最新インプラント症例:日本歯周病学会歯周病専門医、国際インプラント学会認定医

インプラントなら横浜の大船駅北口歯科  神奈川県横浜市(JR大船駅北口から徒歩3分)にあります 国際インプラント学会認定医、日本歯周病学会専門医です。 インプラントのマニアックな情報を掲載しています。

質問特集

患者様から受ける質問特集:その125

9/25(木曜日)です。
今日もシリーズで行っています『患者様から受ける質問特集:その12』になります。

今日は、『歯ぎしり』をしている方からのご質問になります。

質問17
 以前に神経をとった歯が折れてしまい、抜歯となりました。
抜歯後の治療方針として、 ブリッジかインプラントを考えています。
私は、 歯ぎしりが強く、歯が磨り減っている状態です。
さまざまなホームページを見ると、通常の 歯には骨との間にクッションのようなものがあり、それで骨を守っているということですが、
インプラントは直接骨に力が加わるため、 歯ぎしりなど強い力が毎日加わると、
問題が生じやすいということですが、本当でしょうか?
また、 歯ぎしりが強い場合、インプラントは大丈夫なものでしょうか?

回答17
インプラント治療を行う際に、 歯ぎしりは非常に大きな問題です。
歯ぎしりが強い方は、インプラントであっても、ブリッジを選択しても
リスクは高いものです。

・ インプラントとブリッジの違いについては以下を参考にして下さい。
  『インプラントとブリッジの違い』

インプラントだから 歯ぎしりに弱い とか
ブリッジだから 歯ぎしりに強い ということではありません。

『歯ぎしり』の影響は大きいものです。
『歯ぎしり』の強い方ですと、神経のない歯は折れてしまうことがあります。
こうしたことは稀なことではありません。
神経のない歯はかなりの確率で折れます。

ただし、インプラントの場合、ご質問にもあったように、 『歯根膜』(歯と骨との間にあるクッションのようなもの)というクッションが存在しないために、噛む力は、直接インプラントに加わってしまいます。
そのため、 『歯ぎしり』が強い場合には、インプラントは適応症とは言えません。

それでは、 『歯ぎしり』が強い場合、ブリッジが適応かというと
状況により違います。
ブリッジを選択される場合には、ブリッジの土台となる歯が
『神経があるか』
『神経がないか』
によっても変わります。
ブリッジは、欠損部に加わる力を残っている歯で支えるものです。
そのため、土台となる歯には、通常より過大な力が及びます。
もし、この土台に、神経がなかった場合には、将来的に、 歯根破折になる確率はさらに高くなります。
神経がない歯をブリッジの土台とするのであれば、インプラントの方が良いでしょう。

『歯ぎしり』が強い場合には、
インプラントか ブリッジか という選択肢の前に、『歯ぎしり』の対策を検討することが必要です。
これは、『ナイトガード』という『マウスピース』のようなものを就寝時にしていただきます。

結論として、噛み合わせや、残っている歯の状態等によって、
どちらの方法が優れているとどうかの判断をします。
ただし、基本的には、歯を削らないインプラントの方が優れている点が多いのも事実です。

『ブリッジ、インプラント、被せ物(差し歯)の平均寿命』については、以下を参考にして下さい。
  ・ 『ブリッジ、インプラント、被せ物(差し歯)の平均寿命』


『歯ぎしり』があることは
インプラント、ブリッジの両方にとって良くないことです。
どちらの治療法を行うかどうかの判断は、
治療期間、
治療費、
将来性、
噛み合わせ、
残存する歯の状態
等をふまえ判断するものです。

また、個人個人により『リスク』というのは違います。

担当医と十分にお話の上、お決めになることが大切です。
ブリッジの場合、削ってしまった歯は、二度と元に戻りませんので…
治療内容を十分ご理解することが必要です。

次回のブログは9/29(月曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『患者様から受ける質問特集:その13』です。


今週(9/24)のインプラント手術報告

それでは、昨日のインプラント手術の中から下顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

いつも難しいケースを紹介していますが、今回のケースは、簡単でした。

簡単な理由は、『骨の高さや幅が十分ある』ということです。

骨の幅や高さが十分あれば、インプラント治療はさほど難しいものではありません。

1本のインプラント埋入であれば、
 ・麻酔時間に5〜6分程度、
 ・麻酔が効くまで少し待っていただき、
 ・実際の治療(インプラント埋入手術)は、5〜6分程度、
  (仮歯や義歯の調整があれば上記以外にかかります)
 ・治療後の注意事項等の説明に3分程度
ですぐご帰宅できます。

骨が吸収しないうちに的確な判断が大切です。
歯根破折の放置や
歯を欠損のままにしないこと
歯周病を放置しないこと
が大切です。

今回使用したインプラントは、 ストローマン・インプラント  ( I.T.Iインプラント)  SLAタイプが1本でした。


今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約2〜3ヶ月後に型を取り、
3. 型取りの後、 約10日で完成した被せ物を装着し、完了です。

治療費
インプラントが1本21万円(税込)になります。

このブログが難しいという方に非常に簡単な『基礎から始めるインプラントブログ』 を開設しました。
・『基礎から始めるインプラントブログ』
基礎ブログは毎週金曜日になります。


  ・ メール無料相談は こちらをクリック
 歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下
 さい。
 基本的に、当日に回答させていただきます。

  ・ インプラントオンライン見積もりは こちらをクリック
欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

  ・インターネット・オンライン予約 はこちらをクリック
休診日でも24時間 オンラインで予約が行えます。



ブログランキングにご協力下さい。下記をクリックして下さい。
人気blogランキングへ
クリックしていただくとランキングに1票入ります。

大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。

患者様から受ける質問特集:その105

9/15(月曜日)です。


今日も前回の続きで、『患者様から受ける質問特集:その10』になります。

質問ジリーズも もう10回目です。

今回ご紹介する内容もメール等でよくある質問です。
他歯科医院で『骨が吸収しているため、インプラントができない』と言われた。
ということです。
義歯は嫌なので、どうにかならないのか?
ということです。
こういったご質問もよくありますね。

最初に答えを言いますと、
『骨が少なくてもインプラントはできます』
しかし、治療に伴う大変さはあります。

それでは、詳細について解説します。

質問15
 他歯科医院で上顎の奥歯に骨の吸収がかなりあるため、インプラントができないと言われたのですが、本当にできないのでしょうか?
骨の高さは、2ミリ程度だそうです。

回答15
 上顎の奥歯において、安定するインプラントを行うためには、骨の高さは、
10ミリ程度はあった方がいいです。
上顎の奥歯で骨の高さが2ミリとなると 現状では、厳しい状況です。
すぐにインプラントを行うことはできません。

ただし、多くの症例で、上顎の奥歯の場合、10ミリ以上の骨の高さが残っているということは ほとんどありません。

しかし、骨が吸収して少なくなっているといっても5〜6ミリ残っている場合と1〜3ミリ程度しか残っていない場合では、まったく違います。

上顎の奥歯において 1〜3ミリ程度しか骨の高さが残っていない場合には、
サイナスリフト法という治療法を行います。
これは、骨が吸収している部位に 骨移植を行う治療法です。
治療としてはかなり大変な治療になります。
治療後の腫れや苦痛を伴うこともあります。

私の個人的な考えとしては、上顎の奥歯において 残っている骨の高さが3ミリ以下の場合には、基本的にインプラント治療をお勧めしません。

しかし、現実的には、当医院には、上顎の奥歯において骨の高さが3ミリ以下という方は数多くいらしゃいます。
その際には、 サイナスリフト法を行う大変さ等をご説明させていただきます。
それでも年間10〜15人程度の方は、『どうしてもインプラントを行いたい』というご希望により、 サイナスリフト法を行い、インプラントを埋入しています。

話は、ご質問内容に戻りますが、上顎の奥歯において、骨の量がほとんど存在してなくても基本的にはインプラントができないということはありません。
骨を増大させれば可能です。

私が行うインプラント治療のうち約半数は、骨が吸収しており、骨の増大治療を併用します。

しかし、少しだけ骨が吸収しているのと
高度に骨吸収を起こし、ほとんど骨が存在しないのとでは、
治療の難易度はまったく違います。

特に上顎の奥歯において、骨の高さが3ミリ以下の場合には、治療が困難になります。

また、左右側ともに骨がほとんどない場合や、
全顎的に骨の吸収が起っている場合には、
移植する骨の量も多くなるため、できない場合があります。



次回のブログは9/18(木曜日)になります。
次回も好評につき、質問特集の続きになります。
『患者様から受ける質問特集:その11』です。

今朝はこれからインプラントセミナー(勉強会)に行ってきます。
朝から丸一日なので、ちょっとつらいですが…


今週(9/12〜14)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。
それでは、今週のインプラント手術の中から上顎に6本のインプラント埋入を行った1症例について解説します。

今回も骨の吸収が非常に進行したケースでした。
最近は、ものすごく、骨吸収のある症例が多いですね。
悪い状態を長期間放置しておく方が多いのです。
悪い状態とは、重度の 歯周病 歯根破折です。
こうした 抜歯しかないというようなケースでも『どうしても抜歯したくない』という方が増えてきたと思います。

今回のケースとは違いますが、今週いらした方でも、重度の進行した歯周病であったため、抜歯することを薦めました。
歯周病専門医であっても保存できない(治療できない)ケースはあります。
保存できない歯を無理にそのままにしておくと健康な歯にまで感染してしまいます。
無理に残したために、最終的には、多くの歯を失う結果になります。
逆効果ですね。

しかし、その患者様は、『自然に取れるまで、そのままにしたい』というご希望がありました。
自然に取れる頃には、さらに多くの歯に感染し、必ず被害は拡大してしまいます。

歯周病は『感染症』です。
感染源を絶たないと、被害は、どんどんと拡大してしまいます。

話は、今回のケースに戻ります。
今回行ったインプラント手術でも悪い状態を放置していたため、骨の吸収が非常に進行していました。

そのため、手術は非常に大変でした。

インプラント埋入と同時に骨の増大治療(GBR法)を埋入した6本全てにおいて行いました。
また、骨の幅を増大させる 『スプリッティング法』
奥歯においては、骨の高さが少ない部分に 『ソケットリフト法』も行っています。

使用したインプラントは、 アンキロス・インプラントです。

インプラント埋入と同時に骨の増大治療(GBR法)を行い、さらに骨の再生効果を高めるために、 P R P法も行いました。


麻酔は、 『静脈内鎮静法』 です。

手術時間は、約60分程度でした。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約3〜4ヶ月後に型を取ります。


治療費
インプラントが1本21万円(税込)×6本分
この中には、治療中のレントゲン撮影や薬代、 『スプリットクレスト法』『GBR法』 『ソケットリフト法』 P R P法の費用も全て含まれています。


このブログが難しいという方に非常に簡単な『基礎から始めるインプラントブログ』 を開設しました。
・『基礎から始めるインプラントブログ』
基礎ブログは毎週金曜日になります。


  ・ メール無料相談は こちらをクリック
 歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下
 さい。
 基本的に、当日に回答させていただきます。

  ・ インプラントオンライン見積もりは こちらをクリック
欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

  ・インターネット・オンライン予約 はこちらをクリック
休診日でも24時間 オンラインで予約が行えます。



ブログランキングにご協力下さい。下記をクリックして下さい。
人気blogランキングへ
クリックしていただくとランキングに1票入ります。

大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。

患者様から受ける質問特集:その94

9/11(木曜日)です。


今日も前回の続きで、『患者様から受ける質問特集:その9』になります。


今日も質問特集になります。
つい最近、メールで以下のような質問を受けたので、
まとめてみました。
回答内容はちょっと難しいかもしれません。


質問14
 他歯科医院でインプラントの手術を受けました。
その時に人工の骨(牛の骨?)を使用したと聞きました。
その安全性について聞きたいのですが…

回答14
インプラントは、骨の中にチタンでできた“ネジ”を埋入するわけですが、
ある程度の太さのある“ネジ”を埋入するためには、“ネジ”より骨の幅が太くなければなりません。
つまり、インプラントの直径より、骨幅の方が大きい(太い)ことが必要です。
しかし、現実的には、多くの症例において、骨幅の方が細い(狭い)ことの方が多いのです。
これは、さまざなな 原因により骨が吸収してしまったからです。

骨が吸収している場合、骨を増大させる治療法(GBR法)を行うことが必要になります。

このGBR法時に使用するのが、人工骨です。

一般的にGBR法に使用する『人工骨』と言っても多くの種類があります。
また、単に『人工骨』という表現は正しくはありません。
正確には、GBR法に使用する骨は、骨移植材(骨補填材)と言い、以下の3つに分類されます。

1 同種骨:ヒトの骨( 『DFDBA』や『FDBA』等)
2 異種骨(牛や豚等の骨)
3 代用骨(人工骨: β―TCP等)
になります。

ご質問にあった『人工の骨(牛の骨?)』というのは、おそらく2番の『異種骨』に分類されるものと考えられます。

『異種骨』とは人間以外の動物の骨のことです。
動物もヒトと同じ骨をもつ生き物ですから人工の骨よりは骨の新生(再生)には優れていると考えられます。
しかし、当然と言えば当然ですが、動物の骨をヒトにそのまま移植すると拒否反応が起ります。
そのため、医療に使用される異種骨は化学的処理をほどこすことと、高温で焼成することにより拒否反応が起る有機質部分を除去したものが使用されています。

GBR法で使用される(使用の可能性のある)『異種骨』は、世界中の多くのメーカーが製造しています。
その安全性等の基準もさまざまです。
日本であれば、もちろん 厚生労働省 が安全性を認可したものが使用許可となっています。

臨床で使用される材料は、そうした基準をクリアーしている物ですから『安全である』ということになります。

しかし、実際に ご心配されているということは、
以前大きく問題となった『あの事件』も関係しているのではないでしょうか。
皆さんもご承知の『狂牛病(BSE)』に代表される 感染リスクということもご心配の一つと考えられます。

いくら科学的な裏付けがあり、安全と言っても
『気分的には…』と思われるかもしれません。
そうしたことも考え、当医院では『異種骨』は使用しません。
(これは、私個人の意見であり、安全性が実証されている異種骨は、もちろん使用可能です)
患者さんに『牛や豚の骨を使用します』と言ったらほとんどの人は『嫌』と言うでしょう。
そこまでして使用する理由はありません。
他に選択肢があるのですから…
安全で効果の高いものを使用します。
その選択肢の一つが代用骨(人工骨: β―TCP等)です。

また、世界的には、GBR法の材料として使用されているが、日本では 厚生労働省の認可がない材料もあります。
この場合、日本で使用できるか ということですが、
歯科医師が、患者様の同意のもとで使用することはできます。

日本の 厚生労働省の認可は、非常に厳しい(遅い?)もので、世界的に効果が高いとされている材料であっても日本では、なかなか使用できないのも事実です。

『DFDBA』や『FDBA』
といった骨補填材(同種骨)がその代表的なものです。
また、今回ご質問にあった異種骨も海外では、数多くの製品が販売されています。


*実際に使用された材料についてご心配な場合には、治療を受けられた担当医に安全性等の詳細と聞いてみた方が良いでしょう。
*当医院では、完全に人工的に精製された骨補填材:人工骨( β―TCP)のみを使用しています。


次回のブログは9/15(月曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『患者様から受ける質問特集:その10』です。


今週(9/9〜10)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。
それでは、今週のインプラント手術の中からGBR法を行った1症例について解説します。

今回の症例は、骨が高度に吸収してしまい、インプラントを埋入することができなかったため、まず骨を増大(再生) する治療法を行いました。

それでは、なぜインプラントができないほど骨が吸収してしまったのでしょうか?

その理由は、 歯根破折です。

神経のない歯は非常に脆く、通常の噛む力でも突然折れることがあります。
基本的に歯の根が折れた(割れた)場合には、抜歯になります。

根が折れた場合には、できるかぎり早期に抜歯した方が良いでしょう。

早期に抜歯しないと破折した部分から感染が起こり、根の周囲の骨吸収が起こります。

どれくらいで、骨吸収が起るのかと言いますと
早ければ、数週間です。

特に腫れたりした時には、骨吸収が急速に進行している状態です。
何度も腫れを繰り返している場合には、非常に危険です。

しかし、歯根破折の場合、痛みがさほどでないことが多いので、
患者様の多くは『抜歯したくない』と思っているのも現状です。

今回のケースでも歯の根が割れた状態でかなりの時間が経過したと考えられます。

骨の吸収がかなりありました。
顎の骨の1/3程度の骨吸収です。

実際に骨吸収を高度に起こしている場合、治療は大変です。

GBR法を行えば、骨は完全に元通りに回復できるわけではありません。
骨の再生(増大)には限界があります。

そして、最も大きいのは、治療の大変さです。
骨吸収が大きければ大きい程、難症例になります。
治療による腫れ等があります。

もちろん治療費の問題もあります。
治療期間も長くなります。

また、前歯部では、骨吸収が大きいと審美性の問題も生じる可能性が高くなります。

歯根破折を起こしていても 痛みがない場合には、なかなか抜歯には踏み切れないかもしれません。
しかし、後のことを考えれば、できるかぎり早期に抜歯することが大切です。

今日は、手術内容の話しからは少しズレてしまいましたが、現状をふまえ、的確に判断することは大切なことです。

GBR法では、多くのケースで、今回の質問特集で紹介しました 人工骨(β―TCP)を使用します。
確実な安全性があり、使用しやすい材料だからです。
手術時間は、約20分程度でした。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約3ヶ月後にレントゲンにて骨の再生状況を確認し、
骨の再生に問題がなければ、インプラントを埋入します。


治療費
GBR費用は、52.500円(税込)になります。
この中には、治療中のレントゲン撮影や薬代も全て含まれています。


このブログが難しいという方に非常に簡単な『基礎から始めるインプラントブログ』 を開設しました。
・『基礎から始めるインプラントブログ』
基礎ブログは毎週金曜日になります。


  ・ メール無料相談は こちらをクリック
 歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下
 さい。
 基本的に、当日に回答させていただきます。

  ・ インプラントオンライン見積もりは こちらをクリック
欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

  ・インターネット・オンライン予約 はこちらをクリック
休診日でも24時間 オンラインで予約が行えます。



ブログランキングにご協力下さい。下記をクリックして下さい。
人気blogランキングへ
クリックしていただくとランキングに1票入ります。

大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。

患者様から受ける質問特集:その84

9/8(月曜日)です。

今日も前回の続きで、『患者様から受ける質問特集:その8』になります。


さて、この質問特集もすでに8回目です。
今日も非常によくあるご質問です。
以下のようなご質問です。
『インプラント治療が怖いのですが…』

インプラント治療が怖い理由として、

手術が必要なので…
始めての経験なので…
知り合いがインプラント手術をしたが、腫れたとい言っていたので…

等さまざまな不安があるかと思います。


質問13 
 インプラント手術が怖いのですが、良い方法がありますか?

回答13 
 歯科治療において嫌なこととして『痛み』があります。
誰しも痛いことは嫌なもので、どうしても足を遠ざけてしまいます。
例えば虫歯はそのまま削ると痛みがありますので、麻酔をします。
この麻酔が嫌なものです。
しかし、麻酔はその仕方により痛みを軽減させることができます。
麻酔の痛みには2つあります。
一つは針を刺す時です。
『チック』とする痛みです。
この痛みに対しては『表面麻酔』の使用が有効になります。
これは麻酔をする前に歯肉に麻酔薬が入った塗薬をつけます。塗薬をつけ、30秒〜1分程度すると歯肉の表面が麻痺してきます。
この段階で麻酔を行うと針の痛みを軽減することができます。
次に麻酔液を注入(入れる)時の痛みです。
これに対しては、麻酔を数回に分けて行うことにより軽減できます。

またこうした歯肉に直接麻酔を行う以外にも併用する麻酔があります。
その一つが『笑気麻酔』です。
笑気麻酔は麻酔のガスを鼻から吸うものです。
ガスですからもちろん痛みはまったくありません。
笑気麻酔(無臭のガス)を吸ってから5〜10分程度すると頭が『ぼーと』してきます。
人によっては眠たくなることもあります。
『ぼーと』してくると治療に対する緊張や不安が減少され、リラックスした状態で治療が受けられます。
ただし、この笑気麻酔のみでは歯肉への麻酔効果はないため、通常の歯肉への麻酔も追加します。

こうした方法でも御心配な方にはもっと楽な麻酔方法があります。
『静脈内鎮静法』という方法です。
静脈内鎮静法を行うと治療中のことはほとんど覚えていない状態になります。
眠っている間にインプラント治療が終了することになります。
治療に不安を持っている患者さんには最適な麻酔方法です。
方法としては点滴をするように血管内(静脈内)に麻酔液を入れます(流します)。
麻酔が効くまで5〜10分程度です。
後はインプラント治療が終了するまで寝ている状態です。
欠点として麻酔が終了しても完全に切れるまで時間がかかります。
通常、静脈内鎮静法による麻酔は麻酔を終了すると5分程度で麻酔はきれます。
麻酔により目覚めた後はぐっすり寝て起きた状態に似ています。
すっきりとした状態です。
患者様によっては『ひさしぶりにぐっすり眠った』という方もいらっしゃる程です。
しかし、麻酔が効きやすい方はその後にも若干“ぼーと”することがまれですが、あります。
患者様により麻酔終了後、
1時間程度効いている場合もあります。
そのため、静脈内鎮静法を行った時には車やバイク、自転車での運転(帰宅)はできません。
できれば付き添いの方がいらしていただいた方がよろしいかと思います。
一度静脈内鎮静法でインプラント手術を行った患者様は
次にインプラントを行う時には
ほとんどの方がまた静脈内鎮静法による麻酔をご希望されます。

それだけ楽だったということです。

また、多数のインプラントを一度に行う場合や、治療の難易度が高い場合には、
どうしても手術時間がかかるため、通常の麻酔より、静脈内鎮静法を行った方が
“楽”です。

次回のブログは9/11(木曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『患者様から受ける質問特集:その9』です。


今週(9/5〜7)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

それでは、今週のインプラント手術の中から静脈内鎮静法にてインプラント埋入を行った症例について解説します。

この3日間の間に ちょうど質問特集で解説した静脈内鎮静法の手術が2件ありましたのでご紹介します。

2件の手術ともインプラントの埋入本数が多く、インプラント手術自体も難しいものでした。

1件は、上下顎に合計8本のインプラント埋入で、
もう1件は、上下顎に合計6本のインプラント埋入手術でした。

どちらのケースも骨の吸収があったために、インプラントを埋入すると同時に骨幅や高さを増大させる治療(GBR法)や 『スプリッティング法』を行いました。

また、上顎において、骨の高さが少ない部位では、 『ソケットリフト法』も併用しました。

このように、骨の量が少なく非常に難症例であり、多数のインプラントを埋入するような場合には、通常の麻酔ではなく、静脈内鎮静法を行った方が患者様にとっては非常に楽です。

逆にインプラントの本数が少なかったり、時間がさほどかからない場合には、
虫歯等で行うような通常の麻酔の方が治療時間も短く、簡単に終了できます。

今回使用したインプラントは、 ストローマン・インプラント  ( I.T.Iインプラント)  SLAタイプ
アンキロス・インプラントでした。

治療費
インプラントが1本21万円(税込)です。
この中には、治療中のレントゲン撮影や薬代、 スプリッティング法GBR法 ソケットリフト法の費用も全て含まれています。
静脈内鎮静法の費用は、3万円(税込)になります。


このブログが難しいという方に非常に簡単な『基礎から始めるインプラントブログ』 を開設しました。
・『基礎から始めるインプラントブログ』
基礎ブログは毎週金曜日になります。


  ・ メール無料相談は こちらをクリック
 歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下
 さい。
 基本的に、当日に回答させていただきます。

  ・ インプラントオンライン見積もりは こちらをクリック
欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

  ・インターネット・オンライン予約 はこちらをクリック
休診日でも24時間 オンラインで予約が行えます。



ブログランキングにご協力下さい。下記をクリックして下さい。
人気blogランキングへ
クリックしていただくとランキングに1票入ります。

大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。

患者様から受ける質問特集:その65

9/1(月曜日)です。
今日も続きで、『患者様から受ける質問特集:その6』になります。

今日の質問は、
『インプラントは何年保つの?』
『インプラントはダメになるの?』
『インプラントは一生保つの?』
等の質問です。
インプラント治療を考えている患者様の多くは、
『インプラントは天然歯より強い(保つ)』
と考えているようです。
しかし、これは間違いです。
インプラントもダメになります。

今日はそうした話をしたいと思います。


質問11
 インプラントは、一生保つのでしょうか?
ダメになったりしないですか?

回答11
 インプラントは虫歯になることはありませんが、歯周病にはなります。
また、他にもダメになる原因はあります。

インプラントは、人工の物だからといってダメにならない ということではありません。
ご自身の歯がダメになると同じように インプラントもダメになる可能性はあります。

例えば、インプラントの歯の部分になる『セラミック』等は、欠けたりする可能性があります。
毎日噛むことにより被せ物は必ず磨り減るのです。
例えば、右で良く噛む人は 右側が磨り減ったりします。
特に、『歯軋り』や 『くいしばり』がある方は磨り減り方が大きいものです。
ですからセラミック等の被せ物は消耗品です。
噛む力によってはセラミックに日々負担がかかり、かけたりする場合もあります。

インプラントは、天然歯と違い『歯根膜』というクッションのようなものが存在しないため、噛んでも動かない(沈み込まない)ので噛む力が直接インプラントの被せ物にかかります。

被せ物を装着した時にはそうならいように噛み合わせの調節を行いますが、時間の経過とともに噛み合わせは変化し、インプラント部に負担がかかってくることがあります。
特に問題となるのが、先程説明しました『歯軋り』や『くいしばり』による問題です。
私達がインプラントを行う際に最も注意するケースです。
先程インプラントには天然歯と違い『歯根膜』というクッションが存在しないために噛む力が直接加わるという話しをしました。
『歯軋り』や『くいしばり』がある方はこうした力をさらに受けやすいのです。
こうした傾向が強い方にはインプラントをお勧めしないこともあります。

次にインプラントがダメになる原因として、最初に書きましたように 歯周病があります。
インプラントが歯周病になった状態を 『インプラント周囲炎』と言います。
『インプラント周囲炎』になるとご自身の歯(天然歯)を抜歯するようにインプラントも除去(撤去)しなければなりません。
よく、歯周病の方がインプラント治療を受けられる際に 以下のような質問があります。
『インプラントを埋入した隣の歯が歯周病でダメになった場合、先に行ったインプラントを利用して歯を作製することはできますか?』
このような質問です。
ご自身の歯(天然歯)が歯周病でダメになるような状態であれば、
その時には、隣に行ったインプラントもおそらくダメになるでしょう。
ダメになっていなくても 『インプラント周囲炎』にはなっています。
インプラント治療を受ける患者様の多くは、
『自分自身の歯(天然歯)は、ダメになってもインプラントはダメにならないだろう』
と考えています。
これはまったくの間違いです。
逆に言えば、ご自身の歯が歯周病でダメになった場合、その後にインプラントを行っても歯ブラシ等の生活習慣が改善されなければ、インプラントも 『インプラント周囲炎』でダメになります。

『リスク』と言えば、 『インプラントと喫煙の関係』も大きく影響します。

また、それ以外の『リスク』として、食生活運動睡眠ストレス 等の生活習慣もインプラントがダメになる大きな因子です。

インプラント自体は、金属(純チタン)でできた人工の物ですが、インプラントを支えている『骨』や『歯肉』は、患者様ご自身のものです。
生活習慣が乱れ、病気になれば、『骨』や『歯肉』も弱ってきます。
当然、インプラント自体もダメなる確率が高くなります。


次回のブログは9/4(木曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『患者様から受ける質問特集:その7』です。


今週(8/29〜31)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
それでは、今週のインプラント手術の中から上顎の前歯部にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

上顎前歯部は、このコーナーでもよく解説する部位です。
前歯部は、他の部位と比較して審美性が大きな問題となるため、難易度が高い部位です。

特に骨の吸収が大きい場合には、完全な審美性を獲得するのは困難です。

前歯部にインプラントを行う場合、十分な骨の高さや幅が存在していることは少なく、ほとんどの症例において骨の増大治療(GBR法)を併用します。

それでは、『骨が少なければ、GBR法で、増大(再生)すれば大丈夫では?』
と思われるかもしれません。

しかし、GBR法は魔法の治療ではなく、どんな状態であっても思い通りに骨を元通りに再生(復元)できるわけではありません。

また、難症例であればあるほど、治療は困難を極めます。

治療のわずかな “エラー” が審美性を損なう結果を生んでしまうこともあります。

また、骨を大幅に増大させるということは移植する骨の量も多くなります。

難易度の高い骨の増大治療(GBR法)は、患者様の負担も大きく、 治療後の腫れが長く続くこともあります。


今回のケースでも骨の吸収は、非常に多く、 CT撮影による インプラントのシュミレーション(シンプラント使用)では、骨幅は、『3ミリ以下』でした。
大幅なGBR法が必要になります。

また、GBR法では、骨を増大するために、『人工の骨』や『ご自身の骨( 自家骨)』を使用します。

使用した『人工の骨』は、 β―TCPです。

β―TCPは完全に人工に生成された骨です。

『β―TCP』は人工的に生成された骨なので、それ自体が完全に骨になったりすることはありませんが、ご自身の骨や血液中の細胞が混ざることにより、骨に置換しやすいものです。

また、完全人工生成のため、非常に安全性が高いのも特徴です。

日本において 『β―TCP』は、歯科よりも整形外科等で、複雑骨折の治療等で普及している材料です。

また、 GBR膜 として吸収性『コラーゲン膜』を使用しました。

吸収性膜は、歯肉とのなじみも良く、インプラント同時の GBR法 では世界的に最も使用されている膜です。

吸収性膜なしでは、 インプラント同時GBR法は成り立たない治療法です。

日本人にインプラント治療を行う場合、骨の幅が不十分であることが多く、

多くのケースにおいて GBR法を行います。

当医院においてもインプラント治療の約半数はGBR法を併用しています。

吸収性膜なしでは、インプラント治療は行えないと言ってもくらい重要な材料です。

使用したインプラントは、 プラットホーム・スイッチング システムの アンキロス・インプラントです。

アンキロス・インプラントは、インプラント自体が細く、幅の狭い部位に適しており、審美的な部位に効果を発揮する プラットホーム・スイッチング になっています。

手術時間は、約15分程度でした。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約3〜4ヶ月後に型を取り、
3. 型取りの後、 約10日で完成した被せ物を装着し、完了です。


このブログが難しいという方に非常に簡単な『基礎から始めるインプラントブログ』 を開設しました。
・『基礎から始めるインプラントブログ』
基礎ブログは毎週金曜日になります。


  ・ メール無料相談は こちらをクリック
 歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下
 さい。
 基本的に、当日に回答させていただきます。

  ・ インプラントオンライン見積もりは こちらをクリック
欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

  ・インターネット・オンライン予約 はこちらをクリック
休診日でも24時間 オンラインで予約が行えます。



ブログランキングにご協力下さい。下記をクリックして下さい。
人気blogランキングへ
クリックしていただくとランキングに1票入ります。

大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。

患者様から受ける質問特集:その54

8/28(木曜日)です。


今日も前回の続きで、『患者様から受ける質問特集:その5』になります。

今日も良くある質問です。
インプラント治療中の仮歯についてです。
『インプラント治療は歯がないの?』
と思われている方がいらっしゃいます。
仮歯でもないと困りますよね。
そうしたことについて『即時荷重(即時負荷)インプラント』と合わせて解説します。
『即時荷重(即時負荷)インプラント』とは、インプラントを埋入と同時(手術時)に仮歯を作製する方法です。



質問10
 上の前歯がありません。
インプラント治療を考えているのですが、治療中、歯がないままでは嫌なので調べてみたら『即時インプラント』というのがあることがわかりました。
『即時インプラント』であれば、インプラント手術直後に歯が入るということですが、上の前歯の場合、可能なのでしょうか?

回答10
 インプラント手術時にインプラント自体に仮歯を作製し、力を加えることができる治療方法を『インプラント即時荷重(即時負荷)』と言います。
通常、インプラントを埋入後には、インプラントと骨が結合(くっつく)するまで、安静にする必要性があります。
これは、“腕”や“足”が骨折した場合、“ギブス”をして、暫く安静にするのと同じことです。
インプラントも骨と結合(くっつく)まので間(2ヶ月以上)は、力を加えず安静にすることが必要です。
そのため、インプラント手術直後には、インプラント自体に直接仮歯をつけることはできません。
しかし、近年、一定の条件さえそろえば、インプラント手術直後にインプラント自体に力を加える(仮歯で噛ませる)ことが可能であるという論文が多く報告されてきました。

ただし、『インプラント即時荷重(即時負荷)』は、全ての症例に対して行える治療法ではありません。
一定の基準を満たした、一部の症例にしか対応できないと言ってもいいでしょう。

ここでは『早期荷重(負荷)』の問題点を解説します。

まず第一点目ですが、最も大切なことになります。
それはインプラントを埋入した時(インプラント手術時)に インプラントがほとんど動かないということです。
骨がしっかりしているということです。
術前に骨の吸収があり、骨の増大治療(GBR法)が必要なケースでは、無理になります。

次に、噛む力に耐えきるため、ある程度の本数のインプラントが必要です。
1〜2本のインプラントではリスクがありすぎて行えるケースは、少ないのです。
ある程度の数のインプラントがあった方が無難です。
これは早期荷重(負荷)の臨床データから得られた条件です。

次に、インプラントの長さも大切です。
十分長いインプラントの埋入が必要です。
短いインプラントを単独もしくは、短いインプラント同士を固定しても噛む力に抵抗することができず、ダメになってしまうことが考えられます。

こうなると適応症は限られてきます。

さらに技術的な問題もあります。
インプラント埋入時に固定式の仮歯を作製する場合、
多くのケースで手術中に型を取り、噛み合わせも行います。
この段階でかなり時間がかかり、感染する可能性が高くなります。
また噛み合わせを調整したり、仮歯を装着する際にも感染する可能性があります。

こうしたことを考えると早期荷重(負荷)インプラントの適応症は骨の高さや幅が十分あり、ある程度多い数のインプラントの埋入が必要であり、
さらに治療としても難しいため、術者自体もインプラント経験が豊富な熟練した技術を持っていることが必要です。

こうなると早期荷重(負荷)の症例はかなり限定されるのが現状です。

また、『インプラント即時負荷(荷重)』でなくても、
上顎前歯部の場合、インプラント手術後には、仮歯はありますので、ご心配はいりません。
これは、インプラント自体に直接仮歯を作製するのではなく、
前歯であれば、欠損の両側の歯に仮歯を接着剤でくっつけたり、
欠損の両側が再製必要な被せ物であった場合、その被せ物を除去し、ブリッジの仮歯として使用したりします。
上記の両方の方法が不可能な場合には、仮の義歯を作製します。

いずれにせよ、『インプラント即時負荷(荷重)』が無理な場合でも
仮歯を作製することは可能ですので、ご心配されないで下さい。



次回のブログは9/1(月曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『患者様から受ける質問特集:その5』です。




このブログが難しいという方に非常に簡単な『基礎から始めるインプラントブログ』 を開設しました。
・『基礎から始めるインプラントブログ』
基礎ブログは毎週金曜日になります。


  ・ メール無料相談は こちらをクリック
 歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下
 さい。
 基本的に、当日に回答させていただきます。

  ・ インプラントオンライン見積もりは こちらをクリック
欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

  ・インターネット・オンライン予約 はこちらをクリック
休診日でも24時間 オンラインで予約が行えます。



ブログランキングにご協力下さい。下記をクリックして下さい。
人気blogランキングへ
クリックしていただくとランキングに1票入ります。

大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。

患者様から受ける質問特集:その44

8/25(月曜日)です。

今日も前回の続きで、『患者様から受ける質問特集:その4』になります。

インプラント治療における『腫れ』や『痛み』についてです。
インプラント治療を考えている患者様にとっては、非常に気になることですよね。


質問9
 インプラント治療に不安があります。
まず、痛みがあるのか? 
そして、腫れるのか?
ということです。

回答9
インプラント治療は、必ず腫れるものではなく、必ず腫れないということでもありません。
インプラント治療後に『腫れるか』、『腫れないか』は、さまざまな要因により違います。

まず、『骨の状態』と『インプラントの埋入本数』です。
骨の高さや幅に問題がなく、1〜3本程度の少ない埋入本数であれば腫れる可能性は低いかと思います。
しかし、同じ治療を行っても個人差があり、腫れる方もいれば腫れない方もいるのが現状です。
しかし、骨の吸収が大きく、インプラントを埋入するために、どうしても骨の増大治療(GBR法)を行う必要性がある場合には、腫れる確立は高くなります。

次に、 衛生面(手術環境)です。
インプラントが成功するためには衛生環境はかかせないことです。
できるかぎり、空調や器具、全てにいたるまで管理された手術室が必要です

また、治療後に腫れる原因として、多いのが内出血です。
分かりやすく例えると、手や足をぶつけた時に腫れることと同じです。
手や足等をぶつけると皮膚下の血管が損傷し、破れます。
その結果、皮膚内部で出血を起こすのです。
これが腫れです。
インプラント手術を行うと、必ず出血は起ります。
出血が多い場合には腫れる確立は高くなります。
手術範囲が大きかったり、インプラントの本数が多かったり、手術時間が長くかかった場合等です。

このような内出血を抑える方法としては、
可能なかぎり、手術範囲を小さく行う
うがいをし過ぎない
治療後の注意事項を厳守する
  
また、インプラント治療後の注意事項として、
手術当日はお風呂を避ける
運動等を避ける
すぐに横にならない。また、就寝時は枕を高くして寝る(頭を下げた状態にすると血液が手術部位に溜まりやすいため、すぐ横になるよりは、起きてイスに座ったりした方が良い)
手術部位を間欠的に冷やす
等が考えられます。

さらに全身的な問題で腫れることがあります。
例えば、糖尿病の患者様で、血糖値が安定していない場合(血糖値が高い)には、治りが悪くなる(長引く)とともに、腫れも強くでます。
また、 抗血小板薬や抗凝固薬(アスピリン、ワルファリン等) を服用されている方は、出血が止まりにくいため、手術後に腫れる確立が非常に高くなります。
その他全身的に問題がある場合も同様に腫れやすくなります。

まとめますと、インプラント治療後に
『腫れるか』
『腫れないか』は、
1. 骨の状態(骨の吸収が大きい:GBR法が必要な状態)
2. インプラントの埋入本数が多い
3. 手術環境(衛生面)
4. 手術後の注意事項の厳守(入浴禁止、安静にする…等)
5. 全身状態(糖尿病 等)
6. 服用薬(抗血小板薬や抗凝固薬 等)
等のさまざまな因子によって決まってきます。

その中でも最も大きい原因は、『骨の状態』です。
骨の吸収が大きい場合には、腫れる確立が高いと思って下さい。

次に痛みですが、先程の1〜6のような状況でなければ、痛みも起る確立は低いものです。
通常、当医院では、インプラント手術前後を含め、5回分の痛み止めを処方します。
90%以上の方は、この5回分の痛み止めを全て服用されることはありません。
平均、手術後に1〜2回程度服用する程度です。
これは、腫れがある程度あっても痛みはほとんどないことが多いのです。
しかし、稀に痛みが続く方もいらっしゃいます。
年間400〜500本程度のインプラント手術を行っている当医院において、数人程度の方で、1週間以上 痛みが続くといったことを経験します。
また、痛みの感じ方の程度には、個人差があるのも事実です。

一般的には、腫れの大きさに比例して痛みも大きくなります。
つまり、骨の吸収が大きいような難症例では、痛みが出る確立も高くなるのです。

結論として、骨の状態等(先程の1〜6の事項)に問題なければ、
『腫れ』や『痛み』はさほど気になることはありません。
しかし、骨の状態等に問題があるような難症例は、
『腫れ』、『痛み』共に起こりえることです。


次回のブログは8/28(木曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『患者様から受ける質問特集:その5』です。


今週(8/22〜24)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。

ここ数日のインプラント手術は、非常に難症例が多かったです。

つまり、骨の幅や高さが圧倒的に少ない状態でした。

今日は、1症例の紹介ではなく、全ての症例に共通することについて解説します。

この3日間で行ったインプラント手術(4ケース)は、全て上顎です。
上顎にインプラントを行う場合、骨が少ない場合が多いのです。
特に、上顎において、骨の『高さ』が少ない場合、治療は、困難を極めます。

骨の吸収が起ることにより、骨の高さは減少してしまいます。
骨吸収が起る原因については、以下を参考にして下さい。
   ・歯根破折
   ・歯周病
   ・歯を欠損のままにしていた

今回の症例においても さまざなな原因により、骨吸収が進んでしまったのです。

インプラントを埋入する場合、使用するインプラントの長さが非常に重要なことになります。
つまり、できるかぎり 長いインプラントを埋入することが大切なのです。

長いインプラントと短いインプラントでは、長いインプラントの方が将来性(成功率)が高いのです。

特に、上顎と下顎を比較すると上顎の方が骨の硬さが柔らかいのです。
そのため、上顎では、より長いインプラントを埋入することが必要になります。
しかし、先程説明したように、現実的には、上顎においては、骨吸収を起こしていることが多く、長いインプラントを埋入できないのです。

具体的には、上顎の奥歯において、安定性が良いと考えれられるインプラントの長さは、10ミリ以上です。
これは、欠損の数 や 埋入本数 等にもより違いますが、10ミリ以上あった方が安全性が高いのです。

しかし、今回の症例の多くでは、骨の高さが5ミリ以下でした。
少ないところでは、3〜4ミリです。

そのため、より長いインプラントを埋入するためには、さまざまな方法を行う必要性があります。
それが以下の方法です。(参考にされて下さい)
   ・ソケットリフト法
   ・サイナスリフト法

また、今回のケースの多くは、骨の高さだけでなく、幅も非常に少ない状態でした。
そのため、以下の方法も行いました。
  ・GBR法
   ・スプリッティング法

さらに、今回行った症例の多くは、インプラントの埋入本数も多かったこともあり、
難症例だったのです。

麻酔は、多くのケースで、静脈内鎮静法を行いました。



このブログが難しいという方に非常に簡単な『基礎から始めるインプラントブログ』 を開設しました。
・『基礎から始めるインプラントブログ』
基礎ブログは毎週金曜日になります。


  ・ メール無料相談は こちらをクリック
 歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下
 さい。
 基本的に、当日に回答させていただきます。

  ・ インプラントオンライン見積もりは こちらをクリック
欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

  ・インターネット・オンライン予約 はこちらをクリック
休診日でも24時間 オンラインで予約が行えます。



ブログランキングにご協力下さい。下記をクリックして下さい。
人気blogランキングへ
クリックしていただくとランキングに1票入ります。

大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。

患者様から受ける質問特集:その35

8/21(木曜日)です。


今日も前回の続きで、『患者様から受ける質問特集:その3』になります。

今日の質問は、

まず、『1回法と2回法の違いについて』です。
インターネットでインプラントのことを調べられている方は、多くの知識をお持ちです。
その中で、1回法と2回法について疑問をもたれ、インターネット等でご質問をされる方も多いのです。

次に、インプラントの使用本数についてです。
多数の歯が欠損している場合、必然的にインプラントの治療本数も多くなります。
インプラントの使用本数が多くなると治療費も高くなります。
患者様にとっては大変なことです。
少しでもインプラントの本数は少なくできないのか?
逆に少なくするとインプラントの成功率は下がるのか?
等多くの疑問をお持ちです。

今日は、そうした質問の回答になります。


質問7
 インターネットでいろいろ調べると、インプラントの治療法には、1回法と2回法があることが分かりました。
そして1回法は、感染する可能性があるため、2回法の方が良いとありましたが、本当なのでしょうか?

回答7
 インプラントの治療には、 1回法と2回法があります。
2回法は、インプラントの手術時に、インプラント本体を歯肉の中に埋め込んでしまうため、感染をする可能性は非常に低くなります。
2回法で感染するとすれば、手術直後の歯肉がまだ治癒していない段階になります。
2回法に比較して、1回法は、手術直後からインプラントが歯肉の上に見えるため、感染のリスクはありますが、決して高いということではありません。
1回法のインプラント手術の最大の利点は、手術回数が1回で終了するということです。
患者様にとっては、2回の手術が必要になることは負担となります。
また、1回法か 2回法のどちらを選択するかは、単に手術の回数を減らすためではありません。
骨の状態が悪い場合には、インプラント埋入と同時に骨の増大治療( GBR法)が必要になります。
この場合には、2回法になります。
基本的に1回法か2回法かの選択は、骨の状態等により決めるものです。
当医院では、治療期間の短縮や患者様の口腔清掃状態等を考慮し、1回法が良いと考えられた場合には、できるかぎり1回法で治療を行うようにしています。
しかし、口腔清掃が悪い場合には、1回法が適応でも2回法にすることもあります。
話は少しズレてしまったところもありますが、結論として、1回法だからといって感染しやすいということではありません。
多くの論文からも1回法と2回法の成功率の差はありません


質問8
 奥歯が4歯欠損しています。
この場合何本のインプラントが必要でしょうか?
1欠損に1本必要と書いてあるホームページもありますし、2本でブリッジでも大丈夫と書いてあるところもあります。
本当のところはどうなのでしょうか?

回答8
 インプラントの必要な本数は、決まっているものではありません。
骨の状態 や 噛み合わせに 等により必要な本数が決まってきます。
例えば、噛み合わせに問題がなく、長いインプラントが埋入できれば、4歯欠損の場合、2本のインプラントでもまったく問題ありません。
また、欠損部位によっても違います。
奥歯の場合、噛む力が加わりやすいので、ある程度の本数が必要な場合がありますが、
最も噛む力が加わりにくい 下顎の前歯部では、6歯欠損でも2本のインプラントでブリッジが可能なこともあります。
また、骨の硬さにもよっても違います。
柔らかい骨は、インプラントの安定が悪いため、本数を多くした方が良い場合があります。
通常、上顎の骨は柔らかく、下顎の骨は硬いのです。
特に上顎の奥歯は、骨が柔らかいものです。
例えば、同じ欠損数であり、骨の高さや幅が同じであっても、上顎の奥歯と下顎の奥歯では、必要なインプラントの本数は違います。
上顎の方がインプラントの本数を多くする場合が多いのです。
10歯の欠損があった場合でも、骨が硬く、非常に長いインプラントが埋入できれば、
4本のインプラントで10歯を作製するブリッジが可能なケースもあります。


次回のブログは8/25(月曜日)になります。

次回は、今日の続きで、『患者様から受ける質問特集:その4』です。


今週(8/19〜20)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。
それでは、今週のインプラント手術の中から上顎の前歯部にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

今回行った症例は、上顎の前歯部が欠損した状態で長期的に時間が経過していました。

長期的に歯が欠損していると骨は吸収を起こします
今回のケースも骨の幅が吸収している状態でした。

具体的に言えば、骨幅は約3ミリでした。
インプラントに必要な骨幅は、最低でも6ミリです。
つまり今回は、必要な骨幅の約半分程度しか骨が存在しなかったのです。

そこで、インプラントを埋入すると同時に骨の幅を増大させる治療法を行う必要性がありました。

その方法が
1. 『GBR法』
2. 『スプリッティング法』です。

今回は、インプラント埋入と同時にその両方の治療を行いました。

このような方法は、インプラント手術の際にかなりの頻度で併用するものです。

特に、上顎の前歯部では、骨の増大治療なしでインプラントを埋入することの方が少ないのです。

しかし、問題点として、骨の増大治療( 『GBR法』)を行うと100%元の状態に回復できるわけではありません。

骨の状態を完全に回復できない場合、インプラント治療後にも 審美性に問題を残す(歯と歯の間に隙間がでたり、歯が長く見える)こともあります。

そうしたことを考えれば、できるかぎり良い状態でインプラントを行うことが非常に大切です。

さて、今回の症例に話を戻します。

骨幅が3ミリでしたので、先に骨幅を押し広げる 『スプリッティング法』を行いました。
この治療により、骨幅は、5ミリ程度まで拡大することができました。

そして、広がった骨幅にインプラントを埋入しました。

使用したインプラントは、 アンキロス・インプラントを2本です。

アンキロス・インプラントの直径は、3.5ミリです。

一般的なインプラントよりは、若干直径が細いインプラントです。
そのため、骨幅が狭い(少ない)場合には 適しています。

また、 アンキロス・インプラントを埋入と同時にさらに十分な骨幅を獲得するために、 『GBR法』も行いました。

手術時間は、約20分程度でした。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約3〜4ヶ月後に型を取ります。

治療費
21万円(税込)×2本です。
この中には、治療中のレントゲン撮影や薬代、型を取る費用、被せ物の費用、
今回の スプリットクレスト法 GBR法の費用も全て含まれています。


このブログが難しいという方に非常に簡単な『基礎から始めるインプラントブログ』 を開設しました。
・『基礎から始めるインプラントブログ』
基礎ブログは毎週金曜日になります。


  ・ メール無料相談は こちらをクリック
 歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下
 さい。
 基本的に、当日に回答させていただきます。

  ・ インプラントオンライン見積もりは こちらをクリック
欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

  ・インターネット・オンライン予約 はこちらをクリック
休診日でも24時間 オンラインで予約が行えます。



ブログランキングにご協力下さい。下記をクリックして下さい。
人気blogランキングへ
クリックしていただくとランキングに1票入ります。

大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。

患者様から受ける質問特集:その24

8/18(月曜日)です。

今日も前回の続きで、『患者様から受ける質問特集:その2』になります。

今日ご紹介する質問も前回と同様に非常に多いことの一つです。
質問4は、抜歯後の治療方針(ブリッジ、義歯、インプラント)で悩んでいるケース
質問5は、子供の永久歯が抜歯となり、ご両親からの相談です。
質問6は、歯がほとんどなく、食事をするのにも困難な方からの相談です。


質問4
 極度の痛みと歯肉が腫れているので、歯科医院に行ったところ、歯を支えている骨が溶けているため、抜歯となりました。
その後の治療方針として、ブリッジ、インプラント、義歯の方法があると説明を受けました。
しかし、骨の吸収が大きいため、すぐインプラントはできず、骨を増骨するための治療を行う必要性があるとのことです。
そして、治療期間も半年以上はかかるとのことでした。
骨を増やす治療も怖いですし、治療期間がかかることも悩むところです。
しかし、歯を削るブリッジは今後のことを考えると避けたいと思います。
また、義歯は嫌です。
どうしたら良いでしょうか?

回答4
歯が1〜3歯程度欠損した場合には、ブリッジ、インプラント、義歯といった選択肢があります。
それぞれの治療方法には利点と欠点があります。
まず、ブリッジですが、
利点
1 固定式であるので違和感がない。
2 審美的な外観を回復できる。(金属式のものを除く)
3 比較的治療期間が短い。
短 所
1 治療のために燐在歯を削る必要がある。
2 土台とした歯の清掃がしづらくなったり、場合によっては過重負担のため、
  歯周病を招きやすい。

次にインプラントですが、
長 所
1 固定式であるので違和感がない。
2 治療のために隣在歯を削る必要がない。
3 審美的な外観を回復できる。
4 天然歯とほとんど同じ感覚で噛むことができる。
短 所
1 治療期間が長くかかる
2 保険診療外である。
3 手術を必要とする
4 骨の状態によっては、困難もしくは、できない場合もある

次に義歯(入れ歯)ですが、
長 所
1 治療のために燐在歯を削る必要がない。
2 比較的治療期間が短い。
短 所
1 取り外し式である
2 人により違和感を生じやすい。
3 審美的外観の回復が難しい。
4 長期間経過すると歯肉がやせてくるので修理や作り替えの必要が生じる。

上記は、一般的な利点、欠点です。

骨の吸収がなければ、『インプラントが一番良いでしょう』とお答えしますが、
骨の吸収が非常に大きい場合、骨増大法(GBR法)、インプラント埋入手術と
2回の手術を行う必要性がありますし、どうしても治療期間が長くなります。

将来性を考えれば、インプラントの方が良いですが、ブリッジが決して悪いわけではありません。

ブリッジの土台となる歯が歯周病でない、
土台となる歯が神経がある
噛み合わせが安定している
といった状態であれば、ブリッジでも決して将来性が悪いということではありません。

きちんとしたお手入れ(ブラッシング)、メインテナンスを行えば、将来的に問題を生じず、生涯維持される可能性も十分あります。

ただし、インプラントよりは、ブリッジの方がリスクが高いのは確かです。
リスクを少しでも減らしたいのであれば、インプラントの方が良いと考えられます。

また、欠損の両側の歯が削られていない歯であったり、
ブリッジを行うために、歯を削合するのに抵抗があるのであれば、
インプラントか義歯が良いでしょう。

どうしても決められないのであれば、まずは、義歯にして、その後考えることも一つの方法です。
ブリッジのように一度削ってしまうと元に戻すことはできなくなってしまいます。
先程書きましたように
ブリッジが適しているか
インプラントが適しているかは、
さまざまな条件により違いますので、再度担当医と将来性を考え、治療方法を検討されることをお勧めします。

急ぐことありませんので、十分ご検討の上、お決めになって下さい。

当医院に来院された患者様においても同様な状態で悩まれている方もいらっしゃいます。
最終的には、インプラントを選択される方の方が多いのですが、
ブリッジを選択される方もいらっしゃいます。
もちろん、義歯を選択される方もいらっしゃいます。
また、はじめに義歯にし、その後インプラントを選択される方もいらっしゃいます。

私としても骨の状態や噛み合わせ等から
インプラントの方が断然よければ、インプラントをお勧めしますが、
ブリッジの方が良い場合もあります。
この場合には、もちろんブリッジを勧めています。

インプラント、ブリッジ、義歯がどれだけ保つかについては以下を参考にして下さい。
・3つの治療の平均寿命


質問5
 現在、中学生の息子のことですが、転んで前歯を折ってしまい、2本抜歯になってしまいました。
ブリッジかインプラント治療を考えているのですが、どちらの方が良いでしょうか?

回答5
 まず、ご年齢から考えるとすぐには、インプラントはできません。
インプラントは、成長が止まる年齢までは、適応となりません。

現時点でどちらかを選択するのであれば、ブリッジになります。

しかし、ブリッジは、他の健康な歯までも削る必要性があります。
前歯2本を抜歯したとのことですが、2歯欠損をブリッジにする場合、
土台となる歯が2本ですと、支えている土台に負担がかかりすぎてしまいます。
そのため、4本分が土台となる場合もあります。(噛み合わせ等によっても違いますが…)
そうなると健康な歯を4歯も削ることになりますので、抵抗があるかもしれません。
将来性を考えると現在は、仮歯の状態で過ごし、成長の止まる、高校生から20歳頃にインプラント治療を開始することも一つの方法です。


質問6
 現在、多くの歯がなく、噛むこともできません。
以前に義歯を作製しましたが、違和感があり、食事の際にも外れてしまうため、不自由しています。
現在通院している歯科医院では、
『近いうちにほとんどの歯はダメになり、総義歯になってしまう』
と言われています。
インプラント治療があると聞き、調べてみましたが、全ての歯をインプラントにすると治療費が非常に高額になってしまうことが分かりました。
このままだと、いずれ総入れ歯になってしまうかと思うと毎日不安です。
治療費を抑える他の方法はありますか?

回答6
 インプラント治療は保険が適応されませんので、全て自費診療になってしまいます。
そのため、全て歯がない場合に、複数本のインプラントを埋入し、回復させようとすると治療費は高額になってしまいます。

そのような場合、以下のようなことが考えられます。

まず、歯は本来、片顎(上顎もしくは下顎のどちらか一方)で14歯存在します。
総義歯を使用されているような場合(歯が一本もない方)、インプラントで14歯分を作製しようとすると最低でも6〜8本程度のインプラントが必要になります。
つまり、6〜8本のインプラントで ブリッジ とする治療方法です。
こうなるとかなりの費用がかかりますので、費用を抑える方法として、
作製する歯の数を少なくする方法があります。

つまり、14歯ではなく、12歯とか、10歯、場合により8歯分のみ作製する方法です。
これは、奥歯までは歯を作製せず、最低限義歯を使用せず噛めて、審美性も損なわない部分まで、インプラントで回復させる方法です。
この場合、
『噛むことに問題がないのか?』
『奥歯がないのにきちんと食事ができるのか?』
といった不安もあるかと思います。

実際に、歯が全てないケースでは、インプラントで全ての歯(14歯)まで作製しないことがほとんどです。
多くのケースでは、12歯分まで、
費用を抑えることを考えれば、10歯分までしか作製しないこともあります。
この場合、確かに、14歯作製するよりは、噛む能力が劣りますが、
義歯がまったく使用できない状況からすると 十分機能できると考えられます。
また、必要があれば、後から欠損部分にインプラントを追加することも可能です。(インプラントの長さや噛み合わせ等により追加が不可能な場合もあります)

14歯分と10歯分では、確かに噛む能力に差はありますが、
費用の面に問題があれば、作製する歯の数を少なくすることは、現実的な方法になります。

また、他の方法として、インプラントを2〜4本の最小限の数を埋入し、義歯を固定する方法もあります。
最小限の数を埋入したインプラントに『アタッチメント』という金具を取り付けます。
この アタッチメント により 義歯 と インプラントは 強固に固定されますので、義歯が落ちてくるということはありません。

また、固定が強いため義歯を非常に小さくできるという利点があります。
義歯の口蓋の部分を取除くことができ、通常の義歯とははるかに小さくできますので、違和感はかなりなくなるかと思います。
(埋入本数や顎の形により異なります)
この方法は、基本的に義歯にはなりますが、通常の義歯よりは、かなり安定しており、このような方法を行った患者様のほとんどは、義歯が動く、落ちる等の問題がなくなったと言われます。
義歯の安定が悪いといった場合には、治療費も抑えられ、優れた方法です。

歯がまったくない場合、インプラント治療では、上記の2つの方法が考えられますが、インプラントを使用しない方法では、総義歯(総入れ歯)しか方法はありません。
ただし、義歯が外れやすい等だけの問題であれば、義歯の作製を専門としている歯科医師を受診されることも有効です。
義歯の作製は、全ての歯科医院で同じ結果が得られる訳ではありません。
義歯の作製には、熟練が必要で、総義歯を専門(得意)としている歯科医院もあります。

どのような状況かにもよりますが、義歯がどうしても合わない場合には、
まず、担当医に『義歯のこうようなところが合わない』、『しゃべりにくい』等を話、そして、じっくり時間をかけ、新たに義歯を作製 もしくは、現在の義歯を修理してみることが大切です。
それでも無理であれば、先程の方法でインプラント治療を行うことも費用を抑える一つの方法になります。

今まで、義歯を使用していたが、
『どうしても痛くて合わないのでインプラントにしたい!』と来院された方が、
義歯を修理するだけで、
『以前よりかなり噛めるようになった!』
ということもありました。
もちろんこの場合には、インプラントを行う必要性はありません。
義歯で噛めるようになってのですから…

現在の状態に問題がある場合には、まず、担当医にきちんと話をされることが大切です。


次回のブログは8/21(木曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『患者様から受ける質問特集:その3』です。


今日は、話が長くなってしまたので、『今週のインプラント手術報告』は休ませていただきます。


このブログが難しいという方に非常に簡単な『基礎から始めるインプラントブログ』 を開設しました。
・『基礎から始めるインプラントブログ』
基礎ブログは毎週金曜日になります。


  ・ メール無料相談は こちらをクリック
 歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下
 さい。
 基本的に、当日に回答させていただきます。

  ・ インプラントオンライン見積もりは こちらをクリック
欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

  ・インターネット・オンライン予約 はこちらをクリック
休診日でも24時間 オンラインで予約が行えます。



ブログランキングにご協力下さい。下記をクリックして下さい。
人気blogランキングへ
クリックしていただくとランキングに1票入ります。

大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。
Profile

インプラント歯周病...

     院長履歴

1993年 神奈川歯科大学卒業
1993年 同大学歯周病学講座
      入局
1999年 日本歯周病学会
      専門医取得
1999年 東京都にて杉山歯科
      医院開業
2003年 I.T.Iメンバー認定
2005年 国際口腔
      インプラント
      学会認定医取得
2006年 大船駅北口歯科
      インプラント
      センター開業

メール無料相談
歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下さい。基本的に、当日に回答させていただきます。

インプラントオンライン見積もり
欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

オンライン予約
オンラインで予約が行えます。

診療時間:9:30〜18:00
休診日 :月曜日、木曜日、祝日
電話  :045-891-3334
メール :info@
     sugiyama-d.sakura.ne.jp
最新記事
QRコード:携帯で読むことができます
QRコード
アンケート




質問 歯科治療の嫌なことはなんですか?


痛い

待ち時間が長い

治療回数が多い(治療期間が長い)

治療費が高い

治療に対する説明が少ない

怖い






Archives
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

  • ライブドアブログ