最新インプラント症例:日本歯周病学会歯周病専門医、国際インプラント学会認定医

インプラントなら横浜の大船駅北口歯科  神奈川県横浜市(JR大船駅北口から徒歩3分)にあります 国際インプラント学会認定医、日本歯周病学会専門医です。 インプラントのマニアックな情報を掲載しています。

出血

患者さんに優しいインプラント治療:その24

4/7(月曜日)です。

今日も前回の続きで、『患者さんに優しいインプラント治療:その2』になります。

このシリーズはインプラント治療の際に
『できるかぎり腫れない』
『できるかぎり痛みがない』
治療を紹介するものです。
今日はそうした治療法である『スプリッティング法(スプリットクレスト法)』を紹介します。

優しい治療 その1:スプリッティング法(スプリットクレスト法)
インプラント治療を希望されて来院される患者様の半数は、骨の幅がしっかりしていません。
そのため、骨を増大させるような治療が必要になってきます。
その中でも骨のが減少しているとインプラント治療は行えません。
骨幅を増大させる治療方法として、 『GBR法』があります。
この治療法は、骨を再生(増大)させるのに非常に効果的な治療法です。
しかし、治療自体は通常のインプラント治療よりは大変になります。
大変ということは、治療後の腫れが起る可能性が高くなる治療法です。
もちろん 『GBR法』を行えば、必ず腫れるということではありません。
もともとの骨の状態によったり、 『GBR法』の難易度によりだいぶ違いますが、腫れる可能性はあります。
しかし、骨の幅が少ない状態では、インプラントは埋入できませんので、しかたがありません。
しかし、インプラントの世界では、さまざな治療方法が開発されてきています。
その一つが『スプリッティング法(スプリットクレスト法)』という治療法です。
これは、インプラントで使用する『ドリル』を極力使用しない治療法です。
『ドリル』を使用しない ということは、骨へのダメージが加わりにくい ということです。
『スプリッティング法(スプリットクレスト法)』の解説の前に、
通常の『ドリル』を使用したインプラント埋入法について解説します。

従来、インプラント手術は『ドリル』で骨を削り、できた穴にインプラントを埋入するという方法でした。
インプラントの太さ(直径)は約4ミリ(メーカーによっても種類によっても多少違います)ですので、始めは1〜2ミリ程度の細いドリルで穴を開け、少しずつ太い『ドリル』を使用し、
最終的にインプラントより若干小さい大きさまで、骨に穴を開けます。(下図参照)

9c472241.jpg
クリックすると拡大されます。










この治療法は当たり前の治療法として行われてきました。
しかし、骨を削るため、出血を伴い、腫れ痛みの原因となっていました。

そのため、開発されたのが、『スプリッティング法(スプリットクレスト法)』です。
この治療法は最初の段階のみ非常に細い器具(ドリル等)を使用することがあります。
その後、最初の小さな穴に骨を広げる器具を挿入します。
これは『ドリル』ではありません。
骨幅を広げる器具を順次大きいものにし、穴をどんどんと拡大します。
この時、『骨は本当に広がるのか?』と思われるかもしれません。
骨には弾性があります。
骨をゆっくりと押し広げることにより、穴は少しづつ大きくなるのです。
このような骨の穴を押し広げる器具を順次大きいものにします。
分かりやすく例えると、木(板)にヌジ付きの釘をドライバーでねじ込むようなものです。

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クリックすると拡大されます。










先に記載したようにインプラントの幅(直径)は約4ミリです。
約4ミリのインプラントを埋入するためには骨の幅は約6ミリが必要になります。
もし、骨幅が6ミリ以下の場合には、骨の幅を増させる 『GBR法』が必要になってきます。

『GBR法』の欠点として治療の難しさがあります。
5ミリ程度の骨幅であった場合、1ミリ程度の骨幅を増大させるために 『GBR法』を行うことはさほど難しくありませんが、始めの段階で1〜2ミリしか骨幅が無かった場合には、6ミリまで骨の幅を増大させることは非常に難しい治療になります。

治療の難易度が高ければ、手術時間も長くなり、治療に伴う患者様の大変さも高くなります。(腫れたり、痛みを伴うということです)
また、経験の浅い歯科医師では骨幅を4ミリも5ミリも増大させるような治療は困難を極めます。

難易度が高いということは失敗(骨が増大できない)する可能性も高くなります。
その点、骨幅を押し広げるこの治療法(スプリットクレスト法、スプリットコントロール法、OAMインプラント法等いくつかの名前があります)は、初診時に狭い骨幅であっても少しずつ押し広げることにより、 『GBR法』等を行わなくても骨幅を改善させることが可能になります。

『スプリット(スプリッティング)』とは骨を圧迫し、押し広げるという意味です。
もちろんこの方法により、 『GBR法』がまったくいらなくなったということではありません。
『スプリッティング』による骨幅の拡大量には限界があります。
しかし、確実に治療(骨幅拡大)は楽になります。
例えば、2〜3ミリ程度しか骨幅がない場合でも『スプリッティング』により、骨幅を5ミリ程度まで拡大できれば、
あと1ミリ分のみGBR法で骨幅を増大すれば、
良いことになります。
GBR法により1ミリ骨幅を拡大させることはさほど難しいことではありません。
治療の難易度も低くなりますし、リスクも低くなります。
現実の臨床では骨幅を押し広げる『スプリッティング』 『GBR法』を併用して行うことが多くあります。



次回のブログは4/10(木曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『患者さんに優しいインプラント治療:その3』です。

今週(2/26〜27)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。
それでは、今週のインプラント手術の中から上顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

患者様は、15年程前に上の奥歯を2本抜歯したそうです。

その後、義歯を作製しましたが、違和感が強く、使用していませんでした。
奥歯がないため、噛みづらかったのですが、入れ歯をしなくても反対側でなんとか噛めたため、ずっとそのままにしていました。

今回、インプラント治療があると聞いて当医院を受診されました。

欠損部の骨の状態を診査したところ、骨の幅がかなり吸収していることが分かりました。

この原因は、歯が暫くなかったためです。
歯がないと骨には噛む力が加わらないため、骨は痩せてしまいます。
今回の患者様も15年程歯がなかったために、そうしたことが起っていました。
歯がないことによる骨吸収の詳細は以下を参考にして下さい。
       『歯がないと骨は吸収してしまいます』
どれくらい骨が吸収していたかと言いますと、
残っていた骨の厚みは約2〜3ミリでした。
今回の『スプリティング法』の話にもありましたように、
骨の厚みは6ミリないといけません。
そのため、まず、『スプリッティング法(スプリットクレスト法)』を行い、骨幅を6ミリ程度にまで広げました。
しかし、部分的には拡大が不十分な部分がありましたので、
その部分のみ『GBR法』 を行いました。
まさしく今回のテーマの治療です。

『スプリッティング法(スプリットクレスト法)』『GBR法』 を併用することにより、治療回数が少なく、腫れも最小限に抑えることが可能となります。

患者様にできるかぎり、負担にならない治療は大切なことです。

手術時間は、『スプリッティング法(スプリットクレスト法)』『GBR法』 を行ったので若干長くなり、約20分でした。

使用したインプラントは、 ストローマン・インプラント  ( I.T.Iインプラント) 直径4.1ミリ、長さ10ミリ が2本でした。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約3ヶ月後に型を取り、
3. 型取りの後、 約10日で完成した被せ物を装着し、完了です。

治療費
インプラントが1本21万円(税込)×2本、
最終的な被せ物が、105.000円(税込)×2歯分、
合計630.000円(税込)になります。
この中には、治療中のレントゲン撮影や薬代、型を取る費用、被せ物の費用、
今回のスプリットクレスト法、GBR法の費用も全て含まれています。
今回はちょっと話しが長くなりますが、前回に続き、今日も歯科と健康に関する記事を紹介します。

『歯が20本以上残る70歳以上の高齢者、病気診療費37%少なく』という記事です。

北海道国民健康保険団体連合会が調査したところによると、
20本以上の歯が残る70歳以上の高齢者は、
4本以下の人に比べて全身の病気に関係した診療費が37%も少ないことが道国民健康保険団体連合会(札幌市中央区)の調査で分かった。
虫歯のない人や歯周病でない人も安く済んでおり、
歯は体全体の健康に結びつくことが統計的に立証された。

歯と健康の話は最近よくあります。



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患者さんに優しいインプラント治療:その14

4/3(木曜日)です。

今日から新しいテーマになります。
新しいテーマは、『患者さんに優しいインプラント治療』になります。

インプラント治療と聞くと、
怖い!
痛そう!
手術なんて嫌だ!
何度も通院が必要なのは嫌だ!
と考えている方もいらっしゃると思います。

やはり、治療を受けられる患者様にとっては、
痛み や 腫れがない!
手術回数 や 通院回数も少ない!
そんな治療をご希望されているのは当然のことです。

私だって、大変な治療は嫌ですから…

このタイトルである『患者さんに優しいインプラント治療』は、できるかぎり患者様に負担の少ない治療となるための話です。

その前に 『本当にインプラント治療は大変なのでしょうか?』
答えは、
簡単な治療もありますが、
大変な治療もあります。
インプラント治療の全てのケースが大変ではありませんし、
すべてのケースが簡単でもありません。
これは、単にインプラントの治療本数によるものではありません。
最大の原因は、治療前の骨や歯肉の状態に左右されるからです。


インプラント治療は、顎の骨の中に純チタンでできた人工の根(ネジのようなもの)を埋め込み、
骨とインプラントが安定後(通常2〜4ヶ月程度でインプラントと骨は結合します)、
型を取り、その上にセラミック等の被せ物を行うものです。

この治療の過程で、腫れや大変さが生じる時期は『インプラント手術時』になります。

その例えとして、
骨の厚みがあります。
インプラントの直径(太さ)は、約4ミリあります。
この太さ(直径)は、製造メーカーにより若干違いますが、
スタンダードなものとしては、約4ミリが最も多いでしょう。
それでは、4ミリのインプラントを顎の骨の中に埋め込む場合、
どの程度の骨幅があれば、良いのでしょうか?
答えは、6ミリです。
つまり、埋入したインプラントの脇に1ミリ づつの余剰な骨幅が残っていないといけません。
できれば、もっと もっと骨の幅があった方が良いでしょう。
7ミリでも 8ミリでも…
使用するインプラントの直径よりも骨の幅が多いことはインプラント治療の成功にとって最重要ポイントになります。
しかし、インプラント治療を希望される患者様の多くは、このような6ミリ以上の骨幅がないことが多いのです。

その理由として、
1  歯周病が進行してしまった!
2  歯の根が折れた状態で時間が経過してしまった!
3  歯がない状態が長く続いた!
こうしたことがあると歯を支えている骨は吸収してしまいます。
(詳細は各項目をクリックして下さい)

話は戻りますが、治療後に腫れや痛みがあることは患者様にとって苦痛となります。

インプラント治療での質問で、
『治療後に腫れたり痛んだりしますか?』
という質問がよくあります。
この質問の答えは難しいことです。
インプラントを埋入するための骨に問題がなく1〜3本程度の少ない埋入本数であれば腫れる可能性は非常に低いかと思います。

しかし、同じ治療を行っても個人差があり、腫れる方もいれば腫れない方もいるのが現状です。

特に上記に書きましたように、骨の吸収が起っている場合には、腫れる確立が高くなります。

高度に骨の吸収が起っている場合には、下記のような治療法が必要になります。
『GBR法』
サイナスリフト法

もちろん骨の吸収程度により、治療の難易度は違いますし、
難易度により、腫れの程度等も変わりますが、骨の増大法を伴う場合には腫れが起る確立は高くなります。



次回からは、『患者さんに優しいインプラント治療』の具体的な方法について解説したいと思います。

次回のブログは4/7(月曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『患者さんに優しいインプラント治療:その2』です。


今日は、インプラント手術報告ではなく、保険の改正についての話です。

この4月に保険の改正がありました。
最近ニュースでも報道されていますが、
『後期高齢者』という新しい保険制度ができ、知っている方もいらっしゃるかと思います。
歯科でも、大きく変わりました。
そのため、3月まで受けていた治療と同じ治療を受けても支払う治療費が違うことがあります。
基本的に歯科では、ここ何十年も治療費の値上げはほとんどありませんが、
金属の原価価格の高騰が歯科にも影響を及ぼしています。
被せ物等の価格に反映されています。


歯と長寿についての記事が中日新聞(愛知県)にあったので、ご興味のある方は下記をご覧になって下さい。

『80歳で20本以上の歯を保つ「8020運動」で、達成した人の一部を対象に、
県は追跡調査を初めて実施。硬いものでもしっかりとかめる歯が、
長寿につながっている実態が裏付けられた。
「8020運動」は県が全国に先駆けて1988年に提唱し、各地に広がった。
今回、調査したのは2001、02両年度の表彰者計2150人(現在の推定年齢85歳)。
昨年11月、県が県歯科医師会に委託して対面で行った。
表彰者のうち、329人を抽出して調べたところ、
84%の276人(男性128人、女性148人)が生存し、
介護支援などを受けていない人は生存者の81%に上った。
現在も自分の歯が20本以上ある人は……』

この続きは、下記をクリックして下さい。
     •80歳20本、長寿には歯が命 84%が85歳以上生きる

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Profile

インプラント歯周病...

     院長履歴

1993年 神奈川歯科大学卒業
1993年 同大学歯周病学講座
      入局
1999年 日本歯周病学会
      専門医取得
1999年 東京都にて杉山歯科
      医院開業
2003年 I.T.Iメンバー認定
2005年 国際口腔
      インプラント
      学会認定医取得
2006年 大船駅北口歯科
      インプラント
      センター開業

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