最新インプラント症例:日本歯周病学会歯周病専門医、国際インプラント学会認定医

インプラントなら横浜の大船駅北口歯科  神奈川県横浜市(JR大船駅北口から徒歩3分)にあります 国際インプラント学会認定医、日本歯周病学会専門医です。 インプラントのマニアックな情報を掲載しています。

インプラントの被せ物

インプラントと噛み合わせ:その2

8/6(木曜日)です。
今日も前回の続きで、『インプラントと噛み合わせ:その2』になります。

前回のブログでは、歯が欠損した状態を放置すると 噛み合う歯が動いたりして、噛み合わせに問題が起ってしまうことを解説しました。

また、歯ぎしり や くいしばり の問題についても解説しました。

本日もインプラントと噛み合わせについての続きになります。

噛み合わせに問題があると インプラントの被せ物(セラミック等)が欠けることがあります。
これは、もちろん頻繁に起ることではありませんが、
インプラントのセラミックが欠けることは現実問題として考えられることです。

特に奥歯では、噛む力の負担が大きいため、割れることがあります。

まず、この理由を解説します。
インプラント天然歯は、噛み合わせに対して大きな違いがあります。

天然歯の周りには『歯根膜』と呼ばれる非常に薄い膜が存在します。

これは噛んだ時に歯を傷つけないように『クッション』のような働きをします。
つまり、歯は噛むと動くのです。

それに対して、インプラントには、歯根膜は存在しません。
そのため、歯を噛んでも動かないのです。
この 歯が動くということは 非常に大切なことです。
歯やインプラントに過度な力が加わった場合、動くことにより過剰な力を逃がす働きがあります。

もし、動かないインプラントに過剰な力が加わった場合、
その力は、そのまま被せ物(セラミック等)に加わります。

つまり、インプラントには 歯根膜がないため、噛んだ力を分散させることができず、
セラミック 等に負担がかかり、欠けてしまうのです。

もし、欠けてしまった場合の対応ですが、少し欠けたのみであれば、その部分を研磨し、丸めるのみです。

ある程度欠けてしまた場合には、修理用のセラミックがありますので、それで、修復します。

大きく欠けてしまった場合には、新しく再製します。

また、再製や修復とともに考えなければならないのが、『原因の究明』です。

例え、欠けた部分を修正しても噛み合わせ や 歯ぎしり が改善されなければ、再度欠けてしまうことが考えられます。
そのため、噛み合わせのチェックやマウスピースを必ず使用することが大切です。
マウスピースについては、前回のブログで解説した内容を参考にして下さい。

毎日の食事や 歯ぎしり や くいしばり にも対応しなければ、なりませんので、セラミック等には非常に負担がかかります。

セラミックの素材は大雑把に言いますと『お茶碗』と同じような『瀬戸物(せともの)』です。
このような素材に毎日負荷をかけていれば、割れてきたりする可能性があるのがわかるかと思います。
もちろん歯科で使用する『セラミック』は『お茶碗』とは違いますが、
割れるリスクは0%にならないのです。

また、割れたりした場合、被せ物を強い接着剤でつけていると
欠けたりした場合に 外すのが困難になってしまいます。
そのため、ネジで固定する方法 や 仮の接着剤でつける ことが有効です。
取り外すことができれば、修理も簡単に行えます。

また、インプラントの被せ物の素材を セラミック 等にせず、金属製の被せ物にする方法があります。
金属ですが、噛み合わせの長期安定からすると最も優れている材質です。

長期的にはセラミック等と 同様に若干は磨り減りますが、かけたりすることはありません。
インプラントの被せ物としては一番お勧めです。

しかし、欠点として金属製ですので見た目に問題があります。
最も奥歯であればよいかと思いますが、少し手前になると見えてしまいます。
そのため多くの患者さんは金属を避ける傾向にありますが、
医療サイドからすると安全性の高い金属がいいと思います。


今週、今回の内容のように インプラント治療後にセラミックが欠けた患者様が来院されました。
ちょうど前回と今回の話と共通する部分がありましたので、紹介させていただきます。

患者様は、数年前に 右下奥歯が4歯分欠損しており、義歯を作製しましたが、
違和感が強く、義歯(入れ歯)ではない、固定式のインプラントを希望され来院された患者様でした。

治療方針として、2本のインプラントを埋入し、4歯分のセラミックを装着する
いわゆる ブリッジ としました。

治療に際し、さまざまな問題をかかえていました。
まず一つ目は、歯が欠損してから義歯(入れ歯)を作製しましたが、違和感が強いため、
なかなか使用することができない状態でした。
そのため、欠損部の上の歯が挺出(落ちて)してしまっていました。
これは、前回のブログでお話をした内容ですね。
噛み合う歯が挺出してしまったため、下顎との隙間(スペース)がほとんど無くなっていました。
どの程度 隙間(スペース)がなくなっていたかと言いますと
もともとあった隙間(スペース)の約70%が失われた状態です。
このような場合、挺出してしまった上顎を多少、削除(削る)し、
上下顎の隙間(スペース)を確保しますが、挺出してしまった歯を削除するにも限界があります。
あまり削除できないケースもあります。
特に挺出してしまった上顎の歯が神経がある状態であった場合には、削れる限界があります。

今回のケースでも多少挺出した上顎を削除し、セラミック ブリッジを作製しましたが、
それでも通常の隙間(スペース)の半分以下しかない状態でした。
そのため、作製してできたセラミック ブリッジも高さが半分程度の物しか作製できませんでした。

また、患者様は噛み合わせが非常に強い方でした。
歯ぎしり や くいしばり が非常に強い方です。

このようなことが合わさり、今回のセラミック部分の破損につながったと考えられます。

修復を試みようと思いましたが、再度欠ける可能性が高いと判断し、
ブリッジ自体を新しく作製することにしました。
ブリッジを新しく作成する場合、当医院では保証制度がありますので、
費用はまったくかからず、無料で行えます。

さて、今回新しく作製するにあたり、同じようなことが起らないように
4歯分のブリッジのうち、一番奥の部分のみ、金属製にすることにしました。
一般的に、一番奥の歯に噛む力が加わりやすいので、割れることがあります。
今回は、そうしたことを防止するために、一番奥のみを金属製に変え方が安全であることを
患者様にご説明したところご納得していただけました。

歯科治療において、治療を行った部位が100%トラブルなく経過すれば良いのですが、
現実的には、治療部位に問題を生じることもあります。
そのような場合には、トラブルとなった原因を考え、できるかぎり問題が生じないような
方法で対応することが重要であると考えられます。

無理をした方法で行っても、良い結果は得られません。

本日は話がだいぶ長くなってしまったので、これで終了します。


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インプラントの上部構造の話 と 皆既日食

7/23(木曜日)です。

昨日は、皆既日食(横浜(大船)は部分日食ですが…)でしたね。

昨日は、当然 診療日でしたが、どうしても見たかったので、日食の時間帯だけ予約を入れずに、日食を見ました。
朝から雨でしたが、日食の時だけ、雨が止み、雲の隙間から見えました!
こんな感じでした。
776543








次回日本で見られるのは、26年後だそうです。


さて、今日は、『インプラントの上部構造の話』になります。

インプラントの被せ物の種類には、大きく分けて
『セメント固定式』 と 『ネジ止め式』があります。

『セメント固定式』は、天然歯の被せ物(差し歯)と同じです。
接着剤(セメント)で インプラントの土台 と セラミック等の被せ物を固定します。

それに対し、『ネジ止め式』は、
具体的に言うと、型を取ってできた被せ物を 接着剤(セメント)で付けるのではなく、
『ネジ』で固定する方法です。

完成した被せ物の噛む面 や 被せ物の横の部分に メガネで使用するような『小さなネジ』が付いています。
インプラントの土台とは この『ネジ』で固定されることになります。
インプラントに被せ物を取り付ける際に、ドライバーのネジのようなもので、
締め付けて固定します。

『スクリュー固定』の最大の特徴として『取り外し』ができることです。
この『取り外し』ができることは 将来性を考えた場合、非常に利点となります。
被せものが『セラミック』のような白い材質の場合、
噛む力 や 歯ぎしりの程度等によりますが、磨り減ったり、欠けたりする可能性があります。
もし、欠けたりした場合、『取り外し』ができれば、一度取り外して修理できます。
長期間の間に磨り減った場合でも 取り外し、修理が可能になります。

また、万が一、インプラント自体に問題があった場合、取り外しができた方が
その後の治療を行いやすいという利点があります。

欠点としては、歯に収まるような『小さなネジ』を被せ物に埋め込むため、
非常に複雑な構造になります。
作製する被せ物の形も大きくなりやすいため、人によっては違和感がある場合があります。
作製するのも大変です。
そのため、コスト(費用)がかかることがあります。

また、小さな『ネジの穴』が歯の『噛む面』に設定されることがあります。
こうなると『穴』が見えてしまうことがあり、審美的に問題が生じることがあります。
また、『ネジの穴』は 噛む面の約30%を占めるため、噛み合わせを厳密に調整しなければなならいケースでは 対応が難しいことがあります。

さらに時々ネジが緩むことがあります。
これは、毎日、毎日、強い力で噛むことにより、ネジが回転し、緩むのです。

次に『セメント固定式』の利点、欠点になります。
まず 利点として、『スクリュー固定』にあった『穴』がないため、
審美性に優れ、細かい噛み合わせの調整が可能です。

また、『スクリュー固定』に比較して 作製が比較的簡単に行えるため、
完成した被せ物のエラー(不適合等)が少ないもの利点です。

欠点としては、
インプラント埋入に際し、審美性を重視して行った場合に起ることがあります。
前歯部の場合等、インプラントを審美的に行う場合、インプラントと上部構造(被せ物)の境目が見えないように この境目の部分を歯肉の内部に設置します。

なんのことだかわからない方のために、天然歯において被せ物を行う際の治療方法について解説します。
通常、天然歯を削って、被せ物を行う時には、削る境目をどこに設定するかは、前歯、奥歯等により異なります。
歯は、削る境目を 歯肉と同じ位置もしくは 若干歯肉より少し上に設定します。
つまり、被せ物と削った境目が歯肉の上になり、直接見える状態にします。
こうすることにより、境目に直接歯ブラシを当てることが可能となります。
また、被せ物は接着剤でつけますので、つける際にできる余分な接着材を取り除くことが確実に行えます。

しかし、削った境目が歯肉の上に直接見えるということは 歯では審美的に問題を生じることがあります。
そのため、歯等の審美性を重視する場合にはこの境目を歯肉の中(約1〜1.5ミリ)に設置します。
境目は、歯肉の内部にあるため、審美的には優れていますが、問題点もでてきます。
一つは 型を取ることが困難なため、エラー(再度型を取ったり、完成した被せ物がぴったりと合わない等)がでてきます。
次に先程あった、境目にある余剰な接着剤を正確に取り除くことが難しいのです。
これは 余剰な接着剤(セメント)がきちんと取り除けたか確認することが困難であることとつながります。
もし、余剰な接着材が歯肉内部に残ると それが、原因で炎症が起ります。

話は長くなりましたが、審美性を重視する部位にインプラントを行う場合、
インプラントと被せ物の境目を歯肉の内部(歯肉縁下1〜1.5ミリ)に設定しますので、接着剤を取り残す可能性があります。
審美性重視するために、歯肉縁下にインプラントを埋入した場合には『スクリュー固定』との方が優れていると言えます。

その他にも利点、欠点はありますが、
『スクリュー固定』と
通常の接着剤を使用してつける『セメント固定式』は
その状況により使い分けているのが現状です。

それでは 実際には『セメント固定式』と『スクリュー固定』は どちらが使用されているのでしょうか?

1999年に Misch が報告したデータによると全米のインプラントの固定方法の85%以上は『セメント固定式』であった。
とされています。

今日は、話が長くなってしまいましたので、これで終了です。



次回のブログは7/27(月曜日)になります。

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カンチレバーによる治療方法とは?:その15

5/28(木曜日)です。
今日は、『カンチレバーによる治療方法とは?:その1』になります。


カンチレバーとはなにか? という話の前に 天然歯での『ブリッジ』について解説します。
天然歯におけるブリッジとは、歯が欠損している部位に対して行う治療法です。

例えば、歯が1歯欠損しているとします。
この場合の治療方法として、
1. 義歯(入れ歯)
2. インプラント
3. ブリッジ
が考えられます。
ブリッジとは、欠損部の両側の歯を削除し、3歯分の連結した被せ物を行う治療法です。
以下の写真は、1歯欠損に対し、両側を削り ブリッジを行った症例です。
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クリックすると拡大されます。





このブリッジという方法は、インプラントに対しても行える治療法です。
それでは、インプラントブリッジの症例を見ながら解説していきたいと思います。
下の症例は、初診時の状態です。
今回は、右下奥に注目して下さい。
右下奥の歯を抜歯し、インプラントブリッジの計画を立てました。
555
クリックすると拡大されます。




下の写真は、治療後になります。
999
クリックすると拡大されます。




右下の奥歯の3歯欠損部に2本のインプラントを埋入し、ブリッジとしました。
ブリッジの場合、通常はこのように欠損部の両端にインプラントを埋入して行います。

しかし、両端にインプラントを埋入するためには、
埋入部位にしっかりとした骨が存在しないとできません。

例えば、下の写真5では 左下の奥に3歯分の欠損が存在します。
これを先ほどの 写真3と写真4のように両端にインプラントを埋入しようとすると 奥の部位には骨の吸収があり、確実にインプラントを埋入することができません。
写真6の点線が骨の吸収しているライン(外形)を表しています。
1111
クリックすると拡大されます。




この点線部に 骨の再生(GBR法)を行い、インプラントを行うことは可能ですし、そうした方が良いことになります。
しかし、骨を再生(GBR法)させることは時間、治療費もかかりますし、治療を受けられる患者さん本人の大変さもあります。
そうしたことを解決する治療法が「カンチレバー」という方法です。
この症例は、実際にカンチレバーにて治療を行っています。
治療後の状態が下の写真7です。
9946
クリックすると拡大されます。




これで、ブリッジとカンチレバーの違いが少し分かってきたかと思います。
次回のブログでは、さらにカンチレバーについて詳しく解説します。

次回のブログは6/1(月曜日)になります。


今週(5/26〜27)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

それでは、今週のインプラント手術の中から下顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

昨日のインプラント手術は、骨吸収が非常に大きかったケースでした。
骨吸収が起ってしまった原因は、 歯根破折です。
神経のない歯は非常に脆く、突然折れてしまうことがあります。

ここで問題なのが、折れてしまった歯が何とかならないものだろうかと考え、
抜歯をためらい、時間が経過してしまうことです。
破折したままの状態でいると破折した部分から感染が起こり、周囲骨の吸収が起こります。
骨の吸収が大きく起こるとその後にインプラントを埋入する場合に非常に不利な状態になります。
もし、歯根破折と診断された場合には早期に対処(抜歯となることが多い)する必要性があります。

今回の患者様の場合、歯根破折した状態で数ヶ月も経過してしまいました。
その結果、骨の吸収がかなり起ってしまいました。

骨吸収が起ると 単に治療が大変になるだけではありません。
骨を再生(回復)させる治療方法(GBR法)を行えば、100%元も状態に戻るわけではありません。
骨再生(GBR法)には限界があるのです。

このケースでは、骨吸収のため、大幅な歯肉の退縮も起ってしまいました。
退縮した歯肉は、完全にもとに戻ることはできませんので、両側の天然歯と比較すると
インプラントの被せ物は、かなり歯肉が退縮した状態になるでしょう。

審美的にも多少の問題が生じるかもしれません。

骨吸収する前に早めに対応することが重要なのです。

使用したインプラントは、 ストローマン・インプラント ( I.T.Iインプラント)  SLAタイプでした。



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アタッチメント義歯:その2

4/6(月曜日)です。
今日も前回の続きで、『アタッチメント義歯:その2』になります。

前回のブログでは『アタッチメント義歯』について解説しました。

アタッチメント義歯とは、
入れ歯を使用している方で、
『入れ歯が動いて噛みにくい!』
『入れ歯が合わない!』
『入れ歯がすぐ取れてしまう、落ちてくる!』
…等
入れ歯の問題点を解決するための、治療法です。

前回と同様の話にはなりますが…

例えば、歯が1本もない方がいらしたとします。
現在、総入れ歯 を使用しているが、上記で記載したように
入れ歯が動いたり、取れてしまうので、
どうしても 食事 や 会話 が困難になっている場合、
2本から4本のインプラントを埋込み、義歯が動かないように固定をします。
この義歯とインプラントをつなぐ装置を『アタッチメント』と言います。

他の方法として、歯が1本もない場合、
6〜8本のインプラントを埋入し、固定式のブリッジとする方法もありますが、
多くのインプラントを埋入するとどうしても治療費が高くなってしまいます。
そこで、治療費を抑えるという点でも『アタッチメント・義歯』は、有効な方法です。

具体的には、歯が1本もない方に6〜8本のインプラントを埋入し、ブリッジとした場合と比較して、
アタッチメント義歯にすると1/4〜1/6以下の治療費で行えます。

しかし、実際の臨床では、多くの方がインプラント・ブリッジをご希望されます。
その理由として、
『入れ歯から解放されたい!』
『入れ歯が合わない!』
『もともと歯があった頃と同様に食事をしたい!』
といったご希望があるからです。
このような ご要望の場合には、取り外し式の入れ歯ではなく、
完全固定式のインプラント・ブリッジが適しています。

しかし、入れ歯を使用していること自体には、大きな問題はないが、
入れ歯が取れたり(外れたり)、
入れ歯が動いたり、
食事 や 会話中に 入れ歯が落ちたり
しないようになれば良い
ということがご希望の場合には、固定式のインプラントブリッジではなく、
アタッチメント義歯の方が良いでしょう。

どのような治療がベストかは、口腔内の状況 や 患者様のご希望をふまえ決めるものです。
そのため、現在、歯が欠損していたり、入れ歯で悩んでいたり、
抜歯と診断され、その後の治療方法をどうしようかと悩んでいる方は、
まず、どのような治療方法あるのかを担当医と話し合うことが大切です。


次回のブログは4/9(木曜日)になります。

今週(4/3〜5)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

昨日行った症例は、本日のテーマであるアタッチメント義歯です。
患者様は、80歳近い患者様です。
以前から義歯を使用していましたが、年々抜歯する歯が増えてきて、
現在では、上顎は総入れ歯、
下顎は、残っている歯が 3歯のみ になってしまったとのことでした。
患者様の主訴は、下顎の義歯です。
入れ歯が動き、食事もできないくらいになってしまったとのことです。
ご自宅の近くの歯科医院にて長年治療を行ってきましたが、
年々入れ歯が合わなくなってきたため、どうしようかと悩んでいらっしゃいました。
そして、ご家族のご紹介により、当医院を受診することになりました。

先に書きましたように、歯がほとんどない場合、
インプラントブリッジにするか?
アタッチメント義歯にするか?
という選択肢になりますが、患者様は、高齢ということもあり、
あまり、大きな治療は避けたいというご希望と
入れ歯が嫌ではなく、食事がきちんとできる入れ歯になれば良い
というご希望でしたので、義歯を最大限安定させるために、
4本のインプラントを埋込みました。

手術当日から義歯は使用できます。
手術日から2〜3日は腫れがありますが、食事ができないということではありません。

今まで、合わなかった義歯ですが、手術終了直後から 『以前より 入れ歯が安定している!』
と喜んでいました。
なぜインプラント手術直後から入れ歯が安定してきたのでしょうか?
これは、使用したインプラントが  1回法を基本コンセプトとする  ストローマン・インプラント  ( I.T.Iインプラント)であったため、手術直後からインプラントの上部が少し出っ張っています。
この出っ張りで義歯を安定させることができのです。

インプラントと骨が結合するまで約2〜3ヶ月かかりますが、
以前の義歯より、安定するので食事も楽になると思います。

また、3ヶ月後には、アタッチメントを装着できますので、
食事 や 会話中に義歯に取れることはまったくなくなります。


麻酔は、静脈内鎮静法です。
高齢の方には、安全性の高い麻酔方法です。



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ブリッジ、インプラント、被せ物(差し歯、セラミック、金属冠…等)の平均寿命は?:最終回4

7/10(木曜日)です。


今日も前回の続きで、『ブリッジ、インプラント、被せ物(差し歯、セラミック、金属冠…等)の平均寿命は?:最終回』になります。


『最後に どんな治療法が一番良いのか?』の話になります。

それでは、歯が欠損している場合、どのような治療法が良いのでしょうか?

このテーマは決してインプラントが優れており、ブリッジはダメという話ではありません。

先にも書きましたように、ブリッジでも何十年も問題なく、経過している方も多くいらっしゃいます。

しかし、現実問題として、ブリッジ(特に神経のない歯のブリッジ)は、多くの問題を抱えていることも事実です。

このシリーズの最初にも書きましたが、
ブリッジは、装着後約10年で50〜70%が生存(残る)
つまり、『ブリッジの場合、10年で、30〜50%はダメになる』ということです。

インプラントは、装着後約10年で90〜95%が生存(残る)
つまり、『インプラントの場合、10年で5〜10%はダメになる』ということです。

もちろん、ブリッジでもインプラントでも30年、40年… と問題なく機能しているケースも存在します。

しかし、インプラントよりもブリッジや被せ物(差し歯)の方がリスクが高いのは、事実です。

私達歯科医師が毎日診療する中で、
神経のない歯がダメになったり、
膿みをもったり、
歯根破折したり した結果、
抜歯となり、ブリッジをやり直したりすることも多くあります。

ダメになったブリッジを見ると
『やっぱり…』
と思うことも多々あります。

先にも書きましたように、インプラントもダメになることはあります。
100%の治療法は存在しません。
しかし、ブリッジの場合、歯を削って作製しますので、ダメになれば、被害は大きいものです。
土台となる歯が抜歯になることもあります。
また、再度ブリッジを作製するために、新たな歯を削除することもあります。

インプラントがダメになった場合は、その後にブリッジを選択することも可能ですし、再度同じ部位にインプラントを行うことも可能です。
被害の拡大が少ないということは、インプラントの最大の利点と言えます。

ただし、インプラントは万能な治療法ではありません。
虫歯や歯周病のリスクが低く、噛み合わせが安定しているような場合には、ブリッジでも予知性が高いこともあります。

費用という点でもブリッジの方が優れています。

外科処置を伴わないという点からもブリッジは、インプラントよりも優れています。

治療期間もブリッジの方が早く終了できます。

患者様の年齢や全身的な状況も関係してきます。

大切なことは、口腔内の状況をふまえ、その予知性を考えて治療方法を選択することです。


次回のブログは7/14(月曜日)になります。

次回から新しいテーマです。
『インプラント治療の際に、抗血小板薬、抗凝固薬は中止する必要性があるのか?』です。
少し難しい内容になります。


今週のインプラント手術報告はお休みさせていただきます。
これから、セミナー(勉強会)があるので…
急がなければ…


このブログが難しいという方に非常に簡単な『基礎から始めるインプラントブログ』 を開設しました。
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ブリッジ、インプラント、被せ物 の平均寿命は?:その45

7/7(月曜日)です。


今日も前回の続きで、『ブリッジ、インプラント、被せ物(差し歯、セラミック、金属冠…等)の平均寿命は?:その4』になります。


ブリッジは、欠損の拡大を進行させる!

ブリッジを行う場所として、最も多いのは、下顎の奥歯です。

この理由として、永久歯の奥歯の中で一番早く生えてくるのは、第一大臼歯と言われる 下顎の奥から2番目の歯だからです。

下顎第一大臼歯は、一番 最初に生えるため、最も虫歯になりやすいのです。
その結果、神経を取る確立が最も高いのも第一大臼歯です。

そして、神経がない歯は、脆いため、抜歯となる確立も高いのです。

下顎第一大臼歯が抜歯となった場合、
その奥の第二大臼歯と 手前の歯(第二小臼歯)でブリッジになります。
一般的に、始めてのブリッジとなることが多い部位です。

このブリッジの土台となる歯が 再度虫歯になったり、荷重負担になったりして、ブリッジがダメ(抜歯)になります。
ブリッジの平均寿命は、約8年ということは、前日までのブログに記載したとおりです。

平均的なところでは、 20歳でブリッジになったとすれば、30歳前には、ブリッジは、ダメになるということです。

再度ブリッジをすれば、また 新たに歯を削る必要性があります。
歯はどんどん痛んでいきます。

また、過重負担等で、手前(第二小臼歯)が抜歯となった場合、さらに手前の歯(第一小臼歯)とブリッジをすることになります。

欠損部が増えることにより、最初のブリッジよりも土台の負担はさらに大きくなります。

こうしたことを繰り返すうちに年々欠損部は、拡大されます。

 歯をできるかぎり削らない!
 神経をできるかぎり取らない!
 ブリッジで土台の歯に負担をかけない!

ということが結果的に欠損を拡大させない重要なことなのです。

日本の歯科保険制度ができた頃には、予防という概念はほとんどなく、
削って治療を行うことが当たり前でした。

神経を取ること自体にも大きな疑問を持たない歯科医師も多くいました。

また、日本の医療保険制度は、出来高払い制ですので、削らないと医療機関は報酬を得られません。
(予防は、ほとんど保険制度に組み込まれていないためです)

さまざまなことが原因となり、削る治療が当たり前になっていったのです。


次回のブログは7/14(木曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『ブリッジ、インプラント、被せ物(差し歯、セラミック、金属冠…等)の平均寿命は?:最終回』です。


今週(2/26〜27)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。
それでは、今週のインプラント手術の中から上顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

今回の症例は、インプラントの『埋入手術』の患者様についてです。

『再埋入』というのは、一度インプラント手術を行ったが、インプラントがダメになり、再度インプラントを埋入する手術を行ったということです。

なぜ、再度インプラントを埋入したのかということですが、
1ヶ月程度前に上顎の奥歯にインプラントを埋入しました。
その直後にインプラントに外傷(外力)が加わったため、骨とインプラントが結合しなかったのです。

このようなことは、もちろん頻繁に起ることではありませんが、年間に400本以上のインプラントを埋入しているとこのようなことを稀に経験します。
今回は、その理由について詳しく解説したいと思います。

まず、インプラントの手術には、 1回法と2回法があります。

以下の 1回法と2回法の違いをあらわした図です。
図はクリックすると拡大されます。

1kaihou












つまり、回法は、インプラント埋入(手術)直後に『蓋』の部分が歯肉の上に見えています。
回法は、インプラントが全て歯肉の中に埋め込まれています。

違い等の詳細は、以下を見ていただき、ブログでは、今回に関する部分のみを説明します。
    ・1回法と2回法の違い

今回は、回法でしたので、歯肉の上に『蓋』が見えていたのですが、
この『蓋』に外力が加わってしまい、インプラントがダメになってしまったのです。

手術直後は、手術部分を安静にすることが大切です。

インプラントと骨が結合することは、例えてお話すると、
『腕』や『足』を骨折した場合、ギブスをして暫く安静にします。
もし、骨折した『腕』や『足』をギブス等で固定せず、動かしていたら、骨はくっつきません。
インプラント手術後も同じです。
インプラントに直接外力(触れない)が加わらないようにすることが必要です。

触れないと言っても、食べ物が当たったりする程度では、問題はありませんが、
指で触れたり、気になるからといって舌で触ったりすることは良くありません。
特に歯ブラシの先で強く擦ったりすると、場合により、インプラントと骨が結合するのを妨げてしまいます。

今回は、そうしたことが起ったと考えられるケースでした。

インプラント手術後の消毒で、インプラントが若干動揺しているのが分かったのです。

このような場合、早期に摘出した方が良い場合が多くあります。

摘出後は、歯肉の治癒(週週間待つ)を待ち、再度インプラントを埋入することになります。

患者様にとっては、2回も手術を行うことになり、大変ですが、このようなことが起った場合には、無理してそのままにしておくより、早期にきちんとした判断(対応をする)を下すことが大切です。

再埋入は、1本のみでしたが、 『静脈内鎮静法』 にて手術を行ったため、
手術時間は、約30分程度でした。

治療費
再埋入の費用はかかりません。


余談ですが…
当医院には、よく インプラント手術等の診療を見学に来る先生がいるのですが、
最近は女性の先生が多いですね。

ここ数ヶ月間、毎週 見学に来ている先生も 女性 ですし、
昨日 見学に来た2人の先生も女性です。

今の学生(歯科大学)は、半分近くが女性だそうです。


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ブリッジ、インプラント、被せ物 の平均寿命は?:その34

7/3(木曜日)です。

今日も前回の続きで、『ブリッジ、インプラント、被せ物(差し歯、セラミック、金属冠…等)の平均寿命は?:その3』になります。


ブリッジの生存率が低いのは なぜか?

それでは、ブリッジの生存率が、インプラントと比較して低いのはなぜでしょうか?

まず、ブリッジと言っても
神経がある歯のブリッジ』と
神経のない歯のブリッジ』とでは違います。

神経のない歯は、もろく 通常の咬む力でも割れてしまうことがあります。

以下の話は、このブログでもよく書く内容です。

神経のない歯の状態を患者さんに説明する時に "木" に例えてお話しすることがあります。
生き生きとした は、たたいたり、蹴ったりしても折れたりすることはありませんが、枯れた木は、折れる可能性があります。
神経を取った歯枯れた木と同じような状態になります。

神経のない歯は、血液供給がなくなるため、脆くなってしまうのです。

また、神経のない歯は、虫歯になっても 痛み を感じることがありません。
そのため、無症状のまま虫歯は進行してしまいます。
神経のない歯のブリッジの場合、1歯が虫歯になっても ブリッジはすぐには、取れません。
他の土台の歯でくっついているためです。
そのため、虫歯が進行してしまい、ブリッジが取れた時には、ダメ(抜歯)となってしまうことが多いのです。

また、ブリッジの欠点として、土台部分の歯で、歯のない部分の力(噛む力)も支えているため、負担が加わりやすいのです。

例えば、1歯欠損(1歯分の歯がない場合)のブリッジでは、土台となる2歯で、3歯分の歯を作製します。
つまり、土台となる歯には、通常の1.5倍の力が加わることになります。

ブリッジは、過重負担となってしまうのです。

噛み合わせがしかりしていれば、問題が起らないこともありますが、
多数歯の欠損を無理矢理、少ない土台でブリッジをしたような場合には、
時間の経過とともに、土台は、荷重負担となり、噛む力でダメになることもあります。

また、ブリッジとなる土台の歯が、歯周病であった場合、
土台が噛む力に耐えきれないこともあります。

また、人間が人工的に作製したブリッジは、厳密に言えば、歯との『境目』が存在します。
歯とブリッジ(人工物)との『つなぎ目』です
『段差』と言ってもいいでしょう。

これは、『歯科医師』の技術力(削る精度、型を取る精度) や ブリッジ本体を作製する『歯科技工士』の技術力 にも大きく左右されます。

また、ブリッジに使用する素材にも左右されることもあります。

より精度の高いブリッジを作製するためには、使用する素材(材料)や
『高い技術力をもった歯科技工士』が作製することが大切です。
ブリッジは、患者様個人に合わせた完全なるオーダーメードですから…

ただし、最高の素材(材料)や、『高い技術力をもった歯科技工士』の作製したブリッジでは、保険診療では、難しいことも事実です。

例えば、保険診療で使用できる素材(金属等の材料)は、1種類しか認められていません。
これは、健康保険ができてから今まで ずーっと変わりません。

しかし、歯科材料は、日々進歩しています。
できるかぎり、変形の少ない素材や、精度の高い素材が日々 開発されています。
日本の保険診療はそうしたことにまったく対応していないのです。

日本の保険診療で使用しているような材料(特に金属材料)は、世界的にみれば、あまり使用されていないのが現状です。

また、『高い技術力をもった歯科技工士』が十分な時間をかけて、丁寧にブリッジを作製すると、
ものすごく時間がかかります。
例えば、ブリッジ一個を作製するのに 1週間以上もかかることがあります。
一個(1人分)ですよ。
しかし、保険診療の中で 決められた費用で、採算が取れるようなブリッジを作製しようと思ったら、1日に何個(何十個)も作製しなければなりません。
当然時間的にも無理がかかりますので、最高のレベルでのブリッジは作製できません。

他の業界で例えれば、『カバン職人』がいたとします。
1個の『カバン』を作製するのに、1週間も2週間もかったとします。
1ヶ月間がんばっても2〜3個しか作れなかったとします。
それを1個5000円で売っていたら 間違いなくつぶれますよね。
材料費を引いたら赤字です。

保険で被せ物(クラウン)を作製する場合、歯科技工士の報酬は、
1個 約3.000〜4.000円(材料込み)です。
1個作製するのに1週間もかかっていれば、材料費を引くと1ヶ月の給料は、1万円にもなりません。
当然つぶれてしまいますよね。
そのため、無理をして1日に何十個も作製しなければならないのです。

これは、保険診療で、被せ物1個の費用が決まっているからです。
決まった料金の中で作製しなければなりません。

インプラントの被せ物(インプラントブリッジ)の場合、治療費は、歯科医院ごとに決定されます。
より精度の高い被せ物を作製しようと思えば、『高い技術力をもった歯科技工士』に 作製を依頼することが必要です。
しかし、『高い技術力をもった歯科技工士』は、作製時間もかかるため、コストも高くなります。
その分、歯科技工士は、十分な時間をかけて作製することが可能となります。
これは、完成したブリッジの精度に反映されます。

歯科の被せ物は、患者様 個人個人に合わせた完全なる『オーダーメード』ですから…

しかも非常に技術力を必要とする仕事です。

天然歯のブリッジ と インプラントのブリッジの精度は、こうしたことに大きく影響されます。

ちょっと話がズレてしまいましたが、
今日は、話が長くなってしまったので、続きは、また次回にします。

次回のブログは7/7(月曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『ブリッジ、インプラント、被せ物(差し歯、セラミック、金属冠…等)の平均寿命は?:その4』です。


今日は、話が長くなってしまったので、『今週のインプラント手術報告』は お休みさせていただきます。


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ブリッジ、インプラント、被せ物 の平均寿命は?:その25

6/30(月曜日)です。



今日も前回の続きで、『ブリッジ、インプラント、被せ物(差し歯、セラミック、金属冠…等)の平均寿命は?:その2』になります。


前回の生存率のデータをもとにし、インプラントブリッジ生存率のデータを具体的に見ていきましょう。

ブリッジは、装着後約10年で50〜70%が生存(残る)

インプラントは、装着後約10年で90〜95%が生存(残る)

という論文が多いのです。

これだけを比較するとインプラントの方が優れているということになります。

しかし、この平均生存率は、患者様 個々によりかなり違います。

例えば、
 1. 歯周病はないか?
 2. 噛み合わせには、問題がないか?
 3. ブラッシングが毎食後きちんとできているのか?
 4. 歯ぎしり等は、ないのか?
 5. 全身疾患(糖尿病 等)は、ないか?
 6. 喫煙していないか?
 7. もともと持っている(歯周病細菌 や 虫歯菌)のリスクは、高くないか?
 8. 定期検査(メインテナンス)をきちんと受けているか?
 9. 被せ物の精度
等 さまざまな因子のより治療の予後(将来性)は変わってきます。

また、ブリッジの場合には、土台となる歯が『神経があるか ないか』によってもかなり違います。

上記の生存率は、さまざまな条件により異なるのです。

あくまでも平均です。

しかし、
ブリッジインプラント のどちらが長く持ちますか?』
という質問があれば、
『インプラントの方が多くの臨床研究(論文)によれば、平均的には、トラブルも少なく、生存率は高い!』
と言ってもいいでしょう。

ただし、インプラントは、平均生存率が高い といっても100%ではありません。

先程、ブリッジ生存率が、装着後約10年で50〜70%と書きましたが、これは、あくまでも平均的なデータです。

ブリッジが20年、30年と問題なく経過している症例もあれば、
ブリッジをして、1年、2年でダメ(抜歯)になる症例もあります。

ダメになるかならないかは、ブリッジ自体の耐久性ではなく、
歯自体の問題 等 上記の1〜9の問題があるからです。

歯自体がダメになってしまえば、当然ブリッジもダメになるわけです。

インプラントは、ブリッジと比較して成功率は、かなり高いものですが、
1〜2年でダメになる症例もあります。

そのため、ブリッジが良くてインプラントが悪いということではありません。

しかし、こうした生存率のデータは、治療方針を決定する上で非常に参考になります。


次回のブログは7/3(木曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『ブリッジ、インプラント、被せ物(差し歯、セラミック、金属冠…等)の平均寿命は?:その3』です。


今週(6/27〜29)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。

それでは、今週のインプラント手術の中から上顎の奥歯にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

患者様は、約6ヶ月前、上顎の奥歯にインプラント治療を希望されて来院されました。
しかし、レントゲン検査の結果、骨の高さは、1ミリ以下であり、そのままでは、インプラントは、まったくできない状態でした。

インプラントを埋入するためには、最低でも6ミリの骨の高さがないと行えません。
理想的には、10〜14ミリ程度の骨の高さがあることが必要です。

患者様は、1ミリ程度しかありませんでしたので、まったく不可能ということでした。

そこで、骨が吸収している部位に骨の移植を行いました。
サイナスリフト法です。

骨が吸収してインプラントができないのであれば、
『骨を増やせば良いのでは?』
と思われている患者様が多くいらしゃいます。

もちろんそうした治療( サイナスリフト法)を行えば、骨を増大(増やす)ことは可能です。
ただし、あまりにも骨が吸収している場合には、治療は困難になってしまいます。
治療後の腫れ や 治療費等を含め、患者様の負担は大きくなります。

また、骨吸収があまりにも大きい場合には、骨を増やす(増大する)ことができなくなってしまうこともあります。

前回のブログのインプラント手術報告にも書きましたが、骨吸収を早く防止することは、その後の治療を簡単にします。

話は、今回の症例に戻ります。
上顎の奥歯に高度の骨吸収が認められていたため、約半年前に サイナスリフト法を行いました。

今回は、レントゲン写真で、骨の増大(再生)を確認できたため、インプラントの埋入になりました。

埋入したインプラントは、合計で5本です。

使用したインプラントは、 ストローマン・インプラント   ( I.T.Iインプラント)   SLAタイプ
です。
全て、直径4.1ミリ、長さ10ミリです。
元々(初診時)、骨の高さが1ミリしかなかった状態でしたが、 サイナスリフト法により、10ミリの長さのインプラントが埋入できました。


また、先程骨の再生(増大)に約半年かかったと書きましたが、移植した骨が半年で100%安定した骨になるわけではありません。
そのため、今回埋入したインプラントがさらに安定しやすいように 『スプリッティング法』を応用しました。
この方法は、ドリルをさほど使用せず、骨の幅を押し広げながらインプラントを埋入します。
サイナスリフト法を行った後で、まだ骨の成熟が100%完了していないような場合には、有効な方法です。
また、ドリルをほとんど使用しないため、骨にダメージが加わりにくく、術後の腫れが少ない治療法でもあります。

さらに骨の増大(再生)促進のため、 P R P法を併用しました。
P R Pは、ご自身の血液を利用した骨増大法ですので、安全性が高い方法です。
最近は、美容整形外科でよく使用されているようですね。

麻酔方法は、 『静脈内鎮静法』 です。
静脈内鎮静法は、寝ている間に治療が完了できるため、治療時間が長くかかる場合や、ご不安が強い患者様に対しては非常に有効な方法です。

手術時間は、 静脈内鎮静法であったため、時間がかかり、約60分程度でした。


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ブリッジ、インプラント、被せ物 の平均寿命は?:その13

6/26(木曜日)です。


今日から新しいテーマになります。
シリーズになります。
『ブリッジ、インプラント、被せ物(差し歯、セラミック、金属冠…等)の平均寿命は?:その1』です。

今回のテーマは、『ブリッジ、インプラント、被せ物(差し歯、セラミック、金属冠…等)の平均寿命は?』です。
つまり、『歯科で治療した部位がどれくらいもつのか?』
ということです。

患者様にとっては、最も気になるところです。

特に、一度治療した部位がダメになった場合や
残っている歯が少ない場合、
何度も治療を繰り返している場合、
インプラント等の自費診療で高額な治療費がかかった場合など
治療した部位が、どれくらい保つのかは、大変心配であるかと思います。

もちろん一度治療した部位が、一生ダメにならないことが一番ですが、現実問題として、一度治療した部位が100%大丈夫という治療方法はありません。

それでは、『ブリッジ、インプラント、被せ物の平均寿命』について解説したいと思います。

その前に、
『ブリッジ、被せ物(差し歯、セラミック、金属冠…等)』とは? 
どのようなものが説明したいと思います。

もちろん分かっていらっしゃる方の方が多いかと思いますが、これがどのようなものか分からないと先に進めないので、説明します。

『ブリッジ』とは、歯が欠損している場合の治療法であり、
欠損した部位の両側の歯を削り、被せ物を行う治療法です。

歯が1歯もしくは、2歯等の欠損があった場合には、、一般的に行われる治療法です。

ブリッジ、インプラント、義歯について違い等は、下記の項目および、下記動画をご覧下さい。

      ・ブリッジ、インプラント、義歯について違い






さてここで、ブリッジ、被せ物(差し歯、セラミック金属冠…等)の平均寿命についてのデータを紹介します。

被せ物の種類       平均寿命

ブリッジ         約8年

セラミック         約8年

クラウン(金属冠)     約7年

これは、多くの論文から得られた情報をまとめたものです。
どう思われますか?

次にインプラントの平均寿命ですが、インプラントについてのデータは、まだまだはっきりとはしませんが、多くの研究論文から
10年以上は問題なく機能する
とされています。(2007年現在)

これは、インプラントの歴史は、他の治療と比較してまだ浅く、インプラント自体も年々進化しているものであり、過去のインプラントのデータとは、違うインプラントになっているためであり、過去のインプラントと現在のインプラントを単純に比較検討することが困難だからです。

そのため、『10年以上は問題なく機能する』
という言い方しかできないのです。

ただし、状況が良ければ、40年以上経過しているインプラントも多数あります。

インプラントは、現在のインプラントの状況を考えると、歯周病や噛み合わせに注意し、きちんと メインテナンスを受けていただければ、長期間維持されることと思われます。


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今週(6/24〜25)のインプラント手術報告

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それでは、今週のインプラント手術の中から上顎前歯部にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

この2日間は、インプラント埋入と同時の骨増大法(GBR法が多かったです。
GBR法を行うということは、骨の吸収が起っていたということです。

その中でも上顎前歯部に、かなりの骨吸収を起こしていたケースについて解説します。

この患者様は、初診時、上顎の前歯部が 歯根破折していました。
歯根破折(歯の根が割れていた)していた状態を長く放置してしまったため、割れた部分から 血液や 細菌が 侵入し、感染を起こし、骨が吸収してしまったのです。

こうなると治療は大変です。

話は今回のケースとは違いますが、先週、同じように 上顎前歯部が 歯根破折を起こした患者様が来院されました。

食事中に、神経のない 被せ物をした 上顎前歯部が、『パキ』と音がしたそうです。
歯が少しグラグラしていたため、すぐ来院されました。

来院時、痛みはまったくありませんでした。

検査後、歯根破折を疑ったため、被せ物を除去しました。

やはり、歯の根が中間部あたりで折れていました。
こうなると抜歯しか方法はありません。

現状を患者様に説明したところ、非常にご理解が高かったため、抜歯を行うことに同意していただけました。

非常に賢い選択です。

歯根破折した場合、できるかぎり早期に抜歯することがその後の治療を大きく左右します。

先程書きましたように、 歯根破折は、痛みを伴わないことが多いため、患者様の多くは、抜歯をためらってしまうのです。

しかし、 歯根破折した状態を放置することは、非常に危険なのです。
割れた部位から感染を起こし、骨はどんどんと吸収してしまうのです。

今回手術を行った患者様は、まさしく そのようなケースです。

骨吸収が進行すると、インプラント治療自体も複雑になりますし、治療後の腫れも起る確立も高くなります。

そして一番は、インプラント治療後の審美性です。
骨が高度に吸収してしまうと、いくら骨増大法(GBR法)を行っても 100%元の状態に回復できるわけではありません。

歯肉が退縮した結果、 『歯と歯の間に隙間がでたり、歯が長く見える』こともあります。

そのため、骨が高度に吸収してしまった場合、審美性に大きな問題を残すことがあります。

『早く、抜歯していれば良かった…』 と
ほとんどの患者様は、言います。



今回使用したインプラントは、 アンキロス・インプラントです。
最近は、前歯部の審美性が重要視される部位には、使用する頻度が多くなってきたメーカーです。

骨が吸収して不足していた部分には、 自家骨 人工骨(β―TCP)を50%づつの割合で混合したものと、
『吸収性膜を使用しました。

手術時間は、約15分程度でした。


今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約3〜4ヶ月後に仮歯の作製をし、
3. 型取りの後、 約10日で完成した被せ物を装着し、完了です。


治療費
今回の治療費は、
インプラントが1本21万円(税込)です。
この中には、治療中のレントゲン撮影や薬代、GBR法、GBR膜の費用、も全て含まれています。




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インプラントの難症例:どのような状態が難症例か?:その24

2/21(木曜日)です。
今日も前回の続きで、骨の吸収を起こす“3つの理由” その2になります。

その2 歯根破折により骨が吸収してしまった!
  歯の根が割れてしまうことはよくあります。
  この原因の多くは 神経がない歯で起こります。
  神経のない歯はもろく通常の咬む力でも割れてしまうことがあります。
  こうした状態を 患者さんに説明する時に " 木 " に例えてお話しすること
  があります。
  生き生きとした木はたたいたり、蹴ったりしても折れたりすることはあり
  ませんが、枯れた木は折れる可能性があります。
  神経を取った歯も枯れた木と同じような状態になります。
  神経のない歯は血液供給がなくなるため、脆くなってしまうのです。

  歯の根が破折してしまった場合、折れている場所にもよりますが、
  ほとんどの場合 >抜歯となります。
  ここで問題なのが、折れてしまった歯が何とかならないものだろうかと考
  え、抜歯をためらい、時間が経過してしまうことです。
  破折したままの状態でいると破折した部分から感染が起こり、
  周囲骨の吸収が起こります。
  骨の吸収が大きく起こるとその後にインプラントを埋入する場合に非常に
  不利な状態になります。
  もし、歯根破折と診断された場合には早期に対処(抜歯となることが多い)
  する必要性があります。
  骨の吸収がほとんどない場合には抜歯と同時にインプラントが埋入
  ( 抜歯即時インプラントを参照)できますし、
  骨の吸収が軽度から中程度であれば抜歯と同時にインプラントを埋入し、
  さらにGBR法( 『GBR法』を参照)を行うことになります。
  しかし、長期間破折を放置しておくと吸収は大きくなり、インプラントを
  行うのに条件が悪くなります。
  歯根破折をそのままにしておくと難症例になります。



次回のブログは2/25(月曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『骨吸収を起こす3つの理由:その3』です。


今週(2/19〜20)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
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日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。
それでは、今週のインプラント手術の中からサイナスリフト法後にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

今回のケースは、初診時に 上顎の左右ともに奥歯が4歯欠損していたため、インプラントによる治療を希望されて来院された患者様です。

診査の結果、上顎の奥歯は、高度に骨吸収を起こしており、場所によっては、約1ミリ高さしか存在しない状態でした。

通常、インプラントを適切に埋入するためには最低でも6〜8ミリ程度の骨の高さがないと行えません。

今回は、場所により 骨の高さが 1ミリですので、そのままインプラントを埋入するにはまったく無理な状態でした。

このように、1ミリ程度の骨の高さしか存在しない場合、インプラントを埋入するためには、 サイナスリフト法を行うしか方法はありません。

サイナスリフト法とは、骨の移植を行い、骨の高さの増大を行う治療方法です。

『なんだ、骨の移植を行えば、できるのか!』

と 思われるかもしれませんが、
この治療法は時間がかかり、
治療後の腫れも わりと強く起る治療法です。

治療期間は、 サイナスリフト法を行い、骨ができるまで、個人差はありますが、6〜12ヶ月です。

骨が再生後にインプラントの埋入になります。

そして、インプラントを埋入し、骨と結合するまでさらに6ヶ月程度はかかります。

つまり、治療期間は合計で、12〜18ヶ月程度はかかることになります。
場合によっては、もっとかかることもあります。

また、 サイナスリフト手術直後には、腫れが伴います。

この腫れは インプラント治療の中でも最も高頻度で起ります。
また、腫れの程度は、3〜10日間程度起ることがあります。
場合によりさらに続くこともあります。

私の経験上、 サイナスリフト法後に ほとんど腫れないという方も 今までにはいらっしゃいましたが、
基本的に 腫れると思っていただいた方が良いでしょう。

しかし、今回のように 骨の高さが1ミリしか存在しない場合には、 サイナスリフト法を行うしかありません。

サイナスリフト法の詳細については下記を参考にして下さい。
  ・ サイナスリフト法

話は戻ります。

今回の症例は、約7ヶ月前に サイナスリフト法を上顎の左右に行いました。

今回は、その片側のみにインプラントの埋入を行ったのです。

埋入したインプラントは、1本のみです。
2本は、 サイナスリフト法と同時に埋入を行ってあります。

それでは、 サイナスリフト法のみを行う治療と
サイナスリフト法同時にインプラントを埋入する方法の違いですが、
骨の高さは少ないが、3ミリ程度あり、インプラントを埋入する時にインプラントが安定できる状態であれば、同時に行います。

しかし、インプラントの安定が得られないようであれば、
無理せず、 サイナスリフト法のみを行い、
骨がきちんとできて(再生して)からインプラントの埋入を行った方が安全です。

今回の症例は、場所によっては、3ミリ程度の骨の高さがあったので、その部分には サイナスリフト法同時にインプラントの埋入が行えたのですが、
1ミリしか骨の高さがない場所は、前回 骨の再生治療のみ行ったのです。

そして、7ヶ月経過し、骨が再生したため、今回のインプラント埋入となりました。

使用したインプラントは、
ストローマン・インプラント   ( I.T.Iインプラント)

SLAタイプ  直径4.1mm 長さ10mmが1本でした。

麻酔方法は虫歯の治療で行うような普通の歯科麻酔です。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約6ヶ月後に型を取り( サイナスリフト法後なので通常より時間がかかります)、
3. 型取りの後、 約20日で完成した被せ物を装着し、完了です。


今回のように骨の吸収が著しい場合には、治療期間がかかり、大変なのです。

骨が吸収しないようにすることが大切です。

骨が吸収する3つの理由については、現在シリーズで書いていることですので、次回のブログもご覧になって下さい。


いつもはこれで終了ですが、今回は確定申告時期ですので、お役立ち情報を書きたいと思います。

        医療費の確定申告

歯科で行ったインプラント治療等の自費診療確定申告の対象になります。
是非 確定申告して下さい。

医科、歯科で支払った医療費が一定の金額以上の場合は控除の対象になります。
1年間(1月1日から12月31日)に医科、歯科の治療費(保険、自費診療とも含まれる)として支払った金額の合計が10万円以上の場合は控除の対象になります。(ただし上限は200万円までです)
具体的な控除額は(支払った医療費―保険等で補填された額)
―10万円もしくは所得金額の5%(いずれか低い金額)です。
確定申告時に源泉徴収票と一緒に医療費の領収書を税務署に提出します。

* 領収書の再発行はできませんので領収書は大切に保管して下さい。
* 通院にかかった交通費も対象になります。
 (しっかりとした交通費の内訳(車、電車、タクシー等) と 領収書 が必要です)

医療費控除:参考例

所得金額500万円(妻:所得なし、子供2人)で、1年間に支払った医療費の合計が100万円だった場合。
100万円―10万円=90万円が医療費控除になり、所得税として9万円、住民税として77,500円の合計167,500円が還付されます。

* 上記は参考例であり、年度、特別減税等は考慮していません。
  詳細は税務署にお問い合わせ下さい。



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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。



Profile
     院長履歴

1993年 神奈川歯科大学卒業
1993年 同大学歯周病学講座
      入局
1999年 日本歯周病学会
      専門医取得
1999年 東京都にて杉山歯科
      医院開業
2003年 I.T.Iメンバー認定
2005年 国際口腔
      インプラント
      学会認定医取得
2006年 大船駅北口歯科
      インプラント
      センター開業

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