最新インプラント症例:日本歯周病学会歯周病専門医、国際インプラント学会認定医

インプラントなら横浜の大船駅北口歯科  神奈川県横浜市(JR大船駅北口から徒歩3分)にあります 国際インプラント学会認定医、日本歯周病学会専門医です。 インプラントのマニアックな情報を掲載しています。

バイオフィルム

PMTC(プロによる歯のクリーニング):その43

今日は、PMTC(プロによる歯のクリーニング)のQ&Aです。

下記内容は患者様によく質問されることです。

Q:PMTCはどのような効果がありますか?
A:歯ブラシでは完全に取り除けない汚れを取り除くことができ、
  歯も“つるつる”になりますので、虫歯や歯周病の予防になります。

Q:痛みはありますか?
A:歯のクリーニング用の柔らかいゴムのカップや特殊なブラシを使用しての歯
  面清掃なので、痛みはありません。
  むしろ爽快感を得られる方も多いのです。

Q:1回で済みますか? また治療時間は?
A: メインテナンスでのPMTCは1回で終了します。
  時間は残存歯数や汚れ(歯石の付着状態)にもより違いますが、
  20〜50分程度です。
  初診時にクリーニングをご希望された場合には汚れの付着状態にもよりま
  すが、通常は1〜2回です。

Q:定期的に行う必要性はありますか?
A:PMTCの間隔は歯周病の状態や歯石の付着状態、歯ブラシの程度により違い
  ますが、口腔内に問題がない方であれば、1年に1回で大丈夫です。
  しかし、元々重度の歯周病であったり、歯ブラシの仕方に問題がある方は
  3ヶ月に1回くらいが良いでしょう。

Q:虫歯の後の詰め物や被せ物(金属製やセラミック等)、インプラントをして
  いてもPMTCを行った方が良いですか?
A:被せ物が多いかたこそ、PMTCは必要です。
  被せ物や詰め物の境目に細菌は潜んでいます。
  一度治療した歯こそ、逆に問題を生じやすいのです。

Q:クリーニングをすると歯は白くなりますか?
A:クリーニングをすると歯面に付着したお茶等の汚れや、タバコの汚れはきれ
  いに落ちます。
  しかし、元々の歯以上の白さにはなりません。
  歯を白くしたい場合には歯の漂白(ホワイトニング)が必要になります。
  ホワイトニングは病院で行う物もありますが、市販されているホワイトニ
  ング材でも効果はかなりあります。
  お勧めは『ホワイト ストリップス』というものです。
  インターネットで検索してみて下さい。
  費用は4〜6千円ぐらいが相場です。

Q:年齢制限はありますか?
A:年齢制限はありません。
  どなたにでも受けていただきたいものです。

Q:PMTCは誰が行うのですか?
A:トレーンングされた歯科衛生士です。
  PMTCのプロですね。

Q:費用はいくらかかりますか?
A:初診時の内容等により違いますが、約2000〜3000円になります。


明日からはまた新しいテーマになります。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、GBR法、サイナスリフト、審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは治療費(費用)の説明やインプラント症例、無料相談コーナーもあります。

PMTC(プロによる歯のクリーニング):その34

昨日の続きになります。

『バイオフィルム』の除去方法
それでは具体的な『バイオフィルム』の除去の仕方です。
まず、『スケーリング』です。
『スケーリング』とは歯石を除去することです。

方法は『手用器具』で取り除く方法と
『超音波スケーラー』と言うマイクロ振動と水圧により歯面や歯根面に付着している歯石とともに『バイオフィルム』の除去を行う方法があります。

次に『手用器具』ですが、
先程の『キュレット』と言われる器具を用いて、
歯肉の中に存在する歯石や歯周病菌の除去および歯の根の中にまで感染を起こしている根面の滑沢化します。
このことを『ルートプレーニング(SRP)』と言います。
ルートプレーニングに使用する器具(キュレット)の先は
刃のようになっており、根面に強固に付着している感染物質を除去するのに適しています。

次に『ポリッシング』です。
『歯石』や『バイオフィルム』を除去した表面は“ざらざら”しています。
“ざらざら”している状態は再度汚れが付着しやすいので表面を器械や歯ブラシ等で“ツルツル”に磨き、『歯石』や『バイオフィルム』が付着しにくいようにします。
またポリッシング時や虫歯予防のためにフッ素人りのペーストを歯面に塗り込みます。

このようなことを行うことにより『バイオフィルム』を取り除き、歯周病の再発を防ぎます。

『バイオフィルム』は以下のように進行していきます。
『バイオフィルム』の形成による歯周病の進行状態です。

1. 軽度の歯周病
   歯周病ポケット(歯と歯肉の境の溝)が3〜4mmの場合です。

まず、歯と歯肉の溝に細菌が集まりバイオフィルムが形成されると細菌が放出する酵素により歯肉に炎症が起こり、歯周ポケットができます。

2. 中程度の歯周病
   歯周病ポケット(歯と歯肉の境の溝)が5〜6mmの場合です。

歯周病ポケット内部でバイオフィルムが増殖すると、
細菌を食べる多形核白血球や抗体が登場します。
白血球は酵素を分泌し、細菌を攻撃しようとします。
しかし、細菌はバイオフィルムのバリアーにより保護されているため、白血球の攻撃を受けません。
逆に白血球が出す酵素により歯肉が破壊され、歯肉の炎症はさらに拡大します。

3. 重度の歯周病
   歯周病ポケット(歯と歯肉の境の溝)が7mm以上の場合です。

免疫細胞や抗体は細菌を攻撃し続けますが、バイオフィルムのバリアー効果により、細菌はダメージを受けません。それどころかバイオフィルムはどんどんと巨大化して行きます。その結果炎症は深部へと進行し、歯周ポケットはさらに深くなり、最終的には骨の吸収が始まります。
こうなると歯がぐらぐらしてきます。
バイオフィルムは歯ブラシの届かない部分でどんどんと増殖して行くのです。

このように『バイオフィルム』は形成され、歯周病は進行していくのです。

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インプラント 歯周病 専門医のブログ:チームアプローチによる歯科治療:74

チームアプローチによる歯科治療:7

今日もチームアプローチによる歯科治療の続きになります。
このシリーズでは歯科治療における『歯科衛生士』の役割は非常に重要であることを書きました。

特に歯周病治療においては『歯科衛生士』は治療の『主役』といってもいいでしょう。

今日は『歯科衛生士』の仕事の一つである『PMTC』の話の続きです。
『バイオフィルム』についての続きです。

ちょっと長くなりますが、下図を見ながら『バイオフィルム』のおさらい
をしましょう。(ずっと見ていられる方には同じ話になってしまいますが…)
画像がちょっと小さいのでクリックすると拡大されます。

バイオフィルム1







『バイオフィルム』とは『細菌などが集まってできたヌルヌル、ネバネバした塊』のことです。
そう言ってもピンとこないと思いますので、私達が生活する上で存在する『バイオフィルム』の話しをします。
台所や風呂場の清掃を少ししないでいるとそこは、
“ ヌルヌル ”としてきます。
その“ ヌルヌル ”を除去しようと思っても、
塩素系の薬剤等を使用しない限り、
ブラシのみではなかなか取除くことは困難であると思います。
この除去しづらい“ ヌルヌル ”が『バイオフィルム』です。

歯の表面や歯周ポケット内部にも同様のこの『バイオフィルム』が形成されます。
『バイオフィルム』の内部には複数の『細菌』が生息しています。
『バイオフィルム』という家の中で複数の『細菌』が共同生活をしていると思って下さい。
問題なのは『バイオフィルム』は薬剤や殺菌剤などの外敵から身を守るためにバリアとして働いていることです。
かなりの高濃度の薬剤でもない限り、内部の細菌を殺すことは困難です。

この『バイオフィルム』は以下のように進行していきます。
『バイオフィルム』の形成による歯周病の進行状態です。

1. 軽度の歯周病
歯周病ポケット(歯と歯肉の境の溝)が3〜4mmの場合です。

まず、歯と歯肉の溝に細菌が集まりバイオフィルムが形成されると細菌が放出する酵素により歯肉に炎症が起こり、歯周ポケットができます。

バイオフィルム2








2. 中程度の歯周病
歯周病ポケット(歯と歯肉の境の溝)が5〜6mmの場合です。

歯周病ポケット内部でバイオフィルムが増殖すると、
細菌を食べる多形核白血球や抗体が登場します。
白血球は酵素を分泌し、細菌を攻撃しようとします。
しかし、細菌はバイオフィルムのバリアーにより保護されているため、白血球の攻撃を受けません。
逆に白血球が出す酵素により歯肉が破壊され、歯肉の炎症はさらに拡大します。

バイオフィルム3








3. 重度の歯周病
歯周病ポケット(歯と歯肉の境の溝)が7mm以上の場合です。

免疫細胞や抗体は細菌を攻撃し続けますが、バイオフィルムのバリアー効果により、細菌はダメージを受けません。それどころかバイオフィルムはどんどんと巨大化して行きます。その結果炎症は深部へと進行し、歯周ポケットはさらに深くなり、最終的には骨の吸収が始まります。
こうなると歯がぐらぐらしてきます。
バイオフィルムは歯ブラシの届かない部分でどんどんと増殖して行くのです。


バイオフィルム4








このように『バイオフィルム』は形成され、歯周病は進行していくのです。
ちょっと難しかったですね。
それでは今日はこれで終了です。

これから診療です。
他にも朝の仕事がありますので急がなくては…

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HPでは治療費(費用)の説明やインプラント症例、無料相談コーナーもあります。

インプラント 歯周病 専門医のブログ:チームアプローチによる歯科治療:64

チームアプローチによる歯科治療:6

今日は木曜日のため休診です。
さて今日も『チームアプローチによる歯科治療』の続きです。

『歯科衛生士』が行う『バイオフィルムの取り除き方』です。

『バイオフィルム』は単に歯ブラシを行うたけでは完全には取れません。
そのため、『PMTC』が必要になってきます。

前回のおさらいになりますが、
『PMTC』とは『 Professional Mechanical Tooth Cleaning』の略で、
歯科医師や歯科衛生士のように特別に訓練を受けた専門家が
器具やペースト(フッ素入り歯面清掃剤)を用いて
歯面および歯周ポケット内部に存在している
『バイオフィルム』を機械的に除去することを言います。

それでは具体的な『バイオフィルム』の除去の仕方です。
まず、『スケーリング』です。
『スケーリング』とは歯石を除去することです。

方法は『手用器具』で取り除く方法と
『超音波スケーラー』と言うマイクロ振動と水圧により歯面や歯根面に付着している歯石とともに『バイオフィルム』の除去を行う方法があります。

下の写真は『超音波スケーラー』です。

スケーリング








次に『手用器具』ですが、
下記の写真のように『キュレット』と言われる器具を用いて、
歯肉の中に存在する歯石や歯周病菌の除去および歯の根の中にまで感染を起こしている根面の滑沢化します。

キュレット

このことを『ルートプレーニング(SRP)』と言います。
ルートプレーニングに使用する器具(キュレット)の先は
刃のようになっており、根面に強固に付着している感染物質を除去するのに適しています。

次に『ポリッシング』です。
『歯石』や『バイオフィルム』を除去した表面は“ざらざら”しています。
“ざらざら”している状態は再度汚れが付着しやすいので表面を器械や歯ブラシ等で“ツルツル”に磨き、『歯石』や『バイオフィルム』が付着しにくいようにします。(下記:写真3)
またポリッシング時や虫歯予防のためにフッ素人りのペーストを歯面に塗り込みます。

ポリッシング








このようなことを行うことにより『バイオフィルム』を取り除き、歯周病の再発を防ぎます。

この治療は『歯科衛生士』の大切な仕事です。
定期的な『バイオフィルム』の除去ができなければ、歯周病の予防は行えません。

『歯周病専門医の治療』と『歯科衛生士』の連携が大切です。

明日は『バイオフィルム』についてもう少し詳しくお話します。

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インプラント 歯周病 専門医のブログ:チームアプローチによる歯科治療:54

チームアプローチによる歯科治療:5

さて今日も『チームアプローチによる歯科治療』の続きです。
前回まで、歯周病治療における歯科衛生士の役割は大きく、
中程度の歯周病であれば歯科衛生士が主導となって治療は進んでいくことを書きました。

また優秀な歯科衛生士とそうではない歯科衛生士では技術力には差があることも書きました。

今日は歯周病治療が終了した後に行われる『メインテナンス』の話しです。
メインテナンスの内容はこのブログでも何度か話しましたので ここでは
メインテナンスの中でも中心的な治療である『PMTC』について話しします。

メインテナンスにおける『PMTC』は非常に大切なことであり、この『PMTC』が治療後の歯周病の状態を 維持できるかどうかを 左右すると言っても過言ではありません。

『PMTC』とは『 Professional Mechanical Tooth Cleaning』の略で、
歯科医師や歯科衛生士のように特別に訓練を受けた専門家が
器具やペースト(フッ素入り歯面清掃剤)を用いて
歯面および歯周ポケット内部に存在している
『バイオフィルム』を機械的に除去することを言います。

ここでまた難しい言葉がでてきましたね。
『バイオフィルム』です。

今日はこの『バイオフィルム』についてお話しします。

『バイオフィルム』とは
『細菌などが集まってできたヌルヌル、ネバネバした塊』のことです。
そう言ってもピンとこないと思いますので、私達が生活する上で存在する『バイオフィルム』の話しをします。
台所や風呂場の清掃を少ししないでいるとそこは、
“ ヌルヌル ”としてきます。
その“ ヌルヌル ”を除去しようと思っても、
塩素系の薬剤等を使用しない限り、
ブラシのみではなかなか取除くことは困難であると思います。
この除去しづらい“ ヌルヌル ”が『バイオフィルム』です。

歯の表面や歯周ポケット内部にも同様のこの『バイオフィルム』が形成されます。
『バイオフィルム』の内部には複数の『細菌』が生息しています。
『バイオフィルム』という家の中で複数の『細菌』が共同生活をしていると思って下さい。
問題なのは『バイオフィルム』は薬剤や殺菌剤などの外敵から身を守るためにバリアとして働いていることです。
かなりの高濃度の薬剤でもない限り、
内部の細菌を殺すことは困難です。

ではどうしたら『バイオフィルム』内部の細菌を除去できるのでしょうか? 

答えは簡単です。
歯ブラシやフロス等で機械的にこすり、除去することです。
しかし、歯ブラシだけで完全に『バイオフィルム』を除去することはできないと言われています。
特に歯周ポケットの内部には歯ブラシは届きませんので『バイオフィルム』の内部の細菌を除去することはできません。
歯周病を治すには単に消毒だけしたり、
その部分に薬を入れるだけではなく、
この『バイオフィルム』を専門的に除去していく必要性があります。

トレーニングされた『歯科衛生士』はこうした『バイオフィルム』を的確に取り除くことができます。

このような『歯科衛生士』がいるからこそ歯周病治療が行えるのです。

今日の『チームアプローチによる歯科治療』はこれで終了です。
明日もこの続きで
『バイオフィルム』の具体的な取り除き方についてお話しします。


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Profile

インプラント歯周病...

     院長履歴

1993年 神奈川歯科大学卒業
1993年 同大学歯周病学講座
      入局
1999年 日本歯周病学会
      専門医取得
1999年 東京都にて杉山歯科
      医院開業
2003年 I.T.Iメンバー認定
2005年 国際口腔
      インプラント
      学会認定医取得
2006年 大船駅北口歯科
      インプラント
      センター開業

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