最新インプラント症例:日本歯周病学会歯周病専門医、国際インプラント学会認定医

インプラントなら横浜の大船駅北口歯科  神奈川県横浜市(JR大船駅北口から徒歩3分)にあります 国際インプラント学会認定医、日本歯周病学会専門医です。 インプラントのマニアックな情報を掲載しています。

金具のない義歯

『金具を使用しない審美性の高い義歯:ノン クラスプ デンチャー:その6』

5/12(月曜日)です。


今日も前回の続きで、『金具を使用しない審美性の高い義歯:ノン クラスプ デンチャー:その6』になります。


『ノン・クラスプ・デンチャー』症例
おさらいになりますが、
下写真が『通常の義歯』になります。
が『ノン・クラスプ・デンチャー』です。

nonnshoumenn
クリックすると拡大されます。






『レスト』付き『ノン・クラスプ・デンチャー』ですが、
『レスト』とは、義歯の沈下を防ぐための維持装置のことです。
義歯は、噛むと沈み込みます。

義歯が沈み込んでしまうと、義歯のプラスチック部分が歯肉にぶつかり、痛みが出てしまいます。

また、沈み込むことにより、義歯自体も安定しません。

特に『ノン・クラスプ・デンチャー』は、義歯を支える金具(クラスプ)がないため、ケースによっては、通常の義歯より安定が悪い場合があります。

そこで、義歯の沈下防止や安定のために、『レスト』が必要になってきます。

この『レスト』は金属でできています。
* 下の写真を参考にして下さい。

nonnkurasupu kougou
クリックすると拡大されます。






写真のように『レスト』は、歯の噛む部分に設定されます。

上顎の『ノン・クラスプ・デンチャー』では、『レスト』が付いていても見えることはありませんが、下顎の場合には、見えることがあるかもしれません。

* ただし『レスト』は、非常に小さいため、通常は目立ちません!

義歯の安定が良い場合には、『レスト』は必要ありませんが、義歯の安定が悪い場合には、『レスト』は必要です。



次回のブログは5/15(木曜日)になります。
次回から新しいテーマになります。

以下は、2008年5月1日の共同通信社に出ていた記事です。

糖尿病、約1870万人 成人5・6人に1人 予備軍含め、女性が急増 06年国民健康・栄養調査


『成人の糖尿病患者と予備軍の総人数は2006年時点で約1870万人に上ると推計されることが、厚生労働省の「06年国民健康・栄養調査」で分かった。
 男性が880万人、女性は990万人で、5.6人に1人となる計算。
02年の前回調査より250万人(15・4%)の増加で、このうち女性が200万人と大半を占めた。
 同省が糖尿病の患者数の調査を始めた1997年以降、増加の一途にあり、専門家からは「歯止めがかからず、ゆゆしき事態だ」との指摘が出ている。』

食生活の乱れは、万病の元です!





今週(5/9〜11)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

今週は、前歯部のインプラント手術が多数ありました。

その中でも骨幅が非常に少ない『難症例』がありましたので紹介します。

部位は、上顎前歯部です。

どのへんが『難症例』だったのかと言いますと、『骨幅 と 高さ が非常に少ない』ケースでした。

骨の幅は、約2ミリでした。

通常使用しているインプラントの直径は、4.1ミリです。

この直径4.1ミリのインプラントを埋入するためには、

約6ミリ程度の骨幅が存在することが必要です。

今回は、骨幅が約2ミリでしたので、まったく骨幅が足らないことになります。

そこで、通常よりも細いインプラントを使用しました。

インプラントの直径は、3.3ミリです。

この若干細い(直径3.3ミリ)インプラントは、直径4.1ミリのインプラントと比較して安定が若干おちます。

そのため、単独(1本)では、使用しないインプラントです。

細いインプラントを使用する場合は、複数のインプラントを埋入し、それぞれを連結する必要性があります。

また、通常よりインプラントの使用本数を増やすこともインプラントの安定にとって有効なことです。

今回のケースは、骨幅が約2ミリと非常に細いため、通常より細い直径3.3ミリのインプラントを使用し、さらにインプラントの埋入本数を増やすことで対応しました。

もちろん、2ミリの骨幅 を 6ミリ以上 に増やしてからインプラントを埋入する方法もあります。

確実性はありますが、骨をこれだけ増大(増やす)ことは、治療期間も非常に長くなり、骨増大治療自体も大変なものになります。

誰でも、苦痛は “ 嫌 ”なものですからね。

できるかぎり、大変さが少なく、同程度の効果が得られる治療法を選択することが大切であると考えています。

そこで、今回は、インプラントを埋入すると同時に骨幅を増やす 『GBR法』 と、
骨幅を広げる 『スプリッティング法』を併用しました。

『スプリッティング法』ドリルをさほど使用せず、骨の幅を押し広げながらインプラントを埋入するこの方法は骨にダメージが加わりにくく、術後の腫れが少ない治療法です。

さらに骨の増大を促進させるために、 『 P.R.P法 』も併用しました。

使用したインプラントは、 ストローマン・インプラント  ( I.T.Iインプラント)  SLAタイプ  直径3.3ミリ、長さ10ミリ が5本でした。

麻酔方法は、 静脈内鎮静法でした。

静脈内鎮静法は、寝ている間に治療を行うことができるため、治療に対する不安がありません。
治療が終了すれば、目がさめます。

手術時間は、 『静脈内鎮静法』を行ったため、 約90分程度でした。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約4ヶ月後に型を取ります。

治療費
インプラントが1本21万円(税込)×5本、
GBR法とPRP法に52.500円×5部位
になります。
合計1.312.500円(税込)になります。
*GBR法やPRP法の費用は、難所例の場合にかぎりかかります。

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金具を使用しない審美性の高い義歯:ノン クラスプ デンチャー:その54

5/8(木曜日)です。

普段は、木曜日は休診ですが、ゴールデンウィークだったため、診療です。

今日も前回の続きで、『金具を使用しない審美性の高い義歯:ノン クラスプ デンチャー:その5』になります。


歯科医師サイドの注意点
近年、『ノン・クラスプ・デンチャー』は、部分義歯の金具がないという理由から患者様にとって好評となっています。

しかし、全てのケースに適応されるものではありません。

きちんとした適応症を守らないと見た目だけの義歯になってしまい、噛むことに問題を起こす結果となってしまいます。

また、将来性を十分考慮していかなないと修理ができない場合には、患者様の生活に支障を及ぼすことになってしまいます。

以下は、2008/03/14にYAHOO JAPANニュースに出ていた記事です!

中国製の食品や玩具から毒性が検出されて内外で

問題となる中、米国歯科技工所協会(NADL)が

中国で製作された義歯修復物から

「危険なレベルの鉛が発見された」と報告している。

日本の歯科医療でも安価を売り物にした中国など

海外の技工物が広がる状況にあり、

歯科医に緊急アンケートを行った青森県保険医協会

歯科部は「海外技工物に関しては、法律上の制約

も行政上のチェックもないままに行われており、

安全性の面から大きな問題がある」

と警告している。

同協会などによると、中国製の義歯修復物に関しては、

米国オハイオ州の患者からNADLに連絡があり、

修復物を専門機関で分析したところ

「危険なレベルの鉛が材料に使用されている」

ことが分かった。

米国議会が中国製玩具の回収の目安とした90ppmを

上回る210ppmの検出もあったという。

さらに、ボストン大学歯学部が追加調査した結果、

鉛に加えて「放射性アイソトープ・トレース」が含ま

れていることも明らかになった。

米国歯科医師会(ADA)は「非常に深刻な事態」として

いる。


上記は、新聞に載っていた内容ですので、詳細は分か

りませんが、『ノン・クラスプ・デンチャー』には、

ケースにより、義歯の沈下を防ぐ、『レスト』という

金属製の装置が付くことがあります。

金属とは、こうした『レスト』のことでしょうか?

『レスト』については次回解説します。

次回は、『ノン・クラスプ・デンチャー』と通常の義歯を写真で解説したいと思います。

また、『レスト』についても説明します。



次回のブログは5/12(月曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『金具を使用しない審美性の高い義歯:ノン クラスプ デンチャー:その6』です。
このテーマの最終回になります。


今週(5/7)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。
それでは、今週のインプラント手術の中から下顎に2本のインプラント埋入を行った1症例について解説します。

今日は、特殊なケースではなく、骨幅が十分あった症例について報告します。
いつもは、骨幅が少なかったりするようなケースを報告していますが、今日は簡単なケースの報告です。

当医院で、最も使用している インプラントの直径(幅)は約4ミリあります。

幅が約4ミリのインプラントを埋入するためには、6ミリ程度の骨幅があれば最適です。

今回のケースでは、骨幅は約8ミリありました。
このように、十分な骨幅が存在するケースは あまりありません。

骨幅が十分だったために、直径が4.8ミリのインプラントを埋入しました。

通常より、太いインプラントです。

通常(約4ミリ)の太さのインプラントより、骨との安定がいいインプラントです。

この理由として、太いインプラントの方が骨との接触面積が大きいからです。

今回使用した ストローマン・インプラントでは、直径が4.8ミリのインプラントを『ワイドネック(ワイドボディ)・インプラント』と言います。

全てのケースで、このような骨幅があればいいのですが…

手術時間は、約15分程度でした。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約2〜3ヶ月後に型を取り、
3. 型取りの後、 約10日で完成した被せ物を装着し、完了です。
意外に治療回数はかからないものなのです。

治療費
インプラントが1本21万円(税込)×2本、
最終的な被せ物は、
ハイブリッドセラミックで1歯105.000円(税込)×2歯分
ですので、合計630.500円(税込)になります。


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金具を使用しない審美性の高い義歯:ノン クラスプ デンチャー:その33

5/1(月曜日)です。

今年のゴールデンウィークは、とびとびの連休のため、仕事の人も多いかと思います。

当医院は、今日(5/1:木)と明日(5/2:金)は仕事ですが、5/3(土)〜5/6(火)まで休診です。


今日も前回の続きで、『金具を使用しない審美性の高い義歯:ノン クラスプ デンチャー:その3』になります。


現在、金具付きの義歯にご不満がある方は是非ご覧になって下さい。

今日は、ノン クラスプ デンチャーの具合的な商品名についてです。

なぜ、商品名を知る必要性があるのか? 

ということですが、実はこの商品名を知ることは非常に大切なことなのです。

その理由は、今回のテーマを全て読むと分かります。


ノン・クラスプ・デンチャー商品名

以下は、現在日本で使用されている代表的なノン・クラスプ・デンチャーです。

1 ヴァルプラスト
スーパーポリアミド樹脂製
・ アメリカでは、50年の歴史がある。FDA(食品医薬局)承認。
・ 非常に柔らかいが、傷がつきやすい
・ 基本的に病院内での修理ができない
・ 日本では、認可を受けていない。そのため、日本での製造はできない。
・ 日本で出回っている『ヴァルプラスト』のほとんどは中国製

2 フレキサイト義歯(ルシトーンFRS)
スーパーポリアミド樹脂製
・ デンツプライ社の製品で20年以上の臨床実績がある
・ 基本的に病院内での修理ができない
・ 日本では、認可を受けていない

3 スマイルデンチャー
スーパーポリアミド樹脂製
・ 非常に柔らかいが、傷がつきやすい
・ 基本的に病院内での修理ができない
・ 日本では、認可を受けていない。そのため、日本での製造はできない。

4 ジェットカーボ義歯
ポリカーボネイト樹脂製
・ スーパーポリアミド樹脂よりは硬い
・ 修理が可能
・ 日本国内認可あり

5 ナイスデンチャー(レイニング樹脂)
ポリカーボネイト樹脂製
・ スーパーポリアミド樹脂よりは硬い
・ 修理が可能
・ 日本国内認可あり

6 ピタットデンチャー(レイニング樹脂)
・ ポリカーボネイト樹脂製
・ スーパーポリアミド樹脂よりは硬い
・ 修理が可能
・ 日本国内認可あり
・ 当医院で使用している義歯です

*私個人の考えとしては、日本国内で認可を受ていない材料を使用しての義歯の作製には、問題があると思います。

その理由として、患者様に使用材料等のきちんとした説明とご理解が必要なこと。

国内認可がない義歯のほとんどは、中国製のため、作製日数に時間がかかり、
基本的に院内での修理ができないことがあり、ダメになったら義歯の新規作成が必要であり、結果的にランニングコストがかかります。

こうした点から きちんと国内認可があり、修理もできるノン・クラスプ・デンチャーが安心して使用できると考えています。

海外義歯の危険性について非常に興味のある記事を見つけました!
今回のテーマの最後のブログに記載しますので、是非御覧になって下さい。

nonnshoumenn
クリックすると拡大されます。







次回のブログは5/5(月曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『金具を使用しない審美性の高い義歯:ノン クラスプ デンチャー:その4』です。


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金具を使用しない審美性の高い義歯:ノン クラスプ デンチャー:その23

4/28(月曜日)です。

今日も前回の続きで、『金具を使用しない審美性の高い義歯:ノン クラスプ デンチャー:その2』になります。

前回のブログでは、ノン クラスプ デンチャーがどのようなものか解説しました。

今回は、ちょっと難しい話にはなります。

ノン クラスプ デンチャーの適応症

金属製の金具(バネ)がないため、義歯との固定は、

義歯の床(ピンク色のプラスチックの部分)を歯の出っ張り

に引っ掛けて固定します。

この歯の出っ張りのことを

『アンダーカット』と言います。

『アンダーカット』は、

『ノン・クラスプ・デンチャー』

動かないための『引っかかり』なのです。

『アンダーカット』が少ない場合には適応となりません。


『ノン・クラスプ・デンチャー』の種類

『ノン・クラスプ・デンチャー』と言ってもさまざまな種類

があります。

使用する材料や作製する会社によりその性質は違います。

使用する材質による種類(違い)

1 『スーパーポリアミド樹脂製:ナイロン系』

  利点
この樹脂の特徴として、義歯自体が非常に柔らかく“たわみ”があります。そのため、破折がしくにいのが特徴です。
破折しにくいということは、樹脂の厚みを薄くできるため、違和感が少ないのが特徴です。

ノン・クラスプ・デンチャーの素材としては、優れていおり、今まで主に使用されてきた素材です。

ある歯科技工所では、今まで、通常に使用していて義歯が割れたことは1回もないと言っていました。
100%割れないとは言えませんが、それほど割れにくいのでしょう。

“たわみ”があるため、『アンダーカット』に左右されにくい。

“たわみ”があるため、適応範囲が広い。
  
 欠点
柔らかい特殊な樹脂を使用しているため、修理が非常に困難です。

例えば、義歯を作製後には、ある程度期間が経つと、歯肉は必ず痩せて来ます。

歯肉が痩せた場合には、通常、『裏打ち(リライニング、リベース)』という処置を行います。
しかし、この『スーパーポリアミド樹脂製』は『裏打ち(リライニング、リベース)』が医院内では基本的にできません。
そのため、歯肉が痩せた場合には、基本的に義歯を再製する必要性があります。

破損した場合にもその場での修理がしにくい。

2 『ポリカーボネイト樹脂製』
  利点
『裏打ち(リライニング、リベース)』が可能です。
また、修理も可能です。

通常の保険の義歯(アクリルレジン)と比較すると
硬さが約2倍、衝撃に対する強さが約8倍あります。

  欠点
先程のスーパーポリアミド樹脂製よりは、硬い材質です。
そのため、義歯の厚みが必要になります。

また、“たわみ”が少ないため、スーパーポリアミド樹脂製よりは、適応範囲が狭い。

どちらの素材が優れているということは言えませんが、
壊れたり、歯肉が痩せた場合に 新しく作成することを前提であれば、柔らかい素材の『スーパーポリアミド樹脂製』の方が良いかもしれません。

修理等を重視する場合には、『ポリカーボネイト樹脂製』が優れている材料です。

現実問題として、義歯の修理がしにくいというのは、大きなマイナス点であるため、当医院では、『ポリカーボネイト樹脂製』を採用しています。

* 使用材質による問題点等は、後に詳細を記載してあります。

* スーパーポリアミド樹脂製は、修理ができないということではありませが、非常に困難です。

警告!
現在、『スーパーポリアミド樹脂製のノン クラスプ デンチャー』は、日本国内に数多く存在します。

しかし、実は、その一部(多く? ほとんど?)は、日本で作成されているものではありません。

ちょっとビックリしますね!

海外義歯(今回は、どこの国とは言いませんが…)の危険性については、今回のテーマの最後に解説したいと思います。
是非御覧になって下さい。


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Profile

インプラント歯周病...

     院長履歴

1993年 神奈川歯科大学卒業
1993年 同大学歯周病学講座
      入局
1999年 日本歯周病学会
      専門医取得
1999年 東京都にて杉山歯科
      医院開業
2003年 I.T.Iメンバー認定
2005年 国際口腔
      インプラント
      学会認定医取得
2006年 大船駅北口歯科
      インプラント
      センター開業

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休診日 :月曜日、木曜日、祝日
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     sugiyama-d.sakura.ne.jp
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