等の種類を後から選択できないことや 『スクリュー固定』も選択できない 等 多くの問題点を抱えてることも事実です。

ワンピース インプラント か ツーピース インプラントかの選択は、さまざまな条件を考慮に入れて選択することが大切です。


次回は、今回のシリーズの最終回になります。
次回のブログは11/5(木曜日)になります。

今週(10/30〜31)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

それでは、今週のインプラント手術の中から下顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

毎回この手術報告では、難症例を解説しています。
今回のケースも本当に難しい症例でした。

骨の吸収が非常に大きかったケースです。

インプラントの埋入部位は、下顎の奥歯でした。
骨の幅は、約3ミリ程度です。

インプラントを適切に埋入するためには、約6ミリの骨幅が存在しないといけません。
骨幅が3ミリですから 適切な範囲の約半分しかありません。

そのため、インプラントを埋入する際に、骨幅を広げる方法と併用しました。
スプリットクレスト法(リッジエクスパンジョン法) です。

決行大変な治療でしたが、予定どおり、行うことができました。

使用したインプラントは、 ストローマン・インプラント  ( I.T.Iインプラント)  SLAタイプが3本でした。


今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約3ヶ月後に型を取ります。

治療費
インプラントが1本21万円(税込)×3本です。
この中には、治療中のレントゲン撮影や薬代、今回のスプリットクレスト法、GBR法の費用も全て含まれています。




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治療計画書

9/10(木曜日)です。
今日は、『治療計画書』の話になります。

インプラント治療については、さまざまなホームページで書いてありますが、
掲載されている内容は、一般的な内容であり、
実際の治療方法 等は、患者様によって違ってくることがあります。

一番考えられることは、骨の状態です。
インプラント治療は、チタンでできた ネジ を骨の中に埋込むものです。
そのため、治療方法 等は、骨の吸収状態により大きく変わってきます。

例えば、歯が4本ない(欠損)しているとします。
骨の状態が良ければ、2本のインプラントで4歯分を作製するブリッジで問題がないことが多いのですが、
骨の吸収が大きい場合には、4本のインプラントが必要になる可能性もあります。

2本のインプラントで大丈夫なのか?
4本のインプラントが必要なのか?
によって、治療費も大きく変わってきます。

また、骨の吸収が大きければ、GBR法(骨増大法) 等が必要になります。

骨吸収が大きければ、治療時間もかかり、治療後に腫れたりする確率も高くなります。

同じ欠損数でもまったく違ってくるのです。

また、骨吸収があまりにも進行していれば、インプラント治療が不可能ということも考えられます。

さらに、噛み合わせ、歯周病の状態、ご病気 等の全身的な問題 によっても治療方法は異なります。

そのため、当医院では、患者様一人一人に『治療計画書』をお渡ししています。
治療計画書の内容は、

1.診断:
   (骨吸収の程度 や 歯周病の状態、噛み合わせの問題… 等)
2.インプラントシュミレーション:
   (患者様のレントゲン写真上で実際に行うインプラント治療をシュミレーションします)
3.治療方法:
   (どのような治療方法を行うのか? 骨増大法 等は、必要か?…等)
4.治療期間:
   (何回くらいの治療回数がかかるのか? 治療期間は?…等)
5.治療費:
   (治療費の合計や、現金以外にも カード払い、分割払い…等)
6.保証について:
   (インプラント治療には10年保証がありますが、その保証内容等)
7.インプラントのトラブルや問題点:
   (インプラント治療には、問題点はないのか?今後考えられる問題点…等)
8.受けられるインプラント治療についての資料:
   (GBR法やソケットリフト法…等の詳細な資料)

等が記載されており、
通常、A4用紙で20〜30ページ程度になります。
(多い方で40ページ程度の治療計画書になります)
『治療計画書』としては、かなりの量にはなりますが、患者様ご自身が受けられる治療ですので
十分ご理解していただきたいと考え この量になっています。

当医院でも開院した時には、2〜3ページの資料でしたが、
きちんとご理解していただいた上で治療を開始したいという当医院の考えや
患者様のご希望 や 多くの意見 等から
治療計画書の量は、どんどんと多くなり、
最近では、上記のように20〜30ページ程度になってしまいました。

先にも書きましたように インプラント治療は、患者様 個人個人により 治療方法 等が変わってきますので、
どうしても治療内容を十分にご理解していただくためには、それなりの量の治療計画書になってしまいます。

また、これだけの量の治療計画書になると 初診時にお渡しすることは難しいのです。
作製するだけでも数時間かかることもあります。

また、インプラント治療を希望される患者様が多いことから 
治療計画書をお渡しできるのは、初診時から早くても数日かかってしまうこともあります。

この治療計画書は、非常に重要なことと考えてます。
私達歯科医師は、専門医ですから 当然のことながらさまざまなことを知っているわけです。

また、患者様の中にも インターネット や 本 でインプラント治療のことを非常に勉強され、
多くの知識がある方もいらっしゃいます。
しかし、その知識には、誤った情報 等もありますし、
全ての患者様が同程度の知識を持っているわけではありません。
知識の程度には、かなりの差があるのが現状です。
そのため、全ての患者様に正しい情報を知っていただくためには、
ある程度の情報量を提示させていただくことが必要であると考えています。


そのため、治療計画書は、非常に重要なものであると思って下さい。


次回のブログは9/14(月曜日)になります。


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インプラントの2次手術の話

8/27(木曜日)です。
今日は、症例報告の内容も含め『インプラントの2次手術の話』になります。

この2日間は、インプラントの2次手術が多かったです。

インプラントの2次手術とは、
インプラントを2回 埋込むことではありません。
2回目の手術なのです。


インプラントの埋入方法には、
1回法 と 2回法 があります。

1回法は、インプラントを埋込んだ時にインプラントの上部が口腔内に見えている状態です。

それに対し、2回法は、インプラントを埋込む時に、インプラント自体を歯肉の中に埋込みます。
手術後、インプラントは、見えません。

それでは、どうしてこのような違いがあるのでしょうか?

根本的な違いは、インプラントの開発時期の話から始まります。

インプラントは、1950年にスウェーデンの化学者ペル・イングウァール・ブローネマルク博士によって発見されたもので、その当時は2回法でした。
このインプラントシステムは、 ブロネマルク インプラントといいます。
ブローネマルク博士は、チタンが骨と結合することを発見したのです。
インプラントは、手 や 足 が 骨折をした場合の 骨同士をつなげるための ネジ と同じ考え方です。
そのため、歯肉の内部に埋込み、骨とチタンのネジが結合(くっつく)まで じっと 待つのです。
開発当初は、インプラントと骨が結合するまで6ヶ月以上の期間がかかっていました。
2回法は、利点もありますが、欠点もでてきたのです。
その一つとして、
インプラントの埋入時 と
インプラントと骨が結合した後 の
2回手術が必要なことが このインプラントの一つの欠点でした。


その後、2回法の欠点を補うべく スイスから1回法のインプラントが開発されました。
これが、 I.T.Iインプラント(ストローマン インプラント)です。
1回法は、1回目の手術当日からインプラントの上部(蓋になります)が歯肉の上に見えているため、数ヶ月して骨と結合した段階で、2回目の手術は必要なく、単に蓋を取れば、すぐ型を取れます。
  *他にも1回法の利点、欠点はありますが、ここでは省略します。

もともとは、こうした開発コンセプトの違いが あったのです。

患者様にとっては、1回法の方が手術回数が少なくて良い ということになります。

それでは、 I.T.Iインプラント(ストローマン インプラント)を使用すれば、全て1回法でインプラントを行うことができるのかと言いますと 
違います。

1回法 か 2回法かは、使用するインプラントのみでは決まらないのです。

歯周病 歯根破折で抜歯した場合や 長期的に歯がない場合 には、骨の吸収が起ります。

インプラントは、骨の中にネジを埋込む治療ですので、骨の状態(骨の吸収程度)により
インプラントが可能なのか?
インプラント治療の難易度は変わってきます。

骨の吸収が大きい場合には、骨を増大する治療法 等が必要になります。
骨の増大治療の一つをGBR法 と言います。

このような骨増大法が必要な場合には、例え I.T.Iインプラント(ストローマン インプラント)を使用しても 歯肉の中に埋込む2回法になります。

1回法2回法かは、
使用するインプラントの種類や骨の状態、GBR法(骨増大法) の有無により変わってきます。

ここ数日で、2次手術が多かったのは、このような理由があったからです。




次回のブログは8/31(月曜日)になります。



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インプラントは何本必要なの?

8/17(月曜日)です。

今日まで当医院は夏期休暇です。
明日(8/18)から診療開始です。

さて、今日も前回の続きで、『インプラントは何本必要なの?』になります。

前回のブログでは、同じ欠損(歯がない)数があっても 必要なインプラントの本数は、
使用するインプラントの長さ、
骨の硬さ等の状態、
上下顎の違い、
噛み合わせ、
使用するインプラントの種類(インプラントメーカー)、
手術を行う歯科医師の考え方
等によっても大きく変わってくることを解説しました。

その例として、
片顎に 歯が全てない方の場合(14歯欠損)、
必要なインプラントの本数は、4本から14本程度の違いがあることも解説しました。

インプラントの使用本数が少なければ、治療費も抑えられますし、
治療の大変さも少なくなります。

それでは、実際には、何本のインプラントが適切なのでしょうか?

前回のブログでも解説しましたように、決まったインプラントの本数があるわけではありません。
最も重要なのは、インプラントの長さです。

インプラントの長さは、
短いもので、5〜6ミリ程度のものから
長いもので、20ミリ程度のものまであります。

この長さは、インプラントのメーカーによっても違いますが、
通常は、8〜15ミリ程度の長さのインプラントが使用されることが多いのです。

例えば、下顎の奥歯が4歯分欠損していたとします。
長さが10ミリ程度のインプラントが使用できれば、
2本のインプラントで4歯分を作製するブリッジでも問題は起らない可能性が十分高いと考えられます。

しかし、これは、噛み合わせ(歯ぎしり等の有無も含む)等によってもなかり違いますが、
多くの臨床報告や私自身の臨床経験から
下顎の奥歯が4歯分欠損していた場合には、2本のインプラントで十分と考えています。

しかし、短いインプラントしか埋入できなかったりした場合には、
同じ4歯分の欠損でも3本のインプラントを埋入することもあります。

しかし、4歯分の欠損があった場合には、
必ず、4本のインプラントを埋込む必要性があると考えている歯科医師もいます。
この理由は、さまざまあります。

1.天然歯と同じ形態(本数)にするのが自然、

2.ブリッジにするとブリッジという形になります。
  その場合、歯が欠損している部位は、インプラントが埋込まれていないため、
  清掃性 等に問題が生じる

3.2本のインプラントで4歯分を作製するブリッジとした場合、
  万が一 1本のインプラントがダメになった場合には、全て治療をやり直す必要性があるが、
  3本もしくは、4本のインプラントを埋込んでいた場合では、
  万が一 1本のインプラントがダメになっても 残っているインプラント自体で
  ブリッジを支えることが可能

といったこともインプラントの本数を多くする理由になっています。


また、歯科医院によっては、インプラントの本数が多ければ多い程 利益につながるため、
多くのインプラントを埋入することを勧める場合もあるようです。
特にインプラントの1本あたりの単価が安い歯科医院では、
1〜2本では、利益がでないため、多くのインプラントを勧められることもあるようです。
こういった話は、インプラントの具体的な必要本数の理由にはならないので、
これ以上は書きませんが、インプラントの本数等に疑問がある場合には、
他の歯科医院でも聞いてみるといいでしょう。(セカンドオピニオン)

先程の例では、下顎の奥歯に4歯分の欠損があった場合でしたが、
これが、顎になると話が変わってくることが多いのです。

顎の骨は、下顎と比較して 軟らかいのです。
そのため、埋込んだインプラントは、下顎より安定が悪いことが多いのです。
そのため、インプラント自体の強度を増すために、本数を増やして埋入することが多いのです。
また、顎の奥歯の場合、骨の吸収が起っていることが多く、
短いインプラントしか埋込めないことがかなりの確率であります。
そのため、インプラントの本数を増やすことにより強度を増すことになります。

私の臨床経験からも
下顎の奥歯が4歯分欠損している場合には、2本のインプラントでブリッジとすることが多いのですが、
顎の奥歯に4歯分欠損している場合には、3本のインプラントを埋込むことが多いのです。

上顎の奥歯に短いインプラントを行った場合の失敗率は、
下顎や前前歯部より高いことが多くの論文により報告されています。

最も大切なのは、やはり長いインプラントを使用することです。

そのためには、骨が吸収しないうちにインプラントを埋込むことが重要です。

歯周病があまりにも進行している歯で治療が不可能な歯を放置したりすると
骨は、どんどんと吸収してしまいます。

また、歯が折れたりした場合にもできるかぎり早く抜歯しないと
骨吸収が進行してしまいます。

また、歯がない状態を放置しても
骨の吸収が進行してしまいます。
特に上顎の奥歯が歯がないままにすると骨吸収が進行してしまいます。

インプラントが長く保つためにも悪い状態の歯をそのまま放置しないことが大切です。


次回のブログは8/20(木曜日)になります。


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Profile
     院長履歴

1993年 神奈川歯科大学卒業
1993年 同大学歯周病学講座
      入局
1999年 日本歯周病学会
      専門医取得
1999年 東京都にて杉山歯科
      医院開業
2003年 I.T.Iメンバー認定
2005年 国際口腔
      インプラント
      学会認定医取得
2006年 大船駅北口歯科
      インプラント
      センター開業

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