最新インプラント症例:日本歯周病学会歯周病専門医、国際インプラント学会認定医

インプラントなら横浜の大船駅北口歯科  神奈川県横浜市(JR大船駅北口から徒歩3分)にあります 国際インプラント学会認定医、日本歯周病学会専門医です。 インプラントのマニアックな情報を掲載しています。

インプラント義歯

2016年4月インプラント症例ブログ

2016年 4月 7日(木曜日)です。

このブログはインプラント症例を紹介するブログです。

さて最近ブログを書く時間がないため、更新頻度が遅れています。


本日の症例は、最近インプラントの手術を行ったばかりのケースをいくつか紹介します。

まず1症例目です。
上顎右側(皆さんから見て左手側)のブリッジが
虫歯 と 歯根破折 でグラグラしているため、
保存が難しい状態でした。

下顎の左右には、すでにインプラント治療を行っている患者様です。

そのため、インプラント治療については、
十分理解がありましたので、
上顎右側(皆さんから見て左手側)のブリッジ部の歯を抜歯した後には
インプラント治療を希望されました。

抜歯前の状態が以下のレントゲンです。
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抜歯後、インプラント埋入手術を行ったのが以下のレントゲンです。
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中心(前歯)に近いインプラントは、
ストローマンの新しいタイプである ボーンレベル インプラント です。
奥の1本だけは、従来からあるスタンダードプラス インプラント(SLA) です。

骨吸収も大きく難しい治療でした。


さて、次の症例になります。
上顎左側(皆さんから見て右手側)の2歯がグラグラで噛めないとのことでした。
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患者さんにとってこの2歯は、非常に重要な歯とのことです。

それは、上顎の欠損部は、義歯(入れ歯)を使用しているのですが、
上顎左側(皆さんから見て右手側)の2歯に入れ歯の金具を付けいているのです。

普段義歯を使用している方であれば
義歯(部分入れ歯)に金具がついていることはお分かりのことと思います。

この上顎左側(皆さんから見て右手側)の2歯が抜歯(ダメ)となると
入れ歯はかなり使用が大変になります。

患者様ご自身も この上顎左側(皆さんから見て右手側)の2歯がダメになった場合には、
義歯が使用できなくなるのではないかと 大きな不安を持っていました。

そこで、抜歯後に噛むことに問題がないようにしたいとの強い希望がありましたので、
抜歯前にその対策について患者様に説明致しました。

まず上顎左側(皆さんから見て右手側)の2歯の抜歯前に
上顎にインプラントを4本埋め込むことを計画しました。

そして、インプラントと骨がくっつく(結合する)まで約3〜4ヶ月待ちます。

骨とインプラントがしっかりとくっつくことを確認した後
上顎左側(皆さんから見て右手側)の2歯を抜歯します。

この時にインプラントと義歯をつなぐ留め金のようなものを
インプラントに取り付けます。

このインプラントと義歯をつなぐ器具を
アタッチメントと言います。

以下はインプラント手術直後のレントゲンです。
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こうすることで、
抜歯直後からまったく問題なく、食事が可能となります。

事前の計画が重要なのです。

使用したインプラントは、ストローマン スタンダードプラス インプラント(SLA)です。




次の症例は、奥歯がほとんど虫歯の方でした。
以下が初診時のレントゲンです。
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抜歯後、インプラント手術直後が以下のレントゲンです。
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下顎左側(皆さんからみて右手側)は、骨が非常に固く
長いインプラントを埋め込むのが困難であったので短いインプラントとなっています。

通常はこうしたことが起こることはほとんどなく、
私の経験の中でも非常に稀なケースと言えます。

使用したインプラントは、
ストローマンの ボーンレベル インプラント です。



さて 次の患者様です。
これを最後にしましょう。
上顎左側奥歯(皆さんの右手側です)が、3歯欠損で、
現在義歯(部分入れ歯)を使用されています。
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義歯の使用が困難なため、インプラント治療を希望されました。

右側(皆さんの左手側)は、すでにインプラント治療を経験されていますので、
インプラント治療の良さはすでにご存知ですので、
今回 左側奥歯(皆さんの左手側)もインプラント治療をご希望されました。

インプラント手術直後のレントゲンが以下になります。
3785_7447000 のコピー


使用したインプラントは、
ストローマン ボーンレベルインプラント です。



本日の症例は、ここ最近のインプラント手術直後の状態だけでした。

上記の症例は、インプラントモニターの方です。
インプラントモニターにご協力いただけると
インプラント手術費用から20%割引とさせていただきます。
インプラントモニターの詳細については、下記をクリックして下さい。
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今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。



治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1装置 100.000円(消費税別)〜
インプラントの土台(アバットメント) 1装置 54.000円(消費税別)
になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、1歯 90.000円(消費税別)になります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。



最近インプラント治療を行う際に静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) をご希望される方が非常に多くなってきています。
そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで3万円かかっていた費用を無料にしました。
これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
そのため、暫くの間 試験的に無料とさせていただくことにしました。
ご希望の方は、ご利用下さい。
圧倒的に楽にインプラント治療が行えます。


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詳細は以下をご覧になって下さい。
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 歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下
 さい。
 基本的に、当日に回答させていただきます。

  ・ インプラントオンライン見積もりは こちらをクリック
欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

  ・インターネット・オンライン予約 はこちらをクリック
休診日でも24時間 オンラインで予約が行えます。




大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。

インプラント症例

2015年12月10日(木曜日)です。

先週は学会等で休診日があり、
ご迷惑をおかけしました。

私は多くの学会に所属しており、
学会の度に休診となる場合があります。

私(院長)以外にも非常勤を含めて6名の歯科医師が在籍しているのですが、
院長をご希望されて来院される方が多くいらっしゃる関係もあり、
院長不在の場合には、他の先生だけでは対応が難しいこともあり、
休診となることが時々あります。

こうした場合には、患者様にご不自由をおかけしますが、
学会 や 講習会、勉強会に参加することは大切なことであり、
向上意識の高い先生と交流することでもさまざまな知識を得ることができます。

来年からは、できるかぎり学会等での休診日を最小限にすべく
予約の取り方を考えていき、
皆様にご迷惑をおかけしないようにしていきます。



このブログはインプラント症例を紹介するブログです。



本日ご紹介するケースは、歯根破折 により抜歯した症例です。

歯根破折 は本当に多いです。

このブログでも何度も取り扱っています。

歯根破折 は神経がない歯で起こります。

神経のない歯の将来性は非常に低いのが現状です。

神経をできるかぎり 取らないこと
これが 歯を長く維持するための大きなポイントです。

最近はだいぶ少なくなってきましたが、
私が小さい頃 や もっと以前では簡単に神経を取り除く治療が行われていました。

40歳代以上の方では、神経のない歯で金属製の被せ物を行っている方が本当に多いです。

もちろん、そうした方が治療を行われた際には
本当に神経を取り除かなければいけなかったケースもあったと思います。

しかし、ほとんど歯で神経を取ってある方もいらっしゃいます。
こうした状況をみると
本当にほとんど歯で 本当に神経まで達するような虫歯であったのか?
と疑問に感じてしまいます。

また、ほんとの歯で神経がない方であれば、
当然のことながら虫歯のリスクが高いわけですから
治療とともに 予防が重要となってくるわけです。

虫歯リスクが高い方に
単に治療だけ行っていても将来的なことを考えると
リスクは軽減できません。

例えば、
糖尿病の方がいらしゃったとします。

こうした方に血糖値を下げる薬を処方することは
当然のことながら必要です。

しかし、それとともに生活習慣を見直すことをしなければ
本当の意味での糖尿病治療にはなりません。

生活習慣の見直しとは、
食生活、運動、睡眠、喫煙……等
見直すことは多くあります。

いくら血糖値を下げる薬を服用しても
暴飲、暴食をしていては、糖尿病は治りません。

当然ですよね。

虫歯 や 歯周病も同じです。

進行している虫歯があった場合、
神経を取り除くことが必要となることがあります。

100%神経を取り除く治療が必要ないということはありません。

しかし、虫歯が深く、神経にかなり近接した状態であっても
多くのケースでは、神経を取り除かなくても大丈夫であることが多いです。

つまり、神経を取り除かなくても大丈夫であるということです。

ただし、このような進行した虫歯が多いということは、
口腔清掃管理を始め、虫歯のリスクが高いということです。

こうした場合には、先ほどの糖尿病治療と同じで、
予防を中心とした治療に切り替えることが重要です。

予防を行わないかぎり、
虫歯は繰り返されるのです。

こうしたことが実施されないからこそ
神経のない歯が多く、被せ物が多い方がいらっしゃるのです。

予防こそ重要です。

糖尿病になる前に
生活習慣を考えるのと同じです。

さて話はだいぶそれましたが、
本日の内容に戻ります。


神経のない歯についてはこのブログでもよく紹介してきました。

以下の話も良くするのですが、
始めてこのブログを読まれる方のために
簡単に神経のない歯について解説します。

神経のない歯は もろく 通常の咬む力でも割れてしまうことがあります。

こうした状態を患者さんに説明する時に"木"に例えてお話しすることがあります。

生き生きとした木はたたいたり、蹴ったりしても折れたりすることはありませんが、
枯れた木は折れる可能性があります。

神経を取った歯も枯れた木と同じような状態になります。

神経のない歯は血液供給がなくなるためもろくなってしまうのです。

結果的に神経のない歯が折れて(歯根破折)、
抜歯となることがあります。


本日の症例を早速見ましょう!

以下が初診時です。
スライド01


上顎右側の犬歯部が腫れているとのことで来院されました。
スライド02


診査の結果、歯根破折 していることが分かりました。

同歯は抜歯になります。
スライド04


どのような治療もそうですが、
歯がダメになった場合には、
「なぜその歯がダメになったのか?」
を考えることが重要です。

今回の場合は、なぜ歯根破折 したのでしょうか?

歯根破折 原因を考えていきましょう!

まず、先程も説明しましたように神経がないことです。
スライド06


この患者様は、神経がない歯が非常に多いのです。

本日の最初にも説明しましたように
虫歯のリスクが高い患者様である可能性があります。

以下の黄色丸印は、神経がない歯です。
スライド07


これだけ神経のない歯が多いということは、
非常に高リスクということです。

神経がない歯が多いということは、今後も心配なところです。

次の問題点として、ブリッジになっていることです。
スライド08


ブリッジは、欠損部を治療するために、欠損の両側の歯を削除し
欠損部を補填するように連結した被せ物を行う治療です。

一般的に欠損部を治す治療として行われます。

しかし、ブリッジは欠点が多いのも事実です。

ブリッジの土台となる歯には、どうしても負担が加わりやすい治療です。
スライド09


つまり 今回の症例は、
1.ブリッジとなったために、土台となる歯には2倍の噛む力の負担が加わっている!
2.神経がない歯のため、脆い!
という問題点があったのです。
スライド10


次に多くの歯が欠損していることです。
スライド11


奥歯が欠損しているために、奥歯では噛む力の負担を支えることができません。

そのため、どうしても残っている歯(前歯)に負担が加わりやすいのです。
スライド12


歯根破折 の原因をまとめると以下になります。
1.神経がない!
2.ブリッジになっている!
3.奥歯が欠損している!
スライド13

今回歯根破折 したのは、当然の結果だったのです。

スライド14


こうした症例は、非常に多いです。

特に上顎前歯部に差し歯(セラミック等の被せ物)をしている方で非常に多いです。

問題なのは、折れてしまった歯が何とかならないものだろうかと考え、
抜歯をためらい、時間が経過してしまうことです。

破折したままの状態でいると 破折した部分から感染が起こり、周囲骨の吸収が起こります。

骨の吸収が大きく起こるとその後にインプラントを埋入する場合に非常に不利な状態になります。

もし、歯根破折と診断された場合には早期に対処(抜歯となることが多い)する必要性があります。

骨吸収を起こした状態はなかなか想像できないと思いますので、
以下の模型で解説します。

以下の写真は、歯肉を除去した状態の模型です。

正常な状態では、歯の根というのは、骨の中に埋まっています。

そして 骨の上に歯肉があるのです。

歯肉を撤去すると以下のように見えるのです。

一番左側の歯と 左から3番目の歯は、正常な状態です。

それに対し、左から2番目と一番右側は、骨吸収を起こしている状態です。
スライド1


これが、骨吸収なのです。
先程の模型のように骨吸収を起こした状態で抜歯すると
その後のインプラント治療が難しくなるのです。

以下の模型は
骨吸収がまったくない状態でインプラントを埋入した場合と
骨吸収がある状態でインプラントを埋入した場合です。
もちろん右側の方が骨吸収がある状態です。
スライド1


こうした模型を見ると骨吸収が分かりやすいかと思います。

今回の症例でも 非常に大きな骨吸収が起こっていました。

一般的に歯肉が腫れるような状態の場合には、
骨吸収が起こっていると考えられます。

骨吸収が大きい場合、骨を増大(再生)する治療法が行われます。
GBR法(骨増大法) と言います。

このブログでも頻繁にでてくる治療法です。

しかし、このGBR法(骨増大法) は魔法の治療ではありません。

GBR法(骨再生治療)には限界 があるのです。

また、骨吸収が大きければ 大きいほど 治療も難しくなります。

そのため、今回のインプラント治療計画では、
骨吸収の大きい部位にはインプラントを埋入しない方法を行うことにしました。

カンチレバー という治療方法です。
スライド17


奥の2歯欠損部に2本のインプラントを埋入し、
手前の抜歯した部位にはインプラントを埋入せず、
被せ物を3歯分作製する方法です。

この部位のインプラント計画はこれでOKです。

しかし、他の欠損部はどうでしょうか?

理想的には、全ての欠損をインプラント治療を行った方が良いでしょう。

もちろん、欠損全てにインプラントを埋入すれば、しっかりと噛むことが可能になります。
スライド18


しかし、治療費が高額になってしまいます。

治療費は、非常に大きな問題です。

そのため、今回の治療計画では、抜歯した上顎右側の3歯欠損のみ インプラント治療を行い、
他の部位は義歯(入れ歯)で対応することにしました。

スライド19


以下が治療終了後です。
スライド20



歯科治療は、単に問題となっている部位に対して対応するだけでなく、
口腔内全体をみることと
将来性を考えて対応することが重要なのです。


ただし、この患者様の場合、
他の欠損部の治療をどうするかが大きなポイントになります。

当然のことながら
義歯(入れ歯)の部位より、
ご自身の歯がある部位 や インプラント部位 の方が噛みやすいのは当然です。

そのため、義歯をしていても欠損部が多い方の場合には、
インプラント部 や 残っている歯 への負担が強くなります。

結果的に残っている歯が負担荷重によりダメになっていくことが多いです。

こうしたことを考えると
他の欠損部もインプラント治療を行い、
きちんと噛めるようにすることが理想的です。

ただし、現実的な問題として、
全ての欠損部をインプラント治療を行うことは、
治療費が高額になることを考えても
実施できない場合が多くあります。

理想的な治療と現実的に実施できる内容には
違いがあるのも事実です。

そのため、どこまでどういった治療を行い、
理想的な治療が実施されない場合には、
将来的にどのようなことが起こるのかを事前に知っておくことが必要です。

インプラント治療は、単に欠損部にインプラントを埋め込むだけの治療ではありません。

インプラント治療を行うことで
他の歯を良好に維持させることが可能となる場合もあるのです。

また、単に欠損部位にインプラント治療を行っても
神経がない歯が多かったり、
さまざまな問題を抱えている場合には、
次々に問題が起こることがあります。

よくあることとして、
神経のない歯が非常に多い方の場合で
神経のない歯が折れて、抜歯となった時に
単にその部位だけインプラント治療を行っても
治療後に他の神経のない歯が同様に折れた(歯根破折)した場合には、
また、抜歯した部位にインプラント治療を行うのか?

ということになりがちです。

さらに神経のない歯が多いわけですから
神経のない歯が折れる(歯根破折)するたびに抜歯して、
インプラント治療を行うのか?
ということにもなります。

このような場合には、
将来的にどうなるのか?
ということを考えて治療計画を立てることが非常に重要です。

欠損部位があれば、インプラント治療ということではなく、
欠損部にインプラント治療を行うことで、
なにを改善できるのか
ということを考え、

将来的にどういったことが起こるのか?
ということも考えることが大切です。


実際の臨床では、100%理想的な治療ができることは少ないです。

それは、治療にかかる時間(期間)であったり、
治療の大変さであったり、
治療費であったり、
さまざまなことがあるからです。

そのため、当医院では
歯周病やインプラント治療前には
治療計画書を作製し、現在の状態や今後の治療方針について説明させていただきます。

そして、患者様のご希望をふまえた上で
最終的な治療計画が立てられます。


本日の話はだいぶ長くなりましたが
これで終了です。

次回もインプラント治療について症例を見ながら解説していきます。




治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1装置 100.000円(消費税別)〜
インプラントの土台(アバットメント) 1装置 54.000円(消費税別)
になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、1歯 90.000円(消費税別)になります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。




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最近インプラント治療を行う際に静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) をご希望される方が非常に多くなってきています。
そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで3万円かかっていた費用を無料にしました。
これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
そのため、暫くの間 試験的に無料とさせていただくことにしました。
ご希望の方は、ご利用下さい。
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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。

最新インプラント症例

2015年12月 3日(木曜日)です。

このブログはインプラント症例を紹介するブログです。

始めに休診案内です
12月5日(土曜日) 日本臨床歯科CAD/CAM学会
12月6日(日曜日) EBAC合同研修会(大阪ほんだ歯科口臭研修会)
のため休診となります。

このところ 学会 等で 休診の日が続き患者様にはご不自由をおかけします。

今年は、今回のCAD/CAM学会 と EBAC研修会 が最後となります。

学会等があるだびに
院長が不在となったり、
休診となるため、患者様にはご迷惑をおかけしますが、
当然のことながら 日々の勉強は、医療の向上になります。
質の高い治療を行うためには、こうした毎日の努力が必要なのです。




『245回目のインプラント症例』になります。


本日ご紹介する症例は、骨吸収が非常に大きかったケースです。

骨吸収を起こす原因は さまざまあります。

1.歯根破折
2.歯周病
3.歯がないまま長期間そのままになっている
等です。
インプラントは、骨の中にネジを埋め込む治療ですので、
この骨吸収は大きな問題になります。

最近 インプラント治療をご希望されて来院される患者様の多くは、
上記のような さまざまな 問題を抱えている方が本当に多いですね。

骨吸収が大きく起こるとインプラント治療を難しくします。

骨吸収があまりにも大きい場合には、
インプラント治療自体が不可能になってしまうケースも存在します。

骨が吸収してもさまざまな治療法により
骨を再生(回復)させることが可能であることは、
こうしたインプラント関連のブログや ホームページ等をご覧になることで
骨再生が可能であることをご存知の方も多いかと思います。

骨を増大させる代表的な治療が
GBR法(骨増大法) です。

しかし、GBR法(骨増大法) は、魔法の治療ではありません。

GBR法(骨再生治療)には限界 があるのです。

また、骨吸収が大きければ 大きい程 治療が大変になりますので、
手術自体が大変になり、
治療後の腫れ や 痛みが大きく起こる可能性が高くなります。

先ほども書きましたが、
GBR法は、魔法の治療ではありませんので、
そうしたことをしっかりと考えた上で事前対応を考えることが重要なのです。


骨吸収はさまざまな問題を起こしますので、
インプラント治療を考えられている方がいらっしゃいましたら
1日でも早く 対応された方が良いでしょう!

特に 抜歯しか方法がないような ダメな歯を無理矢理残すことは 非常に危険です。

最近は、抜歯の決断ができずに
いくつもの歯科医院を転々とする結果、
状況が悪化してしまう患者様が多いです。





それでは 本日の症例を始めます。

以下は初診時のレントゲン写真になります。
スライド01


上顎の前歯部が グラグラ です。

スライド02



なぜ ここまでグラグラになるまで放置してしまったのか?
と考えられるような状態です。

しかし、このような方は本当に多いです。
いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。

青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
スライド03


かなりの骨吸収が起こっているのが分かるかと思います。
さらに わかりやすくするために、
骨吸収部位を赤色で表示します。
スライド04


骨吸収が本当にすごいですね。

歯を支えている骨が吸収するため、歯がグラグラするのです。

このブログを見られている方の中で
「歯がグラグラする!」
という方は危険です。

早急に歯科医院を受診することが必要です。

診断としては、以下の×印の歯は、抜歯です。
スライド05


患者様は、抜歯後には義歯ではなく インプラント治療を希望されていましたので、
インプラント治療のプランを考えることにしました。

その前に重要なことがあります。

それは、歯がダメになった原因を考えることです。

それでは なぜ このような状態になってしまったのでしょうか?

スライド06


その主な原因を解説します。

まず、歯周病 です。

スライド07


次に 下顎の左右の奥歯が欠損していることです。

下顎の左右の奥歯が欠損しているために 噛む力が残っている前歯に加わります。

これが、前歯の過重負担となってしまったのです。

歯周病になっている前歯ですから、骨吸収がすでに起こっていたのです。

骨の支えの少ない 上顎の前歯に 噛む力の負担が加わったために
骨吸収は一気に進行してしまったのです。
スライド08



次に 神経のない歯が多いことです。

神経がない歯の問題点については、
このブログでも良く解説することです。

何回かこのブログを見られている方にとっては、
神経のない歯は本当に問題が大きいことが分かるかと思います。
スライド09


歯周病の放置!

下顎の奥歯を欠損のままにしていた!

等があったため、問題はさらに拡大してしまったのです。

もっと もっと 早く治療を開始ていれば…
と思われる症例です。


上記のことがあり、以下の×印は保存が厳しい と診断したのです。
スライド10



それでは、上記の×印の歯は絶対に抜歯しか方法はないのでしょうか?

上記で保存が厳しいと判断した7歯のうち
両側の2歯は 治療を行えば、なんとか保存は可能な状態です。

しかし、将来性は非常に低いのが現状です。
スライド11


そこで、上顎の7歯を全て抜歯した場合と
両側の2歯は、抜歯しないで 5歯分を抜歯した場合では 治療方法はどのように違うのでしょうか?

それぞれを シュミレーションしてみましょう!
まず、×印の7歯を全て抜歯した場合です。
スライド12


上顎の7歯を抜歯した場合には、以下のように
4本のインプラントを埋入し、7歯分を作製する
インプラント ブリッジとします。
スライド13



次に左右の奥の2歯分は抜歯しない場合(保存する場合)です。
スライド14


インプラントを行った場合には 以下のように
3本のインプラントを埋入し、5歯分を作製する
インプラントブリッジとします。
スライド15



どちらの治療方法を選択するかは、患者様のご希望にもよります。

しかし、後で 両側の2歯がダメ(抜歯)になった場合には…
スライド17


さらに追加のインプラントが必要になります。

スライド18


つまり、最終的な治療費が高額になってしまうのです。

また、追加のインプラント手術も必要になってきます。
スライド19


患者様には、口腔内のさまざまな状況を説明した上で
最終的な 上顎のインプラント治療計画は 以下のようになりました。

スライド20



次に問題となるのが、下顎の左右の欠損です。
スライド21


理想的には、下顎の左右に2本づつのインプラント(合計4本)を行うことが必要になります。
スライド22


しかし、全ての治療を理想的に行うと 治療費が高額になってしまいます。
スライド23


上顎の7歯欠損に対しては、欠損のままということは考えにくいことですし、
義歯(入れ歯)は嫌というご希望がありましたので、
上顎のインプラント治療計画はどうしても 行いたいところです。

そのため、下顎の左右の欠損については
1本づつのみ インプラントを行うことにしました。
スライド24


この下顎に1本づつではありますが、
インプラント治療を行うことにより 噛み合わせの安定が得られます。

噛み合わせの安定は非常に重要なことで
上顎前歯部の将来性も高くなります。
スライド25


噛み合わせの安定は、今後のことを考えれば、
非常に重要なポイントになります。
スライド26


もちろん 将来的に左右の奥歯にインプラントを追加することも可能です。

患者様は、この治療計画に同意していただけました。

そこで、上顎の×印を抜歯し、下顎にインプラントを埋入しました。
スライド27

上顎は抜歯前に義歯の型を取り、
抜歯と同時に義歯を装着しますので、
歯がないという期間は1日もありません。

審美的に問題となることはないのです。


次に問題となったのが、上顎の骨吸収です。
骨吸収があまりにも大きいので、すぐにインプラントを埋め込むことはできなかったのです。
スライド28


上のレントゲンでは分かりづらいのですが、
骨幅がほとんどない部位が多かったのです。
上顎は先にGBR法(骨増大法) のみを行いました。

スライド29


レントゲンで 白い小さく見える丸は、GBR法(骨増大法) で使用した材料(GBR膜を固定するピン)です。

スライド30


骨の増大(再生)が完了するまで約3ヶ月程度待ちます。

その後、インプラントを埋め込むのです。
スライド31


インプラントを埋め込む部位は、骨の再生程度によって再度検討します。


全ての治療が完了したのが 以下になります。
スライド32

最小限の範囲で 下顎にインプラントを行うことにより 噛み合わせの安定が得られました。

上顎も将来的に再治療を行うことを最小限に抑えたプランで
インプラント治療が行えました。

義歯(入れ歯)ではない状態になり、
患者様も満足していただけました。

いつもこのブログで説明することですが、
インプラント治療は、単に欠損部にインプラントを埋め込めば良いということではありません。

残っている歯の状態、
将来性
等を考慮してプランを考えることが重要なのです。

今回使用したインプラントは、全てストローマンインプラント(ITIインプラント) です。




治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1装置 100.000円(消費税別)〜
インプラントの土台(アバットメント) 1装置 54.000円(消費税別)
になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、1歯 90.000円(消費税別)になります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。




 インプラントモニター募集(インプラント手術費用20%割引
インプラントモニターの詳細については、下記をクリックして下さい。
      インプラントモニター(手術費用20%割引)
今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。

最近インプラント治療を行う際に静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) をご希望される方が非常に多くなってきています。
そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで3万円かかっていた費用を無料にしました。
これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
そのため、暫くの間 試験的に無料とさせていただくことにしました。
ご希望の方は、ご利用下さい。
圧倒的に楽にインプラント治療が行えます。


      インプラント無料相談
現在インプラント無料相談を受け付けています。
詳細は以下をご覧になって下さい。
      インプラント無料相談

  ・ メール無料相談は こちらをクリック
 歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下
 さい。
 基本的に、当日に回答させていただきます。

  ・ インプラントオンライン見積もりは こちらをクリック
欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

  ・インターネット・オンライン予約 はこちらをクリック
休診日でも24時間 オンラインで予約が行えます。




大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。

CAD/CAMの話

2015年11月19日(木曜日)です。

始めに休診案内です
12月5日(土曜日) CAD/CAM学会
12月6日(日曜日) EBAC合同研修会(ほんだ歯科口臭研修会)
のため休診となります。

このところ 学会 等で 休診の日が続き患者様にはご不自由をおかけします。

日々勉強が大切です。

先週のブログでも書きましたが、
CAD/CAMという分野は 特に進歩が早く、
半年新しい情報をみないとあっと言う間に置いていかれます。

CAD/CAMのような新しい分野は、まだ臨床経験が少ないため、
現時点で正しいと考えられていることでも
後に 変更になることも多々あります。

また、新たに追加されることも非常に多く、
こうしたことは、学会誌 や 情報誌、学会、学術講演、スタディーグループ 等で
学ぶことが必要です。

こうして得た情報を院内でも他の先生とともに
情報共有しています。

このようなため、時々休診させていただくことがあり、
患者様にはご迷惑をおかけしますが、
ご協力よろしくお願い致します。



このブログはインプラント症例を紹介するブログです。




さて今日のブログは、本日の最初にも話しましたCAD/CAMについて解説します。

このところ他のブログでもCAD/CAMについて書くことがありますが、
ここでももう少し進めていきます。

まず基本的なこととして
CAD/CAMとは?
どんな治療なのか?
という話から始めます。


他のブログでも書いたことがあるのですが、

CADとは、
Computer  Aided  Design
のことで、
コンピュータ支援設計と言われます。

セラミックの被せ物をコンピューターを使用して設計するということです。

従来セラミック 等の被せ物は、歯科技工士が全て手作業で作製されていました。

被せ物を作製するために削った歯を型を取り、
模型として再現します。

その模型上で、セラミック等の外形をワックスという材料で作製します。

このワックスを石膏の中に埋め込みます。

鋳型ですね。

ワックスは高い温度で溶けるので、
石膏の中に埋没されたワックスを高温で熱することで
ワックスだけ溶け出します。

ワックスが溶けると石膏の中に空洞ができます。

この空洞の中に高温で溶かされた金属を流し込みます。

金属が冷えたら、
石膏を壊して鋳型に流し込まれた金属の被せ物を取り出します。

この鋳型を良く研磨します。

金属の被せ物の場合、これで完成です。

しかし、従来のセラミックの場合には、
この金属の鋳型にセラミックを焼き付けて作製されます。

従来のセラミックは、
日本語では
陶材焼付鋳造冠(とうざいやきつけきんぞくかん)
と言います。

金属でできた鋳型に
セラミックを焼き付けるということです。

大変な時間がかかり、
技術力にも差がでる作業です。

職人技です。

しかし、CAD/CAMはまったく違います。

歯を削った状態をスキャナーで読み込み、
それをコンピューター上で設計する方法です。
p_img04


コンピューターで設計する作業は非常に簡単です。
先ほどの従来のセラミック作製作業とは大きく違い、
技術的な差が非常にでにくいです。

それは、歯の形等は、基本的にコンピューターにデータ化された情報を元にして
PCが勝手に歯の外形を作ってくれるのです。

わずか数十秒です。

完成されたセラミックのデザインの修正があれば、
パソコン上で修正作業をしますが、
ほぼ初心者でも十分できる作業です。

先ほど書きましたように
今までの手作業で作製されるセラミックは、
このデザインをを決めるまででも数時間かかることもあります。

このステップがわずか数秒で完了です。

これがCADです。


また、このCADで作製されたデータを
実際のセラミックにする行程が
CAMです。
Computer  Aided  Manufacturing
の略です。

日本語では、コンピュータ支援製造と言われます。

簡単に言えば、
CADで作成された形状データを
ミリングマシンという器械がセラミックのブロックを削り出して
作製する行程のことです。
p_img05


p_img06


近年では、3Dプリンター というものを聞いたことがあるかと思いますが、
それと似たものです。

セラミックのブロックを削り出すことで多くのメリットが生まれます。

今までのセラミックの作業は、
職人が瀬戸物の お皿 や 壷 等を作製することと似た作業で、
一つ一つ手作業で作製するため、
品質に多少の差がでます。

しかし、セラミックのブロックは品質のバラツキがほとんどないのが特徴です。

そのため、歯科技工士の技術レベルに差が生まれません。

人の手が必要な行程は、ミリングマシンというCAMが
削り出したオールセラミックをきれいに研磨するだけです。

本当に簡単にできるようになりました。

小さなセラミックですと
コンピューターの設計(CAD)から
ミリングマシンでのセラミックの削り出し(CAM)まで
15分程度です。

従来のセラミック作製では、
完成まで 
早くても1日から3〜4日はかかる作業が
わずかに15分です。

これが院内で完了するわけです。

また、ばらつきが少ないので
精度が非常に高いことも優れた点です。


こうしたCAD/CAMもさまざまな点で向上しています。

一つ目は、
歯の型を読み込むスキャナーですが、
この精度も年々向上しています。


コンピューターでセラミックを作製する作業も精度が上がっています。

もちろんミリングマシンという
セラミックブロックを削りだす器械の精度も向上し、サイズも小さくなっています。

もっとも進歩の大きいのが、
セラミックブロックです。

どんどんと新しいセラミックブロックが発表され
臨床にでてきます。

多くの先生が臨床応用することで
多くのセラミックブロックが生産され、
各メーカー競争も激しくなってきています。

当然のことながら需要が多くなるわけですから
セラミックブロックの価格も下がります。

特にジルコニアという素材は、
価格が下がってきていることもあり、
11月から当医院でも価格をかなり下げました。

CAD/CAMは、これからも歯科の中で日々発展していくことで
品質の向上 と 価格が下がることで
患者様に多くの利益を生む治療となるでしょう。

まあ時代的に
口腔内に金属の被せ物が “ キラット光る ”というのを避けるのは当然のことであると思います。

当医院でも従来の日本の健康保険で適応されてきた
金属の詰め物 や 被せ物を希望される方は
圧倒的に少なくなってきました。



本日はインプラントの症例ではなく、
CAD/CAMの話でした。




 インプラントモニター募集(インプラント手術費用20%割引
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最新インプラント症例:244回目

2015年11月 5日(木曜日)です。

このブログはインプラント症例を紹介するブログです。


始めに休診案内です。

11月14日(土曜日)
11月15日(日曜日)
はCAD/CAM学術講演参加のため休診となります。




『244回目のインプラント症例』になります。

本日ご紹介する症例は、上顎の歯が1本もない方です。
(上顎総入れ歯の患者様)

もともと 他歯科医院に通院されていました。

上顎が総入れ歯であり、食事に不自由を感じていたため、
インプラント治療をご希望されていました。

しかし、上顎の骨吸収が非常に大きく、インプラント治療が困難のため、
通院されている歯科医院から紹介を受けて当医院を受診されました。

当医院には、こうした他の歯科医院からの紹介がよくあります。



以下が初診時のレントゲン写真です。
スライド01

上顎は、歯が1本もありません。

あとで詳細は解説しますが、骨吸収が非常に著しく起こっています。

下顎右側のインプラントは、紹介先の歯科医院ですでに行ってありました。
スライド02


いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。

青線が骨吸収を起こすの骨の位置です。

赤線は、現在の骨の位置です。

かなりの骨吸収が起こっているのが分かるかと思います。

毎回このブログを見られている方は、かなり見慣れた線であるかと思います。
スライド03


さらに わかりやすくするために、
骨吸収部位を赤色で表示します。

非常に骨吸収が大きいのが分かるかと思います。
スライド04


次のレントゲンは、上顎洞という空洞です。

骨ではなく、穴が開いているのです。

いつもこのブログをご覧になっている方はもうすでにご存知のことと思います。

現状のままでは、穴の中にインプラントを埋め込むことはできません。

上顎洞の詳細は、以下を参考にして下さい。
        上顎洞
スライド05

上顎洞緑色の領域であらわします。
奥歯では、この
上顎洞 の存在のために、骨の高さが少なくなっているのが分かるかと思います。

次は、鼻腔という鼻の穴です。

当然鼻の穴の中にインプラントを埋め込むことは不可能です。
スライド08

これらの情報をみると骨吸収
上顎洞の存在
鼻腔の存在から
インプラント治療が困難であることが分かるかと思います。

スライド09


奥歯においては、骨の高さが1〜3ミリ程度しかありません。

これでは、インプラント治療は難しい状態です。
スライド10


もし、このままの状態でインプラントを埋め込むと
以下のように非常に短いインプラントを埋め込むしか方法はありません。

実際には以下のような短いインプラントはありませんし、
短いインプラント埋め込んだとしても 将来性は非常に低いものとなります。
スライド11


もし、この奥歯にインプラントを行うとなると
上顎洞 内部に骨移植を行うことが必要になります。
スライド12


この骨移植をサイナスリフト法(上顎洞底挙上術) と言います。

スライド13

上顎の奥歯で骨吸収が大きい場合には、この治療法を行うことが最も確実になりますが、
治療の大変さがかなりあります。

治療後の腫れ 等がかなり起こるのです。

患者様にサイナスリフト法(上顎洞底挙上術) について説明をさせていただいとところ
「大変な治療は避けたい!」
というご希望もありましたので、
骨移植を伴うサイナスリフト法(上顎洞底挙上術) は行わないことにしました。

今回のケースでは、骨の高さが1〜3ミリ程度しか存在していなかったため、
非常に困難なケースと言えます。

本来 上顎の奥歯にインプラント治療を行う場合、
理想的には10ミリ以上の骨の高さが存在することが必要です。

しかし、10ミリ以上の骨の高さが存在するケースは、
少ないのが現状です。

それでも骨の高さが5ミリ程度存在すれば、
インプラント治療は可能となります。

上顎の奥歯において骨の高さが5ミリ程度存在する場合には、
ソケットリフト法 という治療法を併用することにより、
比較的簡単にインプラント治療が可能となります。

今回の症例とは違いますが、参考資料としてソケットリフト法 を解説します。

今回の症例とは違います。

先に説明しました上顎洞は、硬い骨ではありません。

分かりやすく説明すると
少し硬い布が垂れ下がっている状態
と思って下さい。

しかし、この布は破れやすいのです。

それではソケットリフト法 の具体的な治療方法について解説します。

骨の高さが少ない状態で 無理に長いインプラントを埋入しようとすると
上顎洞を突き破ってしまいます。

そして、上顎洞が破れてしまいます。
p_img_04


そこで、以下のように治療を行います。
図1:
上顎洞の手前 1ミリまで骨に穴を開けます。

この1ミリ手前までというのが重要なポイントです。

図2:
開けた穴に 人工骨 を入れます。

人工骨の種類については今回省略しますが、
当医院で使用しているのはβーTCPという完全な人工で精製された骨です。

安全性が非常に高い材質です。

この人工骨を穴に入れた状態で、下から(穴を開けた骨の入口から)
棒状のオステオトームと言われる器具でたたきます。

この時 患者様には、コンコン とたたかれている感じがあります。
人工骨(βーTCP)を入れてたたき、
上顎洞の中に人工骨(βーTCP)を入れていきます。

この作業を何回か繰り返します。

そうすると上顎洞の中に少しずつ人工骨(βーTCP)が入り込みます。

図3:
結果的にインプラントを埋入するための骨の高さが確保されます。
p_img_05

ここまでがソケットリフト法 の術式です。


次にソケットリフト法 の参考症例を見てみましょう!

先日紹介した症例から抜粋します。

上顎左側の奥歯が欠損しています。
スライド14

同部位では、骨の高さが4〜5ミリ程度しか存在しません。

スライド15

このままであると短いインプラントしか埋め込むことができません。

スライド16

そこでソケットリフト法 の治療計画を立てます。

スライド17

以下がソケットリフト法 でインプラントを埋入した直後です。

スライド18

ソケットリフト法 の状態を拡大して見てみましょう!

以下の丸で囲んだ部位を拡大します。
スライド19

拡大したところです。

スライド20

この写真に骨の状態上顎洞の線を書いたのが以下です。
スライド21

ソケットリフト法 により以下の青線まで上顎洞が押し上げられました。
スライド22


以下は治療後です。
スライド23


このようにして骨の高さが少ない場合でもインプラント治療は可能となるのです。

しかし、今回のケースでは骨吸収が大きいため、患者様のご希望もあり、
無理をせず、他の対処方法でインプラント治療を行いました。

それがカンチレバー という治療方法です。

以下のような方法です。
スライド24

上顎前歯部のインプラント埋入が可能な部位に6本のインプラントを埋入し、
奥歯の部分には、連結した被せ物を延長させる形でブリッジを行います。

こうしたことは全てのケースで適応される治療法ではありませんが、
噛み合わせ等を考慮して決定されます。
今回のメインとなる考慮した方法です。

ちなみに上顎前歯部も簡単な状態ではありませんでした。
骨吸収は非常に大きく かなり困難を極めました。
GBR法(骨増大法)
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
PRP法
等 さまざまなことを併用して始めてインプラント治療が可能となる症例でした。

以下は、インプラント埋入後です。
スライド25

治療期間中は、固定式の仮歯 を使用していただきます。

手術後の時点では、1本のインプラント(左から3番目)は骨との安定が悪いため、
インプラントの土台 は使用しない状態としました。

骨との安定(結合)を待ち型取りとなります。

それまでは、固定式の仮歯となりますので、噛めないということはありません。


以下は、治療終了後です。
スライド26

このようなケースは、治療後も綿密なケアーを行っていくことが重要です。

使用したインプラントは、アンキロス インプラント です。

前歯部に適したインプラント(プラットホーム・スイッチング) となっています。

今まで長い間義歯(総入れ歯)をされていた患者様にとっては、大変快適な状態となり、
喜んでいただきました。
「硬い物も食べられるようになり、本当に良かった!」
とおっしゃっていただきました。

患者様は、定期的に きちんとメインテナンス(定期検査) にいらしていただいております。

今後 現在の状態が長く続くように努力していくことが重要です。



治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1装置 100.000円(消費税別)〜
インプラントの土台(アバットメント) 1装置 54.000円(消費税別)
になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、1歯 90.000円(消費税別)になります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。




 インプラントモニター募集(インプラント手術費用20%割引
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そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで3万円かかっていた費用を無料にしました。
これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
そのため、暫くの間 試験的に無料とさせていただくことにしました。
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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。

最新インプラント症例:227回目

2015年 2月 5日(木曜日)です。

このブログはインプラント症例を紹介するブログです。


『227回目のインプラント症例』になります。

本日ご紹介するケースのテーマは、
「どこまで治療を行った方が良いのか?:費用 対 効果の関係!」です。

歯が多数欠損している方の場合、
欠損全てにインプラント治療を行うと 治療費が非常に高額になってしまいます。

患者様にとっては、できるかぎり治療費を抑えたい と考えられることは当然のことです。
本日の症例もそのようなケースでした。

それでは、早速初診時のレントゲンから見てみましょう!

以下が初診時のレントゲンです。
上顎の前歯部の7歯分のブリッジがグラグラして噛めないとのことで来院されました。
診査をすると 指で触ってもとれそうなくらい グラグラです。
良く食事中に取れたりしなかったか不思議なくらい グラグラしていました。
スライド01

スライド02

問題なのは 上顎の前歯だけではありません。
残っている歯も重度歯周病です。
また、奥歯は 多くが欠損しています。
以下の×印は、歯が欠損している部位です。
スライド03

先程説明しましたように 上顎の前歯部は、グラグラしていました。
また、残っている歯も 歯周病が進行している状態でした。
歯周病による骨吸収 がかなりありました。
骨吸収が非常に大きかったのです。
いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
何度かこのブログをご覧になっていられる方は、この青線赤線が分かってきたのではないでしょうか?
スライド04

さらに分かりやすくするために 骨吸収部位を赤色の領域で表します。
スライド05

ものすごく、骨吸収が大きいのが分かるかと思います。
なぜ ここまで放置してしまったのでしょうか?
大変なことです。
それでは、なぜこのように骨吸収が起こってしまったのでしょうか?
1つ目の原因は、歯周病 です。
2つ目の原因は、噛み合わせです。
骨吸収を起こした前歯がグラグラし始めます。
さらに奥歯が欠損しているため、噛む力が全て前歯に加わってしまったのです。
スライド06

スライド07

その結果、上顎の前歯部は、指で触ってもとれそうなくらい
グラグラになってしまったのです。
スライド08

上顎の前歯部は、どのような治療法を行っても残すことは不可能な状態でしたので、
抜歯と判断しました。
スライド09

この上顎前歯部の抜歯については、患者様も当然のことながら同意していただけました。
それでは、残っている歯はどうなのでしょうか?
大丈夫なのでしょうか?
上顎左側の奥歯の3歯は、骨吸収も大きくかなり厳しい状態でした。
スライド10

しかし、患者様は、上顎左側の3歯も抜歯をしてしまうと
上顎で残る歯は、上顎右側の1歯だけになってしまうので、
なんとか抜歯しないで治療はでいないかとの希望がありました。
そのため、徹底した 歯周病治療 を行い、保存することにしました。
スライド11

また、この上顎左側の奥歯を残すには、他にも理由があります。
それは、後で解説しますが、噛み合わせの安定が必要なためです。
先に説明しましたように この患者様の上顎前歯部がダメになった理由の一つが
奥歯に歯がなく、前歯に負担が加わってしまったのです。
そのため、今回 抜歯した上顎前歯部にインプラント治療を行ったとしても
噛み合わせが安定しなければ、上顎前歯部のインプラントもダメになってしまう可能性があります。
そのため、上顎前歯部にインプラント治療を行うだけでなく、
噛み合わせを安定させることも重要なことなのです。
この説明については、また後で解説します。
上顎前歯部を抜歯した後は、義歯(入れ歯)とインプラント治療が考えられます。
患者様は、義歯は嫌とのことでした。
それは、入れ歯に対する違和感もそうですが、
義歯を入れない状態であると
上顎前歯部がないと 審美的に問題があるからです。
上顎前歯部が全てなければ、人前に笑うこともできませんので、
なんとか上顎前歯部を義歯ではない治療法をご希望されました。
つまり、インプラント治療です。
抜歯後の 欠損は、7歯分です。
そのため、4本のインプラントを埋入し、7歯分を作製する
インプラントブリッジによる治療計画を立てました。
以下のようなプランです。
スライド12

歯周病による骨吸収が大きかったので、
インプラント治療は非常に難しい状態でした。
GBR法(骨増大法) 等が必要になります。
次に問題となったのが、左右の奥歯の欠損です。
奥歯が欠損の状態のままでいると 前歯に負担が加わり、
いつかは、インプラントもダメになる可能性があります。
理想的には、以下のように奥歯にもインプラントを埋入することが有効です。
スライド13

スライド14

しかし、この治療計画であると 治療費が非常に高額になってしまいます。
先に説明しましたが、本日のテーマは、
「どこまで治療を行った方が良いのか?:費用 対 効果の関係!」です。
理想と現実 非常に難しいことです。
最終的には、インプラントは上顎前歯部のみに行うことになりました。
スライド15

そのかわり、奥歯には必ず義歯を装着していたくことが重要であることをお話しました。
奥歯に義歯があるからこそ 噛み合わせが安定するのです。
スライド16

ここで上顎左側の奥歯を抜歯しないで残すと判断したことが効果がでてきます。
上顎左側の奥歯が残れば、左側で噛む部位を確保することが可能になります。
結果的に 上顎前歯部にも負担が少なくなるのです。
以下は、インプラントを埋め込んだ直後です。
スライド17

もちろん インプラントを埋め込む前には、徹底した歯周病治療 が必要です。
ここで治療期間中の仮歯についてご説明します。
治療期間中は、上顎の残っている歯(右側の1歯と 左側の3歯)を土台として、
固定式の仮歯(ブリッジによる仮歯)を使用していただきます。
そのため、治療期間中は、歯がなかったり、義歯を使用することはありません。
仮歯の状態のままで治療は進んでいきます。
スライド18

以下が治療終了後です。
スライド19

インプラント以外の治療は、全て保険で行っています。

治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1歯  100.000円(消費税別)〜 になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、1歯 70.000円(消費税別)になります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。


このブログが始まって以来 毎週木曜日にアップしていましたが、
現在 毎週 大学病院で外来診療と講義を行うことになったため、
ブログの更新が不規則になると思います。
毎週ご覧になっていただいている方も多くいらっしゃるかと思いますが、ご理解いただければと思います。
できるかぎり毎週木曜日にアップしたいと考えております。


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今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。

最近インプラント治療を行う際に静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) をご希望される方が非常に多くなってきています。
そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで4万円かかっていた費用を無料にしました。(インプラント2本以上同時に埋入の方のみ)
これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
そのため、暫くの間 試験的に無料とさせていただくことにしました。
ご希望の方は、ご利用下さい。
圧倒的に楽にインプラント治療が行えます。


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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。

最新インプラント症例:226回目

2015年 1月12日(月曜日)です。

このブログはインプラント症例を紹介するブログです。


『226回目のインプラント症例』になります。


昨年から かなり忙しい日が続くので ブログのアップが不定期になっています。

本来はこのブログは毎週木曜日にアップしていましたが、
今週の木曜日は少し忙しいので、おそらくアップするのが難しいため、
本日(月曜日)かわりに アップします。

本日の症例は、治療が完了した症例ではなく、
昨日行ったばかりのオペ(インプラント手術)です。

ちょっと新しいケースをまとめる時間がなかったので、
昨日行ったインプラントオペの報告です。

昨日は、午前、午後の2件ともに 大変なオペでした。

インプラント手術は、簡単なケースもあれば、
とても大変な症例もあります。

あまり治療プランが変更することはないのですが、
昨日は、治療プランが変更になった稀なケースです。



まず1ケース目です。
以下は手術前です。
スライド1


いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こすの骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
かなりの骨吸収が起こっているのが分かるかと思います。
さらに問題なのは、奥歯の骨吸収です。
上顎左側の奥歯は、骨吸収が非常に多くありました。
以下の緑線は上顎洞という空洞です。
骨ではなく、穴が開いているのです。
いつもこのブログをご覧になっている方はもうすでにご存知のことと思います。
上顎洞の詳細は、以下を参考にして下さい。
        上顎洞
スライド2



欠損部が非常に多く存在する場合、
どこまでインプラント治療を行なうのか?
ということも問題となります。

全ての欠損部をインプラント治療でカバーすると
治療費が高額になることもあり、
現実的に治療費を考慮した治療プランとなることがあります。

昨日行なった治療でも
上顎左側の奥歯までは、インプラント治療は行なわない治療プランとなりました。


また、上顎左側の奥歯では、骨吸収が非常に大きいので
もし、上顎左側にインプラントを埋入するためには、
さまざまな方法をとることが必要です。

このような場合には、上顎の奥歯の上顎洞の中に骨を移植することが必要になります。
サイナスリフト法(上顎洞底挙上術) と言います。

この治療法は、かなり大変な治療であり、患者様の負担が非常に大きいことが欠点です。
治療後の腫れが長く続くことも多いです。

治療費、治療負担 等を考慮した結果、
以下のようにインプラントを埋入することにしました。
スライド3


しかし、問題があったのはこれだけではありませんでした。
骨の吸収があまりにも大きく、
通常のインプラント治療では不可能な状態でした。

具体的には、ほとんどの部位で 骨の厚みが2ミリ程度しか存在しない状態でした。

通常適切にインプラント手術を行なうためには、
骨の厚みは、6ミリは必要です。

その理由として、一般的に使用されるインプラントの太さ(直径)は、
約4ミリです。

インプラントの太さは、メーカーによっても違いますし、
前歯、奥歯 等の部位によっても変えることもあります。

一般的には約4ミリの直径と思って下さい。

約4ミリの直径のネジを埋め込むわけですから
骨の厚み(幅)は、さらに必要であることは、なんとなく分かるかと思います。

インプラントの直径(太さ)より、周囲に1ミリ程度の厚みが残らないと
インプラントが骨からはみ出してしまいます。

そのため、骨の厚みが6ミリ以上はないといけないのです。

しかし、今回の症例では、平均的に2ミリ以下しか骨の厚みがありませんした。
吸収が大きい部分では、骨の厚みは1ミリちょっとです。

わずか1ミリ程度しか骨の厚みがないのです。
大変なことですねよ。


骨の厚みが2ミリしかない部分に 
4ミリの太さのネジ(インプラント)を埋め込むわけですから
大変なことです。

そのため、
OAM(大口式)インプラントシステム
を併用して骨の幅を拡大しました。

一般的には、骨の幅を拡大することを
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法) と言います。

また、骨の幅の増大(増骨)も行なう必要性があります。
これをGBR法(骨増大法) と言います。

また、骨再生をさらに有効的に行なうために
PRP法 も併用しています。

奥歯では、骨の高さも少ないので
ソケットリフト法 も行なっています。

骨吸収が大きいと結構大変なのです。

以下は、インプラント手術直後のレントゲンです。
スライド4



使用したインプラントは、
ストローマンインプラント(ITIインプラント)
です。


昨日行なったもう一つの手術も大変でした。
2症例目です。


以下は手術直前のレントゲン写真です。
スライド1


この患者様の場合、
インプラント予定部以外にも非常に多くの問題があります。

例えば、下顎右側の奥歯のブリッジとなっている歯も
虫歯が大きくあったりします。

しかし、現在上顎の前歯部から 上顎左側の奥歯にかけて
歯が欠損している状態では、
義歯を使用するしか方法はなく、
患者様にとっては、審美的、噛むこと、義歯の違和感 等があり、
できるかぎり早急に改善させることが
快適な生活を送る上でも大切なことです。

そのためインプラントの治療計画を立てました。

まず1症例目と同じように
骨吸収を線で表示します。
青線が骨吸収を起こすの骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。

さらに問題なのは、奥歯の骨吸収です。
これが大変な状態でした。
以下の緑線は上顎洞(空洞)です。
上顎洞の詳細は、以下を参考にして下さい。
        上顎洞

奥歯では、骨吸収があまりにも大きいので、
サイナスリフト法(上顎洞底挙上術) という治療方法が適していますが、
1症例目でも説明しましたように
このサイナスリフト法(上顎洞底挙上術) は、かなり大変な治療です。

特に今回のケースでは、骨吸収が大きいので
移植する骨の量もかなり多くなります。

そのため、治療を受けられる患者様には、大変な治療と言えます。

また、サイナスリフト法(上顎洞底挙上術) を行なうと
治療費もそれなりに多くかかります。

患者様のご希望や さまざまなことを考慮した結果、
サイナスリフト法(上顎洞底挙上術) は行なわず
ソケットリフト法 で対応してインプラント手術を行なう計画を立てました。

スライド1


上図のような治療計画です。

しかし、実際に手術を行なってみると
予想以上に骨の硬さに問題がありました。

骨吸収により、骨の高さが少ないことは始めから分かっていたので、
ソケットリフト法
PRP法
GBR法(骨増大法)
で対応する予定でしたが、
骨が非常に軟らかく、
奥歯では、埋め込んだインプラントが安定しなかったのです。

この患者様の場合、
手術後に義歯を使用しますので、
インプラントが安定していない場合、
義歯の圧力に耐えきれない可能性があるため、
手術時に治療計画を変更することにしました。

上顎の奥歯にはインプラントは無理した埋め込まずに
上顎左側の親知らず部分に斜めにインプラントを埋入する
インプラント傾斜埋入 という方法で対応することにしました。
スライド1

親知らずの部分の骨は、比較的骨吸収が少ない部分であり、
他の部分の骨は吸収していても
この部分のみ残っていることが多いです。
また、斜めに埋入することで 少しでも長いインプラントを埋入することが可能となります。


インプラント手術後に義歯を使用しない状況であれば、
奥歯の部分に安定はしませんが、
ソケットリフト法 でインプラントを埋入し、
骨とインプラントがしっかりとくっつくまで安静にすることで
問題はないのですが、義歯を使用するとなると
ある程度のインプラントの安定が必要になるので、
無理はしないように治療プランの変更を行ないました。


通常義歯を使用された状態でインプラント治療を行なう場合、
手術後に歯肉が腫れたり、
インプラントに負担が加わらないように
義歯の内面を削除して、安静にするのですが、
それでも 手術直後にインプラントがまったく安定してない場合には、
義歯使用の圧力でインプラントがダメになることがあります。


4本のインプラントを埋入する治療計画でしたので以下のように
変更しました。
スライド3



手術直後のレントゲンが以下になります。
スライド4



前歯のインプラント部と親知らず部分に埋め込んだインプラントとの間にスペースが大きいので
今後どのように対応するかは、検討は必要ですが、
今回のように治療が変更となる場合が稀ではありますが、
必要になる場合があります。

通常、骨の高さが少なくても
骨の表面にある皮質骨という部分は、
ある程度の硬さがあるので、
ソケットリフト法 を行なった場合には、
この皮質骨でインプラントが支えられ、
安定するのですが、
今回の場合、この皮質骨自体が
ピンセットで折れるくらい脆く、安定が全くしない状態でした。

今後はインプラントの追加も考えれるケースです。

使用したインプラントは、
ストローマンインプラント(ITIインプラント)
です。




治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1歯  100.000円(消費税別)〜 になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、1歯 70.000円(消費税別)になります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
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OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
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2014年最後の「最新インプラント症例ブログ」

2014年最後の「最新インプラント症例ブログ」です。

今年も もう少しです。
年内の予約は、以下のインターネットオンライン予約でも可能です。
24時間オンライン予約


始めに年末年始の休診案内です。
12月29日(月曜日)〜1月5日(月曜日)まで休診となります。

休診中の緊急連絡は、以下からメールでご連絡下さい。

年末 年始緊急連絡メール




次に求人情報です。
スタッフ募集(アルバイト / パート)
詳細は、以下をご覧になって下さい。
    求人情報


今年もインプラント治療をご希望される患者様は、
本当に多くご来院されました。


入れ歯しか選択肢がない時代には、
我慢して義歯を使用されていた方が多かったのですが、
どうしても義歯に違和感があり、使用できない方や

今までは、
抜歯した後で一般的に行われていたブリッジという治療がありますが、
ブリッジはどうしても欠損部の両側の歯を削る必要性があり、
歯を削ることに抵抗がある方や
以前に歯を削りブリッジをしたが、
そのブリッジを行った歯自体がダメになり、
はやり歯を削るブリッジには抵抗がある

という患者様が多くいらっしゃいます。

インプラント治療がベストということではありませんが、
歯を削るブリッジには欠点が多いことも事実です。

できれば歯を削らない治療法を選択した方が
将来的なリスクが低くなるケースも多く存在します。

しかし、必ずしもブリッジが悪いということではありません。

ブリッジの土台となる歯の状態によっても
どのような治療法が良いのか
ということも違ってきます。

また、インプラント治療といっても
インプラントを埋め込むための骨の状態が悪い方では、
インプラント治療が適さないケースも存在します。

また歯周病がある状態でインプラント治療を行うと
インプラントに歯周病細菌が感染し、
インプラント自体がダメになることもあります。

噛み合わせの負担がインプラントがダメになるケースも存在します。

そのため、
必ずブリッジがダメで
インプラントが優れているということでもありません。

義歯、インプラント、ブリリッジのどれが良いのかは、
患者様それぞれの口腔内状況によっても大きく変わります。

そのため、まずは歯科医院で検査をされ、
ご相談をしていただくことが最も良いでしょう。


今年インプラント治療をご希望されて来院された患者様の中でも
義歯を勧めた方も多くいらっしゃいましたし、
ブリッジを行った方も多くいらっしゃいました。

なにが最も良い治療法であるのかは、
患者様によって異なるのです。




それでは今年最後の症例です。

本日ご紹介するケース(再アップケース)は、本当に大変な症例でした。
それは骨吸収が非常に大きかったからです。


以下が初診時です。
スライド01

歯肉は腫れ、出血が多く、膿みが出て、
多くの歯はグラグラで ほとんど噛めない状態でした。
スライド02

上下顎ともグラグラです。

いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こすの骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
かなりの骨吸収が起こっているのが分かるかと思います。
スライド03


さらに わかりやすくするために、
骨吸収部位を赤色で表示します。
非常に骨吸収が大きいのが分かるかと思います。
スライド04


奥歯が欠損していることもあり、
残っている歯には、噛む力の負担が非常に加わりやすい状態です。
スライド05


以下の歯は抜歯しか方法がない状態の歯です。
スライド06


歯周病は、病状が進行すると 歯を支えている骨が吸収する 病気です。
支えている骨の吸収が進行すると 歯がグラグラ してきて 抜けてしまいます。
もちろん、歯周病が進行しないうちに 適切に治療を行えば、歯周病の進行を停止させることが可能です。
歯周病の治療とは、
ルートプレーニング
フラップ オペレーション
GTR法
エムドゲイン法
といった治療です。
しかし、こうした治療にも限界があります。
あまりにも骨吸収が進行してしまった場合には、私のような歯周病専門医 であっても治すことは不可能です。
抜歯になります。
全ての歯周病を治すこはできないのです。
しかし、患者様にとって抜歯は可能なかぎり避けたいものです。
そのため、完全に抜歯しか方法がない状態でも 抜歯をご希望されない方は、多くいらっしゃいます。
これが、大きな問題なのです。
こうしたことを患者様に 他の例でご説明することがあります。
お腹が痛くて内科を受診したとします。
診査の結果、病名が ガン(癌)と診断されたとします。
しかも、ガンは、かなり進行していたのです。
もっと早い段階でガンが発見されていれば、抗ガン剤 や 放射線治療で治ることが可能だったのですが、
ガンが進行してしまっている現状では、ガンの部分を切除するしか治療方法はなかったとします。
もし、切除しないと ガンは、他の臓器にも転移してしまうからです。
ガンが転移した結果、生死にも関わってくるのです。
そのため、外科処置によってガンを切除する方法を選択するのです。
歯周病も同じです。
歯周病は感染症 ですので、治療を行っても治らない歯を放置すると
必ず 他の歯に感染してしまいます。
つまり、さらに多くの歯を失ってしまうのです。
歯周病は、感染症 であることをしっかりと認識することが 歯周病治療を行うための第一歩なのです。
しかし、100%治療ができない歯であっても どうしても抜歯を希望されない方がいらっしゃいます。
その結果、さらに多くの歯を失うことになるだけでなく、
骨吸収が進行することにより、歯が抜け落ちた後の治療が困難(不可能)になってしまうことが多いのです。

話しを今回の症例に戻します。
患者様には、抜歯しか方法がない歯の抜歯については、同意をしていただき
抜歯となりました。
スライド06


下顎に関しては、本来は抜歯してもおかしくないような進行した歯周病でしたが、
徹底した歯周病治療を行い、保存することにしました。
スライド07


以下は、抜歯が終了した状態です。
スライド08


抜歯後の状態に先程と同様に骨吸収の線を記入した状態が以下になります。
スライド09


さらに問題なのは、奥歯の骨吸収です。
これが大変な状態でした。
以下の緑線は上顎洞という空洞です。
骨ではなく、穴が開いているのです。
いつもこのブログをご覧になっている方はもうすでにご存知のことと思います。
上顎洞の詳細は、以下を参考にして下さい。
        上顎洞
スライド11


上顎の奥歯においては、インプラントを埋め込むための骨の高さがほとんどない状態です。
スライド12


前回のブログでもそうでしたが、このままでは、奥歯にインプラントを埋め込むことは不可能です。
どうしたら良いのでしょうか?
このような場合には、上顎の奥歯の上顎洞の中に骨を移植することが必要になります。
サイナスリフト法(上顎洞底挙上術) と言います。
スライド13


このサイナスリフト法(上顎洞底挙上術) を行なえば、奥歯にインプラントを埋め込むことが可能となります。
スライド14


そして、その手前の欠損部にもさまざまな方法を駆使してインプラントを埋入します。
以下が理想的なインプラント埋入治療プランです。
スライド15


しかし、このサイナスリフト法(上顎洞底挙上術) は、かなり大変な治療です。
特に今回のケースでは、左右側とも行なう必要性がありますし、
移植する骨の量もかなり多くなります。
そのため、治療を受けられる患者様には、大変な治療と言えます。
また、サイナスリフト法(上顎洞底挙上術) を行なうと
治療費もそれなりに多くかかります。

患者様に治療(サイナスリフト法(上顎洞底挙上術) )に対する説明を行なったところ、
「大変な治療は避けたい!」
とのご希望がありましたので、サイナスリフト法(上顎洞底挙上術) を行なわない治療方針を考えることにしました。スライド16
スライド17


そこで奥歯には、インプラント治療を行なわないで
前歯部を中心としてインプラント治療を行なうことにしました。
スライド18


下顎は徹底した歯周病治療を行ないます。
スライド19


それでも上顎は骨吸収が大きいのでインプラント治療は非常に大変です。
スライド20


インプラント手術も 以下のような さまざなま治療方法を駆使して行ないました。
ソケットリフト法
GBR法(骨増大法)
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
PRP法
等です。
1回目のインプラント手術が終了したのが以下のレントゲンです。
スライド21


上顎の左側の2本のインプラントの間は、骨吸収が大きくGBR法(骨増大法) のみ行ないました。
その後、2回目のインプラント手術を行ない、追加のインプラント手術を行ないました。
以下は、インプラント治療が終了した状態です。
スライド22


使用したインプラントは、
アンキロス インプラント
ストローマンインプラント(ITIインプラント)
です。



治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  168.000円(消費税込) 
被せ物(白い歯) 1歯  105.000円(消費税込)〜
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、1歯 73.500円(消費税込)になります。


当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。




 インプラントモニター募集(インプラント手術費用20%割引
インプラントモニターの詳細については、下記をクリックして下さい。
      インプラントモニター(手術費用20%割引)
今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。

最新インプラント症例:225回目

2014年12月4日(木曜日)です。

始めにいくつかお知らせがあります。

スタッフ募集(アルバイト / パート)
詳細は、以下をご覧になって下さい。
    求人情報


今週末(12月7日:日曜日)は
大阪での ほんだ歯科 口臭研修会のため、休診となります。
また、土曜日の診療は16:00までとなります。


年末年始休診案内

始めに年末年始の休診案内です。
12月30日(火曜日)〜1月5日(月曜日)まで休診となります。



このブログはインプラント症例を紹介するブログです。

『225回目のインプラント症例』になります。

さて本日の症例は、『治療計画の難しさ』です。

治療計画というのは、口腔内だけでは考えられません。

虫歯がいっぱいあったり、
歯周病が進行していたり、
噛み合わせがズレていたり、
欠損数が多かったり
した場合には、治療計画が非常に複雑になります。

もちろん、
治療期間、
治療方法、
治療費、
患者様の体調、
治療費対するご理解の程度…等に制限がなければ、
理想的な治療方法があります。

しかし、現実問題として、
 忙しくて通院が難しい!
 痛みのある治療は嫌!
 体調が悪い!
 高額な治療費は無理!
といったさまざまな問題があり、
『どこまで治療を行うか』ということは
患者様のご希望、口腔内の状態 等を考えた上で決定されます。

本日ご紹介する症例も悩むことが非常に多かったケース(再アップ)です。

それでは早速始めましょう。

以下が初診時のレントゲンです。
スライド01

グラグラしている歯が多くありました。

スライド02


虫歯!
歯周病!
歯がない部分がある!
噛み合わせのズレが起こっている!
等さまざまな問題があります。

いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
スライド03

さらに分かりやすくするために 骨吸収部位を赤色の領域で表しします。
スライド04

骨吸収が非常に大きいのが分かります。

多くの歯が初診時にすでにグラグラです。

指で触っても取れそうな歯も多くあります。

下顎右側の奥歯がないことからも 噛むことも困難になっています。

一番最初に問題となるのが、
『どの歯を抜歯するのか?』ということです。
スライド05

現実問題としては、ほとんどの歯は将来性が低く、抜歯の対象です。
スライド06

逆に治療が可能な歯は以下の歯です。

歯周病治療、虫歯の治療…等を行うことにより治療が可能な歯です。
スライド07


患者様のご希望としては、
『極力 抜歯しないで 歯を保存したい!』
とのご希望がありました。

治療を受ける患者様側としては、当然のことです。

私達歯科医師も極力歯を保存したいと考えています。

しかし、将来性を考えた場合、
保存する方が良いのか?
抜歯した方が良いのか?
等を考えなければいけません。
スライド08


今回の症例も
歯周病の状態、
虫歯の状態、
噛み合わせの状態、
患者様のご希望を考えて以下の歯を抜歯することにしました。
スライド09

保存が厳しい歯もありましたが、それらの歯は残す(保存する)ことにしました。
最終的な治療計画は以下のようになりました。
スライド10


それでは、この治療の妥当性について解説していきます。

まず、右側です。
抜歯後 右側奥歯は、上下後ともに欠損になります。
欠損した部位の治療方法としては、
1.インプラント
2.義歯(入れ歯)
になります。
患者様は、取り外し式の義歯(入れ歯)は嫌なため、固定式のインプラント治療を選択されました。
スライド11

右側の奥歯の治療方法はこれで決定です。

次に上顎の前歯部です。
これが大きな問題となるのです。
今回の治療計画では、
上顎前歯部は、2歯のみを抜歯し、2本のインプラントを埋入する計画になっています。

しかし、問題なのはインプラントを埋入した両側の歯(天然歯)です。
この歯自体すでにグラグラしています。
将来性はあまり高いとはいえません。
スライド12

もし、上顎の前歯部に2本のインプラントを埋入した後で
その両側の歯がダメになった場合には、
さらに2本のインプラントの追加が必要になります。
スライド14

そのため、理想的な治療方法としては、
上顎前歯部の2歯のみを抜歯するのではなく、
将来性の低い残りの歯も抜歯して治療計画を立てることです。

具体的には上顎前歯部は、4歯とも抜歯です。
スライド15

そして、2本のインプラントを埋入し、
インプラントブリッジとする方法です。
スライド16

この治療方法のが、最終的な治療費の削減にもなります。

治療の繰り返しもありません。

理想的な治療方法です。

しかし、理想的な治療方法 と 患者様のご希望とは違います。

患者様には、将来的に起こる さまざまな ことをご説明しました。
その結果、患者様は、
『なんとか歯を残したい!』という強いご希望がありました。
これが最終決定です。
スライド17

どの治療方法が良いということではありません。

それぞれの利点、欠点を十分ご理解していただき、
最終的な治療方針が決定されるのです。


次に下顎左側です。
スライド18

今回の治療計画では、欠損部周囲の歯を削り、ブリッジという治療方針になりました。

しかし、理想的には、ブリッジではない方が良いでしょう。

下顎左側の奥歯の治療方法としては、
1.ブリッジ
2.義歯(入れ歯)
3.インプラント
になります。
スライド19

患者様は、取り外し式の義歯は嫌であったため、
ブリッジ もしくは インプラント となります。

理想的にはインプラント治療が良いでしょう。

この理由として、歯を削ることがないからです。
スライド20

しかし、インプラント治療の場合、費用の問題がどうしてもあります。
スライド21


今回、右側 や 上顎前歯部 にもインプラント治療を予定しています。

さらに下顎左側までインプラント治療となると これは大変です。

今回の治療で最優先となる治療は、右側です。

右側の奥歯できちんと噛むことが可能となることが
将来的に口腔内を維持するために重要なことなのです。

スライド22

さまざまなことを考えた結果、下顎左側の奥歯はブリッジで対応することにしました。

また、このブリッジも治療費を抑えることを考え、保険のブリッジにしました。

ブリッジは、残っている歯の数によって違いますが、
ほとんどのケースで保険が適応されます。

ただし、材質は限定されます。(保険で セラミック 等は使用できません)
下顎左側のブリッジの治療費は、約25.000円程度です。
(神経がある、ない、によっても違います)


以下がインプラント治療が終了した状態です。
スライド24


今回の症例のテーマは、『治療計画の難しさ』でした。





治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1歯  100.000円(消費税別)〜 になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、1歯 70.000円(消費税別)になります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。




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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。

最新インプラント症例:224回目

2014年10月16日(木曜日)です。


始めに今月の休診案内です。

10月18日(土曜日) 午後
10月19日(日曜日) 午前 午後
  日本歯周病学会参加のため


このブログはインプラント症例を紹介するブログです。



『224回目のインプラント症例』になります。


このところとても忙しく新しい内容のブログアップが遅れています。
本日も再アップケースの紹介です。


最近インプラント治療に関して、無痛麻酔を希望される方が多くなっています。

無痛麻酔については以下をご覧になって下さい。

無痛麻酔:静脈内鎮静法


本日の症例は、ソケットリフト法で対応したケースです。
患者様は、上顎の奥歯が欠損しており、噛むことが不自由なため、
奥歯にインプラント治療をご希望されて来院しました。

早速初診時のレントゲン写真から見てみましょう!
スライド01

今回治療を行う部位は上顎左側です。
上顎左側の奥歯が2歯分欠損しています。
スライド02

いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こすの骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
スライド03

さらに わかりやすくするために、骨吸収部位を赤色で表示します。
スライド04

次に上顎洞という空洞を見てみましょう!
以下のレントゲンの緑線は上顎洞という空洞です。
骨ではなく、穴が開いているのです。
スライド05

さらに分かりやすくするために上顎洞緑色で塗ってみましょう!
スライド06

骨の高さが非常に少なくなっています。
スライド07

スライド08

このままであるとインプラント治療は難しくなります。
短いインプラントしか埋入するこができません。
短いインプラントの予後は明らかに悪いのです。
スライド09

なぜこのようなことが起こったのでしょうか?
一般的には以下のような理由が考えられます。
歯周病 を放置したり、
歯根破折 を放置したり、
歯がないまま長期間そのままになって いたり
した場合には、骨吸収がどんどんと大きくなります。

骨吸収が大きい場合には、治療が非常に困難になるだけでなく、
骨吸収の状況によっては、インプラント治療自体が不可能となることもあります。

また、治療が困難ということは 治療が複雑になるため
治療後に大きく腫れたり、痛みを伴う場合もありますし、
治療費も高額にかかる場合もあります。
インプラント治療を考えられている方は、状況が悪くなる前に対応することが本当に重要なのです。

それでは、上顎の奥歯においてインプラント治療を行う場合には、
骨の高さがどれだけ残っていれば良いのでしょうか?
以下の話しはこのブログでよく解説する内容ですが、
始めてブログを見られる方 や ソケットリフト法 や 上顎洞について分からない方は
是非飛ばさずに見て下さい。
上顎の奥歯にインプラントを埋入するためには、12ミリ以上の骨の高さがあるといいです。
しかし、多くのケースで上顎の奥歯に十分な骨の高さが残っていることは少なく、
骨吸収が起こっていることが多いのです。
その理由は先に説明したとおりです。

上顎の奥歯では10ミリ以上の骨の高さがあれば、
インプラント治療が可能となります。
しかし、今回の症例では、4〜5ミリ程度の骨の高さしか存在していません。
これは、難症例と言えます。
そのため、さまざまな治療法を駆使してインプラントを埋め込む必要性があります。
通常今回の症例のように上顎の奥歯に骨吸収が大きい場合(骨の高さが5ミリ以下)には、
上顎洞の中に骨移植を行います。
こうした治療法をサイナスリフト法(上顎洞底挙上術) と言います。
この治療法は、インプラント手術の中でもかなり大変な治療です。
私自身も時々サイナスリフト法(上顎洞底挙上術) を行うことはありますが、
できれば避けたい治療であると考えています。
その最大の理由は、治療が大変であるからです。
治療後の腫れが大きく起こるからです。
今回は、比較的腫れがなく、患者様への負担が少ないソケットリフト法 という治療で対応することにしました。

いつもこのブログを読まれいる方は、ソケットリフト法 についてだいぶ知っていると思いますが、お分かりにならない方のために、術式の解説を行います。

ソケットリフト法の術式
上顎洞は、硬い骨ではありません。
分かりやすく説明すると
少し硬い布が垂れ下がっている状態
と思って下さい。
しかし、この布は破れやすいのです。
それではソケットリフト法 の具体的な治療方法について解説します。
骨の高さが少ない状態で 無理に長いインプラントを埋入しようとすると
上顎洞を突き破ってしまいます。
そして、上顎洞が破れてしまいます。
p_img_04

そこで、以下のように治療を行います。
図1:
上顎洞の手前 1ミリまで骨に穴を開けます。
この1ミリ手前までというのが重要なポイントです。

図2:
開けた穴に 人工骨 を入れます。
人工骨の種類については今回省略しますが、
当医院で使用しているのはβーTCPという完全な人工で精製された骨です。
安全性が非常に高い材質です。
この人工骨を穴に入れた状態で、下から(穴を開けた骨の入口から)
棒状のオステオトームと言われる器具でたたきます。
この時 患者様には、コンコン とたたかれている感じがあります。
人工骨(βーTCP)を入れてたたき、
上顎洞の中に人工骨(βーTCP)を入れていきます。
この作業を何回か繰り返します。
そうすると上顎洞の中に少しずつ人工骨(βーTCP)が入り込みます。

図3:
結果的にインプラントを埋入するための骨の高さが確保されます。
p_img_05

ここまでがソケットリフト法 の術式です。

ソケットリフト法を応用してインプラント治療を行う治療計画を立てました。
スライド10

以下がソケットリフト法でインプラントを埋入した直後です。
スライド11

ソケットリフト法を行った部位を拡大して見てみましょう!
スライド12

スライド13

この拡大レントゲンに先程の骨のライン上顎洞の線を記入してみます。
スライド14

さらにこのレントゲン写真にソケットリフト法を行った後の上顎洞を書いてみます。
青線が挙上された上顎洞の位置です。
スライド15

挙上された上顎洞の内部には人工の骨(βーTCP)が入っています。
以下が被せ物を装着した後のレントゲンです。
スライド16


インプラント治療をご希望されて来院される方の多くは、
歯周病 を放置したり、
歯根破折 を放置したり、
歯がないまま長期間そのままになって いたり
することにより 骨吸収が大きく起こっています。
そのため、簡単なケースが少ないのが現状です。
今回のケースのようにソケットリフト法で対応することもありますし、
GBR法(骨増大法) を行うことも非常に多くあります。
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法) で対応することもあります。
PRP法 を併用することもあります。
OAM(大口式)インプラントシステム で行うこともあります。
骨があまりにも少ないケースではサイナスリフト法(上顎洞底挙上術) を行うこともあります。
骨吸収している部位に無理にインプラントを行わないで
カンチレバー
インプラントの傾斜埋入
で対応することもあります。

できるかぎり治療を受ける患者様に負担が少ない治療で対応したいと考えています。


治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1歯  100.000円(消費税別)〜 になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、1歯 70.000円(消費税別)になります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
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治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。




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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

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Profile

インプラント歯周病...

     院長履歴

1993年 神奈川歯科大学卒業
1993年 同大学歯周病学講座
      入局
1999年 日本歯周病学会
      専門医取得
1999年 東京都にて杉山歯科
      医院開業
2003年 I.T.Iメンバー認定
2005年 国際口腔
      インプラント
      学会認定医取得
2006年 大船駅北口歯科
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