最新インプラント症例:日本歯周病学会歯周病専門医、国際インプラント学会認定医

インプラントなら横浜の大船駅北口歯科  神奈川県横浜市(JR大船駅北口から徒歩3分)にあります 国際インプラント学会認定医、日本歯周病学会専門医です。 インプラントのマニアックな情報を掲載しています。

歯科

3/18(金)〜4/30(土)までの計画停電予定

3/18(金)〜4/30(土)までの
当医院(第5グループ)の計画停電予定です。

今回の計画停電のため、多くの患者様にはキャンセルをさせていただき、大変ご迷惑をおかけしております。
明日(3/17:木)は 本来 休診日ですが、明日(10:00〜)は臨時診療となります。
診療をご希望の方はメール:info@sugiyama-d.sakura.ne.jp
もしくは
電話(045-891-3334)
でご連絡下さい。

また、今週の日曜日(3/20)も当ビルの清掃のため、休診となっておりましたが、清掃がなくなったため、臨時診療となります。
3/20(日)の診療をご希望の方は、
メール:info@sugiyama-d.sakura.ne.jp もしくは
電話(045-891-3334)
でご連絡下さい。

また、キャンセルで次回の予約が取りづらい方、
痛み等がある方、
その他緊急方のために、
早朝 と 夜間、休診日 診療も行うことにしました。
ご希望がございましたら
メール:info@sugiyama-d.sakura.ne.jp もしくは
電話(045-891-3334)
でご連絡下さい。

計画停電が起こった場合には、診療は不可能になります。
計画停電時間帯の患者様に関しては 可能なかぎり早めに電話でご連絡させていただきます。


予約のキャンセル、お問い合わせ等は
電話(045-891-3334)もしくは メール:info@sugiyama-d.sakura.ne.jp でご連絡下さい。

交通機関の不通 等により従業員が通勤できないことが考えられます。
停電、スタッフ構成等により患者様にはご迷惑をおかけすることがあるかもしれませんが、ご理解をいただきたいと思います。

診療情報は 計画停電の変更 や 確定があるたびに更新します。

第5グループ(栄区笠間1丁目)計画停電予定
3/18(金) 18:20〜22:00
3/19(土) 15:20〜19:00
3/20(日) 12:20〜16:00
3/21(月)  9:20〜13:00
3/22(火)  6:20〜10:00
3/23(水) 18:20〜22:00
3/24(木) 15:20〜19:00
3/25(金) 12:20〜16:00
3/26(土)  9:20〜13:00
3/27(日)  6:20〜10:00
3/28(月) 18:20〜22:00
3/29(火) 15:20〜19:00
3/30(水) 12:20〜16:00
3/31(木)  9:20〜13:00
4/ 1(金)  6:20〜10:00
4/ 2(土) 18:20〜22:00
4/ 3(日) 15:20〜19:00
4/ 4(月) 12:20〜16:00
4/ 5(火)  9:20〜13:00
4/ 6(水)  6:20〜10:00
4/ 7(木) 18:20〜22:00
4/ 8(金) 15:20〜19:00
4/ 9(土) 12:20〜16:00
4/10(日)  9:20〜13:00
4/11(月)  6:20〜10:00
4/12(火) 18:20〜22:00
4/13(水) 15:20〜19:00
4/14(木) 12:20〜16:00
4/15(金)  9:20〜13:00
4/16(土)  6:20〜10:00
4/17(日) 18:20〜22:00
4/18(月) 15:20〜19:00
4/19(火) 12:20〜16:00
4/20(水)  9:20〜13:00
4/21(木)  6:20〜10:00
4/22(金) 18:20〜22:00
4/23(土) 15:20〜19:00
4/24(日) 12:20〜16:00
4/25(月)  9:20〜13:00
4/26(火)  6:20〜10:00
4/27(水) 18:20〜22:00
4/28(木) 15:20〜19:00
4/29(金) 12:20〜16:00
4/30(土)  9:20〜13:00

歯がダメにならないためには…:その2

9/17(木曜日)です。
今日も前回の続きで、『歯がダメにならないためには…:その2』になります。


前回のブログでは、神経がない歯は、折れる確率が高く、神経がある歯に比較してダメ(抜歯)になる確率が高いことを解説しました。

神経を取らないような状態に維持することが、歯がダメにならないための第一歩となるのです。

さて、今日は『歯周病によって歯がダメになる』という話です。

当医院でインプラント治療を行う患者様の半数以上は、歯周病で歯がなくなった方です。
前回お話した『歯根破折』は、突然起ることですが、
歯周病は、非常に時間がかかる病気です。

抜歯となるような 進行した重度歯周病となるには、最低でも10年以上の期間がかかります。

歯周病になると歯を支えている骨の吸収が起ります。
骨が吸収すると 歯がグラグラとしてきます。

歯周病による骨吸収は、年々少しずつ進行します。
そのため、早く 歯周病の検査をし、早く 治療を行えば、その進行を停止させることが可能なのです。

早期発見(検査)、早期治療が 歯周病を治す最も重要なことなのです。
歯周病があまりにも進行してしまった場合には、抜歯となってしまいます。

歯周病の方は、びっくりするくらい 本当に多いですね。
『どうして もっと早く検査に来なかったのか?』と考えられることが多いのです。

歯がグラグラしてきた段階では、すでに歯周病は、かなり進行している重度歯周病です。
歯がグラグラしている方は、赤信号です。
1日でも早く歯科医院を受診し、歯周病の検査を受けることが大切です。

今回のテーマである『歯周病によって 歯がダメ(抜歯)にならないためには…』の大きなポイントは、
定期的に歯科医院で検査を受け、歯周病がどの程度進行しているかの状態を把握することが重要です。
そして、もし、歯周病と判定された場合には、早期に治療を開始することです。

もし、歯周病がある状態でインプラントを行うと さまざまな問題が起ります。
歯周病は、 歯周病細菌による感染症です。
この歯周病細菌は、インプラントにも感染してしまいます。

また、歯周病の方で、すでに歯がない部分があり、その欠損部位にインプラント治療治療を行っても 残っている歯がダメになれば、またインプラントを埋込むことが必要になってしまいます。
このように 歯がダメになった原因を根本的に治療していかないと
単に歯がないからといって インプラント治療を行っても 問題は解決しません。

歯周病によって歯を失わないためには、まず歯周病の検査を行うことが重要です。
そして、もし、歯周病をと判断されたら、きちんと治療を行うことが必要です。

また、歯周病は、一度治っても、再発する可能性が高い病気です。
患者様に 歯周病のことを『歯周病は、生活習慣病です!』と説明します。
生活習慣病とは、高血圧 や 糖尿病 等と同じです。
例えば、糖尿病になり、病院で薬を処方された とします。
いくら病院で処方された薬を服用しても 普段の食生活 や 運動 、睡眠、ストレス、喫煙 等
生活習慣が乱れていれば、当然のことかながら糖尿病は、治りません。

歯周病もまったく同じです。
歯科医院での治療のみでは治りません。
口腔内の清掃管理(歯ブラシの程度)も重要ですが、先程あった 食生活 や 運動 、睡眠、ストレス、喫煙 等
生活習慣の改善が必要です。

歯周病は、歯科医院での治療と ご自身の生活習慣の改善があってこそ治るのです。
また、治った状態を維持できるのです。

そのためには、まず歯周病の検査が必要です。
歯を失う原因として最も多いのが、歯周病です。
歯周病は、きちんとした治療を行えば治すことができます。
しかし、あまりにも進行してしまった場合には、抜歯となってしまいますので、
早めの治療が必要です。

本日のテーマである『歯がダメにならないためには…』では、
歯周病の検査の重要性と治療が重要であるということです。


次回のブログは9/21(月曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『歯がダメにならないためには…:その3』です。


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歯がダメにならないためには…

9/14(月曜日)です。

インフルエンザがだいぶ流行しているようですが、みなさんはどうでしょうか?

私自身は、うがい、手荒いを徹底して行っています。
もちろん 仕事中は、ずっとマスクを着用しています…

みなんさんも うがい、手荒いは徹底して下さい。

咳をしている方 や 体調不良と感じている方は、必ずマスクの着用が必要です。
人にうつさないことが大切です。


今日は、『歯がダメにならないためには…』になります。

インプラント治療をお考えの方は、当然のことながら 歯が欠損している方です。
1本歯が欠損している方もいらっしゃれば、
多数歯が欠損している方もいらっしゃいますし、
全ての歯がない方(総入れ歯)もいらっしゃると思います。

歯がなくなれば、噛むことも十分できなくなりますし、審美的にも問題が生じます。

そのため、歯が欠損した場合の治療方法として、
ブリッジ と 義歯(入れ歯)があります。

ブリッジは、欠損した周囲の歯を削ることが必要な治療方法です。
義歯は、取り外し式の装置のため、審美的に問題が生じたり、違和感が強いものです。

このした問題点を解決する方法として、インプラント治療が考えられます。

しかし、歯がなくならないことが最も重要なことなのです。

今回のブログでは、歯を失わない方法について解説します。

歯がなくなる大きな原因として、
1.歯周病
2.虫歯
3.歯根破折
があります。

今回は、2番目の歯根破折について解説します。
歯根破折については、このブログでも良く話す内容ですので、お分かりの方も多いかと思いますが、
簡単に説明致します。

歯根破折とは、ほどんの場合、歯の神経を取り除いた歯で起る現象です。

歯の表面には、エナメル質という硬い組織があります。
歯の表面に見える “白い歯” の部分です。
虫歯になりにくい硬い組織です。

このエナメル質の内部には、象牙質という組織があります。
エナメル質よりは、軟らかい組織です。
非常に虫歯になりやすいのです。

さらに象牙質の内側には、神経があります。

虫歯が象牙質に達すると 痛み が生じます。

虫歯が神経に直接触れるような状態になったり、ズキズキとした痛みが生じると
神経を取り除くことが必要になる場合があります。

神経を取り除いた歯は、神経だけでなく、歯の内部の血管も取り除くことになるため、
歯の内部への血液の循環がない歯になってしまいます。

このように血液循環がない歯を 患者さんに説明する時に " 木 "に例えてお話しすることがあります。
生き生きとした木は たたいたり、蹴ったりしても 折れたりすることはありませんが、枯れた木は 折れる可能性があります。
神経を取った歯も 枯れた木と同じような状態になります。
神経のない歯は、血液供給がなくなるため もろくなってしまうのです。

そのため、神経のない歯は もろく 通常の咬む力でも 割れてしまうことがあります。

折れてしまった場合ですが、割れた(折れた)場所にもよりますが、抜歯になることがほとんどです。

神経のある歯が折れることはほとんどありません。

神経のない歯は、非常にリスクが高いと思って下さい。

このことから言えることは、『神経はできるかぎり取らない!』ということです。
私達は、毎日の臨床の中で、神経のない歯が折れたりするトラブルを毎日のように経験します。

神経のある歯と比較すると
神経のない歯は、圧倒的にリスクが高いのです。

逆に言えば、神経を取らないことが 抜歯とならないための大きなポイントになります。

そのためには、虫歯を放置しないことも重要です。
虫歯が深くなるとどうしても神経を取る確率は高くなります。

神経があるか 神経がないか は将来的に大きな差になります。

虫歯は徹底した管理によってかなりの確率で防ぐことが可能な病気です。
本日解説できなかった歯周病についても次回のブログで解説したいと思いますが、
歯周病も徹底した管理によって十分防ぐことが可能です。

歯の神経を取り除くことは、以前の歯科医院では、かなり行われていました。
もちろん、虫歯あ深く、どうしても神経を取り除くことしか方法もない場合があります。
しかし、神経を残すことを本当の意味で重要視していないような
治療方法が行われていたと感じられることも毎日の臨床の中で感じます。

患者様のレントゲン写真をみると
ほとんどの歯が神経がないということもよくあります。
先にも書きましたように神経のない歯は、神経のある歯と比較して
高確率でダメになります。

『もし、神経があれば…ダメになっていなかったのに…』と考えられることも多くあります。

神経を簡単に取っていた歯科医院自体にも大きな問題ああったと考えられます。

*ただし、現在でも虫歯が深く、神経を取らざる得ないこともあります。

神経のない歯は、虫歯になってもしみたり 等の痛みがでないため、
無症状でも虫歯が進行してしまいます。
そのため、神経のない歯がある方は、定期的に問題が起っていないかを歯科医院にてレントゲン等で確認されることが重要です。



次回のブログは9/17(木曜日)になります。


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歯周病と全身との関係:その25

1/29(木曜日)です。
今日も前回の続きで、『歯周病と全身との関係:その2』になります。

前回は、
1『歯周病は心臓発作を引き起こす?』、
2『歯周病は早産、低体重児の原因となる』
について説明しました。

今日は、以下のような話になります。

3.歯周病と糖尿病の関係
 糖尿病の人は感染に対する抵抗力が低下しており、歯周病が悪化しやすい
 歯周病と糖尿病との関連報告は多くあり、糖尿病の人は感染に対する抵抗力
  が低下しており、歯周病が悪化しやすい状況にあります。
 また、歯周病の原因菌が糖の代謝に影響を及ぼし、血糖値のコントロールが
 悪くなります。
 また、歯周病が改善すると血糖値も下がってくる という報告も多くあります。

4.誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)
 飲み込んだ菌が肺に入ってを起こす病気を誤嚥性肺炎といいます。
 あまり聞き慣れない病名ですが、誰にでも起こる可能性がある病気です。
 口の中にはさまざまな細菌がいます。
 私達はこうした細菌をしらずしらずのうちに 飲み込んでいます。
 この誤嚥性肺炎は、えんげ(飲み込むこと)反射と咳反射が低下した場合に
 起こることが明らかになっています。
 歯周病を起こさないような口腔内であれば問題はありませんが、歯周病であ
 ったり、ブラッシングが不十分であると起こる可能性が高くなります。
 しかし、細菌を飲み込んだからといって誰もがなるわけではなく、寝たきり
 の方や老人性肺炎の方のように体力がおちた時にかかりやすい病気です。
 日本人の死因の第4位が肺炎であり、そのうちの約9割が65歳以上です。
 若いうちからきちんとブラッシングを行い、歯周病等問題があれば治療を行
 うことが高齢化社会をむかえるにあたり、 健康を維持するための重要なこと
 になるのではないでしょうか。



次回のブログは2/2(月曜日)になります。
『歯周病と全身との関係:その3』です。


今週(1/27〜28)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

それでは、今週のインプラント手術の中から歯根破折を起こし、抜歯した後、
上顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

先に書きましたように、抜歯となった原因は、 歯根破折です。

実は今回の症例では、 歯根破折が1年以上前から分かっていました。

1年程前に歯の根が折れていることはご説明しましたが、患者様は痛みもないため、
そのままにしたいというご希望がありましたので、現在にいたるまで抜歯せず、そのままになっていました。

歯根破折を起こした場合、早期に抜歯することは重要なことです。

今回は、抜歯が遅れたために、折れた部位から感染が起こり、骨吸収が始まっていました。

インプラントは、骨の中に埋込むものです。
そのため、骨がしっかりしていることが重要です。

今回は、 歯根破折による骨吸収がかなり起っていたため、インプラント治療が難しくなりました。

骨の吸収は、高さで3ミリ程度、幅で3〜4ミリ程度の吸収が起っていました。

そのため、インプラントを埋込む時には、骨幅を広くするための 『スプリッティング法』を行い、さらに骨幅と高さの増大のために、 人工骨(β―TCP)を使用し、GBR法を行いました。

使用したインプラントは、 アンキロス・インプラント(長さ11ミリ)を2本です。

通常、骨幅に大きな問題がなければ、2本のインプラントで手術時間は、約10分程度です。

しかし、今回は、骨の増大治療(GBR法)を行ったため、時間は、倍以上の25分程度かかりました。

また、骨の増大治療(GBR法)を行えば、確実(100%)に元の状態に復元(回復)できるのかと言いますと、違います。
骨の増大治療(GBR法)には限界があるのです。

悪くならない状態で、インプラントを行うことは、治療の大変さを少なくするだけではありません。
骨吸収があまりにも大きい場合には、インプラント治療自体ができなくなる場合もあります。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約3〜4ヶ月後に型を取ります。

治療費
インプラントが1本21万円(税込)×2本分です。
この中には、治療中のレントゲン撮影や薬代、 『スプリッティング法』GBR法の費用も全て含まれています。


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歯周病と全身との関係:その15

1/26(月曜日)です。
今日も前回の続きで、『歯周病と全身との関係:その1』になります。

先日『インプラントの寿命はどれくらい?』というテーマを書きました。
その中でインプラントも歯周病になる話を書きました。
インプラント周囲炎です。

今回からの新しいテーマでは、『歯周病の恐ろしさ』を解説します。

 歯周病は、口腔内のことだけではなく、全身的にも大きな問題を引き起こします。
現在歯周病であるということは、歯周病細菌が口腔内にいつも存在するということです。
歯周病の方は、口腔内に細菌がいっぱいある状態で毎日食事をしているということです。
それでは、『歯周病の恐ろしさ』についての各論です。

1.歯周病は心臓発作を引き起こす?
 歯周病のある人はない人に比べて心臓血液疾患を発症するリスクが20〜180%
 高い!
 歯周病の原因菌が歯肉の奥へと侵入していきそこから血管に入り、血液とと
 もに全身をめぐり臓器や器官に侵入します。
 心臓付近ではそうした細胞により血管を詰まりやすくし、心臓発作を引き起
 こす可能性があるという報告があります。
 ノースカロライナ大学Dental Ecology教授のJames D.Beckのまとめによると
 6〜18年による5つの長期試験から歯周病のある人は ない人に比べて心臓
 血液疾患を発症するリスクが20〜180%高い
という結論を報告しています。
 また同教授は歯周病の進行程度が高いほど心臓血液疾患の発症リスクも高く
 なるとも言っています。
 歯周病と心臓血液疾患の関係についてはまだまだ研究が始まったばかりでデ
 ータは完全ではありませんが、 歯周病の管理が心臓血液疾患の発症を少なく
 するのであればブラッシングこそ健康の第一歩であるといえるのではないで
 しょうか。


2.歯周病は早産、低体重児の原因となる
 歯周病を持っている母親の早産のリスクは7倍になる!
 歯周病の原因菌が歯肉の奥へと侵入していきそこから血管に入り、血液とと
 もに全身をめぐり臓器や器官に侵入します。
 こうした菌は羊水中にまで影響を及ぼし、早産、低体重児の原因となること
 がわかってきました。
 現在、早産による低体重児の出生の割合は1割程でといわれており、その原
 因の一つとして膣の細菌感染による炎症があげられています。
 膣に感染が起こると、胎盤膜での炎症の結果、子宮が収縮、子宮頚部が拡張
 し、早産になります。
 ノースカロライナ大学の歯周病学教授Steven Offenbacherらの研究によると
 歯周病の原因菌が歯肉の奥へと侵入していきそこから血管に入り、 膣感染症
 が起こっていると報告しています。
 リスクの割合は歯周病がない母親に比べて 歯周病を持っている母親の早産
 のリスクは7倍になる
と報告しています。
 ちなみに飲酒をする母親の早産のリスクは3倍です。
 歯周病をきちんと治療し、ブラッシングをしっかり行うことでそうしたリス
 クは防げるのです。
 早産で生まれた新生児の中には 呼吸器疾患や脳性麻痺などの長期におよぶ
 障害を有していることも少なくないのです。
 あなたならどう考える? たかが歯周病、されど歯周病。


次回のブログは1/29(木曜日)になります。
『歯周病と全身との関係:その2』になります。


今週(1/23〜25)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

それでは、今週のインプラント手術の中から上顎に多数のインプラント埋入を行った1症例について解説します。

上顎は、歯が1本もない状態です。
いわゆる『総入れ歯』の方です。

骨の状況は非常に悪い状態です。
つまり、骨吸収が大きいのです。

上顎の左右の奥歯では、骨の高さが少なくなっており、約4〜5ミリ程度の骨の高さしか残っていませんでした。

上顎の奥歯にインプラントを埋入する場合、10ミリ以上の骨の高さが残っていれば心配ない状態ですが、
骨の高さ約4〜5ミリ程度となると十分な骨の高さとは言えません。

そのため、上顎の奥歯に対しては、インプラントを埋込むと同時に骨の高さを増大(増骨)させるための 『ソケットリフト法』を行いました。

この方法を行ったことにより、長さ10ミリのインプラントを埋込むことができました。

次に前歯ですが、ここは骨の高さにはさほど問題はありませんでしたが、
骨のに大きな問題がありました。
今回使用したインプラントの太さ(直径)は、4.1ミリでした。
直径4.1ミリのインプラントを埋込むためには、
それ以上の骨幅が存在しないといけません。

しかし、実際には骨幅が狭いところで約2〜3ミリ程度の骨幅でした。

そこで、まず、骨の幅を広げる治療を行います。
『スプリットクレスト法』です。
ドリルをさほど使用せず、骨の幅を押し広げながらインプラントを埋入するこの方法は骨にダメージが加わりにくく、術後の腫れが少ない治療法です。

しかし、元々骨幅が狭い部位は、上記の方法だけでは、十分な骨幅を獲得することはできませんので、さらに 人工骨(β―TCP)を使用した 『GBR法』を併用しました。

今回は、
『ソケットリフト法』を4カ所
『スプリットクレスト法』を4カ所
『GBR法』6カ所(上記との併用も含む)
行いました。

埋込んだインプラントは合計9本です。

使用したインプラントは、 ストローマン・インプラント  ( I.T.Iインプラント)  SLAタイプ 
直径4.1ミリ、長さ12ミリ が5本 と 直径4.1ミリ、長さ10ミリ が4本でした。

これだけの長さのインプラントが9本埋入できれば十分です。

麻酔方法は、静脈内鎮静法です。

手術時間は、約90分程度でした。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約4ヶ月後に型を取ります


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歯科治療と金属アレルギー:その95

12/18(木曜日)です。

今日も前回の続きで、『歯科治療と金属アレルギー:その9』になります。

このシリーズも今日で最終回ですが、日々の臨床の中で
『金属アレルギーがあるんです!』
というご質問があります。
もちろん、金属アレルギーでなくても 金属イオンが体内に蓄積することは良いことではありませんので、金属をまったく使用しない治療は有効です。

しかし、現実的には、金属をまったく使用しない治療では、費用の問題もでてきます。
このシリーズの5回目でも書きましたが、歯の噛む面にある小さな金属の詰め物(1970年前の治療ではアマルガム製が多く使用されてきました)の場合、撤去し、保険診療の範囲内で白い樹脂(レジン)に変えられます。(1歯 1.000円程度)
レジン治療以外では、保険診療では、金属を使用しない被せ物の治療は ほぼ不可能になってしまいます。
特に『オールセラミック』 による治療は、被せ物の材質の中でも最も費用がかかるものです。
そのため、金属製の被せ物が多く装着されている方にとっては、全ての治療をやり変えるとなると大変なことになってしまいます。

金属アレルギーがご心配な方は、まず、皮膚科 や アレルギー外来 にてアレルギー反応がある金属を特定するための検査を受けてから考えることが必要です。
金属アレルギー検査を行うと全ての金属に反応があるということは少なく、
歯科で使用する金属で言えば、
水銀(アマルガム合金) や ニッケル、クロム、といった金属には反応はあるが、
金等の材質には反応がでないことがあります。
まず、金属アレルギー検査を行ってから歯科治療内容を決定することが必要です。

また、今まで行ってきた被せ物の治療は『セラミックだから大丈夫!』ということはありません。
セラミック や ハイブリッドセラミック の被せ物も内部は金属です。
何度も書きますが、金属をまったく使用しない被せ物は、『オールセラミック』 になります。
また、保険診療で行う前歯の被せ物(白い歯)も内部は金属(パラジウム合金)です。

ただし、金属をまったく使用しない材質が良いということではありません。
長期的な安定(強度)という点から考えると金属製の被せ物の方が優れています。

例えば、インプラントの被せ物の場合、奥歯においては、金属製の被せ物をお勧めします。
奥歯は、噛む力が強いので、セラミック等の被せ物を使用した場合には 欠けたりする可能性があります。
安定性(強度)を考えると金属にかなうものはありません。
さらに、 『歯ぎしり』や『くいしばり』が強い方は、金属製の被せ物が良いでしょう。

このシリーズでは、金属アレルギーについてさまざまなことを書いてきましたが、
どういった材質が良いかは、金属アレルギー検査を行い、噛み合わせ等も含め、決定することが大切です。


次回から新しいテーマになります。
『総入れ歯(歯が1本もない方)でもインプラント治療は可能か?』です。



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歯科治療と金属アレルギー:その84

12/15(月曜日)です。

今日も前回の続きで、『歯科治療と金属アレルギー:その8』になります。

『インプラントと金属アレルギー』
金属の中で最も安全性の高い金属は『チタン』であることは先に説明したとおりです。
私の知る限り、現在のところチタンと断定したアレルギーの報告は聞いたことがありません。
(*ただし、チタンアレルギーが疑われる報告はあります)
そのため、『純チタン』であるインプラントは、金属アレルギーに対して最も安全性が高い治療と言えます。

また、インプラントの土台となる部分に 『オールセラミックの土台(ジルコニア・アバットメント)』を使用し、
被せ物を 『ジルコニア』オールセラミッククラウンにすれば、ベストな治療になります。
欠点としては、インプラント自体保険が適応されないことと、 『オールセラミックの土台(ジルコニア・アバットメント)』、『オールセラミック・クラウン』 ともに最もコストの高い素材になります。

ただし、審美性、安全性を考えれば現在考えられるベストな治療方法と言えます。

今日は、『金属アレルギー』の話はここまでで、インプラントを行うための骨の状態(骨吸収)について以下でお話をしたいと思います。

次回のブログは12/18(木曜日)になります。
次回でこのシリーズも最終回になります。

今週(12/12〜14)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

毎回のこのコーナーで紹介する症例の多くは、骨吸収が進行しており、治療が難しいことを解説してきました。
最近本当にこのような骨吸収が進行したケースが増えています。
骨吸収の理由は、よく書いていますが、以下のような状況です。
  ・ 歯根破折
  ・ 歯を欠損のままにしていた
  ・ 歯周病

特に歯周病を放置すると歯を支えている骨は、どんどんと吸収してしまいますので、
歯がダメになった時には、なかりの骨吸収が起っているのです。

歯周病の場合、できるかぎり早期に治療することが非常に大切です。
歯周病が初期の場合であれば、さほど難しい治療でなく、十分回復するのです。

しかし、歯周病が進行してしまった場合には、治療は困難になりますし、治療自体も大変になります。

また、歯周病の治療を行うと 確かに歯周病の進行を停止させるこはできますが、
吸収してしまった骨を完全に元の状態に戻すことはできません
そのため、早く歯周病の治療を行えば、それだけ、歯を残すことが可能になります。

ただし、歯周病が進行しすぎてしまった場合には、歯周病治療ができなくなってしまいます。

歯周病は、歯周病細菌 による『感染症』 です。
歯周病の治療は、歯肉の内部に入ってしまった歯周病細菌を取り除くことです。
歯周病細菌を取り除くことができれば、歯周病の進行を抑えることが可能になります。

しかし、進行してしまった歯周病では、その 歯周病細菌を完全に取り除くことができません。
歯周病細菌を取り除けないということは、 歯周病細菌を歯肉の中に取り残した状態で放置することです。

このような状態は、治療不可能とし、抜歯しなければなりません。
歯周病専門医だからといって、全ての歯周病を治せるということではありません。

歯周病専門医は、口腔内から 歯周病細菌を除去することを治療の目的としています。

取りきれない 歯周病細菌は、必ず感染するのです。

感染が進行した結果、先に書きましたように骨の吸収がさらに進行してしまうだけでなく、
他の歯にも感染してしまいます。
その結果、最終的には、問題となっている歯だけでなく、
多くの歯がダメになってしまいます。
共倒れしてしまうのです。

また、骨吸収が進行してしまった結果、その後にインプラント治療を行おうと思っても難易度が高くなってしまったり、場合によってはインプラントができないこともあります。

最近は、重度歯周病疾患の患者様に 上記のようにご説明を行った場合、
『どうしても抜歯したくない!』
『自然に取れる(抜ける)まで待ちたい!』
という方が増えています。
私は、 歯周病専門医ですから、歯周病細菌を取り除く治療(方法)をもちろん知っています。
しかし、全てのケースで 歯周病の治療が行えるわけではありません。
あまりにも進行してしまった 歯周病の場合、治療自体が不可能になってしまいます。

違う言い方をすれば、
『きちんと治療すれば残すことができる歯』と
『治療しても残すことができない歯』の判断をきちんとすることが重要なのです。
完全に治療できない歯を的確に判断することは、他の歯への感染を防ぐことになります。

そのような適切な判断ができるからこそ 歯周病専門医と言えるのです。

完全にダメな歯をそのままにすることは、
『骨吸収が進行している悪い状態の歯をそのまま放置する』ということです。
歯周病を放置した結果、歯周病は必ず他の歯にも感染してしまいます。

また、歯周病が進行する前にきちんと治療を行うことが最も大切です。


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歯科治療と金属アレルギー:その73

12/11(木曜日)です。

今日も前回の続きで、『歯科治療と金属アレルギー:その7』になります。

  今週は、金属アレルギーの治療として『デトックス治療』について
  解説します。

  口腔内から金属を全て取り除いたら『金属アレルギー』が完治するという
  ことではありません。
  治らないケースもあります。
  体内に蓄積された有害金属は容易には排出されないためです。
  そのため、体内に蓄積された有害金属の『デトックス(排泄・解毒)』
  を行った方がより良いと言えます。
  『デトックス』という言葉は、最近美容界で聞くことがあるかと思います。

  金属アレルギーにおける『デトックス治療』には、以下の方法があります。

  まず、『食事改善(サプリメント等の服用も含む)』や
  『運動』といった生体本来の能力を高める方法です。
  もちろん、こうしたことは、『金属アレルギー』だけに効果があるのでは
  ありませんので、きちんと行っていただきたいことです。
  
  『サウナ』『岩盤浴』 もある程度の効果があると言われています。

  ただし、食事改善や運動療法には、実行できる内容には個人差があり、
  時間もかかるものです。
  そのため『EDTA点滴キレーション療法』という方法があります。
  これは、血管内に金属やミネラルと結合する性質をもつキレート剤を
  点滴して行う療法です。
   EDTA薬剤を体内に点滴することにより、体内に蓄積する有害金属の
  尿中排泄を促進させる方法です。
  『EDTA点滴キレーション療法』はもともと鉛中毒の患者さんに
  行っていた治療法です。
  現在は、動脈硬化の治療等に有効とされている治療法です。
  アメリカでは、過去30年間に40万人の患者さんが400万回以上の
  治療を受けています。
  また、アンチエイジング治療として、シミ、くすみ、肌荒れ、ニキビ、
  美肌効果に対し行われています。
  *治療内容等の詳細については、お近くの専門医もしくは
   『キレーション療法』を取り扱っている医院にご相談下さい。




次回のブログは12/15(月曜日)になります。
次回のテーマは、『歯科治療と金属アレルギー:その8:最終回』で『インプラントと金属アレルギー』です。
インプラントは金属アレルギーに対して最も安全な歯科治療であることの話です。

今週(12/9〜10)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

先週、難しいインプラント治療が多かったということをお話しました。
昨日のインプラント治療も結構大変な治療でした。
インプラントを埋め込んだ場所は、上顎の奥歯です。
最も難しい場所の一つです。
その理由として、骨の高さが少ないことが多いからです。
通常上顎の奥歯では、10ミリ以上の長さのインプラントを埋入することが理想的ですが、
実際には、2〜3ミリ程度しか骨の高さが残っていないことが多いのです。

今回の症例でも骨の高さは、2〜3ミリ程度しかありませんでした。

このような難症例は、さまざまな治療法を駆使して行うのです。


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歯科治療と金属アレルギー:その65

12/8(月曜日)です。
今日も前回の続きで、『歯科治療と金属アレルギー:その6』になります。

  また、金属アレルギーが起るのは、被せ物だけではありません。
  神経のない歯には、『土台』というものが装着されています。
  専門用語で『コア』と言います。
  神経のない歯は、まず『コア』を作製し、その上に『セラミック』等の
  被せ物を行うことになります。
  以前この『コア』の材質は金属がほとんどでした。
  特に保険診療においては『銀合金』コアがほとんどでした。
  しかし、近年では金属ではない『コア』が使用されるようになっています。
  『ファイバーコア』と言われるものです。

  金属アレルギーがある方は、被せ物だけでなく、その内部にある『コア』
  から金属を使用しない材質を選択した方がより良いことになります。
  『ファイバーコア』については、以下を参考にして下さい。
       ・ 『ファイバーコア』

  また、義歯(入れ歯)においても金属は使用されます。
  部分義歯(入れ歯)を歯に固定するための金具です。
  この金具のことを『クラスプ』と言います。
  『クラスプ』に使用される金属は『金銀パラジウム合金』
  『コバルトクロム』です。
  そのため、部分義歯を使用することによる金属アレルギーもあるのです。
  しかし、『金属の金具』をまったく使用しない義歯(入れ歯)もあります。
  『ノン・クラスプ・デンチャー』と言います。
  また『ノン・クラスプ・デンチャー』は、金属の金具が見えないため、
  審美性にも優れています。
  『ノン・クラスプ・デンチャー』の詳細は以下を参考にして下さい。
        ・ ノン・クラスプ・デンチャー

金属アレルギーが疑われる方は、
1 レジン
2 オールセラミッククラウン
3 『ファイバーコア』
4  ノン・クラスプ・デンチャー
にすれば、金属フリーの口腔内(安全性の高い口腔内)になります。


次回のブログは12/11(月曜日)になります。
次回のテーマは、『歯科治療と金属アレルギー:その7』で『デトックス治療』になります。
今週(12/5〜7)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

今週は、難しい症例が多かったですね。

どんな症例だったと言いますと

1症例は、上顎の骨が非常に狭いケースでした。(骨吸収が大きかったということです)
を広げるための 『スプリッティング法』を行い、骨再生(骨増大)のための GBR法を行いました。
これを埋入したインプラント6本全てに行う必要性性があったため、時間もかかりました。
ただし、骨の高さは結構あったため、長さ12ミリの ストローマン・インプラントが埋入できました。

他の症例は 上顎の奥歯で 骨の高さともに非常に少ないケースでした。(骨が吸収している)
高さを増大し、長いインプラントを埋入するための 『ソケットリフト法』を行いました。
また、骨自体も増大(増骨)するために 『GBR法』も併用しました。
埋入したインプラントは、 ストローマン・インプラント ・ ( I.T.Iインプラント)  SLAタイプを3本です。

両ケースとも時間がかかる症例です。

インプラントの埋入本数が多かったり、治療が複雑で時間がかかるような場合には、
『静脈内鎮静法』 にて手術を行います。
静脈内鎮静法は、眠っている状態で手術が行えますので、患者様にとっては、非常に楽です。
患者様も長時間口を開けているのは大変ですしね。

実際のインプラント手術は、虫歯で歯を削る時のように、少しひびく程度です。
麻酔の量も、虫歯の治療と同程度です。(場合により虫歯の治療より少ないことも多くあります)
麻酔をしていますので、もちろん痛みはありません。
骨の状態に問題(骨吸収)がなく、埋め込む本数も少なければ、さほど時間もかかりません。
1本で5〜6分程度です。

そのため、虫歯を削ったりするより、はるかに短時間で、簡単に終了します。
このようなケースで治療を終えた患者様の多くは、
『もう終わったのですか?』
と驚かれる方の方が多いくらいです。

しかし、インプラントを埋め込む本数が多かったり、
骨吸収が大きくあり、骨を増大(骨再生)するための治療を併用したりする場合には、通常のインプラント手術より時間がかかります。

先程、骨の状態に問題がなければ インプラント1本を埋入する時間は、5〜6分程度と書きましたが、骨吸収が大きく複雑なケースでは、1本でも20分以上かかることもあります。

今回の解説するケースは、インプラントの本数も多かったり、骨吸収が大きかったりしたため、難易度が高かった症例です。

骨吸収が少なければ、骨増大治療(GBR法)もさほど大変ではありませんが、高度に骨の吸収が起っている場合には、治療時間もかかるため、治療を受ける患者様には、大変なことになります。

一番大切なのは、骨吸収が起らないようにすることです。
つまり、悪い状態を放置しないということが大切です。
そのためには、定期的に検査(メインテナンス)を受けたり、
抜歯しかないような悪い状態の歯を放置しないことが重要です。

今年もあと1ヶ月をきりました。
1年なんてあっという間です。
早いものです。
年内は、12/30(火)まで診療致します。
新年は、 1/ 4(日)から診療致します。



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歯科治療と金属アレルギー:その55

12/4(木曜日)です。
今日も前回の続きで、『歯科治療と金属アレルギー:その5』になります。

『安全性の高い歯科治療は?:金属アレルギーの治療』

金属アレルギーの治療は、以下のように行います。

1 まず、金属アレルギーの原因を検査することです。
  
  これは、前回までの『金属アレルギー検査』の項目で解説しました
  『パッチテスト』
  『リンパ球幼弱化テスト』
  『金属含有レベルテスト』
  『毛髪ミネラル検査』
  等です。

2 次に 金属の被せ物 や 詰め物 を撤去することになります。
  
  金属アレルギー検査で問題のない金属に変更することも考えられます。
  『金』『プラチナ』はアレルギーが起きにくい金属です。
  しかし、稀ではありますが、『金』や『プラチナ』にも反応する方もいら
  っしゃいます。
  そのため、金属をまったく使用しない治療が最も安全性が高いと言えます。
  『アマルガム』等の詰め物は撤去し、『レジン』といわれる白色の樹脂を
  詰めたり、型を取り『セラミック』『ハブリッドセラミック』をつける
  治療を行います。
  『レジン』『セラミック』『ハブリッドセラミック』ともに白い素材
  ですので、審美的にも優れていますし、『レジン』の場合には
  保険も適応されます。
  (3割負担の場合1.000円程度で行えます)

  次に、クラウン(歯を全体的に削って被せる治療)治療 や
  ブリッジ(欠損部分の前後の歯を削り、連結した被せ物を行う治療)の場
  合には、型を取り『オールセラミック』という被せ物を行うことになりま
  す。
  『オールセラミック』『セラミック』は違います。
  通常『セラミック』と言われている物は、表面はセラミックでできていま
  すが、内部は金属で作製されています。
  これは『セラミック』作製方法をお話すると分かるかと思います。
  まず、歯型を取ってできた模型上で、金属のフレーム(枠組み)を作製し
  ます。
  その後、金属のフレーム(枠組み)セラミックを焼き付けて完成です。
  そのため、見えない内側は金属でできているのです。
  金属のフレーム(枠組み)を作製する理由は、
  セラミックのみでは強度不足になり、破折してしまうからです。
  そこで、セラミックの欠点を克服すべく近年、金属以上の強度をもった
  セラミックが開発されました。
  『ジルコニア』オールセラミッククラウンです。

  この詳細は以下を参考にして下さい。 
    ・『ジルコニア』オールセラミッククラウン

次回もこの続きになります。

次回のブログは12/8(月曜日)になります。
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Profile
     院長履歴

1993年 神奈川歯科大学卒業
1993年 同大学歯周病学講座
      入局
1999年 日本歯周病学会
      専門医取得
1999年 東京都にて杉山歯科
      医院開業
2003年 I.T.Iメンバー認定
2005年 国際口腔
      インプラント
      学会認定医取得
2006年 大船駅北口歯科
      インプラント
      センター開業

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