最新インプラント症例:日本歯周病学会歯周病専門医、国際インプラント学会認定医

インプラントなら横浜の大船駅北口歯科  神奈川県横浜市(JR大船駅北口から徒歩3分)にあります 国際インプラント学会認定医、日本歯周病学会専門医です。 インプラントのマニアックな情報を掲載しています。

臭い

義歯を使用している人は、義歯からの口臭がある?:その24

6/16(月曜日)です。

前回の続きで、『義歯を使用している人は、義歯からの口臭がある?:その2』になります。

前回、義歯についた『傷』等から汚れ(細菌)が付着し、それが原因となり、臭いを発生するという話をしました。
また、臭いの防止方法として、義歯の清掃方法の話もしました。

今日は、義歯の臭いを防止する他の方法について解説します。

まずは、義歯のコーティングです。

ネットでピカパワー というものを見つけました。

銀イオンで義歯をコーティングするそうです。

私自身は、使用したことはありませんので、効果等は分かりませんが、考え方としては良いと思います。

次に、臭いが付着してしまった義歯を効果的に直す方法として、歯科医院で、義歯の研磨を行う方法です。
一度汚れた面を一層削除(研磨)し、きれいにする方法です。

私達歯科医師は、さまざまな義歯を見ています。
時々、義歯の人工歯と人工歯の間に歯石が付着していたり、義歯が傷ついており、その部分に汚れが付着している状態を見ます。
このような場合、義歯からは『臭い』がします。
また、長期的に使用している義歯や、市販されている義歯安定剤を使用し、それが一部分残っていた場合、その部分に汚れが付着していることもあります。

そのような場合、汚れをきれいに取り除き、傷ついた部分を『ツルツルに研磨』すると臭いは減少します。

また、義歯が合わなくなっている場合には、再製した方が良い場合もあります。

義歯の臭いで悩んでいる方は、一度歯科医院でご相談されてはどうでしょうか?
義歯をきれいに研磨することはさほど大変なことではありませんので…

今回2回に分けて、『義歯の臭い』について解説してきました。
なぜ、このようなテーマなのかと言いますと、『口臭』を主訴として来院される方が非常に多いからです。
その中で、『義歯を研磨すれば治る…』という方も多くいらっしゃったからです。

次回のブログは6/19(木曜日)になります。
次回は、『インプラント治療は簡単か?』です。

今、ブログでご紹介する新しい『ネタ』を作製しているところです。
ブリッジ、インプラント、被せ物(差し歯、セラミック、金属冠…等)の平均寿命についてのまとめです。

これも治療を受ける患者様には、非常に気になる内容です。
まとめ終わりましたらブログでアップします。


今週(6/13〜15)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。

それでは、今週のインプラント埋入手術は、特に複雑なものではなかったので、
下顎にGBR法 のみを行った1症例について解説します。

まず、なぜインプラント埋入ができず、骨の増大法(GBR法のみを行ったのか? ということですが、 
骨が吸収しており、インプラントを行う骨の高さや幅がまったくなかっためです。

骨が吸収してしまった原因は、 歯根破折です。
骨が吸収してしまったのは、歯の根が割れた状態のまま放置した結果です。

歯の根が割れたままでいると 割れた部分から バイ菌 や 血液 が入り込み、
感染を起こします。
そして、膿み となってしまうのです。
膿みは、歯の周囲の骨を溶かしてしまいます。
そのため、歯の根が割れた場合には、すぐにでも抜歯する必要性があります。

それでは、なぜ 歯根破折したのでしょう?

歯根破折する歯は、神経がない歯です。

神経のある歯は、根が割れることは ほとんどありません。

また、神経がないため、 歯根破折を起こしても痛みがでないことが多いのです。(歯肉が腫れて痛みが起ることもあります)
そのため、 歯根破折しても そのまま放置してしまう方が多いのです。
歯根破折を放置した結果、骨の吸収がどんどんと進行してしまいます。

骨を増大するGBR法は、魔法の治療ではありません。
どのような状況でも骨が元どおりに再生できるわけではありません。

治療には、時間もかかりますし、治療後の腫れ等、患者様自身の負担もあります。
また、骨が吸収しすぎると インプラントができない こともあります。

歯根破折している場合には、できるかぎり早期に対応することが必要です。

今回の治療方法は、GBR膜という特殊な材料を歯肉の中に埋め込むものです。
その後、約3ヶ月程度で骨が増大(再生)されます。

手術時間は、約15分程度でした。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約2〜3ヶ月後にインプラントを埋入
3. その後さらに約2〜3ヶ月後待ち、型を取ります。
4. 型取りの後、 約10日で完成した被せ物を装着し、完了です。

治療費
GBR法の費用は、52.500円(税込)になります。



医療情報コーナー

前回の医療情報に続き、歯周病と全身疾患の関係です。

歯周病は、動脈硬化と、心臓発作、脳卒中などの冠状動脈性の心臓病とのはっきりとした関係が報告されました。

研究チームは、60歳未満の人々が、歯周病があると、冠動脈心疾患のリスクが6.6倍と高くなることを発見しました。

歯周病と冠状動脈性の心臓病は、多くの人々に見られる状態です。

デンマークのコペンハーゲン大学歯学部歯周療法学のカレン・ガイスマー ( Karen Geismar ) 氏らが、 Journal of Periodontology誌9月号に発表しました。

研究チームは、歯周病による、4ミリメートルを超える歯槽骨の損失がある、60歳未満の人々で、冠動脈心疾患が増加するのを発見しました。

前回の 歯周病と『ガン』の話といい、
歯周病は、さまざまな病気と大きな関係があることが近年、報告されています。

歯周病は、万病の元です!
注意しましょう。

また、歯周病は予防が可能な病気です。
早期発見、早期治療が大切です。


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義歯を使用している人は、義歯からの口臭がある?:その14

6/12(木曜日)です。


今日から新しいテーマです。『義歯を使用している人は、義歯からの口臭がある?:その1』になります。

最近、口臭を主訴として来院される方が非常に多くなっています。

今回のブログでは、口臭の一般的な話ではなく、義歯(入れ歯)を使用している方口臭について解説します。

義歯(入れ歯)の多くは、レジンと言われる 樹脂(プラスチックのような物)でできています。
レジンは、加工がしやすく、調整が行いやすいという義歯には、非常に良い利点があります。

しかし、非常に汚れが付着しやすいものです。

汚れの中には、細菌が潜んでいます。
汚れた義歯を使用するということは、細菌が付着した義歯を常に口腔内に入れているということです。

例えて言うと、汚れが付着した プラスチック製の食器 を 毎日使用しているのと同じようなことです。

陶器 の食器と違い、プラスチック製の食器は、汚れが付着しやすいのが特徴です。
義歯 にも同じようなことが言えます。

プラスチック製の義歯に 汚れが付着しやすいことの特徴として、『義歯の傷』です。
義歯を使用していると 必ずが付着します。
特に、硬い歯ブラシ等でこすると傷がついてしまいます。
義歯についたは、非常に細かいものです。
そのに汚れ(細菌)が付着することにより臭いがします。

お手入れ方法として、硬い歯ブラシ等で 強く擦らない ことが必要です。

義歯のお手入れ方法ですが、食器用の中性洗剤を使用し、スポンジで丁寧に洗って下さい。
その後、流水で十分すすいで下さい。(洗剤を十分落として下さい)

市販されている義歯洗浄剤も有効ですが、洗浄剤のみでは、義歯に付着している
汚れを完全に取り除くことは困難です。

柔らかいスポンジで洗うことが最適です。

できれば、毎食後行っていただければ、いいのですが、外出先では、難しいかと思いますので、最低でも就寝時前には行った方が良いでしょう。

義歯を清潔に保つことは、健康にも重要です。
義歯が汚れているということは、口腔内にいつも『バイ菌』がいるということです。
この後の『医療情報コーナー』でも歯周病と『ガン』の関係の話があります。

次回のブログは6/16(月曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『義歯を使用している人は、義歯からの口臭がある?:その2』です。


今週(6/10〜11)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。

この2日間は、すべて上顎のインプラント手術でした。
上顎のインプラントは、下顎と違う点があります。

まず、上顎の骨は下顎と比較して柔らかいのです。

柔らかいということはどういうことなのでしょう?

いいことなのか? 悪いことなのか?

いい点もあれば、悪い点もある といったところです。

いい点は、骨が柔らかいため、骨の弾性があることです。
インプラントの埋入手術を行う際には、骨の幅が非常に重要です。
このブログでも良く書きますが、インプラントの直径(太さ)は、約4ミリです。

直径4ミリのインプラントを埋入するためには、骨の幅は、約6ミリ必要です。
しかし、実際の問題として、6ミリの骨幅があることは少なく、
多くの症例で、骨の幅を増大させる治療法(GBR法)等を行うことが必要になります。

骨を増大させるGBR法は、治療を複雑にし、患者様の負担もあります。

そのため、狭い骨の幅を押し広げる 治療法が、効果を発揮します。
この治療を 『スプリッティング法、スプリットクレスト法』と言います。
この方法は、ドリルをさほど使用せず、骨の幅を押し広げながら インプラントを埋入するため、骨にダメージが加わりにくく、術後の腫れが少ないのです。

詳細は、 『スプリッティング法、スプリットクレスト法』のページを見ていただきたいと思います。

しかし、骨の幅を広げるという方法は、骨の硬さに左右されます。
簡単に言えば、硬い骨は、幅を広げるのに大変ですが、
柔らかい骨は、わりと簡単に骨の幅が広がるのです。

上顎は、下顎と比較して柔らかいので、こうした治療法に適しています。

他にも利点はありますが、今回は、省きます。

さて、柔らかい骨(上顎)の欠点ですが、硬い骨(下顎)と比較すると 成功率は低くなります。

ものすごく差があることはありませんが、多くの研究論文で、上顎の成功率が低いことが証明されています。

その理由として、骨が柔らかいため、インプラントとの安定が悪いということです。

そのため、上顎では、できる限り長いインプラントを埋入することが有効とされています。

この2日間で行ったインプラント手術は、全てこの 『スプリッティング法、スプリットクレスト法』を行いました。

使用したインプラントは、状況に合わせ、 ストローマン・インプラント アンキロス・インプラントを使い分けました。


医療情報コーナー

歯周病がある場合、『ガン』のリスクが高まる可能性がある!

 ロイター によると、歯周病により『ガン』のリスクが高まる可能性があるとの研究結果が明らかになった。
インペリアル・カレッジ・ロンドンのドミニク・ミショー博士らが専門誌に発表したものです。
歯周病歴のある男性医療専門家を対象にした長期研究で、『ガン』を患う可能性が全体的に14%高いことが判明した。
論文では、
「喫煙 その他のリスク要因を考慮した上でも、歯周病は、肺 や 腎臓、すい臓、血液のガン のリスク増大と 大きな関連性があった」
としています。

これまでの研究では、歯周病で、心臓病 や 糖尿病 の発生リスクが高まる可能性が示されていました。


歯周病の人は、『ガン』にかかる確立が14%も高いのですか?
ビックリ ですね!

歯周病は、歯周病細菌による感染症 です。
歯周病の人は、常時口腔内に細菌が多く潜んでいるということですから、いいわけはありません。

1年に1回は、歯周病の検査 を受けた方が良いでしょう。




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Profile

インプラント歯周病...

     院長履歴

1993年 神奈川歯科大学卒業
1993年 同大学歯周病学講座
      入局
1999年 日本歯周病学会
      専門医取得
1999年 東京都にて杉山歯科
      医院開業
2003年 I.T.Iメンバー認定
2005年 国際口腔
      インプラント
      学会認定医取得
2006年 大船駅北口歯科
      インプラント
      センター開業

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