最新インプラント症例:日本歯周病学会歯周病専門医、国際インプラント学会認定医

インプラントなら横浜の大船駅北口歯科  神奈川県横浜市(JR大船駅北口から徒歩3分)にあります 国際インプラント学会認定医、日本歯周病学会専門医です。 インプラントのマニアックな情報を掲載しています。

骨の吸収

インプラント症例とマイケル追悼5

6/29(月曜日)です。
今日は、インプラント手術報告を中心にお話します。


今週末は、5件の手術がありましたが、その中で上顎の左右奥歯に6本のインプラントを埋入した手術について解説します。

なぜこの症例を選んだかと言いますと、上顎の奥歯において典型的な難症例だったからです。

上顎の奥歯は、骨の吸収が起っていることが多く、私が臨床で経験する中では、
上顎の奥歯に十分な骨の幅や高さが存在することは非常に少ないのが現状です。
多くの症例において骨吸収が起っており、インプラントを難しくしています。

その理由は、上顎の奥歯の上方には、上顎洞という空洞が存在するからです。
上顎洞については、このブログでも良く解説しますので、ご存知の方も多いかと思います。
もし、上顎洞についてお分かりにならない方は、以下を参考にして下さい。
   ・ 上顎洞とは?

それでは、上顎の奥歯にどの程度の骨の高さが存在すれば、十分と言えるのでしょう?
これだけ骨の高さがあれば、十分という基準は難しいのですが、
10ミリの骨の高さが存在すれば、予知性の高いインプラント治療ができると言えます。

しかし、先程も書きましたように上顎の奥歯において、10ミリの骨の高さが存在するケースは、圧倒的に少ないのです。

多くの症例において、骨吸収の結果、10ミリ以下の骨の高さしか存在しません。

ただし、10ミリ以下といっても、
5〜6ミリ骨の高さが存在する場合と
1〜2ミリしか骨の高さが存在しない場合では、
治療方法は、まったく違います。

骨吸収が起っていたとしても5〜6ミリ程度骨の高さが残っていれば、 『ソケットリフト法』という治療法を併用してインプラントを埋込みます。
ソケットリフト法は、患者様の負担(痛みや腫れ)が比較的少ない治療法です。
そのため、上顎の奥歯において、骨吸収があってもこの方法を行えば、十分対応が可能となります。

しかし、骨の高さが骨吸収が著しく、骨の高さが1〜2ミリ程度しか残っていないようなケースでは、
『ソケットリフト法』という治療法は、適応とはなりません。

この場合には、 サイナスリフト法(上顎洞底挙上術)という治療法を行います。
サイナスリフト法(上顎洞底挙上術)は、骨移植を行う必要性があるため、患者様にとっては、非常に負担が高い治療法です。
治療後の腫れもかなり起ります。
できれば避けたい方法です。

今回のご紹介する症例は、上顎の左右奥歯に高度の骨吸収が起っていたため、骨の高さは、平均4ミリ程度しか存在しないケースでした。

現実的には、長さ4ミリのインプラントというもの自体存在しませんし、
もし、あったとしても4ミリの長さのインプラントでは、噛む力に耐えきれず、
ダメになってしまうでしょう。

予知性を高めるためには、はやり 10ミリ以上 の長さのインプラントを使用した方が安全です。

今回のケースでは、左右の奥4歯欠損に対し、 『ソケットリフト法』を行い、長さ10ミリのインプラントを4本埋入しました。
もともと、骨の高さは、平均4ミリ程度でしたので、6ミリの骨の高さを増大(増骨)させることができました。
『ソケットリフト法』で6ミリの骨の高さを増大させることは難しいことです。
私も始めて 『ソケットリフト法』を行った頃は、2〜3ミリ程度の骨の高さの増大をさせることが限界でした。

しかし、ソケットリフト法の症例数を数多く手がけるようになり、
条件さえ良ければ、6ミリ程度までは、骨の高さを増大させることも可能になってきました。
このことは、治療を受ける患者様にとっては、非常に有効なことです。
以前は、骨の吸収が大きいケースでは、どうしても骨移植を伴う、 サイナスリフト法(上顎洞底挙上術)しか治療法がなかったのですから…

今回 使用したインプラントは、 ストローマン・インプラント ( I.T.Iインプラント)  SLAタイプです。
手前の部分には、骨の高さが十分存在していたため、通常の埋入方法で長さ12ミリのインプラントを埋込むことが可能でした。
合計6本のインプラントを同日に埋入しました。

また、インプラント埋入と同時に、骨の増大をさらに増強するために、 P R P法という治療も併用しました。
P R P法は、ご自身の血液中に存在する組織を再生力を高める成分を利用する方法であり、
ご自身の血液を使用するため、安全性が高く、骨再生力に優れているため、近年では、最も注目されている方法です。


治療本数が多かったこともあり、麻酔は静脈内鎮静法にて行いました。
この麻酔方法は、完全に寝ている間に治療が行えますので、
患者様は 目が覚めれば治療が終了しているため、ご不安もまったくなく、安心して行えます。


今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約4ヶ月後に型を取ります。


治療費
インプラントが1本21万円(税込)です。
GBR法、ソケットリフト法、PRP法の費用は、インプラントの費用の中に全て含まれています。


今日は、インプラント症例の話だけになります。

この後は、昨日からの続きで、『マイケルジャクソン追悼特集』をさせていただきます。
大好きでした。
特にマイケルのプロモーションビデオを始めて見た時の感動は、今でも忘れません。















  ・ メール無料相談は こちらをクリック
 歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下
 さい。
 基本的に、当日に回答させていただきます。

  ・ インプラントオンライン見積もりは こちらをクリック
欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

  ・インターネット・オンライン予約 はこちらをクリック
休診日でも24時間 オンラインで予約が行えます。

  ・インプラントの基礎についてのブログは、 基礎ブログ(毎週金曜アップ)をクリックして下さい。

  ・歯周病専門サイトは、コチラをクリック



ブログランキングにご協力下さい。下記をクリックして下さい。
人気blogランキングへ
クリックしていただくとランキングに1票入ります。

大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。

ソケットリフト法:その22

3/2(月曜日)です。
昨日は、当ビル全館清掃のため、休診でした。

早いもので今年も もう3月です。

さて今日は、前回の続きで、『ソケットリフト法:その2』になります。

前回は、上顎の奥歯にインプラントを行う際は、困難になることが多いことを解説しました。
この理由として、上顎の上方には、『上顎洞』という空洞が存在しているたです。
また、 歯周病 歯根破折 歯が欠損した状態を長く放置しておくといったことが起ると、骨が吸収してきます。
骨が吸収するとインプラントを行うことができなくなってしまいます。
このことは、このブログを読んでいる方は、もうすでにおわかりのことと思います。

そこで、上顎の奥歯において 骨が吸収してしまった場合の治療方法として、『ソケットリフト法』があることを前回解説しました。

それでは、どれくらいの骨が吸収しているとインプラントが困難になるのでしょうか?

インプラント治療を行う際に、インプラントの長さは 長ければ 長い程 有効です。
できるかぎり 長いインプラント を骨の中に埋込むことが
インプラントの長期的安定にとって非常に重要なことです。

インプラントの必要な長さは、決まっているものではありません。

上下顎、骨の硬さ(軟らかさ)、前歯、奥歯、欠損部位、欠損歯数、噛み合わせ…等
さまざまな条件により変わってきます。

例えば、上顎と下顎では、基本的に骨の硬さが違います。
顎の骨は軟らかく顎の骨は硬いのです。

もちろん硬い骨の方がインプラントを行うためには、優れている点が多いのです。
そのため、『下顎は 短いインプラント』、『上顎は 長いインプラント』が必要になります。

また、奥歯と前歯ですが、奥歯の方が噛む力が加わりやすいため、長いインプラントが有効になります。

こうしたことを考慮すると上顎の奥歯は、インプラントを行うためには、非常に厳しい条件になります。
さらに上顎洞の存在もあり、こうしたことがインプラント治療を難しくしているのです。

それでは、具体的にどの程度のインプラントの長さが必要なのかと言いますと、
10ミリ以上の長さはあった方が無難であると考えます。

しかし、多数歯欠損であった場合、その中の1部位のみであれば、短いインプラントでも 問題とならないこともあります。
例えば、上顎の奥歯が3歯欠損していた場合、骨の高さにまったく問題ない場合には、2本のインプラントを埋入し、ブリッジとすることでも大丈夫です。

しかし、骨の高さが少ない場合には、3本のインプラントが必要なこともあります。
その時、2本のインプラントは10ミリの長さのインプラントで、
残り1本が8ミリ程度のインプラントしか埋入できない場合でも
3本のインプラントの被せ物を連結することで安定を得られるのです。

しかし、欠損歯数が1部位の場合で、骨の高さが8ミリ程度しかなかったとします。
この場合には、8ミリの長さのインプラントでは無理なことが多いのです。

こうした場合、骨の高さを増大することが『ソケットリフト法』なのです。

それでは、『ソケットリフト法』により どの程度の骨の高さを増大することができるのでしょうか?

『ソケットリフト法』により、骨の高さを増大できる限度は、もともとの骨 等の条件により変わってきますが、おおよそ3〜5ミリが限界とされています。

さまざまな学術的な報告をみると5ミリ以上の骨増大を行ったものもありますが、
一般的には、3〜4ミリ程度になると考えられます。

つまり、もともと骨の高さが6〜7ミリ程度存在すれば、『ソケットリフト法』により10ミリの長さのインプラントを埋入させることが可能ということになります。(無理なく安全に行える範囲として)

多くの報告から『ソケットリフト法』の適応症は、『5ミリ以上の骨の高さが存在することが必要!』とされています。

それでは、ちょうど5ミリ場合や、
4ミリの場合、
3ミリ以下の場合では、
どのように判定をするのでしょうか?

多数歯の欠損があった場合で、その1本(1カ所)が骨の高さが4ミリであった場合では、状況により『ソケットリフト法』を行い、8ミリ程度のインプラントを埋入し、他のインプラントと連結させる方法と行うこともありますが、
3ミリ以下の場合、『ソケットリフト法』は困難になります。

『ソケットリフト法』の確実な適応基準というものは、存在しませんが、
先程も書きましたように『5ミリ以上の骨の高さが存在することが必要!』ということになります。

これ以下では、安定したインプラントは難しいのです。

次回は、上顎の奥歯において、骨の高さが非常に少ない場合(5ミリ以下)の 骨増大法について解説します。


次回のブログは3/26(木曜日)になります。



  ・ メール無料相談は こちらをクリック
 歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下
 さい。
 基本的に、当日に回答させていただきます。

  ・ インプラントオンライン見積もりは こちらをクリック
欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

  ・インターネット・オンライン予約 はこちらをクリック
休診日でも24時間 オンラインで予約が行えます。



ブログランキングにご協力下さい。下記をクリックして下さい。
人気blogランキングへ
クリックしていただくとランキングに1票入ります。

大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。


『ソケットリフト法:その1』5

2/26(木曜日)です。
今日のテーマは、『ソケットリフト法:その1』になります。

今までもこのブログで良く書いてきたテーマです。

インプラントを行う部位で最もインプラントができない部位が、上顎の奥歯です。

この理由として、上顎の奥歯の上方には、『上顎洞』という空洞が存在するからです。

この空洞を下記の図で解説したいと思います。
jougaku
クリックすると拡大されます。




上顎洞は、図Aのように奥歯の上に存在しています。(ピンク色の部分です)
歯は、骨の中に埋まっています。
これが、正常な状態です。

もし、この状態で歯を抜歯となった場合には、骨の高さが十分残りますので、
インプラントを行うことには まったく問題がありません。
図Bの状態です。

しかし、 歯周病等により骨の吸収が起ると、骨の高さが少なくなり、インプラントを行うことが困難になります。

つまり、インプラントを行うためには、長いインプラントが骨の中に埋まっていることが重要です。
短いインプラントでは、安定が悪いのです。

そのため、骨が吸収するとインプラント治療が困難になってしまうのです。

さらに『上顎洞』の存在があります。
『上顎洞』の中は、空洞です。
この空洞は、歯がなくなると下方に落ちてきます。
『上顎洞』が下方に拡大するということです。

骨の吸収 と 上顎洞の下方移動(下方に拡大)により骨の高さあ減少してしまうのです。
これが、図Cの状態です。

上顎の奥歯において、長期的に安定するためには、
長さが10ミリ程度あるインプラントを埋入することが有効です。
しかし、上顎の奥歯において、10ミリ以上の骨の高さがあることは少なく、
これが、インプラント治療を困難にしています。

そこで、骨の高さが少ない場合、高さを増大させながらインプラントを行う治療が
『ソケットリフト法』です。

治療方法は、下図のようになります。
jougaku00
クリックすると拡大されます。



まず、インプラントを埋込む部分に小さな “ 穴 ” を開けます。
その “ 穴 ” から 人工の骨(β―TCP 等)を入れます。
そして、『オステオトーム』と言われる棒状の細い器具を挿入し、下からたたいて、 人工の骨(β―TCP 等)を上顎洞内部に押し込みます。

この操作を何度か繰り返すと 上顎洞内部に 人工の骨(β―TCP 等)が充填され、骨の高さが増大します。

このことにより長いインプラントが埋入可能になるのです。


次回のブログは3/2(月曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『ソケットリフト法:その2』です。

今週(2/24〜25)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

それでは、今週のインプラント手術の中から上顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

昨日行った症例は、今日のテーマと同じで、上顎の奥歯が欠損しており、骨の吸収 と 上顎洞が下方に落ちてきたため、インプラントを行う高さが 非常に少なくなっていた状態でした。

骨の高さは、約6ミリでした。

そこで『ソケットリフト法』を行い、 直径4.8ミリ、長さ10ミリの ストローマン・インプラント ( I.T.Iインプラント)を埋入しました。

ソケットリフト法は、患者様の負担も少なく、術後の腫れ等が非常に少ない治療法です。

手術時間は、10分程度です。

ソケットリフト法を行った場合には、通常の治療より治る期間が長くなります。
今回は、インプラントと骨が結合するまで、4〜5ヶ月かかる予定です。


  ・ メール無料相談は こちらをクリック
 歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下
 さい。
 基本的に、当日に回答させていただきます。

  ・ インプラントオンライン見積もりは こちらをクリック
欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

  ・インターネット・オンライン予約 はこちらをクリック
休診日でも24時間 オンラインで予約が行えます。



ブログランキングにご協力下さい。下記をクリックして下さい。
人気blogランキングへ
クリックしていただくとランキングに1票入ります。

大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。
Profile

インプラント歯周病...

     院長履歴

1993年 神奈川歯科大学卒業
1993年 同大学歯周病学講座
      入局
1999年 日本歯周病学会
      専門医取得
1999年 東京都にて杉山歯科
      医院開業
2003年 I.T.Iメンバー認定
2005年 国際口腔
      インプラント
      学会認定医取得
2006年 大船駅北口歯科
      インプラント
      センター開業

メール無料相談
歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下さい。基本的に、当日に回答させていただきます。

インプラントオンライン見積もり
欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

オンライン予約
オンラインで予約が行えます。

診療時間:9:30〜18:00
休診日 :月曜日、木曜日、祝日
電話  :045-891-3334
メール :info@
     sugiyama-d.sakura.ne.jp
最新記事
QRコード:携帯で読むことができます
QRコード
アンケート




質問 歯科治療の嫌なことはなんですか?


痛い

待ち時間が長い

治療回数が多い(治療期間が長い)

治療費が高い

治療に対する説明が少ない

怖い






Archives
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

  • ライブドアブログ