最新インプラント症例:日本歯周病学会歯周病専門医、国際インプラント学会認定医

インプラントなら横浜の大船駅北口歯科  神奈川県横浜市(JR大船駅北口から徒歩3分)にあります 国際インプラント学会認定医、日本歯周病学会専門医です。 インプラントのマニアックな情報を掲載しています。

抜歯即時

インプラント 歯周病 専門医のブログ:インプラントの即時荷重(負荷):その24

さて今日も昨日と同じインプラントの即時荷重(負荷)についての続きです。

インプラント埋入直後に仮歯を作製する『即時荷重(負荷)』ですが、昨日はこの方法は可能な治療法であることを書きました。
しかし、 骨とインプラントが結合するまでには時間がかかることも書きました。
またインプラントが骨と結合するまでは『安静』にしなければ、なりません。
この『安静』というのはどこまで、注意が必要であるのか?
また『即時荷重(負荷)』は必ず噛む力が加わりますが、どの程度であれば、大丈夫なのでしょうか?
今日はそうしたことの話になります。


『インプラント埋入(手術)直後、どれくらいの力が加わるとダメなのか?』

それでは上記にあったように
『本当にインプラントが骨とくっつく(結合)するまで、安静にしなければならないのか?』
と言うことです。
『ちょっとの弱い力でもダメになってしまうのか?』
『もし、弱い力が大丈夫であれば、その力はどの程度であれば大丈夫なのか?』
という疑問がでてきました。
こうした疑問は整形外科の研究発表からでてきました。

1973年に J Bone Joint Surg Br に発表された Dr Uhthoff の 論文です。
この論文では大腿骨に埋め込まれたスクリューは、『ほんのわずかな動揺(動き)』であれば、骨としっかり結合する
というものでした。
この『ほんのわずかな動揺(動き)』というのがポイントです。
多少の動きであれば、大丈夫(骨とくっつく)ということです。
それでは『多少』というのはどの程度なのでしょうか?
次の論文になります。

その後、歯科でも1998年に Szmukler-Moncler が J Biomed Mater Res に発表した論文ではインプラントの動きが50〜150ミクロン以内であれば、
インプラントと骨が結合(くっつく)のを阻害しないことを発表しました。
そうなのです。
『ほんのわずかな動揺(動き)』とは『50〜150ミクロン』ということです。

その他にも多くの研究によりインプラント埋入直後であっても過度な力でなく、インプラント自体が動かなければ、力を加えても大丈夫であるという発表が数多く報告されました。

こうしたことを元にし、『早期荷重(負荷)』の臨床への可能性が広がっていきました。

その後、臨床においても1998年頃から インプラントに『早期荷重(負荷)』
を行った経過の報告が多数ありました。

近年では、私達、インプラント臨床家もこうしたデータを元に
『早期荷重(負荷)インプラント』を行うようになってきました。

明日は基礎研究データではなく、実際の臨床データをもとにし、『早期荷重(負荷)』の可能性を解説します。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、GBR法、サイナスリフト、審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは治療費(費用)の説明やインプラント症例、無料相談コーナーもあります。

インプラント 歯周病 専門医のブログ:抜歯即時インプラント:その54

抜歯即時インプラント:その5

今日はいつもより早い時間にブログを書いています。
朝7:00です。(いつもは朝9:00から書いています)

今日は私は診療しません。(病院は開いています)
と言いますのは『防火管理者資格取得講習会』を受講してくるからです。

病院を管理する者として消防法により資格を取得しなければならないそうです。
今日と明日の2日間、9:00〜17:00まで講習を受けなければなりません。

結構大変です。

さて今日も 抜歯即時インプラント の話です。

昨日のブログを見られていない方は是非 昨日(下)のブログをご覧になって下さい。

抜歯即時7,8








上の 写真7 は金属の“蓋”を取った状態です。
ちょっと見える金属の部分がインプラントの上の部分です。
“ 穴 ”が見えると思います。
この“ 穴 ”にインプラントの土台 を取り付けます。

上の写真8 がインプラントに土台を装着した状態です。
土台の材質はチタンでできています。

ネジでインプラント本体と固定します。

抜歯即時9,10










上の 写真9 と10 は型を取っているところです。
型の取り方にはいくつかの方法があります。
上の写真は『オクタシステムを使用したスナップオン法』という型の取り方です。
インプラントの型はこのような専用の型を取る器具を使用します。
通常、型を取った後約10日後に来院していただきます。
しかし、完成前に歯の形を見るために確認のため一度来院していただく場合があります。

インプラントの被せ物の種類には大きく分けて
『セラミック』と
『ハイブリッドセラミック』があります。
前歯部には審美的な『セラミック』がお勧めです。

抜歯即時11,12









上の 写真11 は最終的な被せ物を装着した状態です。
歯と歯の間に若干の隙間(黒い部分)がありますが、
これは被せ物装着後、1ヶ月程度で閉じてきます。

上の 写真12 はその時のレントゲン写真です。


この症例を2回に分けてお話してきました。
抜歯即時インプラント は患者様にとって負担が少ない治療法です。
縫合もしないことがあります。
しかし、全ての症例に行える治療ではありません。

適応されるかどうかは実際に検査をしてから判断することになります。

また明日から新しいテーマになります。

お楽しみに!


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インプラント 歯周病 専門医のブログ:抜歯即時インプラント:その34

抜歯即時インプラント:その3

さて今日も抜歯即時インプラントの続きです。

今日始めてこのテーマを見られた方は昨日と一昨日のブログを先に御覧になって下さい。

抜歯即時6










上の写真は治療前のレントゲンです。
一番奥に以前にインプラントが行われています。
今回は奥から2番目の歯になります。

初診時に奥から2番目の歯に痛みがあり、診査結果、歯の根が割れていました。
治療回数の減少と治療期間の短縮を考え、抜歯をした直後にインプラントを埋入する計画を立てました。
またTEインプラントを使用することによりGBR法を行わない治療法を選択しました。


それでは次に実際の治療経過について解説します。
それが次の写真になります。

抜歯即時7












左の写真から 抜歯前の状態です『奥(下)から2番目の歯』

次に真ん中の写真です。 
抜歯直後にITI TEインプラントを埋入しました。

写真の一番右です。
インプラント埋入から2ヶ月の状態で、被せ物を完了した状態です。

抜歯即時8











上の写真は治療後の状態です。
奥から2番目が今回行った、抜歯即時インプラントになります。
すでに行ってあった一番奥のインプラントとは形態が違うのが分かるかと思います。


このように抜歯即時インプラントは条件さえ合えば、十分可能な方法です。

その条件とはインプラントを埋入する部位に対し、十分に骨の“ 幅 ”や“ 高 ”さが残っている状態であることが必要です。

なかなかこの条件が合うケースはありません。

つまり、抜歯するような歯ですから歯周病であったり、歯の根が割れていおり、そのため感染により、骨吸収が進行しているためです。

骨の状態に問題がなく、しかも、抜歯しなければならないということはさほどないからです。

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インプラント 歯周病 専門医のブログ:抜歯即時インプラント:その24

抜歯即時インプラント:その2

昨日は抜歯即時インプラントについて書きました。

今日は抜歯即時インプラントを行うために問題となったことの解決方法についてです。

昨日は 抜歯と同時にインプラントを行う場合、抜歯部の穴の大きさとインプラントの太さ(幅)には違いが生じることを書きました。
通常抜歯部のほうが幅が大きいので、インプラントの周囲には隙間(ギャップ)ができてしまいます。
この隙間を埋めるために GBR法という特殊な方法が用いられることも書きました。
この治療法を用いるとインプラントと骨との隙間に骨を再生させることが可能になります。
しかし、インプラントとの隙間が大きかったり、インプラントの初期安定性が得られない場合には適応しづらいこともありました。
また GBR法は技術的に難しいことも多いため、抜歯と同時のインプラント埋入には限界がありました。

こうした問題を解決すべく、ITIは2003年にまったく新しいタイプの『ITI TE(R) インプラント』を開発しました。
この新しいインプラントは抜歯した部位への使用を目的として開発されたもので、抜歯部との隙間を最小にすべく、テーパー上の形態(下図)になっていることと、骨との安定をよくするためピッチ(ねじ山の間隔)があります。

それでは実際の写真を見ながら解説した方が分かりやすいと思います。

抜歯即時1












上の写真は左下一番奥の歯が割れてしまい、他歯科医院にて抜歯と診断された状態です。
当医院で診査したところ、やはり歯の根が割れていたため抜歯と診断しました。

治療期間を短縮するために、抜歯即時インプラントを計画しました。
ただし、この症例は7年前に行ったものであり、まだ抜歯即時インプラントが一般的ではない頃でした。


次の写真です。

抜歯即時2













上の写真は抜歯当日にインプラントを埋入した状態です。
しかし、もともとの歯の直径(幅)よりもインプラントの直径(幅)の方が小さいため、インプラントと骨との間に隙間ができています。
(インプラントの左側にある黒い隙間です)
この隙間を改善するために GBR法を行いました。
インプラントの左に見える小さな丸いものはGBR膜を固定するためのピンです。

抜歯即時3












上の写真はインプラント埋入後8週間の状態です。
抜歯時にあったインプラント周囲の骨の欠損には白く骨ができています。さらに数ヶ月するとこの白く再生した骨は周囲の骨と識別できないようになってきます。
GBR膜を固定していたピンは取除く必要性があります。
しかし、こうした治療法は技術的に難しいものです。
うまくいかない場合に骨ができないだけでなく、インプラントもダメになる可能性もあります。


この抜歯した『穴』とインプラントの直径の違いを解消すべく、新しいインプラントが開発されました。
それが下の図の ITI TE インプラントです。
インプラントの上の方が広くなっており、抜歯部とインプラントのギャップを解消するようにできています。

抜歯即時4










分かりやすく図で説明します。


抜歯即時5




















右上は『 従来の抜歯即時埋入法 』です。

インプラントの幅(直径)と歯(抜歯部)の直径には違いがあるため、インプラント周囲には骨との隙間が生じます。隙間が大きい場合にはGBR法の併用が必用です。

右の下がITI TEインプラントを使用した『新しい抜歯即時埋入法 』
インプラント上部の幅(直径)が広くなっているため、骨との隙間ができにくくなっています。


今日はここまでです。
この続きはまた明日解説したいと思います。

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インプラント 歯周病 専門医のブログ:抜歯即時インプラント4

今日は抜歯即時インプラントについての話しです。

抜歯即時インプラントとは その名のとおり天然歯を抜歯してすぐその場所にインプラントを埋入する治療法です。

この治療法は患者さんにとって治療期間が短く、麻酔の回数や手術の回数が少ないため非常に良いことです。

抜歯と同時ですから、麻酔も1回で済みます。

しかし、私が日常行っているインプラントの ほとんど は抜歯後、歯肉が治癒するまで待ちます。
約2ヶ月待ちます。
(2ヶ月以下であると歯肉の治癒も完全には終わっていないためです)
その後インプラントの埋入を行います。
これが、通常の 抜歯して治癒を待ち インプラントを埋入する方法です。

先程 『ほとんどの症例が…』と説明しましたが、『ほとんど…』です。

場合によっては『抜歯即時インプラント』も行います。

当医院でほぼ毎日インプラントを行っていますが、
先月『抜歯即時インプラント』を行ったのは1症例です。

非常に少ないのが現状です。

『抜歯即時インプラント』の適応症は少ないのです。

『抜歯即時インプラント』の一番の適応症は上顎の前歯部です。

上顎の前歯部は審美的に非常に重要な部位なので、適応基準さえ問題なければ抜歯即時インプラントは有効な治療法です。

というのは抜歯を行うと時間の経過とともに、
歯を支えていた骨は吸収を始めます。

2ヶ月程度すると 頬側の骨が薄い場合には 1/3程度吸収してしまいます。そのため抜歯後 歯肉が安定してからインプラントを行おうとすると
インプラントを埋入するための 骨の幅や 高さは減少してしまい、
適切にインプラントが埋入できなくなる場合があります。

もし骨が減少した状態でインプラントを行う場合には
インプラントと同時に骨を増大する方法(インプラント同時 GBR法)や
あらかじめ GBR法を行ってからインプラントを埋入する(2回法のGBR法)
ことになります。

通常のインプラントを行うよりも若干大変な治療になりますし、
あらかじめ GBR法 を行うことになれば治療の期間も長くかかります。

そのため条件さえ合えば、抜歯即時インプラントを行えば、抜歯と同時にインプラント埋入ができるばかりか、骨の吸収を起こす期間もなくなります。

しかし、この方法は非常に診断が難しい治療法です。
インプラントをきちんと埋入するためには、埋入したインプラントの周囲に骨がきちんと残っている(インプラントの周囲が骨で囲まれていることが必要)ことが重要です。

抜歯をした場合、抜歯した穴とインプラントの直径がぴったりと適合することはまずありえません。

通常は抜歯した穴よりもインプラントの直径の方が狭いためインプラントの周囲には隙間が若干あきます。

この隙間が小さければ小さい程良いということになります。

抜歯したこの隙間が小さく、周囲の骨の吸収がなければ『抜歯即時インプラント』は可能です。
しかし、抜歯した穴がインプラントの直径よりも あまりに 大きかったり、
周囲骨の吸収が あまりにも大きい場合には『抜歯即時インプラント』はできません。

無理をして行うと骨の裏打ちがないため 歯肉が退縮し、審美性を失うばかりか、インプラント自体もダメ(脱落)になってしまいます。

また抜歯部周囲の骨が吸収してしまう原因として 歯周病が進行していたり、
歯の根が割れてしまい、その割れ目から 血液や細菌が侵入し 繁殖する結果、膿みとなり周囲骨の吸収を起こすことがあげられます。

また歯周病が進行した歯を抜歯し、即時に行うことは危険があるためあまり行いません。

歯周病になっているということは 歯の根の周囲の骨が吸収していて、ぐらぐらしているということです。

その骨が吸収してしまう原因が歯周病細菌なのです。

抜歯をしただけでは骨の中には歯周病細菌がある程度は残ってしまいます。
しかし、実際には抜歯した穴を徹底的にきれいにしてからインプラントを埋入するためまず問題が起ることはありませんが、万が一抜歯した穴に歯周病細菌が残った状態でインプラントを埋入するとインプラントにも細菌が感染し、ダメになってしまいます。

また骨が吸収してしまっているということはインプラントを埋入してもその周囲に骨がないため骨を増大する治療法が同時に必要になってきます。

しかし、骨の吸収が著しい場合には骨の増大法(GBR法)とインプラントの埋入を同時に行うことは難しくなってきます。

同じ抜歯即時インプラントであっても抜歯する歯がどのような状態で抜歯に至ったかによりその難易度はことなります。

患者さんにとっては抜歯、インプラント埋入、同時GBR法(骨増大法)を一度に行えば、“ 楽 ”ですが、リスクも高くなります。

そのためこうした治療法を選択する場合には術前の診査が非常に重要になってきます。

また実際には『抜歯即時インプラント』が行えるケースは非常に少ないと思って下さい。

今日は土曜日にしては珍しくインプラント手術は午後に1件だけです。

それではまた明日!

明日も歯科情報をお届けします。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

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Profile

インプラント歯周病...

     院長履歴

1993年 神奈川歯科大学卒業
1993年 同大学歯周病学講座
      入局
1999年 日本歯周病学会
      専門医取得
1999年 東京都にて杉山歯科
      医院開業
2003年 I.T.Iメンバー認定
2005年 国際口腔
      インプラント
      学会認定医取得
2006年 大船駅北口歯科
      インプラント
      センター開業

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